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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第19話「宇宙怪獣対原始怪獣」完全に路線変更した。というより迷走状態。舞台はどっかの田舎。ジャイアン風の少年が少年B(金持ち) に馬乗りになって暴行中。そこに岬がやって来て「ファイヤーマンはそんな乱暴はしない」と止めに入りましたよ。ついでにこの近くにUFOが現れたため調査に来たと話すが、そんな重要なことをさらっと口にするのは問題があるぞ。UFOが現れたら宇宙怪獣も出てくるかもしれない。岬の話を聞いて少年は宇宙怪獣を見つけて退治するとばか宣言。『ファイヤーマン』の主題歌(作詞:阿久悠・作曲:小林亜星の都はるみ『北の宿から』コンビ)を歌いながら出発。マニアックな少年です。少年の父親は少年B家の運転手。謝ろうとしない少年に父親(パイカルの声の人)は怒り心頭。少年Bの母親(かすかべ書店店長の声の人)も激怒。しかし父親が少年B家の運転手をしていることと自分は関係ないと主張。そりゃそうだ。そんなこんなで少年は山小屋の中で小型の円盤を発見する。中にはクマのぬいぐるみのような可愛らしい怪獣が乗っている。「可愛い顔してるなー。よーし」と円盤から連れ出す。そしてお休みタイム。目が覚めるとぬいぐるみ大の怪獣がばかデカくなっています。地球の重力が軽いため巨大化したらしい。しかし見た目可愛いままで気も弱い。少年は怪獣をムクムクと名付けて子分にする。早速、腹を空かしているムクムクに親分らしく畑から盗みまくったキャベツやニンジンなどを振る舞うが、身体がデカいので全然足りない。その頃、村は大騒ぎ。東海湾に原始怪獣が出現、相当な被害を与えていたためSAF出動。村から遠くなかったため、岬にも現地に急行するよう海野から連絡が入る。つうことでUFOの調査は後回し、岬はファイヤーマンに変身して原始怪獣と激突する。そんなことも知らず少年はどさくさに紛れて畑からキャベツを盗み放題。しかしムクムクは円盤に乗りたがっている様子。「まーそうくよくよするなよ。そのうちまた小さくなるかも知れないよ」と適当なことを言ってキャベツを勧める。その時、ムクムクは原始怪獣が近づいていることに気づき闘志をみなぎらせる。血の気の多い少年もムクムクに原始怪獣との激突をけしかける。そしてバトル開始。しかし原始怪獣強えーよ。海野たちは攻撃を中止してしばらく様子を見る。マリちゃん曰く「変な怪獣ですね。でもとっても可愛いわ」。ムクムクは見た目でかなり得をしている。そんなこんなで岬は避難に応じない少年のどてっ腹に正拳突きを叩き込むとファイヤーマンに変身。何の罪もない原始怪獣をファイヤーダッシュで粉々にぶっ殺し&ムクムクと握手を交わす。そしてムクムクを元の大きさに戻す。その後、千葉が円盤を修理(※ドライバーで)しムクムクを円盤に戻す。ムクムクは少年にウィンクすると宇宙に帰っていく。「さよーならー」。その後、少年はまた少年Bたちに暴力を振るっている。ふと空を見上げて「あの空のずっと向こうにはいったい何があるのかなー」とぼんやり考える。ムクムクは凶悪な侵略宇宙人でまんまと地球から逃れただけだったかもしれないと視聴者は思った。お・わ・り
2024年09月30日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第18話「やったぞ!ファイヤーダッシュ」冒頭で前回のあらすじを解説。丁寧なのか余計なお世話なのか。「長老の命を貰って俺は甦ったのだ!新しいファイヤーマンになったのだ!」。岬は派手なペンダントを首からぶら下げて元気びんびんに復活する。「ビッグファイヤー!」の雄叫びと共にファイヤーマンに変身するが、手袋にラインが入ったぐらいで新しい感じが全然しません。つうことでファイヤーマンとキングザウラが再び激突。海野たちのシーマリン号も九州に向かってますよ。そんなこんなでアフロヘアの千葉は謎の女が少年を連れて噴火口へ向かっているところを偶然目撃(ロケ地・えびの高原)。危険な岩場でアクションシーンを経て少年共々サルファ星人に捕まってしまう。岬はSAFに連絡、海野から敵の本拠地を探すよう命令を受ける。そんなこんなで少年の父親を発見。一方、マリちゃんがあっさり敵の本拠地を発見、千葉と少年を救出すると岬と合流。千葉はシーマリン号が搭載してきたモグリアンに搭乗、水島と噴火口の真下にある秘密基地を攻撃する。サルファ星人の目的は火山を噴火させて日本中に放射能をばら撒くことだった。そして噴火口からサルファ星人の宇宙船が出現、キングザウラも現れてファイヤーマンと激突。しかしキングザウラ強えーよ。早々とピンチ。「立てファイヤーマン。新しいファイヤーマンを蘇らせるために自分の命を犠牲にした長老の死を無駄にするのか?立て!立つのだファイヤーマン!」(ナレーション・ノリスケの声の人)。長老の回想シーンを挟んで「今だファイヤーマン。新しい必殺技ファイヤーダッシュを使うのだ!」(ナレーション・ノリスケの声の人)。その前にサルファ星人の宇宙船を撃破、全身を炎に包み込むと「ファイヤ~ダッシュ!ダッシュ!ダーーーッシュ!」の雄叫びと共にキングザウラに体当たりする。つうことでシーマリン号で宮崎を後にする岬たち。睦五郎と岸田森は宮崎ロケに参加しなかったみたい。ところでファイヤーマンの新しい武器って何だ?まさか脚本のチェックミスか?お・わ・り
2024年09月29日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第17話「マグマに消えたファイヤーマン」こんな内容のためにわざわざ宮崎ロケかよ。見どころは大木淳の師匠譲りのシュールな演出のみ。しかし脚本が悪すぎて全然生かされていない。九州の死火山が大爆発を起こし、火山灰から地球には存在しない元素が検出される。そこで岬はマリンブルで調査に向かう。一方、千葉は海野の命令で謎の怪電波を発していた女を追跡。おそらくゲリラ撮影。乱闘している真横を普通に車やおっちゃんが通り過ぎたり、平泉成の小芝居に素の反応をするおばちゃんたち。女は宮崎行きのフェリーに乗船、千葉は海野から尾行を巻かれたら来月の休暇は無しと完全なパワハラを受ける。「そんな無茶な・・・」「何だ?文句あるのか?」「分かりました・・・」。つうことで渋々追跡を続行。船上で謎の男たちに襲撃されたり、船員に扮したり女装したりで忙しい。いい加減千葉も海野に報告ついでに逆ギレ。その頃、全国各地の上空で放射能が検出される。放射能を含んだ火山灰が日本列島を覆っているのだ。岬は例の死火山で少年を発見、火山観測所に勤めている父親を捜していると聞いて協力を申し出る。いや調査はいいのかよ。そんなこんなで噴火口の真下から変な電波をキャッチ、火口から怪獣キングザウラが出現する。女がフェリーから謎の電波で操作していたのだ。つうことでファイヤーマンに変身。しかしキングザウラ強えーよ。いったん両者引き分け。女を追跡して宮崎入りした千葉は何故かユウキ・コスモばりのアフロヘア。「恐ろしいサルファ星人たちの秘密基地はここにあったのだ。サルファ星人は死火山を爆発させた。ファイヤーマンを誘い出すためだ。危ないファイヤーマン」(ナレーション・ノリスケの声の人)。サルファ星人はマッチョな兄貴三人組でやたら露出した服を着ている。こっちのほうが危ないよ。つうことでファイヤーマンVSキングザウラの第2ラウンド開始。しかしキングザウラ強えーよ。しかも火山爆発しまくり。少年を溶岩から助け出すとエネルギー切れ。なんと炎に包まれて焼死してしまう。女はサルファ星人のリーダーだった。焼け死んだファイヤーマンを見て大喜び。一方、ファイヤーマンを送り出したアバン大陸の長老(日野統三の父親)はファイヤーマンを召喚する。「お前は死んだ。死んだ。帰れ!帰ってこい!マグマの世界へ!」。青い炎に包まれている岬こと本名ミサキ―。「ミサキ―、何故・・・何故死んだのだ。お前の使命はまだ終わっていない。またお前は地底の国アバンのたくさんのアバン人の中から選ばれて大事な使命を与えられたのだ。その使命を果たさず、何故死んだのだ!」。長老は岬の身体を優しくマッサージ。「お前の身体は氷のように冷たくなっている。氷のように・・・。ファイヤーマン、お前に新しい武器を与えよう。最後の武器だ。そしてお前には私の・・・私の命を与えよう。甦れ!炎の勇者ファイヤーマン!私の命を受けて甦れ!ファイヤーマン!」。長老は岬に向かって謎の光線をぶっかけると息絶える。「ファイヤーマン!地球の・・・地球の・・・地球の平和を必ず・・・必ず守ってくれ!ファイヤーマン!」。「長老の命を受けて新しいファイヤーマンが甦った。新しい武器を持って。長老の命と共に与えられたその武器は?行けファイヤーマン!」(ナレーション・ノリスケの声の人)。つ・づ・く
