ガロの剣士道!

戦いの果てに


パンッ!
誰かが手を叩いた音に2人は一度戦いの手を休め音のなったほうを見る。
『はい、そこまで~。』
そこには2人の知っている・・・いや、事実上彼のことはほとんど理解できていなかったが、ともかくそこにはローがいた。

『ロー・・・?ローレイズ!!』
言葉の前半は疑問が、後半には憤怒がこめられていた。
『お前は・・・なんでこんなことをする?』
レルドは1番の疑問をぶつける。
『このままお前が魔族や魔物を石の力で生み出し続ければ最後に残るのはお前と魔族、魔物だけだぞ?・・・そんな世界がお前の作る世界か?何を願う?』

『・・願いは捨てた。』

『何を描く?』

『・・・・その質問には答えられない。』
ローはあくまでも静かに返答し、こう続ける。
『力に目覚めたか。』

『・・・この鎌のことか?』

『それも力の1つであるがお前は他の力にも目覚めている。』
『・・ラーディ、久しぶりだな。こいつの力を目覚めさせようとしたのは良かったが、お前には少々手が余ったみたいだな。』

ラーディは短く答えた。・・・さぁな。と

『お前たちは森の加護を受けたことでその力を使えるようになった。もっとも、心の虚に比例して強くなるものだ。精神が劣っていればその力はただの玩具にすぎない。』
『・・・知りたいか?お前たち森の住人が2人を残して死に絶えた理由を―』
レルドは思う。
こいつはいつも知りすぎていると。おそらくローはこの力のメカニズムを知っている。知識で、情報でローに勝るものは居ないだろう。

『簡単な話だ、お前たちの心を器とするならば虚・影・闇、そういった負の部分が深さ、力が水だ。器のから漏れた水はやがて心の全てを負の感情で埋め尽くし、追い詰められた奴らが殺しあったのさ。』




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