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『離盃』 5
滝からの水飛沫が舞い上がる中、平原の上をそして枯れ木の間を5人の戦士が疾走していた。
今だガラテアの不可解な技の本性を捉える事の出来ない3人は完全に傾いた流れを元に戻す事が出来ずにいた。
それとは逆にミコトとガラテアのコンビは攻撃の回数を重ねる毎に息が合い始め上手く連携を取り始めていた。
とは言え、2人を迎えるのはガラテアと同等の力を持ちパワーでは確実に上手のキラーボーイズ
ミコトと拮抗した力を持ち時を重ねる毎に覚醒しているベル
そして特殊なスキルを使い戦闘にも慣れた様子の艶夜
とそれぞれが個人能力に優れており簡単に引き下がる事はなく正に息を呑む戦いが展開されていた。
「くそっ、何だ?独りでに斧が相手をよけていきやがる。」
キラーボーイズが苦虫を潰した様な顔をした。
「ぐっ、何が作用している・・・・。」
横ではベルが必死で技の解明を試みていた。
「何がどうなっているんだい!?こんなに時間がかかっていちゃ援軍が来てしまうじゃないかっ。」
さらにその横では艶夜が上手く展開しない事に苛立ち顔を顰めていた。
「はぁはぁ・・・ガラさんいけますよ!」
ミコトが多少興奮した様子で話した。
「ミコト君、あくまでこれは時間稼ぎだ。ストがPTを編成してこっちに向かっている。PTが到着するまで出来る限り危険は避けないとあかん。」
ミコトとは逆に険しい顔でガラテアが答えた。
「あの3人はやっぱり強いよ。何とか技の正体ばれてないから向こうの攻撃は防げているけどこっちの攻撃は少しずつかわされている。それに・・・・」
途中まで話した後ガラテアの視線がある男の方へと注がれた。
「ガラさん?」
「・・・・いや、今は目の前の敵に集中しよう。あいつらが来れば何とかなる。」
そう言って再び視線を3人の方へと戻した。
「ちぃ、何が原因かわからんが時間がかけられない状態だ。行くぞ!」
キラーボーイズを先頭にベル、艶夜が後に続き走り出す。
それを迎え撃つ為にガラテアとミコトが構えた。
そしてまた闘いの火蓋が切って落とされた。
『真説RS:
赤石
物語』
第4章 『離盃』-5
「ふむ、そろそろ頃合か。」
初めの衝突からずっと静観をきめていた男が小さく呟き静かに動いた。
「はぁ・・・はぁ・・・・・くそっ、らちがあかねぇ。」
巨大な斧を何十回も何百回も振り回し続けたキラーボーイズにも流石に疲労の色が見え出した。
「苦労しているな。」
背後から声がかかりキラーボーイズが振り向く。
そこにはにゃるらの姿があった。
「これでも一応軍師だ。アドバイスの一つ位させてもらおうかな。」
「けっ、あまりかっこのいい物ではないがあんたが来たって事は時間がやばいって事だな?」
にゃるらがキラーボーイズの質問に冷徹な笑みで答えた。
「ちっ、わかったよ。その代わり手は出すなよ?」
「それはもちろん。まずは何も考えず思いきりありったけの力を篭めて攻撃しなさい。それで攻略の糸口はつかめますよ。」
「力を込めるだけでいいのか?信じられないがあんたが言うのならそれでいいんだろう。」
「ふぅぅぅ・・・」
キラーボーイズがゆっくりと息を吐き神経を集中さて2つの腕に力を篭め始める。
「兄弟、何かしらんがとりあえずくらっとけ!」
出来る限りの力を篭めた一撃をガラテアむけ放った。
―これは!?まずい!!
ドォォーーーーン!!
今までで一番大きい衝撃音と地響きがあたりに広がった。
「おっ?」
キラーボーイズの攻撃はまたもや地面をとらえる結果となったか先程までとは決定的に違う点があった。
キラーボーイズの攻撃を“キラーボーイズが外した”のではなく“ガラテアがかわした”のだ。
「ちぃ・・・。」
ガラテアがしまった。という表情を浮かべそれを見ていたキラーボーイズを始めミコト、ベル、艶夜の4人が不思議そうな表情を浮かべた。
「ふふ、やはりそうでしたか。」
にゃるらが口を開く。
「ガラテアさんは人の内に流れる気を読む能力が人の何倍も長けている。だから常人ではまず気付く事は不可能な距離まで離れていた私達を見つけ出し追い掛ける事が出来た。」
「さらに人はそれぞれ異なった気を持っているがその気の色彩判断とその気に同調する事が出来る特殊能力を備えている。」
「同調する事でほんの少し程度なら相手の行動を制限、制御する事が可能だ。」
にゃるらの言葉にガラテアの顔色が曇っていく。
「しかし、高密度の戦闘状況下においてそれを実行するのはさすがのガラテアさんでも無理な様だ。・・・・・いや、まだそこまで能力を使いこなせていないと言った方が正しいかな?」
ガラテアはだまったままにゃるらの話を聞いた。
「ふん、そこであなたは気の中でもツボに入ってしまえば最も扱いやすい闘気を利用する事にした。そしてその為にいくつかの罠を張った。」
「まず始めに“本気を出す”と言う言葉を使うことによってキラー隊長を煽った。案の定キラー隊長は闘気全開であなたにむかった。」
「そうすれば後は気を同調させ少し手の動きに制限をかければ自らはかわさずとも勝手に攻撃がそれていってくれるわけだ。」
「それを見ていた2人も始めて見る技に戸惑い心が揺れた。意識せずとも体が勝手に力んでしまう。そんな状態の人も扱いやすそうですね。」
「ふむ、攻撃が独りでに反れていってしまう現象の正体はこんな感じでよろしいですか?」
「・・・・・・・・。」
ガラテアが無言で答える。
「ふむ無言なのが何よりの答えでしょうか・・・。先程キラー隊長は力に集中する事で同調を防いだわけですが・・・他の2人はどう対処するかが問題ですね。」
にゃるらがわざとらしく考える仕草をした。
「・・・・・となればよかったのでしょうが私達は既に謎の正体を知ってしまった。残念ながら心情を利用する技に対し“理解する”という事はそれだけで対処法になる。」
「おっと、少し喋り過ぎた様だ。私の計算だと援軍到着まであと30分、距離にすると20Km程度という所ですがどうでしょうかガラテアさん?」
「ちっ、全てお見通しか。流石は四大知将の一人といったところやな。」
にゃるらの言葉にガラテアが始めて声を出して答えた。
「ミコト君。」
ガラテアが小言でミコトに話しかけた。
「はい?」
「あいつの言う通りスト達はあと20Km付近のところまで来ている。悪いが迎えに行ってくれんか?」
「えっ?そんなガラさんを置いて行く事は出来ません!」
ミコトの口調が少し荒くなる。
「いや・・・まだ策はある。むしろ迎えに行って1分でも早くあいつらに来てもらう方がありがたい。」
「でも・・・・」
「これは命令だ!」
戸惑うミコトにガラテアが間髪入れず話しかけた。
「ほんとに・・・・大丈夫なんですね?」
「あぁ、さっきも言ったやろ?策があるって。」
「・・・・・わかりました。」
そう言うとミコトは構えを解き後方へと振り返った。
「どこに行く!?」
キラーボーイズが素早くそれに反応した。
「ふん、たとえ能力の正体がばれても俺がいる限りこれより先には行かさないさ。キラ、お前にも負けんよ。」
背中でミコトを送り出したガラテアが自らにシマーをかけ4人の前に立ち塞がった。
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