2024年09月29日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第16話「奪え!ファイヤースティック」なかなかの酷い話。アルタ星人(おっさん姿の二人組)は地球侵略のため打倒ファイヤーマンを計画。過去のバトルや岬が変身する瞬間などを分析。そこで変身アイテム・ファイヤースティックを奪うことを実行する。舞台はどこかの田舎。「その日、岬はポイント108での任務を終えてSAF基地に向かっていた」(ナレーション・ノリスケの声の人)。天地真理ちゃんを聴きながらノリノリで 車を運転していると道路の真ん中に小鳥が止まっていますよ。小鳥を追ってきた少女に「死にたいんかい!このドブスチビ!」と男・岩鬼(明訓高校)みたいなことは言わず「君の小鳥かい?」「ありがとう」「怪我しているね」「そうなの私が手当てしたんだけどまだ良くなってないの」「すぐ飛べるようになるさ」「そうね」「キミ名前は?」「ジュンていうの」「ジュンちゃんか。いい名前だね。また会おうね」。そんなシュールなやり取りを監視していたアルタ星人はジュンちゃんを利用することに。「そして二日後」(ナレーション・ノリスケの声の人)。ジュンちゃんが湖に向かってフルートで『荒城の月』を演奏しているとお坊ちゃま風の少年・太郎がトコトコやって来る。明日は太郎の誕生日。「キミも来なよね。ママがいっぱいご馳走を作ってくれるって。それにパパがすっごく面白いボーリングゲームを買ってくれたんだ」とお誘いするが、ジュンちゃんは自分には両親がいないと言ってさらりとお断り。その時、湖から怪獣出現。雑な造形なので何だかかわいいけどお約束で驚く二人。ジュンちゃんは怪獣出現を知らせに走るが、アルタ星人二人組に全力でさらわれる。妙に生々しい。「少女ジュンはアルタ星人によって洗脳された。そしてテレパシーを使えるようにヘアピンを取り付けられた」(ナレーション・ノリスケの声の人)。つうことでSAF出動。既に単なる防衛チームになってます。岬は太郎に聞き取り調査。その時、女の子の声で「ファイヤーマ~ン」「ファイヤーマ~ン」と(しつこく)テレパシーで呼び掛けられる。どこかで聞いたことがあるような声ですよ。声に気を取られている岬をジュンちゃんがフルート型のレーザー銃(※予算が無いのでただのフルート)で二度も狙撃してファイヤースティックを奪い取る。ファイヤースティックには変身するための膨大なマグマエネルギーが内蔵されている。そのビンビンに発したエネルギー波を頼りに岬はファイヤースティックを探し回る。そんなこんなでジュンちゃんが宇宙人に操られていることが唐突に分かり、岬はジュンちゃんを探すよう太郎に危険な命令をする。そして太郎が岬より早くジュンちゃん発見。ジュンちゃんはアルタ星人にファイヤースティックを渡そうとするが「ジュンちゃん!君は悪い宇宙人に利用されてるんだ!」「撃て!そいつを撃つんだ!」「ジュンちゃん悪いのはあいつだ!」「撃て!あいつを撃つんだ!」「違うジュンちゃん!あいつを撃つんだ!」「あいつを撃て!」「あいつを撃つんだ!」。太郎とアルタ星人のダブル説得攻撃にジュンちゃん限界MAXもう耐えられへん。しかし岬の熱いシャウトに良心が勝利、アルタ星人にレーザー銃をぶち込む。つうことで湖からまたまた可愛らしい怪獣ロングネックが出現。ファイヤースティックを奪い返した岬はファイヤーマンに変身するとロングネックを粉々にぶっ殺し、湖底に墜落したマリンゴンも無事に救出する。イエーイ。つうことでジュンちゃん、太郎を囲んでSAFの連中が笑顔でGメン歩き。センターは何故か水島と千葉。お・わ・り
2024年09月29日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第15話「ベルダー星M13号指令」悪い話ではないけどもうちょっと脚本を整理すべきでは?宇宙空間で悲劇の怪獣ティラサウルスと謎の怪獣が激突。怪獣は巨大な角でティラサウルスを串刺しにしてぶっ殺すが、突然氷漬けにされどこかの山に閉じ込められる。「うーん」と寝汗びっしょりで目が覚めた一郎少年(『快傑ライオン丸』第18話に出てきた少年)。夢だったようだ。父ちゃんの荘吉はどんぶり飯をガツ食い中。一郎は夢で起こった出来事を話すが寝ぼけてんじゃねーよ。お巡りさんも相手しない。その頃、岬とマリちゃんは同じ漁村の小学校の先生から恐竜の骨を発見したとの連絡を受けて調査をしていた。ついでに一郎が書いた怪獣の絵を見せる。岬によると怪獣はジュラ紀のラノザウルスだ。「一郎という生徒によると怪獣が冷凍光線を浴びて凍ったところです。その凍結した怪獣を埋めた山と言うんですね。ところがですねあの裏山にそっくりなんですよ」。さらに父親の荘吉について「村ではばか扱いしているんですが、あれはー半年前のことでした」。火の見櫓に上って「今日は車に乗るんじゃねー!」と絶叫。ばかなことしている荘吉に村人たち激怒。「お前なんか村八分だ!」。ところがその直後に女の子がバイクにひかれる事故が発生する。「あの一家には予知能力みたいなものがあるというんで却って村人たちから白い目で見られるんでしょうね」。一郎は同級生たちに夢の話をするが誰も信じようとしない。それどころか殴ったり蹴ったり半殺し状態。昭和の少年たちは手加減しないから怖えーよ。そこにバイクにひかれた女子中学生・さっちゃんが止めに入る。さっちゃんは事故が原因で障害が残ってしまったが元気いっぱい、一郎を弟のように可愛がっている。そんなこんなで荘吉の乗った漁船が沈没、シーマリン号が救助に向かう。荘吉と一緒に見覚えのないトランクも回収。開けてみるとジャガイモ、ニンジンなど新鮮野菜がゴロゴロ。一同爆笑。「このトランクの中身に恐ろしい秘密が隠されていることに誰も気づかなかった」(ナレーション・ノリスケの声の人)。そんなこんなで荘吉と一郎は無事に再会するが「その翌日の朝、突如この村の裏山に激しい爆発音が起き、続いて裏山の一部が崩れ落ちたのだ」(ナレーション・ノリスケの声の人)。その近くで荘吉が気を失って倒れる。足元にはダイナマイトが見つかる。「あのジャガイモとニンジンの中に実はこのダイナマイトが隠されていたのだ」(ナレーション・ノリスケの声の人)。裏山の一部から一郎が描いた凍結したラノザウルスが顔を出している。つうことで一郎は同級生たちに半殺しにされそうになったり、さっちゃんに助けてもらったり踏んだり蹴ったり。帰宅するとトランクに入っていた球体が発光、宇宙人が話し掛けてくる。「君は人間ではないのだ。お前は宇宙人なのだ。その人間という下劣な生物にいつでもいじめられ続けてきたではないか。奴らに復讐するのだ。もう一つのトランクに熱線銃が入っている。ラノザウルスの頭に熱線を打ち込むのだ」。一郎はトランクを持って裏山を目指すが、岬に見つかると熱線銃を取り出して逃走。しかし岩場で足を滑らせて気絶。そこへ病院から抜け出した荘吉が駆けつけ、熱線銃を奪うとラノザウルスに熱線ぶっこみ。ラノザウルスは復活すると漁村を襲撃する。岬はファイヤーマンに変身、ラノザウルスと激突するが宇宙人の宇宙船も出現。海野と水島がマリンゴンで出撃する(※海野は喫煙しながら)。そんなこんなでラノザウルスと宇宙船を撃退する。荘吉は何をしたのかさっぱり覚えていないと言う。そして村人たちに詫び、一郎に村一番の漁師になれと言って息を引き取る。その後、一郎はさっちゃんに引き取られることになる。結局、荘吉と一郎は宇宙人だったの?操られていただけ?どっち?サブタイトルも意味不明。お・わ・り
2024年09月23日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第14話「悪魔の海を突っ走れ」舞台は本部とシーマリン号のみ。時間と予算の節約を逆手に取ってなかなか面白かったが、やっぱりイマイチ。謎の現象が発生する魔の海域で十数隻以上のタンカーが消息を絶っていた。そこで科学技術庁からSAFに調査の要請が入る。つうことでヤクザ顔四人がシーマリン号で出発、マリちゃんは留守番だ。千葉と岬はチェス、水島はちあきなおみのメガヒット曲『喝采』を唄いながらパイプを手作りしている。そんなほのぼのムードの中、突然北極圏から流れてきた氷山にシーマリン号が押し流される。その影響で内部も揺れまくり、ダンスを踊っているような謎の演出とお盆に乗せたコーヒーカップを落とさないようドリフ風リアクションを延々と披露する岸田森の小芝居がちょっとくどい。つうことで徹底調査開始。岬は海面に浮かんでいたワカメのようなものを採取する。海野によると「これはアトローバ・ベラドンナだ。こいつの中毒になると気違いのようになる」とのこと。もうちょっと言い方無いのかね。この海域では何度も水爆実験が行われている。その影響か?水島は「狂ったんだ。地球が。地球が発狂したんだ」と身も蓋もないことを言う。しかも根拠なし。その時落雷が発生して氷山に直撃。氷山から油が流れ出し、一面火の海になる。脱出しないとやべーよ。しかし氷山に挟まれて身動きが取れない。どうやら北極圏で自然流出した原油が氷山に閉じ込められたまま運ばれれてきたらしい。シーマリン号の内部の温度が急激に下がり始める。このままでは氷の圧力で潰されてしまう。海野は笑顔で「死ぬ時は皆一緒だ」と豪快なことを言うとんでもないおっさんだ。一方、水島はずっと計算を続け「死を急ぐことになるかもしれませんが一つだけ方法があります」と海野の暴走をストップ。水中ミサイルを八発同時に発射して氷山を破壊、シーマリン号は爆発に耐えられるはずだ。つうことで千葉が設計したシーマリン号と水島の計算に賭けることになる。そんなこんなで脱出成功。ヤクザ顔四人イエーイ。しかし恐竜チラノドンが現れる。例の海域はチラノドンの安息の場所だったが水爆実験で荒らされ、餌の代わりにアトローバ・ベラドンナを食べ続けたことで「奴は完全に狂ったんだ」と強引に結論付ける。チラノドンはものすごいスピードで東京湾に向かっている。その先には中央原子力発電所がある。もし爆発すればとんでもないことになる。シーマリン号は全速力でチラノドンを追うが全然無理っす。このままではエンジンが焼き切れてしまう。シーマリン号の内部の温度が急激に上がり始める。忙しいな。何とか追いつきミサイル攻撃をするが、シーマリン号ごとぶん投げられて全員気絶。チラノドンは漁村に上陸、海野の要請で飛んで来た航空防衛隊を全機撃墜させる。つうことで岬はファイヤーマンに変身、いきなりチラノドンにドロップキックをかます。そして罪のないチラノドンを首ちょんば、粉々に爆殺する。こうして事件は解決。チラノドンが凶暴になって暴れたのも、地球が狂ったのも人間が原因なのにそんなちっぽけなことは気にせず笑顔で帰投するSAFの連中。お・わ・り
