天使と女神と一杯飲み屋 | DokuDokuDOKUSHO

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2004年07月19日

飲み会 がありました。
当初は不参加の予定だったのですが、執拗に誘われたのと、断るのも角があるかと思い、 しぶしぶ 行ってきました。

全員で20名程の宴会だったのですが、とにかくメンバーが 濃い！

平均年齢も かなり 高く、定年を過ぎた方や、孫がいる方、私よりも年上の子供さんがいる方までおられました。
その上、半分以上が女性という事もあって、 ~~おばちゃん~~ お姉様方 に圧倒されっぱなしでした。

私が一番若いくらいで、本当なら、私よりも若い方が、もう一人来られるはずだったのですが、当日になってキャンセルだった様です。

（当日のキャンセルなんて、よくないとは思いますが、その気持ちわからんでもなかったりして・・・）

以前の日記にも書きましたが、私はお酒が苦手ですので、しっかり食べてきました。
料理はなかなか良くて、美味しかったです。 (^_^)v

毎度の事なんですが、私が見た目には飲めそうなので、飲めない事を説明しても、 ~~おっさん連中~~ 諸先輩方 には、なかなかわかってもらえず、どうしても遠慮していると思われてしまいます
今日も、その事で無理やり飲まされそうになっていたのですが、有り難い事に、横の お姉さま が助けてくれました。

「ちょっと、ちょっと～！この子ほ～んまに飲めへん！って言うてるやんか～！無理に飲まさんといたりいなぁ～！かわいそうやんか！」

『 この子 』なんて言われたのは何年ぶりでしょうか･･･ "^_^"
そう言い放った後、私に小声で・・・

「なぁ、おばちゃんやけど、女神に見えたやろ？ハハハハハ・・・」

ハイハイ、 女神さま でした。 (^^)
私よりも年上の息子さんがいて、うちの息子よりも大きなお孫さんがいる、素敵な女神さまでした。

助けてもらったお返しというわけではないのですが、その方のコップを見ると、わずかに泡が残っているだけでしたので、一般的に言うところの ビール （なぜか、女神さまは『お元気水』と呼んでいた）をついであげました。

「あ～ん、嬉しいやんかぁ～！殿方についでもらうもらうやなんてぇ～」

ついであげたら、『 この子 』から『殿方』に格上げしてもらった様です。 (^_^)
それを見ていた、斜め前の方が・・・。

「ええなぁ～、私もついで欲しいくらいやわぁ～」

こうなると、つがないワケにはいきません。
順次、お姉様方に、おつぎしてまいりました。

「うちんとこ、結婚して○○年になるけど、ついでもろた事なんて、いっぺんもあらへんでぇ～」

「若い人に次いでもらうと、美味しいわぁ～、味がちがうわぁ～」

「ちょっとぉ～、もう、ココ座っとき！あっちに戻らんでええやんかぁ～」

すっかり捕まってしまいました。
『お子さんは？』『奥さんは？』『お仕事は？』・・・等々、質問攻めになってしまい、しまいには、 ×× のアドバイスまでされてしまいました。

「女は ×× なんやから、ちゃんと ×× しなあかんのやでぇ～」

「夫婦は、なんぼ歳くっても ×× は ×× とあかんもんなんよ！」

「あんなもんは ×× とか、 ×× とかはどうでもええの！要はどれだけ ×× するか、っちゅう事なんよ」

みなさん、すっかり出来上がってしまっていて、まるで おっさん でした。 (^_^;)
ある意味、おっさんを超えた、おっさん振り･･･。

本当のおっさんはというと、笑えない オヤジギャグ と開けっぴろげな エロ話 の連発で、負けじとおっさん振りを発揮・・・。
すっかり聞き役となってしまっていた、私と何人かの方は愛想笑いで、顔のキン肉がつりそうになってました。

結局のところ、今日は、 おっさん２０名 での宴会だったのかもしれません。

その宴会も、約２時間半ほどで終り、とりあえずはお開きに・・・。
女神さまを含む、お姉様方は、みなさんすこぶる上機嫌で帰られました。

私も帰ろうかと思っていると、男だけで、 ２次会 に行くらしく、誘われました。

「わしなぁ、え～～店知ってんねん！今、タクシー呼んでるから、みんなで、行こうや！」

今日は仕事終わってからの参加で、ちょっと疲れていましたし、明日はもちろん出勤ですし、恥ずかしながら、サイフの中身が寂しかったので断ったのですが・・・

「大丈夫、大丈夫！若いんやから、元気、元気！それともなんや、嫌いなんか？」

まさか・・・と思って訊いてみると・・・

「なんや、聞いてへんかったんかいな～！さっきは一杯飲み屋やったから、次はおっぱいもみ屋やがな！」

どうやら、私が、お姉様方の相手をしている時に決まった事らしく、全く聞いていなかったのですが、エロいオヤジギャグばかり言ってるうちに、 そんな気分 になってしまった様です。

（もしかしたら、私が知らないだけで、今日の２次会は初めから、そんな段取りになってたのかもしれませんが・・・。）

私は結局、断ったのですが、そんな話をしているうちに、タクシーは到着・・・。
同じ方向なんで、途中まで乗せてってくれるというので、私もタクシーに乗せてもらいました。
家の近くで降ろしてもらったのですが、タクシーを降りる時に・・・

「残念やなぁ～！また今度、行こうや！な！そん時は、天使みたいなんに会わしたっさかいなぁ～」

そう言い残して、みなさんは元気に ２次会 （？）に向かわれました。
果たして、今日は天使に会う事はできたのでしょうか・・・。（＾_＾;）

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