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2004年05月25日

「お父さん！ちょっと教えて欲しいんやけどぉ～、人生って～・・・」

息子（小２）から、こんな質問を受けました。

「え？ジンセ～？」

「うん。人生・・・簡単に言うと、どういう意味？」

なんだ、そういう質問だったのか・・・。 (^_^;)

哲学でも語らなければいけないのかと思って、あせってしまいました。

「人が生きて行く事 … とか、その生き方 …とかっていう意味やでぇ～」

「そっか～！やっぱ、そういう意味かぁ～！」

「なんや、知ってるんか･･･そやけど、なんで、そんな事訊くん？」

「・・・あんなぁ～、人生ゲームって知ってる～？」

「知ってるでぇ～、すごろくみたいなやつやろ？」

「うん・・・買ってほしいねんかぁ～」

「テレビゲームの方？それとも、ボードゲームの方？」

「テレビゲームと違うやつ・・・」

※

【 人生ゲーム 】

１９６８年（昭和４３年）９月にタカラから発売されたボードゲーム。
サイコロを振って、いかに早くゴールを目指すか … という、『すごろく式』のゲームしか無かった当時、『人生』をテーマに、自分を表すピンを刺した自動車型のコマ、ボード上の立体的な山や建物、ドル札を模したおもちゃの紙幣、そしてサイコロの代わりに、ルーレットを回す事が受けて、大ヒットとなった商品。
現在では、ボードゲームだけでなく、テレビゲーム版や、ＰＣでのオンラインゲーム版等、多岐にわたる。
ＣＭの『人生、山あり谷あり』というフレーズが有名。
発売当時の価格は１７００円。
現在、３５ｔｈＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ期間中。

うちの息子は、テレビゲームが大好きなんで、ゲームが欲しいというと、決まってテレビゲーム・・・。

ボードゲームが欲しいなんて、今まで聞いた事がなく、めずらしいなぁって思ったんで、ワケを訊くと・・・。

どうやら、今、通っている、学童保育に置いてあるらしく、時々みんなでしてて、家でもやりたとのこと･･･。

買って欲しいくらいに気に入っているという事は、買ったあかつきには、「人生ゲームしようよぉ～！」って、 何度も何度も 言われる事は目に見えています。

それにああいうゲームをすると、すぐにムキになって、負けたらスネる（こういう部分は母親ゆずり）ので、どうしたものかと･･･。

「すごろくって言っても、クルマのコマにピン刺して、ルーレットで進むんやでぇ～」

「お札も使うし、お金持ちにもなれるし～」

「結婚したり、子供生まれたり、お金もうけしたりして、面白いんやでぇ～」

なんとか説得して、買ってもらおうと、面白い点を猛烈にアピ－ルし続ける、けなげな息子・・・。

「ゲームの中やけど、お父さんも、人生やり直せるんやでぇ～！」

まいりました。・・・『 人生やり直せる 』やなんて･･･。 (；´▽｀)

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