しこせきだん

2022.02.01

小さんたぬき

テーマ：藪井竹庵(167)

カテゴリ：がらく

　映像データ･･･昭和53(1978)年小さん63歳時　

　データ･･･五代目柳家小さん大正4(1915)年1月2日～平成14(2002)年5月16日享年87 前名＝九代目小三治出囃子＝序の舞本名＝小林盛夫北辰一刀流七段範士生前は重要無形文化財（人間国宝）

小さんたぬき

2012/06/21

藪井竹庵

　キツネ七化け、タヌキは八化けと申しまして･･･キツネよりもタヌキの方がひとつ余計に化けるようですが･･･

　キツネの狡猾な化け方と比べると、タヌキの方は間抜けな化け方が多いようで、落語ではキツネよりもタヌキの方がより多く取り上げられているようです。

　タヌキを助けてやったので、タヌキがその恩返しに来ると云うパターンが多く「たぬき」の演題でやるのが基本ですが、タヌキがサイコロに化ける場合は「狸賽」となります。「権兵衛狸」は、恩返しもせずに残りの片方のヒゲを剃ってもらいに来るだけ。

　なんか、目が非常に疲れていて、長い時間開けていられないし、鬱陶しくて落ち着いて考えられないので、短いけど今日はここまでの心だ！
　「たぬき」と云う演目は、それぞれの化け方の違いによって「狸賽」とか「狸の札」とか「狸の鯉」と云う演題でやる場合もあります。この小さんバージョンは「狸の札」～「狸の鯉」と云うパターンです。

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