授乳
Ｌｏｕｉ’は髄膜炎の治療のため、抗生剤の点滴を打っており、その経過を見るために、生後２日間は「禁乳」だった。直接母乳をあげることはもちろん、ミルクも飲ませてもらえなかった。
ママのおっぱいは、Ｌｏｕｉ’を産んだ次の日くらいから、パンパンに膨らんできて、あっという間に、メロンのように丸く立派なおっぱいになった。
気付かないうちにパジャマに黄色いお乳が染み出していた。看護師さんにほ乳瓶に絞ってもらって、ＮＩＣＵへ届けてもらった。それでも張ってくるので、シャワーの時に絞って流していた。
９月９日（生後２日目）から解禁になり、まずは鼻から胃へ通してあるチューブにミルクを５～１０ｃｃ挿入し、飲ませた。
９月１０日（生後３日目）にミルクの量は哺乳瓶で１回あたり２０ＣＣになり、面会時に初めて私がミルクをあげた。
ただ、黄疸の数値が上がっていて、光線治療を行っていたため、
目はアイマスクを施され、少々いたたまれない気持ちの中での
ミルクタイムだった。
これはその時の看護師からの日記
９月１１日（生後４日目） ミルク３０ＣＣ
９月１２日（生後５日目） ミルク４０ＣＣ
９月１４日（生後７日目） ミルク５０ＣＣ
９月１６日（生後９日目） ミルク７０ＣＣ（初めて直接母乳も飲ませ始めた）
と、徐々に決められた量が増えていき、９月２１日（生後１４日目）から好きなだけ飲める「自律哺乳」となった。
ママは９月１３日大安の日に、Ｌｏｕｉ’より一足早く退院したため、自宅でせっせとお乳を搾乳し、ＮＩＣＵへ届けていた。当時のママにできることといったら、そのくらいだった。
面会に行ったときは、直接母乳をあげていた。吸う力がとてもしっかりしていて、飲みも良く１５０ＣＣ飲んだこともあった。
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