2024年09月22日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第13話「竜神沼の恐怖」今回から放送の時間帯が変更。ついでに『ウルトラマン80』クラスの露骨な路線変更。冒頭にハイライトシーンぶっ込み、オープニングをウルトラシリーズのようなメカの発進シーンに変更、内容も科学の謎解き要素を破棄。おかげで超凡作になったのが今回のお話。舞台はどこかの村。その村の竜神沼に未確認飛行物体が落下。近くには原子力センターのウラン貯蔵庫がある。物騒なところに物騒なものが・・・。つうことでSAFに調査を依頼、千葉は岬を連れてハイテンションで現地に向かう。森昌子のメガヒット曲『せんせい』を唄う平泉征ではなく千葉。分教場の野口良子先生は千葉の同級生だった。ぶっちゃけ「ホ」の字ダネ。村ではもうじきお祭りつうことで分教場もにぎにぎしてますよ。出稼ぎに出ている父ちゃんたちも帰って来るよ。しかし太一の父親は東京で交通事故に遭って帰ってこれねー。その頃、太一のばあちゃんが川で洗濯しているとドンブラコと桃ではなくテレビが流れてきましたよ。太一は父ちゃんが届けてくれたものだと勝手に思い込んでニコニコ。しかしそれはインベーダーの通信機だった。インベーダーは良子を誘拐すると子どもたちに通信機を探させるよう脅す。良子が神隠しに遭ったと聞いて心配しまくる千葉。一方、通信機とは知らずにテレビをいじくる太一、そのせいで竜神沼が光り、放射能もびんびん。竜神沼のたたりじゃーと村人たち大騒ぎ。つうことで竜神沼の調査を見送り、良子の捜査を優先することになる。え?その判断はSAF設立の趣旨に反するぞ。つうことで腕時計型のインベーダー探査装置を開発した水島も現地に向かう。おまわりさんや先生など村人総動員で良子探しまくった結果、森の中で倒れているところを発見。良子は設計図のようなものを手にしていた。どうやらインベーダーが侵入しているようだ。その頃、子どもたちは通信機を探し回っていた。村人曰く「子どもたちが皆気が狂っちまった」。頭を指でさすジェスチャー付き。「たたりに違いねー」。もう科学的根拠などどうでもよくなってきたスタッフの本音を垣間見るようです。つうことで太一が適当に通信機をいじり倒すと沼に落下していたカプセルから宇宙怪獣ドランゴ出現。水島はインベーダー探知機でインベーダーをキャッチするとインベーダーを射殺する。インベーダーは死ぬ寸前に目から光線を発射して通信機を破壊する。イタチの最後っ屁です。コントロールを失ってドランゴ大暴れ。自分のせいでエライことになってシュンとする太一に水島が優しくフォローする。「君のおばあちゃんがあれを拾わなかったら今頃インベーダーは宇宙怪獣を自由に操ってウラン貯蔵庫を破壊していただろう」。そんなこんなで岬はファイヤーマンに変身、ドランゴを粉々にぶっ殺す。その後、分教場にSAFからテレビが届けられる。テレビを点けるとヤクザ顔した四人の男たちが映し出される。普通なら引きます。「やあ皆元気かい?」と語り掛けてくる恐怖。続いて元気になった太一の父ちゃんが姿を見せて「もうすぐ帰れるからな」と太一に呼び掛ける。そして男たちは良子にもメッセージ。千葉が太一の父親を送り届けるので「その時はゆっくりデートして下さい」。照れる良子とブラウン管に映っている千葉も照れているが生中継ではなさそう。今ならZoomですね。お・わ・り
2024年09月22日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第12話「地球はロボットの墓場」岸田森が脚本を執筆した異色作。7話と同時に撮影されたと思われるが、難解過ぎるせいか放映は後回しにされた様子。しかしそんな小さなことを気にしている場合ではない。何故なら今回をもって放送枠の変更が決定、『サザエさん』に負けたのだ。つうことでやけくそ気味に本作を『サザエさん』にぶつけたつう話し。男だねえ。SAFの下っ端・岬とマリちゃんはマリンブルのテスト飛行に駆り出され宇宙空間を優雅に飛行中。全員絶賛。しかし水島だけ図面に向かってうつむいたまま。宇宙空間にバラの花のように広がるオーロラ。水島以外、全員絶賛。マリンブルはオーロラの中を突き抜けるが、突如現れた怪獣の腹に突き刺さってしまう。怪獣の腹から流れ出る放射能でマリンブルの先端が溶け始める。やべーよ。岬はファイヤーマンに変身すると気絶したマリちゃんを救出。海野はレーダーでファイヤーマンを追跡、千葉がどこかの島の海岸でマリちゃんを発見。放射能をびんびんに浴びまくっていたが、宇宙服を着ているので大丈夫。しかし岬の姿が見当たらない。そんなバタバタしている中、水島は黙って図面に向き合ったまま。「いい加減にしないか!」と海野ブチ切れ、水島の肩を叩くがその瞬間バラバラに崩れ落ちる。いつの間にか水島は人形にすり替わっていた。足元には「水島博士に御用の向きは笹島にどうぞ」の書き置きが残されていた。その頃、岬は一人の少女(子役時代の芦川よしみ・代表曲『男と女のラブゲーム』)を見つける。少女は童謡『かなりや』を歌っている。「唄を忘れたかなりやは 後の山に棄てましょうか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れたかなりやは 柳の鞭でぶちましょうか いえいえそれは かわいそう」。『かなりや』を歌いながら水に浸かって身体を洗う少女をじとっとガン見する岬。その後、少女はマリンブルと接触した怪獣を見つける。腹の傷を押さえている怪獣を見て少女は悲しげな表情を浮かべる。そんなこんなで岬は海野、千葉と合流。廃墟の中から少女が悲鳴を上げて飛び出してくる。廃墟の中では水島と白衣の老人が縛られていた。そこに大爆笑しながらバローグ星人(声:ブルース・ウィルスの吹き替えでおなじみの樋浦勉)登場。ここからバローグ星人の独演会がスタート。「この老人は30年前までロボット工学の第一人者と言われていた水島博士である。その若き水島博士のおじいさんにあたる人だ。その可愛いお嬢さんはお孫さんだ」。怪獣の鳴き声を聴いて少女は『かなりや』を歌い出す。「そう太郎だよ。お嬢さん、あんたとおじいちゃんの可愛いペットのね。30年前、あんたたちの国は戦争の真っただ中だった。十中八九負けることが分かっている戦争のね。だが逆転できる可能性が無かった訳じゃない。それはこの老博士が、その時すでに前代未聞の水島式水爆の製造に成功しかけていたからだ。事は秘密を要したからね。幽閉されて一週間目に大変なことが起きた。この研究室が大爆発を起こしてすべてが消滅した。この老博士もね。日本政府は実験中のミスとしてこれを片付けた。ところがこれは老博士が仕組んだ巧妙な芝居だった」。そして老水島博士が語り始める。「芝居・・・ハハハハハ。そうだったかもしれんなあ。観客のいない芝居だったかも。何十年ぶりだろうか、こうして生きた人間を見るのは。いやあ初めてのような気もするなあ。三郎、お前が生まれていたことは聞いていたが、お前は本当に三郎なのかね?まさか・・・」。バローグ星人大爆笑「ロボットを作り過ぎるとこういう疑いを持つようになるんだネ。何もかもがロボットじゃないかと。この洞窟に閉じ込められて三日目。博士は信じられないことだが数億年前の恐竜ティラザウルスのミイラを発見したのだ。ロボット工学の第一人者としては核兵器を作るよりは平和的でやり甲斐のある仕事にぶち当たった訳だ。恐竜の原子力ロボット化。成功すればティラサウルスを永久に保存できる。ロボットという形でだけどネ。岬君といったね、あんたはさっき宇宙で太郎つまり空飛ぶ恐竜ティラサウルスと会ったね。可哀そうに太郎はちょっと傷ついて帰って来たよ。日本政府の戦と縁を切り、老博士の孤独な作業は始まった。だが仕事はあっという間に壁に突き当たった。ウランが手に入らないんだ」。老水島博士が告白する。「こいつらが何を企んでいたか、わしは知らなかったんだ。こいつらがウランと引き換えに要求してきた科学とは一億体の日本人のロボットを作ることだったんだよ。わしが作るロボットは非常に精巧だ。特殊な機械がなければ地球人と見分けがつかん。一人の日本人を殺し、一人のロボットと入れ替える。人間を殺してロボットと入れ替える。そいつを繰り返してこいつは東京を、日本を、さらには地球まで乗っ取るつもりだったんだ。わしが・・・この人間のわしがその片棒を担いでしまった」。バローグ星人は大爆笑しながら「その先は言わぬことだ」と警告するが「こいつらの地球侵略計画は1980年に開始され・・・」と話し続ける老水島博士にレーザー光線をぶっ放す。「1980計画を知ってあなたは逃げ出した。それからのあなたは太郎を飛ばしては喜んでいる。まるで宇宙が自分の遊園地でもあるかのようにね」。老水島博士は水島に訴えながら絶命する。「三郎、わしを馬鹿だと思ってくれ。科学を・・・本当の科学を忘れた科学者は唄を忘れたかなりやだ。人に物を頼むのは初めてだが三郎、あの娘のことをよろしく頼む。死んだら・・・わしも宇宙を飛べるんだろうか・・・太郎のように」。バローグ星人はコントローラーで太郎ことティラサウルスを自由自在に操作する。「この島をめがけて飛んでくるのは我々の円盤だ。さあ私は帰らねばならん。あなた方の死体を土産にね。ダハハハハハ」。そんなこんなで全員脱出。少女はずっと『かなりや』を歌い続けている。水島だけでなく海野と千葉も何だかしんみりしてくる。つうことで岬はファイヤーマンに変身してティラサウルスと激突。「ファイヤーマン、お前が地球の正義のために戦うなら私たちはバローグ星の正義のために戦う。そしてやがてはバローグ星の正義が地球の正義を征服するだろう」。しかし円盤瞬殺。ファイヤーマンはティラサウルスを宇宙に運ぶ。数日後、水島はバラの花束を手に少女が入院している病院に向かう。ドア越しから少女の『かなりや』の歌声が聞こえてくる。水島は病室に入るが、ベッドで仰向けに寝ている少女を見て愕然とする。少女の上半身は機械で剝きだし、テープレコーダーが「かわいそう」の節を延々と繰り返している。お・わ・り
