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俺たちの旅 0
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広瀬すず(声:玄田哲章)。 独眼竜政宗 総集編 第五回「楽しまずんばこれいかん」関ヶ原の合戦終了。政宗は家康に呼び出されて伏見城へ。「何か企んでるやろ?」「徳川家に忠誠を誓いまーす」。ホンマかいな。デカイ仙台城を作ったり謎の演習をしたり。怪しいので愛姫共々江戸の伊達屋敷に留まるよう釘を刺される。数年後、家康の六男・松平忠輝(真田広之)と五郎八姫(沢口靖子)の婚礼が決定。伊達家は徳川家と親戚関係になる。一方、猫御前が生んだ長男・兵五郎改め伊達秀宗に宇和島10万石が与えられる。なぜ宇和島なのか、秀宗を不憫に思う猫御前に愛姫がグッドアドバイス。四角い仁鶴師匠の顔と同様おんなの仲も丸く収まる。そしてやってきました大坂夏の陣。片倉小十郎の息子が大活躍する一方、松平忠輝with政宗はぱっとせず。気性の激しい忠輝は政宗の作戦に激昂。政宗は「その中学生みたいにすぐキレるとこを家康は嫌っとんねん!」と一喝しつつ本心をカミングアウト。この戦は徳川軍が勝利。負けた豊臣軍たちはバラバラに。さてどうなるか?さらに家康亡きあとは秀忠が将軍職を継ぐことになるが、それを必ずしも良いとは思っていない諸大名がいる。「たとえば誰?」「ボクでーす」。三代将軍職をゲットしたい気があればサポートするぜ宣言。「なので~慌てず合戦の流れを見てたほうが良いヨ」。そして淀君と豊臣秀頼(ジェームス三木の息子)は大阪城で自害する。その後、政宗はまたしても家康から呼び出しを喰らう。秀頼親子を自害に追い込んだのは道義に反する。道義に反することをしては示しがつかない。「やり過ぎやん」そして「わしが死んだらきっと世の中はまた乱れるヨ。どこかに明智光秀や石田光成がいる」「私がぶっ殺します」「それは出来ぬ相談じゃ」「?」「幕府を転覆させ天下を奪いうる大名は政宗をおいて他にない。忠輝に入れ知恵してコソコソ企んでるんとちゃうの?あーん?」とか言いながら政宗が謀反を起こしたらどうすれば良いか、政宗本人に相談する。「秀忠に天下を治める力量が無かった時は遠慮なく打ち果たすがよい」。手を取り合って涙を流す二人(こいつらウソ泣き?)。その後、政宗は隠居中の北政所を訪ね、豊臣家を守れなかったことを詫びるなど八方美人作戦を展開。まだ何か企んでいるような。しかし皆老いを迎える。以後、勝新の影響を受けてか出演者全員リアル芝居を発揮。政宗は伊達家ヤング軍団のメンバー・片倉小十郎を見舞うため白石城を訪れる。幼少時から伊達家に仕えてきた小十郎は政宗が気がかりだ。「お母ちゃんを伊達家に呼び戻しなはれ。あと、スペインに向かっている支倉常長が心配っす。アイツ豊臣家が滅んだこと知らないヨ。それにこのナイショのミッションが幕府にバレたらエライことですわ。それと松平忠輝に深入りするのもほどほどにネ」とたくさん言い残して死去。もう戦の世の中は終わった。その後、忠輝は家康から蟄居を命ぜられ、五郎八姫は生まれ育った京都を離れ仙台へ。政宗は家康を見舞うため駿府城を訪れる。家康は忠輝を不憫に思っていた。「戦乱の世であれば少しは役に立ったかもしれないのにね」と言いながら織田信長からもらった笛を忠輝に渡すよう政宗に託す。「それと、父も忠輝に会いたかったとな」。手を取り合って涙を流す二人(こいつらウソ泣き?)。家康死去、政宗は秀忠、家光をサポート。また北上川を石巻に流す計画をブチ上げるなど内政にも力を注いだ。それに引き換え伊達家と並ぶ奥羽の名門・最上家は内紛が相次ぎ、幕府から領土没収の憂き目にあう。そのため政宗の母・お東の方改め保春院は食いぶちに困り、仙台へ戻ることになるが相変わらずねちねちと嫌味と愚痴をスパーク。政宗が最上家を見捨てたことに不満を持っていた。政宗は水面下で幕府に最上領を受け渡してもらえるよう働きかけていた。「山形を拝領すれば最上家一族も安泰ならしむるかと」。しかし諸事情により頓挫していた。