フリーページ

2005年05月22日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
----- Original Message -----
From: >
To: ??????@s5.dion.ne.jp>
Sent: Sunday, May 22, 2005 10:27 AM
Subject: 22日の日記
ある青年の事がずっと気にかかっていた。友人で命の恩人の息子さんだ。
その友人からのSOSを受けて、私にも何かできるのではと、この9ヶ月あまり
突っ走ってきた。私は遮二無二頑張ってきたつもりだ。
だから見えなかったのかもしれない。彼の本当の苦しみが。

しまった。その病気自体も苦しいが、闘病も苦しい様子だった。
 私は医者でもないのに、親と同じように医療に関心を向けていた。
 しかし、彼がいなくなって十日、一人になると彼のことを思い、涙があふれてきた。

 その涙は彼の苦しみに向けたものであったり、徒労に終わった私の虚脱感に向けた
ものであったり、あるいは私に援助を惜しみなく与えてくれた心友へのすまなさでもあったろうか。
 私が本当にすべきだったのは、親にも医者にもできないケア、彼の苦しみに寄り添い、

苦しみの縄を少しずつほどいていくことではなかったかとようやく思い至る。
「ほとけ」の語源はほどけること。
まわりの人々が決めてくれたアイデンティティに忠実であろうとしたこと自体が、彼の病気の
根本原因だったかも知れない。
 僧籍まで頂きながら、彼の苦しみをほどくことに努力しなかったことは本当に申し訳ない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年05月22日 19時53分44秒
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

巌雪英稜

巌雪英稜

コメント新着

ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
緑の海 @ Re:卆寿の祝い(02/22) 中嶋さんとはあの方でしょうか。お茶巧者…
緑の海 @ 檀家まわりをなさったのですね。 少しも暑さを感じさせない、先生の一日、…
わかすぎけん@ 遅ればせながら お誕生日おめでとうございました。 目に…
わかすぎけん@ 死んだ男の残したものは 合唱あがりの、わかすぎです。ご無沙汰し…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: