広汎性発達障害と診断された息子との新たな出発

広汎性発達障害と診断された息子との新たな出発

三角頭蓋その後



術後の経過は非常によく、粗大・微細運動を中心に手術を境にはっきりと成長が見られています。(ピグマリオン効果で伸びるような部分ではないところが急激に伸びてますし、術の内容・目的を説明していない療育施設の先生が、術前後の変化を指摘しています。)息子の場合、手術を選択して本当に良かったと思っています。

医師の皆さんもさんざん強調しているとおり、三角頭蓋→自閉症という図式は決して成立しません。ただ、自閉症やPDD等の診断名をつけられる子どもの中に、「頭蓋の形状の問題から脳圧が高くなり、本来の能力を発揮できていない子供達が混ざっている」ということは、かなり確実になってきています。

息子以外にも複数のお子さんに術前後で直接お会いする機会がありましたが、はっきりと変化がある子供とそうでない子供がいました。三角頭蓋の一部の子供については→脳圧の増大や前頭葉の圧迫がおこることがあり→これにより脳の機能障害が発生し→自閉症等と診断されるケースがある という感じでしょうか。
減圧術ではっきりした変化が見られるケースが多数存在する一方、それだけでは完治しないことが多いのは、三角頭蓋の裏に隠れたさらなる要因があるか、あるいは頭蓋の形状とはまったくリンクしない別の要因と複合しているのかもしれません。

三角頭蓋についてはまだまだ症例が少なく、手術である以上リスクを伴うので、受け止め方は人それぞれだと思います。ただ、自閉症が「認知・神経の障害&おそらく単一でない要因による」と考えられる以上、「自閉症と診断された→治す方法はないといわれた→何もしない」ではなく、知識の豊富な脳外科医にMRIやCTを撮って診てもらうなど「本当にできることは何もないのか」を探ることは基本動作として行うべきではないか、と感じます。








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