2024年09月22日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第11話「よみがえった岩石怪獣」雪が積もっています。スタジオもロケ先も随分寒そう。どっかの山奥で宅地造成の工事が進められていた。崖はポリダーという特殊な強化剤で固められている。1メートルの厚さでコンクリートを打ち込んだぐらいの強度があり、どんな集中豪雨が来ても崩れることはない。コンクリートで景観を損なうこともない画期的な発明とされている。近くでは若者男女五人組がキャンプ中。そこに大自然大好き写真家・加奈武志というおっさんが湖の水が高いほうに流れたと必死こいて逃げ込んでくる。んなあほな。若者たちは信じようとしない。警察を通じてSAFにも連絡が入る。湖の水が高い方へ流れたと言って聞かないという。んなあほな。水島も笑って聞き流す。その夜、湖の水が突然逆流し、ほぼ津波状態となって加奈や若者男女五人組を飲み込む。翌朝、女学生(白川純子隊員)一名のみ現地から2キロ離れた造成地に流され、昏睡状態で発見される。つうことで水島と岬が現地に向かう。水島は撮影中の加奈を捕まえるとぶっちゃけ聞き取り調査。加奈は美しい水を探して日本中を探しまくって旅しまくり。「そしてこの湖を見てハッとしたんだ。生きているんだ。この湖の水は生きているんだ。私しゃーねー十数年水ばかり撮り続けきた。だから分かるんだ」と訴えるが科学者の水島はほんまかいなと疑心暗鬼。「嘘じゃない。本当だヨ!水がこの崖を這い上がるように流れたんだ」。一方、岬は生き残った女学生を除く若者男女四人の死体を発見する。死因は全員溺死。場所は山の上なのに。さらにテスターで調べたところ近く岩石から静電気反応を確認する。そこで水を採取するが、逆流するようにビーカーから勝手に溢れ出る。水島は湖の水がポリウォーターに変わっているかもしれないと海野に報告する。ポリウォーターとはカリフォルニア工科大学で偶然発見された超流動を起こす水のことであり、高いほうにも流れるという。そのため湖の水が激流になって氾濫する可能性がある。その頃、加奈は撮影中に逆流する湖の水に遭遇、間一髪で避難する。つうことで千葉は中和剤の開発を手配、水島と岬はマリンゴンで再度現地に向かう。「水島さん、どうして湖の水にそんな現象を起こす物質が混入されたんでしょうね?」「何百年と掛かって自然に蓄積され、遂に一定量に達したんだろう」「でも化学的合成をしない限りできない物質なんでしょう?」。地上では別荘を作るためゴリゴリの宅地造成が行われている。「あんなに崖を切り崩して大丈夫なんかね」。現地で聞き取り調査、作業員によるとポリダーは水に弱いため晴れた日に使用しているとのこと。そしてふらふらの加奈を救出、またまた湖の水が逆流、さらに水の影響で岩石の中からスコラドンが復活する。そこへ千葉がマリンブルで駆け付け、中和剤をばら撒きまくる。そんなこんなで岬はファイヤーマンに変身、何の罪もないスコラドンを散々痛めつけると光線をぶっ放して首ちょんば&爆殺する。その後、水島と岬は湖の水が普通の水に戻ったことを確認する。そして加奈と再会する。水の逆流は崖崩れの防止に使用したポリダーが原因だった。そのため使用が禁止されるが宅地造成は続く。加奈は美しい水を探して撮影の旅を続けると話す。「だんだんこの日本から美しい水がなくなっていくのは実際さみしいよ。じゃ」。お・わ・り
2024年09月19日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第10話「鉄の怪獣が東京を襲った!」早くもテコ入れか。これまで小難しい理屈だらけだったが、今回はアクション中心の超シンプル話。しかし却って印象に残らない現象が発生。海野は会議から帰る途中、黒づくめの男たちに襲われる。この時の睦五郎のアクションがすごい。こういうことができる俳優さんだったんだと感心しました。一方、連日のように謎の電波が発信。発信源は超エネルギー研究センター、そこへ小さな物体が向かっていた。翌日、落下地点のどっかの公園に暇そうな人たちが集まっていた。千葉と岬が調査に訪れ余計に人だかり。そんな中よしおは小さな物体をしれっとネコババする。母親にしか見えない熟した姉のえりこはよしおに拾ってきた物を捨てろというがよしお抵抗。そして唐突に「明日、遊園地に連れてってあげようか?」「わーい」。黒づくめの男たちはよしおが拾った小さな物体を狙っていた。そして謎の電波と関係があるに違いない。そこで海野と水島は超エネルギー研究センターに向かう。超エネルギー研究センターが第二の原子力と言われるスーパーウランの実験に成功してから10年が経つ。当時、水島も所属していたがその後何も聞かない。「そうなんですよ。変なテストデータばっかり出して。何やってるんでしょうかね」。つうことでえりことよしおはタクシーに乗って遊園地へ向かう。黒づくめの男たちがジープで追跡、さらに千葉と岬も追跡して遊園地で大乱闘。遊園地でのアクションは本当に危険で見ていて冷や冷やさせられている間に黒づくめの男たちはよしおから小さな物体を奪うことに成功。その頃、海野と水島は超エネルギー研究センターでおもてなし。しかし水島のかつての同僚たちは「辞めました」「死にました。交通事故で」など北朝鮮チックな対応を受ける。そこでぶっちゃけ「ここでテスト電波を出してますね?」「新しく開発されたスーパーウランはどれぐらいの熱量?」など聞くと速攻監禁。差し出されたコーヒーには毒が入っていた。水島はSAF本部のマリちゃんに連絡、一方、黒づくめの男たちが乗っているジープが超エネルギー研究センターのものだと判明する。つうことで海野と水島は大乱闘&脱出、駆けつけた千葉・岬コンビと合流する。超エネルギー研究センターは職員ごとバランダ星人(幻の月光)に乗っ取られていた。そしてよしおが拾った小さな物体をセットすると全てのマシンが始動するという。つうことで超エネルギー研究センターの建物が崩れるとロボット怪獣バランダ―Vが出現、東京(らしい街)を破壊し始める。そこへマリちゃんが操縦するマリンゴンが飛来、ついでに航空防衛隊の編隊まで引き連れている。マリちゃんなかなかやるね。つうことで岬はファイヤーマンに変身。本シリーズ初のビル街での戦闘だが、今回の特撮はオール大映スタッフで編成されているせいかどことなくぎこちない。アングルの位置やビル街の見せ方もこれまでと明らかに違う。そんなこんなでファイヤーマンはバランダ―Vを倒す。そのあとマリンゴンと航空防衛隊の飛行シーンが無駄に1分ぐらい続いてそのままエンディング。尺が余ったか?お・わ・り
2024年09月16日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第9話「深海からの挑戦」南太平洋のとある海域で海底火山が爆発、海底ケーブルが切断されたためシーマリン号が修復に向かう。むちゃくちゃに切断されたケーブルをマジックハンドで掴み上げようとしたところ落石が発生、強烈な海流に巻き込まれるがミッション終了。イエーイ。しかし100キロメートル離れた地点でも海底ケーブルが食い散らかされたように切断されていた。さらに怪獣の死体も発見。海野によるとジュラ紀のロドグロスという怪獣らしい。どう見ても『ウルトラマンA』第9話に登場した超獣ガマスだが皆『サザエさん』観てるからバレねーよ。つうことで他にも怪獣がいるようだ。案の定、二代目ステゴラスをギタギタにしばきまくっている殺し屋怪獣ネロギラスを発見する。ネロギラスは超強くて凶暴なため一時撤退する。海野は地質学考古研究所の田所博士にネロギラスの生態を詳しく聞いてくるよう岬に依頼する。第1話にセリフで登場した岬の恩師・田所博士(平田昭彦)が遂にリアル登場。久しぶりの再会にがっちり握手を交わす岬と田所博士。田所博士は親もきょうだいもいない岬を岬を引き受け、息子のように可愛がってきた。「僕も老体に鞭打って最後の仕事をしようと思っている。未知なる世界をこの目で確かめるつもりなんだよ」。行き先はナイショ。「そのうちその成果を君に自慢できる時が来るだろう。ところでネロギラスの写真を持ってきたんだろ?早く見せてくれたまえ」とワクワクドキドキの田所博士。数日後、岬と千葉はマリンゴンでネロギラスを捜索する。ネロギラスは蛋白源を得るため手当たり次第に生き物を食いまくっているらしい。そして海面に大量の血が浮かび上がる。海底ではネロギラスが『帰ってきたウルトラマン』第5話に登場した地底怪獣グドンをむしゃむしゃ喰いまくり。ツインテールの天敵であるグドンにとってネロギラスが天敵らしい。海上にグドンのグロい死体が浮かび上がってきたところで視聴者はチャンネルを『サザエさん』に変えた。