ふわぽけ庭園

とり・インフル 2008/6



怖い話から。(^0^;;
香港で流行の鳥インフルエンザは、中国で鶏にワクチンを打っていて
病気なのに症状が出ていない鶏が輸入されるのが、原因らしいです。
香港が行っている鳥インフルエンザへの対応策は、最善に形で進め
られているそうなので安心ですが。。。
鳥のフンは飼料等にも使われるので、鳥インフルエンザウイルスの
混じった中国の鶏フン輸入されたら・・・ちょっと恐いかも。

心配で不安な話。(^^;;
最近怪しいと言われていた北朝鮮で、鳥インフルエンザが人に感染している様です。
でも、北朝鮮は鳥インフルエンザは発生していないと声明を出しているとか。
はっきりしないお国柄だけに、ちょっと心配です。

5月にバングラデシュで13ヶ月の子供が鳥インフルに感染も、無事に命が
助かったと喜んだのもつかの間、すぐお隣のインドのトリプラ州のとある村で
109人のインフルエンザ様症状を示す村人がいるそうです。
まだ鳥インフルとは決定していませんが、バングラデシュから生きた鶏が
国境を越えて入っている点を考えると、ちょっと不安かも。


気分が明るくなる話。
バクスター社がアフリカミドリザルの腎臓細胞を使って作ったワクチン。
その名前はセルバパン!!
従来の半分の期間の三ヶ月で作れるので、とってもスピーディーに数が揃います。

275人に試験的接種(二回接種)をして、結果としては・・・
香港株とベトナム株は成人の76%。
インドネシア株は46%に免疫効果が見られたそうです。(^0^)

そのうえ、今までのワクチンは鶏の卵で培養して作っていたので、
卵アレルギーの人は注意が必要と言われていましたが、猿の腎臓なら
卵アレルギーの人でも、安心して打てますね。(^^)

ただ、副作用も当然あります。
注射部位の痛み、全身倦怠感、頭痛等ですが、一般の季節に打つインフルワクチンでも
この位は出ますしねぇ・・・私的には効果を考えると我慢出来る範囲。

また、裏返してみれば、香港株とベトナム株の24%、インドネシア株の54%は
効果が出ないという結論です。
ワクチンを受けたから100%安心とはいえないのは、仕方無い事です。
でも、運悪く感染した時、症状を軽くする効果があると考えられます。
そう考えると、1人でも多くの人が打った方が良いでしょうね。

心配な点を上げるとしたら、日本人の1億3千万の人がワクチンを受けたら、
低い確率とはいえ、何人? 何十人? かは、重度の副作用が出てしまう
可能性があります。
その時、世間はどのように動くのでしょうか?

WHOが発表している『28 MAY 2008の発病者数と死亡者数』を見ると、
今年は世界中で32人が感染し、24人が死亡しています。
なんと死亡率75%です!!
やっぱり罹りたく無い病気ですね。

ちなみに・・・
日本の政府が発表している死亡率は今でも2%・・・何故???
最初はアメリカのたたき台を貰って作ったから、死亡率が低いのは仕方無い
けど、情報は変化するからもう少し現実を見て欲しい物です。(^^;;;

PS 確かアフリカミドリザルの腎臓細胞でワクチンを作る方法は、
  もともとベトナムで開発していたと聞いていたのですが・・・
  そしてWHOが『猿の腎臓を使うなんて動物愛護の観点から宜しく無い』
  との対応をしていて、ベトナム政府がムッとしたとも。。。。。
  きっと、気のせいよね。(^^;;



覚えておきたいワンポイント。
感染中絶免疫(Aborted-infection Immunization)

新型インフルエンザが流行したら、社会秩序を守るために『特殊な業務の人々』が
倒れると困るので感染予防の為に、タミフルやリレンザを処方する予定らしい。
これには一つ問題があります。
薬の切れ目が、予防の切れ目。(^^;;
いまのところ、最速でも正式なワクチンが出来るまで3ヶ月が必要。
しかも2回接種しても100%ではありません。
もしワクチンが間に合わなかったら、社会秩序に必要な大量の人々が
あっさり感染してしまう可能性が高いです。

上記の内容により、タミフルやリレンザの開発に関わってきた、
グレメ・レ-バー博士は予防的使用は無駄だと警告しています。

タミフルやリレンザの1番効果的な使用方法は初期治療だそうです。
それが感染中絶免疫。
一度病気に感染してから、症状が酷くなる前に薬で叩く方法です。
こうすれば、その病気に対する免疫も付くので、回復したあとで
同じ病気にかからないで済みます。(^^)

ただ、タミフルの投与が24時間以内だと生存率100%ですが。
48時間以内だと50%に下がるそうなので、
症状が出てから12時間以内に内服出来ると良さそうですね。

さて、新型インフルエンザが流行した時、国が備蓄した薬品を
スムーズに的確に届ける事が出来るのかどうか?
それが一番のネックになりそうです。

あらかじめワクチンを2回受けてある程度の免疫力を付け、
流行中は出来るだけ外出をしないように注意。
もし感染したらすぐに内服治療!!
こんな対応を国がしてくれると良いなぁ。。。。。。

上記の情報は高原病性鳥インフルエンザ海外報道抄訳集の内容を
メインにネット上の情報を私流にまとめました。
内容に間違いがあったら、ひとえに私の読解力と理解力と文才の
無さが原因です。(^^;;;

是非一度、専門家のHPを見に行って下さい。(^0^)/
http://homepage3.nifty.com/sank/jyouhou/BIRDFLU/index2.html


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