遊びだった関係 3(R)




目が覚めた。

下腹部の痛みが激しい。

陰部からは、血がどろどろと出ていた。

体中には、精液の跡。

彼はどうやらシャワーを浴びているらしい。

シャワーの音が聞こえる。




『俺のこと好きになれよ。』




その言葉が頭から離れない・・・

何人も女と遊んでる。

私もきっと遊びだろう。

私だって、彼との関係は遊びだ。


シャワーから出てきた。


「あ、起きてたんだ。お嬢様。」


「その呼び方やめてよ。」


「お気に召しませんか??」


「出てく。」


「服は?」



「・・・・・」



シャワーを浴びたばかりの暖かな体で、私の体を後ろから包んでいった。

そのままキスをされた。

そのまま私は抱きしめられていた。

身動きが取れない状態。

そのまま、裸の私の胸を擦るようにもみ始めた。



「・・・ふ・・・ぁ・・・」


「感じる?」



「・・・あ・・・・・・・・朝から・・・やめて!」


ぺチン!っという音が部屋に鳴り響いた。

彼を殴ってしまった。


彼は驚いた顔をしている。

私はそのまま、買ってもらった服を着て、家を出た。


追ってこない。

別に追ってきてほしいわけじゃないから、どうでもよかった。

一晩・・・一晩だけ彼と寝てしまった。

昨日の夜やったことを思い出すと・・・

恥ずかしくて・・・顔を上げていられなかった。


信号機が赤にも気づかず、わたろうとしていた私。

トラックが来ていた。

クラクションには気づいていた。

ただ・・・・歩く足を止めれなかっただけ・・・。



嗚呼・・・ここで死ねば・・・『お嬢様』って言われることは・・・一生・・・・



















「婿羅!!!!!」(せいら)















彼が・・・・私の名前を呼んでくれた・・・

『オジョウサマ』とではなく・・・・


そのまま腕を引っ張られた。

トラックの運転手には怒鳴られただけですんだ。

彼にはこっぴどく怒られたけど。(笑)


でも・・・それ以来私の名前をちゃんとよんでくれる。

好きでもない同士での・・・体の関係。

それがいつしか・・・本当の関係になってた。

親は、私を英才教育からやめてくれた。

彼がそういってくれたから・・・


遊びだった関係も、もうおしまい。

これからは・・・


















             本当の関係でね。

















END



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