その後ネロギラスは日本海溝に潜入。そこへ三陸沖で日本海溝の調査のため潜行していた海洋大学のSR号が消息を絶ったとの知らせが入る。しかもSR号には田所博士も乗っているという。田所博士が話していた「最後の仕事」とはこのことだったのだ。早速シーマリン号が救出に向かいネロギラスをミサイルで撃退するが、SR号は無残にも破壊されていた。乗員生存の可能性は全くない。号泣する岬に海野が語り掛ける。「君のつらい気持ちはよく分かる。君の親代わりのような人だったからな。しかし田所博士は科学者として最後まで戦い抜かれたんだ」「そんなことどうだっていいんです!ネロギラスを殺してやる!」。怒り心頭の岬に「昨日、僕のところに田所博士のレポートが届いた。博士は最後の最後までネロギラスの生態を調べようとしていたんだ。我々も地球の平和を守るために頑張らなくてはならないんだ」。海野ってヤクザ顔だけど優しいな。レポートには岬に宛てた親書も入っていた。つうことでネロギラスを深海から誘き出すためネロギラスの鳴き声をスピーカーから流す。田所レポートによるとネロギラスは食べ物がなくなると平気で共食いしていたからだ。そしてネロギラス上陸。海岸に埋めていた地雷を次々爆破。しかしネロギラスは口から血液のようなグロい液体を発射、水島と千葉が乗ったマリンゴンを撃墜する。岬は一対一の戦いを宣言するとファイヤーマンに変身。激闘の末ネロギラスを粉々にしてぶっ殺す。戦いが終わり、一人夕陽を見つめる岬。お・わ・り
2024年09月15日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第8話「恐怖のミクロ怪獣」団地が舞台ですよ。70年代の光景です。買い物かごを手にした奥様たちがおほほほ。そこに中村さんの悲鳴が響き渡る。奥様二人が中村さんの部屋を突撃、玄関を開けると無表情の中村さんのドアップ。さらに住人たちが夢遊病者のように続々と無表情行進。帰宅してきたたかし少年もびっくり&恐怖。自分の部屋に逃げ込むが、ツインテールのパチモンのような怪獣がお出迎え。ショックで気を失う。通報を受けたSAFは岬を団地に派遣する。岬は下っ端なので何でもやらされる。たかし少年の荒らされた部屋。何だかガスらしい物が流れている。くんくん匂いを嗅ぐと精神錯乱性のガスのようだ。岬は聴力もすごいが嗅覚もすげー。するとたかしがふらふら出てきてぶっ倒れる。倒れ方がリアルというか頭をぶつけそうで危ないと思った視聴者。SAF本部では子どもたちの間で大流行のカプセルモンスが入っている水槽をガン見中。シーモンキーみたいな奴ですね。何故か一匹だけバカデカいため海野の友人で小学校の教員が調べろよと持ち込んできたのだ。その頃、岬は少年を病院に連れて行き、母親(メーテルの声の人)が駆け付ける。父親は3年前に亡くなったため一人で働きに出ているとメーテルの声で解説。ただで機械の身体をくれる星に旅立ちたくなってきたよ。たかしは何だか苦しんでいる。身体に異常は無いが精神的なショックを受けている。しかし病院を飛び出して行方不明。お友達のすみれちゃんが見舞いにやって来た。クマゴローのことが心配になって帰ったのでは?とナイスアドバイス。クマゴローとはたかしが弟のように可愛がっているカプセルモンスのことだった。たかしは何も入っていない水槽をぼーっと眺めていた。心配する岬、母親、すみれちゃんにたかし謎の逆ギレ。その頃、女子中学生二人組がお池で写生をしてますよ。すると目の前の大地が陥没、中からツインテールのパチモンのような怪獣が出現する。女子中学生二人組の証言からカプセルモンスに似ていたこと(※似てないよ)、団地に現れた怪獣と同じだと判明する。岬は再びたかしのもとを訪れると特命課の刑事のようにたかしを尋問。たかしはクマゴローが巨大化して団地の人たちを困らせたことを気にかけていた。ある日、たかしはカプセルモンスの生命力を試そうと二匹を近所の池に一週間ぶち込んだところバカデカくなっていた。そこで担任の先生に相談したところ分かんねーので先生が海野に持ち込んだつう話。早速、水質検査開始。なんと池の水からシグマ1000というエナジードリンクみたいな名前の放射線が多量に検出された。一ヶ月前とあるメーカーから放射線照射装置が盗まれる事件が発生、犯人が放射線照射装置を捨てた場所があの池だったのだ。クマゴローは放射能をたっぷり吸収してびんびんに巨大化した?怪獣出現より恐ろしい話だぞ!しかし水島はシグマ光線をカプセルモンスに充てる実験をするが何も変化なし。怪獣とカプセルモンスは別物のようだ。とりあえず一件落着。ところがしばらくして等身大化したカプセルモンスが水島を襲撃。SOSを受けた岬が火炎銃で焼き殺すが、その頃、完全に怪獣化したクマゴロー改めクマゴロスが出現。何でもやらされる岬がマリンゴンで攻撃するが毒ガスを浴びて墜落。その時「立て!立つのだファイヤーマン!」と誰なのか分からないノリスケの声で檄を飛ばされてファイヤーマンに変身。そんなこんなでクマゴロスをぶっ殺す。事件が解決し丘の上から「クマゴローの馬鹿野郎!」と絶叫するたかし。岬は二度とこんなことが起こらないようたかしに約束する。考えると色々な意味で酷い話だな。お・わ・り
2024年09月15日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第7話「恐怖の宇宙細菌」大木淳のガチガチに硬い演出が日曜日の夕方に炸裂。宇宙開発センターがジャコビル流星群を観測するため人工衛星G2を打ち上げ。その後G2は地球に再突入して無事着水、シーマリン号に回収され観測結果の分析が開始されることになった。その頃ジュネーブの国際学会から一人の生物学者が帰国した。以上ナレーション(ノリスケの声の人)が一気に説明。海野は小宮博士(岡本春彦!)と宇宙生物センターの松本洋子助手(田中三津子※旧大映出身の女優さん)を招聘する。小宮は高等菌類が専門なのになぜ呼ばれたのかプチ切れ。しかし海野に促されて顕微鏡を覗くと細菌状の生物がうじゃうじゃ。G2の表面に付着していたのだ。「我々はこの生物の正体を早急に、しかも秘密裏に調べる必要があるのです」。1970年、ある場所に落下した菌糸生物のため数十人が死んだ。幸い適切な処置で被害を最小限に抑えることができたが、同じような惨事が起きないよう防がなければならない。なるほどね。「それ以来いかなる宇宙生物も地球に持ち込むことはできないんです。既に衛星のほうは完全に殺菌してあります。生きているのはソレだけです」。分析が終われば直ちに殺菌する予定だ。つうことで小宮と松本は分析を開始。岬がサポート(雑用係)してますよ。そんな中、菌糸が入ったシャーレを落としてしまい、岬が手袋をはめてお片付け。そういえば何だか寒いなー。そこで岬がボイラー室へ行き、おじさん(宇田川刑事)に「ちゃんとしろよな」と声を掛ける。数時間後、夜明けです。またまた寒いぞ。つうことでまたまたボイラー室に行くとおじさんが倒れてピクピクしているよ!さらにキノコ状の生物がふわふわ漂っている。岬が菌糸をボイラー室に持ち込み繁殖させてしまったのだ。しかも石油を栄養源にしている。やってもうた。。。つうことで海野、水島、千葉が駆け付けレーザー銃でぶっ殺し。おじさんは一命を取り留めたが、あれ以上巨大化していたら手に負えなかったかもしれない。つうことで実験中止、菌糸は全て殺菌することになる。ついでに小宮と松本助手もお役御免。しかし松本助手は研究を続行するつもりで「別の場所に菌糸の一部を取っておいたんです」。マジかよ。そして宇宙キノコの培養に成功。小宮もすっかりノリノリ。「この実験でキミの博士号は確実だよ」。倫理上問題があるのでダメだと思います。そんなこんなで水槽から抜け出した宇宙キノコに松本助手は殺されてしまう。杜撰な管理が原因です。死んでいる松本助手を発見すると警察に連絡、ではなく実験を続けるため宇宙キノコを持ち出して逃走。しかし対向車に正面からぶつかって死亡。この二人ダメだな。車にはガソリンやオイルが残っていなかった。そんなこんなで宇宙キノコは巨大化、キノコゲラスと適当な名前を付けられる。キノコゲラスは石油コンビナートを襲撃、つづいて洋上の石油タンカーを狙う。一方、松本助手のデータから宇宙キノコがポリドーム液に弱いことを確認、シーマリン号に搭載して海野たち出動。タンカーの乗員を救出すると千葉と岬が乗ったマリンゴンと航空隊が総攻撃。しかし撃墜。岬は千葉をぶん殴って強引に脱出させるとマリンゴンごと海中に落下、ファイヤーマンに変身&いつもの漁村でバトル。結構苦戦するファイヤーマンにシーマリン号がポリドーム液をブッ込んだミサイルで援護射撃。石油を吸いまくったキノコゲラスにファイヤーマンがとどめを刺して大爆発を起こす。岬の無事を確認して皆イエーイ。千葉も岬をぶん殴ってニコニコ。ノリスケの声による熱いナレーションで締めくくられるが、今回の事件は岬のミスというより海野がまともな科学者を招聘しなかった人選ミスが原因では?そのことを海野は揉み消すのであった。お・わ・り
2024年09月15日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第6話「遊星ゴメロスの秘密」SAF本部前でぐずってる少年を対応しているは下っ端の岬とマリちゃん。めんどくせーなー。その時、突然空が真っ暗になる。しかも世界中で。原因は遊星の接近。引力のバランスが崩れて津波が発生。ビルが浮き上がったとの報告も入る。つうことで天文台が遊星はゴメロスと命名したと発表する。コンピュータによるとゴメロスが地球の惑星になる可能性が86.99%。地球の気象はめちゃくちゃになってしまう。そんな中、ゴメロスから落ちてきたと思われる隕石を発見、隕石には生物のような筋が何本も存在していた。そんなこんなで再びゴメロスが接近。超やべー。そのため警察と防衛隊がSAFの指揮下に入ることが決定、水島の指示で宇宙開発センターからゴメロスに向けて無人観測ロケットが打ち込まれる。その結果、地球に近い環境だと分かるが、無人観測ロケットがゴメロスに飲み込まれてしまう。つうことで千葉が開発した超絶破壊兵器マリンゼットをぶち込むマッドな計画が提案されるが「宇宙空間の構造が変わってしまうかもしれない」と海野反対。そりゃ反対するわ。そんなこんなでゴメロスにロケットをくっつけて地球の引力圏外に運び出す比較的まともな計画が採用される。一方、採取した隕石が細胞の一種だと判明する。その頃ゴメロスでは宇宙恐竜ゼットンではなく宇宙恐竜スペーザーが出現する。そんな最中、ロン毛だが顔は青島幸男に似た謎の青年(『緊急指令10-4・10-10』の最終回に出てきた爆弾犯)が現れる。しかも暇さえあればガムだか梅仁丹みたいなものを口の中に放り込んでいる。「んー流石SAFですねー」と最新の設備を褒めまくるが、胡散臭いので岬が一本背負いで投げ飛ばす。青島似のロン毛青年は推進用ロケット・グリーン47号を開発した竹原だった。「いやーそうとは知らずメンゴメンゴ」と平謝りの岬とすっかり仲良しになる。竹原は今回の仕事が終わったら田舎に帰ろうと思っていると岬に話す。「今度一緒にいきましょう。自然に囲まれた良いところですよー」。岬は田舎はどこかと聞かれて適当に誤魔化す。「地底です」とは言えませんからね。さらにガムだか梅仁丹みたいなものを勧められて口の中に放り込むが、すっぱいんだか苦いんだか不味いんだか謎のリアクションを発揮。海野は今回のミッションが終わったら竹原をSAFの隊員に招くつもりでいた。イエーイ。つうことでゴメロスに出発するぜ。ただし重量オーバーなので岬は留守番だと言われてマジ切れ。一瞬武闘派の素顔を覗かせるが「僕も残念です。向こうで待ってますよ」と竹原の優しい一言に惚れるぜ。そして水島、千葉、竹原を乗せたマリンゴンがゴメロスに到着。しかし突然触手に襲われ機外に出るが、さらに触手が襲い掛かり竹原を地面に引きずり込む。水島と千葉は竹原が死亡したと報告するが、その前に助けろよ。まだ生きてるかもしれないぞ。しかし視聴者の思いを無視して水島と千葉ピンチ。スペーザーも出現。海野もやけくそになってマリンゼットをぶっ放そうとする。ゴメロスには水島と千葉がまだいるって!(※竹原も)。ノリスケの声に檄を飛ばされて岬はファイヤーマンに変身、テレポーテーションでゴメロスへ向かう。スペーザーと激突。マリンゴン脱出。スペーザーを粉々にすると再びテレポーテーションで地球に帰還する。そしてゴメロスは自らの意志で地球から離れていく。ゴメロスは生物だった。人類は月に降りたが、依然として宇宙は謎のままだ。岬は小石を積み上げている。竹原の墓のつもりらしい。寺山修司に映画に出てきそう。「竹原さん、グリーン47は後輩の手でさらに研究されることになったよ。我々は宇宙の謎にさらに立ち向かっていかなければならない。あなたの死は絶対に無駄にはしません」。竹原を死亡扱いしてますが、ジャミラみたいになって戻って来そうな気がしてなりません。お・わ・り
2024年09月14日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第5話「ジュラ紀へ落ちた少年」岬とマリちゃんは地震調査に向かう。カーラジオから日本は汚染しまくり中とのニュースが流れる。最近ある地域だけ謎の地震が続発。地下にエネルギーの蓄積がないのに震源地は同じで、次第に地震の回数が増えている。傍には謎のオレンジ色の液体が流れていた。調査中、巨大なつくしのような植物を手にした少年が現れ地震調査に興味津々。岬も少年が持っている巨大植物に興味津々。ジュラ紀の植物にそっくり。少年によると秘密の場所に行けばボーボー生えているという。つうことで調査をマリちゃんに任せて少年が案内した先を目指す。確かに巨大植物ボーボー生えまくり。ところが突如、足元が崩れて落下&気絶。気がついて出発するが、さらに滑り落ちて巨大植物の蔦にしがみついてセーフ。目の前にはドリフの原始人コントのセットではなくジュラ紀のような世界が広がっていた。びっくりしている間にファイヤースティックを崖下に落として超やべー。一方、マリちゃんはいつまで経っても岬が戻ってこないため海野に連絡。早速、現地に急行。水島はオレンジ色の水を発見、周囲の地面はぼろぼろで危険だと海野に報告する。その矢先にマリちゃんの足元が崩れて地下に落下してしまう。水島によるとオレンジ色の水に有毒性はないが、温度を上げると特殊なガスを発生、土をボロボロにする作用があることが分かった。要するに危険だつう話。つうことでマリちゃんもさらに滑り落ちて巨大な蔦にしがみついてセーフ、岬と少年もまだしがみついていた。「お兄ちゃん腕が痛いよー」。三人揃ってぶら下がり。この時点でサブタイトルと実際の内容が結構違うことに気づいたよ。岬はマリちゃんにトランシーバーのスイッチを入れるよう指示、その発信音を海野と千葉がキャッチする。そこでドリルが四つもくっついた極太地底探検車モグリアンで救出に向かう。三人がぶら下がり健康器にぶら下がるようにじたばたしていると突然、四つ足の怪獣が出現。超やべーよ。しかし岬転落&気絶。「目覚めるのだファイヤーマン!!」とノリスケの声で起こされると都合よく転がっていたファイヤースティックでファイヤーマンに変身。その間にモグリアン地下空洞に到着、少年とマリちゃんを救出する。二人は岬の救出も求めるが、海野はまずファイヤーマンの援護を優先する。つうことでファイヤーマンは何の罪もない怪獣の頭を光線で吹っ飛ばして完全勝利。岬も救出できて良かったね。そして地上の道路は陥没、ジュラ紀のような地下空洞が埋もれ、続発していた地震も治まる。水島の分析でオレンジ色の液体によるガスが発生し続けていたら地球は内部からボロボロになっていた可能性があったことが判明する。怪獣もガスの発生で恐竜が突然変異して巨大化、地震の発生源になったと考えられる。さらにオレンジ色の液体は雨が運んだ汚染物質が濃縮したものであり、地底に流れ込み地熱でガスを発生させたという。「あのオレンジ色の液体は今もどこかで雨となって降り注いでいるかもしれない」と辛気臭くなったところで岬は少年を車で送り届ける。カーラジオではまたもや環境問題について触れている。いつまでも青い空があるように皆が気をつけなくちゃならないと説教めいたことを言って少年と別れた後、海野から地震発生の連絡が入る。お・わ・り
2024年09月13日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第4話「インベーダーを撃滅せよ」ファイヤーマンは殺る気でステゴラスをぶっ殺そうとするが海に逃げられてしまう。メトロール星人は正体不明のファイヤーマンの殺意にビビり、とりあえずSAFの基地を破壊することを決定。まずSAFの連中に奪われた通信機を破壊、基地に潜入するとシーマリン号に時限爆弾をセットして操縦室を爆破、さらに岬の乗ったマリンカーにも時限爆弾を取り付ける。岬は何とか取り外して無事だったが、シーマリン号の修理にはニ、三日は掛かる。インベーダーが基地に潜入しているに違いない。奴らを見つけ出す方法は無いか?基地では何千人も働いているが、一人ひとりチェックするには時間が掛かるってセキュリティーに相当問題あり。しかし地底人である岬は異常に発達した聴覚で、怪しげなおっさん二人組に心臓の音がしないことを確認。インベーダーがアメーバ状の生物だとしたら心臓の音は聞こえないはず。二人のうち一人を銃撃、アメーバ状になったメトロール星人にガソリンをぶっかけて焼き殺す。「ギャーッ!」と響き渡る断末魔の絶叫が日曜18時半のお茶の間には刺激強すぎ。そんなこんなで修理したシーマリン号でステゴラスを捜査するが発見できず。インベーダーも見つかんねーよ。そんな中、先日、岬がマンガン団塊から発見した種子植物の種の生育に成功したとの知らせが入る。放射線を当てまくって発芽、なんだかいい香りがしますよ。種子植物は元々ステゴサウルスの餌だった。この香りでステゴラスを誘き出せるかもしれない。しかし岬は反対、ステゴラスを凶暴にさせたのはインベーダーであり元々草食性で大人しい生物だ。さっきぶっ殺そうとしたくせに。海野は岬の反対に反対、インベーダーに操られている限り敵であり、我々の目的は地球を守ることである。正論。そこで水島がステゴラスに取り付けられた誘導装置を逆探知する方法を提案する。ところがメトロール星人はコントロール装置を改良、より凶暴化したステゴラスが出現する。そんなこんなでマリンゴンから種子植物の匂いを散布、ミサイル軍団が待ち構えている場所へ誘導開始。一方、岬は単独行動、コントロール装置を手にしたメトロール星人を発見すると吊り橋の上で信じられないような危険なアクションを披露&ぶっ殺し&断末魔の叫び声「ギャーッ!」。雑魚を始末してファイヤーマンに変身、ステゴラスに取り付けられた誘導装置を外して正気に戻ったが、そのことで散布した匂いに反応してミサイル部隊の方向へ向かい出す。ミサイル発射しまくり、ステゴラスを庇うファイヤーマンに海野は攻撃中止を命令。最悪の事態は避けられたが、生き残りのメトロール星人がファイヤーマンを狙い撃ち、咄嗟に避けるがステゴラスに命中してしまう。コントロール装置を逆探知していた水島がメトロール星人をぶっ殺すが、ステゴラスは死んでしまう。ファイヤーマンはステゴラスを抱えて海に姿を消す。その後、シーマリン号でステゴラスの死体を確めることになるが岬は反対。「隊長はいつか言ってたじゃありませんか。決して開けてはいけない玉手箱があるって。ステゴラスは海底の永遠の墓地で静かな眠りに入ったんですよ」。海野は「それじゃ花束の一つでもを投げてやろうじゃないか」と提案する。「人類最後の未知なる海にはいまだ科学の力では分からない謎があるのだ。そして宇宙の彼方から、地底から地球を危機に陥れる何者かが現れるだろう。しかしSAFの五人の隊員はそれらの敵と敢然と立ち向かっていく。そしてまた我らのファイヤーマンも戦い続けるのだ」(ナレーション・ノリスケの声の人)。色々盛り込み過ぎ。これ一本でも良かったんじゃね?お・わ・り
2024年09月13日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第3話「謎の宇宙船」SAFの戦闘機マリンゴンを千葉と岬がテスト飛行してますよ。弱そうなデザインなのが個性的。基地に戻ると海野がすげー機嫌悪そうにしていた。海洋開発センターでの会議でひと悶着あったらしい。海野が手にしていた石の塊はマンガン団塊という貴重な鉱物。コバルトやニッケルを含み、とある水域の海底にゴロゴロ転がっているという。今回海洋開発センターの調査船が発見、その付近は一千万ドル以上の価値があることから各国が採取しようとしている。そのことに海野がブチ切れたのだ。「連中は海を何だと思ってるんだ!石油だ、クジラだと海を散々イジメてきた上に今度は先を争って深海まで引っ掻き回そうとしている」。マンガン団塊は何千万年前にサメの歯やクジラの耳の骨などに海中の僅かな鉱物質が付着して次第に出来上がった。「いわば地球の歴史そのものだ。これは人間にとって玉手箱のようなものだ。決して開けてはならないんだ」と海野が力説するが、日曜日の夕方に理科の授業みたいな小難しい話をされたらチャンネルを『サザエさん』に変えたくなります。その頃、三陸半島上空に謎の飛行物体が飛来。航空防衛隊の攻撃を交わしながら半島沖に姿を消す。つうことでシーマリン号出動。いつの間にか武装してSAFの専用メカになってます。謎の飛行物体は宇宙船だった。しかもかなり破損している。生存者はいなさそうだが、実は二人の宇宙人が北朝鮮の工作員のようにしれっと上陸していた。お揃いの青いジャケットにグレーのスラックス姿で昭和の漫才師みたいだ。破損個所はエンジン部分らしく材料さえ手に入れば修理できるかもしれない。水島によると材料には地球には僅かしか存在しないモリブデンが含まれていた。しかもマンガン団塊に含まれている。つうことで千葉と岬が海洋開発センターの保管倉庫に向かうが、マンガン団塊は何者かに持ち去られていた。そんなこんなで宇宙船が墜落した付近が大爆発、ステゴラスに似た怪獣が出現する。ステゴラスって6メートルぐらいなのにでけーよ。そんなこんなで作戦会議。またまた海野力説。どうやら生存者はいたらしい。「奴らはエンジンを修理するため海洋開発センターの職員に扮装してマンガン団塊を持ち出した。そして宇宙船の中で溶解しようとして失敗したらしい」。そのショックでマンガン団塊に閉じ込められていた1億年以上前のステゴラスの卵が孵化して特殊なエネルギーで巨大化したと推測。そこで海底を再調査するが何も見つからなかった。「うーむ、つまり空けてはいけない玉手箱を空けてしまった訳だな」。怪獣出現の根拠が明確だけど理屈が多いのでちびっ子的にはどうなんでしょうね。しかも岬までステゴザウルスについて解説、さらに海野が追い打ちの解説をぶっこみ。ステゴザウルスは草食性の陸上動物だが、北アメリカ大陸の一部が地殻変動で陥没、海底に沈んだ卵が海底潮流に流され、その間に海水中のマンガンが付着してマンガン団塊化したと考えられる。今回現れたものは海中活動も平気、巨大化しているが本来草食性なので上陸するかもしれない。テレビの前のちびっ子たちが『サザエさん』を見ようかと思い始めた頃、謎の機械を発見したとの通報が入る。どうやら通信機らしい。しかも地球の材質ではない。声の主はメトロール星人と名乗り、どこかの温泉ホテルの一室からメッセージを送っていた。隕石にぶつかって宇宙船が破損したが棚ぼたで巨大生物ゲット、コントロールを設置して地球を壊滅させると宣言する。「我々の目的は地球支配にある。我々最後の一人になるまでその目的を遂行する」。つうことで怪獣ステゴラス出現、岬はファイヤーマンに変身しようとするが今回も岩石がぶつかって気絶。ノリスケの声に気合を注入されて変身、ステゴラスにいきなりドロップキックをぶっかますが、なんだかんだでビームランプが点滅し始める。つ・づ・く
2024年09月09日
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今月から定時で帰るキャンペーン実施中。ファイヤーマン 第2話「武器は科学だS・A・F」今回の怪現象をきっかけに千葉太工学博士、宇宙工学の第一人者・水島三郎博士、海洋学と生物学の権威・海野運八博士と愛人ではなく助手の葉山マリ、そして青江半島で発掘作業を続けていた謎の青年・岬大介の五人が接点を持つ。つうことで海底でドリゴンに圧倒されてファイヤーマンいきなりピンチ。と思わせておいてものすごい勢いでドリゴンをボコボコにして痛めつけると謎の光線で木っ端みじんにする。その頃、御手洗博士そっくりの海洋開発センターの所長(宇佐美淳也)はマスコミの取材を受けてもみくちゃにされていた。一方、海野は地球に何かが起こっていると演説開始。「地球だけじゃない。宇宙の異変、宇宙人の侵略を警告している科学者もいる」。何だか話がデカくなってきたなあ。「我々はあらゆる異変に備えて強い科学の力をもたなくてはならない」とぶっこくが水島だけ懐疑的だ。「しかし科学者は少しおごり過ぎてましたね」。我々科学者は地球のことをまだ何もわかってはいない。つうことで嫁怪獣ドリゴンを探してドリゴラスが地上に現れると街を破壊ではなく酔っ払いの漁師を一人殺す。そこで航空防衛隊が捜査を開始する。スケールがデカいんだか小さいんだか。ドリゴラスが再び姿を現すと岬はファイヤーマンに変身。何の罪のないドリゴラスを最強の必殺技ファイヤーフラッシュでぶっ殺す。その後、所長は海野を呼び出し政府直属の地球科学特捜隊を作ることが決定、その隊長就任を要請する。「地球に危機をもたらすあらゆる謎と戦うサイエンティフィック・アタック・フォースことSAFの隊長だ。君しかいない」「分かりました。引き受けましょう」。つうことで千葉と岬をゲット、続いて水島をスカウトするが「今、大きな研究テーマに取り組んでいるんです」と断られる。「残念だなあ…僕は君に右腕になってもらいたかったんだ」。海野は岬を歓迎、履歴書を持って来ていないことも「忘れたのか?アハハハ、イイんだよいつでも」と豪快&アバウトぶりを発揮するが、岬にも入隊を断られてしゅん。岬はファイヤーマンとして一人で戦うつもりでいた。基地本部が着々と整えられる中、謎の宇宙電波をキャッチしたとの情報が入る。「水島君の領分ですなあ…」。その頃、水島は海野の依頼を断ったものの悶々としていた。そして水島の許にも謎の宇宙船が侵入したとの知らせが入る。つうことで欠員状態だけどSAF出動。そこに岬が現れ、水島も笑顔で右腕を指しながら姿を見せる。右腕ってそういう意味ではないと思うぞ。つうことで二人の心境が変わった描写を描かず、タイムボカンに出てきそうなメカで出動。「地球を危機に陥れる恐怖の原始怪獣、地球を狙う宇宙人、原因不明の天変地異、奇怪な事件、あらゆる地球の謎に科学の力で挑戦する五人の隊員サイエンティフィック・アタック・フォース、ゴー!!」(ナレーション・ノリスケの声の人)。それはそうと青江半島沖に落下した謎の巨大隕石はどうなった?ほったらかしかよ!お・わ・り
2024年09月08日
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今月から定時で帰るキャンペーンを実施。ファイヤーマン 第1話「ファイヤーマン誕生」円谷プロ創立10周年記念番組。同時期に『ジャンボーグA』『ウルトラマンタロウ』を製作。どう考えても浮かれ過ぎ。特撮物の予算は通常のドラマの2倍掛かる。時間も掛かる。そのため赤字当たり前。その分をおもちゃの売り上げで補うが、赤字の回収は番組終了後。しかしおもちゃが売れなければ赤字は残る。そんな博打同然のハイリスクビジネスに円谷プロは果敢に(調子に乗って)チャレンジ。タイミングよく倒産直後で仕事にあぶれていた大映の人材丸ごとぶっこみ。放送は特撮物のノウハウがほとんどない日本テレビ。上手くいくんすかねー?裏番組は『サザエさん』だよ!つうことで阿久悠&小林亜星&子門真人によるバーニングでソウルフルな主題歌がちびっ子たちのハートを鷲掴み。しかしドラマはものすごく地味に進んでいく。舞台は青江半島、その海底で特殊潜水艦シーマリン号がテスト航海をしていた。設計と開発を担当した千葉太博士(平泉成)も乗ってるよ。その時、宇宙から巨大な飛来物が接近、半島沖に落下した衝撃で波に巻き込まれる。さらに海水の温度が急上昇する。千葉は海洋開発センターの海野軍八博士(神楽坂宗右衛門)に連絡、原因の究明を依頼する。一方、宇宙開発センターの所長・水島三郎博士(岸田森)にも正体不明の物体の落下と海水温度の異常な上昇について問い合わせが入る。水島は自分が開発した実験用ロケットが落ちたのではないかと危惧、現地に向かう。現地は漁民たちが怪現象に大慌て。青江半島には古い伝説があった。老人(荒谷二中の教員)曰く「海が燃え、やがて海が光ると海を裂いて魔獣が現れ島を襲う。赤い人、島を救う」とぼそぼそ呟く。つうことで海底で二匹の怪獣が目覚める。「一億年の角竜トリケラトプスは生きていた。変異し巨大化した角竜怪獣。一本角の雄ドリゴラス、三本角の雌ドリゴンとして。長い冬眠から今何千年に一度、何百年に一度の活動期に入ろうとしている。角竜怪獣は何故目覚めたのか?」(ナレーション・ノリスケの声の人)。暴力団の組長にしか見えない海野が愛人にしか見えない助手・葉山マリ子を連れて現地入り。地質考古学研究所で田所博士の助手をしている岬大介(吉野刑事)が道路工事ではなく発掘調査中。ヘアースタイルは角刈りだ。そこら辺に恐竜の骨がゴロゴロ。しかもデカい。「これは大変珍しい~」と海野は恐竜についても造詣が深い。そんなこんなで千葉が乗っているシーマリン号に搭乗、水島と合流する。水島は新型特殊燃料を積んだ実験用ロケットが隕石と衝突、そのせいで海水の温度が上昇したのではないかと解説、同時にトリケラトプスや太陽を表したような遺跡も見つける。このあたりは昔、大陸だったが何千年前に沈没したと全員推測するがホンマ?つうことで二匹が海上に出現、誰もいない海岸(※1月から放送開始)で口から火を吐いて大暴れ。何故かデザインと造形が可愛いので怖そうに見えない癒し映像。岬は攻撃を避けながら二匹に近づこうとするが、爆発のタイミングを間違えたのか右半身の衣装が完全に燃えてます。今回最大の衝撃映像。これがホンマのファイヤーマン(※違う)。そして謎の棒・ファイヤースティックを取り出すが、バカでかくてどこに隠し持ってたんだ?さらに岩石の下敷きになって気絶。そこに誰の声なのか分からないが、ノリスケの声が熱く説明的に呼びかける。「ファイヤーマン、お前はマグマの燃えたぎるアバン大陸から地球を救うために来たのだ。お前にファイヤースティックを与えよう。ファイヤーマン、今こそ地球を救え!立て、ファイヤーマン!」。岬はファイヤースティックでファイヤーマンに変身。伝説は本当だった。漁民たちびっくり。そんなこんなでバトルは海底に。二匹が潜んでいた一帯には謎の遺跡がゴロゴロ。何の遺跡?ファイヤーマンは二匹の攻撃を受け、岩石や遺跡の下敷きになる。そして額のビームランプがカラータイマーのように点滅。もうピンチかよ!つ・づ・く
2024年09月04日
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ぼろぼろ。隅河内司『障害者相談支援における「実践課題の政策化」の理論形成 ソーシャルワークと自治体福祉政策の発展』ミネルヴァ書房読むだけ時間の無駄だった。野村進『丹波哲郎 見事な生涯』講談社面白かったが、期待していたような内容ではなかった。何かが足りない。その何かが分からないし、伝わってこない。丹波哲郎がスピリチュアルな活動に嵌まった決定的な理由が何だったのか?嘉門達夫『丹波でルンバ』、『帝都大戦』の出演、石原興との共同監督『大霊界3』のエピソードにも言及してほしかった。鹿野政直『沖縄の戦後思想を考える』岩波書店平易な文章で書かれているが難解。沖縄に関する本はフィクション、ノンフィクション問わず何故か分かりにくいものが多い。大城立裕の『琉球処分』然り、金城哲夫の戯曲ですら分かりにくかった。そこに沖縄が抱える問題の本質的な難しさがあるのだろう。桜井浩子・青山通『『ウルトラマン』『ウルトラQ』全67作撮影秘話 ヒロインの記憶』アルテスパブリッシングサクサク読めた。サクサクすぎてちょっと物足りないぐらい。立岩真也・杉田俊介『相模原障害者殺傷事件 優性思想とヘイトクライム』青土社二度目。Amazonのレビューでは評価が低いがそりゃそうだ。事件のことについてほとんど触れていないから。しかし訳の分からないコメントが飛び交う前に言えることは先に言っておく、釘をさしておくことに意義がある。一回目に読んでわからなかったことがじんわり分かった。事件からちょうど8年。タイム・トンネル編『怪獣無風時代』地味な仕事ながら結構な労作。あちこちの文献を切り貼りして時系列に並べるだけで今まで見えなかったものが見えて来る。勉強になりました。アンド・ナウの会編『僕らを育てた監督のすごい人 佐伯孝治篇』今回は聞き手がいつもの人たちではなかったため、珍しくきちんとしたインタビューになっていて読みやすかった。内容も面白かった。相変わらず註は変だが。
2024年09月01日
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どうすんだ?大森一樹監督『ゴジラVSビオランテ』4K版を鑑賞。めちゃくちゃきれいでびっくりした。別の映画を観ているような感じ。しかし見え過ぎるのは良し悪しでシーンによってはややのっぺりした印象も。それと中之島で避難している連中がほぼ全員笑っていたことが確認できてしまったのは最大の悲劇。井上芳夫監督『高校野球殺人事件』『火曜サスペンス劇場』枠のテレフィーチャ。1982年放送。脚本は佐々木守。こんな終わり方でいいのか?監督の手直しが入っているせいか、なんとなく甘い感じがした。高校野球を通じて学校教育を批判する台詞をぶっこむ辺りは佐々木守らしいが。田中登監督『父と子の炎』『火曜サスペンス劇場』枠のテレフィーチャ。1981年放送。がっつりごりごりで観終わった後の虚脱感がすごい。こんな高カロリードラマを普通に放送していたのか。中島貞夫監督『鉄砲玉の美学』東映京都撮影所による謎のATG映画。画面から超低予算ぶりがびんびん伝わる。その影響なのかストーリーも雑で分かりにくい。良く言えばシュール。渡瀬恒彦が熱すぎ。栗山富夫監督『花のお江戸の釣りバカ日誌』おなじみのシリーズの番外編。本作のみ大船撮影所ではなく京都映画の製作。そのため絵作りが『必殺シリーズ』風。でも猛烈に面白くないのが味。口の悪い京都映画のスタッフに生粋の大船育ちの栗山富夫はぼろくそに叩かれたと思う。黒澤明監督『八月の狂詩曲』面白かった。何度か観ているがこんなに面白かったっけ?本当は骨太作家ではなくこっち系の人なんだろうな。本多猪四郎のクレジットを自分の次に出すところに友情パワーを感じます。何気にミニチュアを使ったアナログ特撮をぶっこんでます。心境の変化?市川崑監督『ビルマの竪琴 総集編』地味でしっとりした良い映画だった。三国連太郎が超イケメン、何かやらかしそうでドキドキしたが最後まで生真面目な隊長でホッとしたような残念なような。作品の出来は素晴らしいのに製作や公開の仕方を巡って日活と揉めたらしい。そりゃキレるわ。岡本喜八監督『肉弾』何度か観ているが面白さが分からない。冗長でテンポも悪い。野村芳太郎監督『拝啓天皇陛下様』『男はつらいよ』の原石のような作品。これ全然喜劇ではないぞ。当時はこんなことばっかりだったんだろうな。一つ間違えば全員広能晶三になっていたと思う。山下清画伯が謎の出演。野村芳太郎監督『続・拝啓天皇陛下様』続編ではなく前作とは何の関係も無い。脚本に山田洋次が参加。そのせいか前作よりどす黒い展開の乱れ打ち。この救いのない酷い終わり方。どう受け止めればいいんだよ。野村芳太郎監督『拝啓総理大臣様』強烈にエグい。まったく笑えない喜劇。あまりにもどす黒すぎて観終わった後、口直しに『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』を観たぐらい。あの終わり方で良いのか?渥美清演じる胡散臭い芸人がどす黒さに拍車をかけすぎ。瀬川昌治監督『喜劇急行列車』癒し系喜劇。良い意味で可もなく不可もなく安心して鑑賞できる。瀬川昌治監督『喜劇団体列車』前回より笑い度ぶっこみ。渥美清は喜劇人をぶつけると異様にテンションが高くなるのがよく分かる。ミヤコ蝶々や由利徹との掛け合いが見どころ。瀬川昌治監督『喜劇初詣列車』旅行よりもドタバタ度に比重を置いている。財津一郎、大泉滉との狂った掛け合いが最高。中村玉緒がめちゃくちゃ美人。パターンが確立しているので国鉄とタイアップすればいくらでも続編を作ることができる。これ『トラック野郎』の原点では?しかし主演の渥美清と佐久間良子が東映の意向に難色を示して本作で終了したらしい。もったいない。本多猪四郎監督『キングコング対ゴジラ』4Kデジタルリマスター版をわざわざ映画館で鑑賞。テレビの画面では気づかなかった発見がいろいろあって良かったが、鼻水ズルズルすする奴がいてうるさいうるさい。表出て鼻チーンして来いっちゅうねん。しかも上映終了と共に「寒ー(笑)」と言って速攻退席。どうやって殺そうか真剣に考えました。黒澤明監督『まあだだよ』演出補は盟友・本多猪四郎。これはどう評価したらいいんでしょう?味わいがあるというべきか、つまらんというべきか。宴会のシーンがやたらリアル。本当に宴会をしているような臨場感。それと美術にどんだけ金を掛けているのか。見るべき点はその二つ。和田勉監督『ハリマオ』機会があれば観たいと思っていた。バブル期に邦画はものすごい金の掛け方をしている。こんなとこに金掛けるか?と思うぐらい金が余って仕方が無かった様子。だからといって内容は比例しない。題材は面白いが、構成や見せ方で損をしている。テレビシリーズ三本に分けたらちょうど見やすい。なんとなくテレビっぽい作り方。映画とテレビは似て異なる物だと教えてくれる。
2024年09月01日
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