それでも政宗を叱責する保春院に五郎八姫ブチ切れ。政宗はそれ以上何も云わない。代わりに保春院宛にメモを残していた。母親を慕うその内容に涙を流す保春院。60歳を過ぎてから政宗はスローライフを実践。ある日、すっかりじいさんになったヤング軍団たちと能を鑑賞中、ふと自分を育ててくれた父・輝宗、片倉小十郎、虎哉宗乙、喜多たちを思い出す。この時、政宗の体はガンにむしばまれていた。死期を悟った政宗は最後の力を振り絞って江戸・伊達屋敷を訪れ、愛姫と別れのあいさつを交わす。「よいか愛姫。わしの死後は画像にも木像にも必ず両目を入れさせよ。わしはこの目で愛姫の姿を半分しか見ておらぬ。せめて来世では両目で見たい。さらばじゃ」。政宗は夢を見る。梵天丸と藤次郎がいる。お東の方が迎えに現れる。お東の方に駆け寄る梵天丸と藤次郎。「梵天丸、母は悔やまれてならぬ。そなたが疱瘡を煩わせていた折、母は山形に出向いておった」「梵天丸はいささかも恨んではおりませぬ」「藤次郎、そなたの家督相続をなぜ母が妨げようとしたか分かるか?」「伊達家の行く末をご案じなされたのでございます」「この母を許してくれるか?」。はいと応える梵天丸と藤次郎。「お言葉ありがたく承りました。政宗の胸中一点の曇りもなく晴れもうした」。政宗を見つめる梵天丸、藤次郎、お東の方。「この世のことは全て夢でござる。幻でござる」。梵天丸と藤次郎を抱きしめる政宗「いざ・・・」。翌朝、ヤング軍団が訊ねると政宗は息を引き取った後だった。「殿は帰られたのだ。この世には客として参ったと常々申されていたではないか」。曇りなき 心の月をさきたてて 浮世の闇を はれてこそゆけ。昭和49年10月、瑞鳳殿再建のため伊達政宗の墓所が発掘された際、愛用の品々と一緒に政宗の遺骨も発見された。画面一杯に映し出される伊達政宗の頭蓋骨。お・わ・り不覚にも号泣。学生の時、毎日のように瑞鳳殿の前を自転車で走ってたけど、中に入ったことは一度も無し。今度行ってみよう。
2019年07月15日
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玄田哲章(声:広瀬すず)。 独眼竜政宗 総集編 第四回「難波のことも夢のまた夢」渡辺けんを睨みつける勝新太郎。芝居に緊張感を持たせるため、この収録がガチの初対面だったという。勝新の演出プランだと思われる。NHKからの出演オファーに対して「俺のやりたいようにやる」と言ったとか言わなかったとか。その意向を全て飲み込んだNHK。勝新のものすごさが全編スパーク。政宗が脇役にしか見えない。岩出山で秀吉に対面する政宗。勝新の芝居がリアルすぎてセリフが聞き取れない。バシッと政宗の首を叩く(たぶんアドリブ)。ぎょっとする渡辺けんの芝居では出せない表情。「小田原城が落ちた後ならばそのほうの首は無かった。命は助けてやる」。秀吉は政宗に頂上から小田原城を見せ、小刀を渡すと崖下へ豪快に立ち小便。背後から刺そうと思えば刺せるが、強烈すぎる貫禄に圧倒される。その後、秀吉は奥州を目指す。政宗は宇都宮で秀吉一行を出迎える。ぼそぼそと聞き取れないセリフに加えて、くちゃくちゃと音を立てながら食事を摂る勝新のリアル演技。小田原に来なかった大名は領地没収、それ以外の大名はセーフ、ただし政宗は勝手に芦名氏を滅ぼしたので会津などを返上。代わりに蒲生氏郷(寺泉憲)にあげちゃうよ。一方、片倉小十郎をめちゃくちゃ評価「大名にしてあげるよ」。しかし伊達家に骨を埋めるつもりの小十郎は辞退する。予想外のレスポンスに唖然とする秀吉。「わしが見込んだだけのことはある」とニコニコするが、ややプリプリしながら退室。そんなこんなで石田光成(奥田瑛二)を通じて愛姫を上洛させるよう手紙が届く。しかもさっさとしないと二本松あたりも蒲生氏郷にあげちゃうよの脅し付き。そんなこんなで愛姫は上洛し、バブリー(桃山文化)な聚楽第で北政所(八千草薫)と対面する。北政所は愛姫に何でも相談するよう優しく接する。そこへ突然、能面をつけた秀吉が現れ能を披露。扇子で侍女たちの頭をバシバシと叩く(たぶんアドリブ)。愛姫こと桜田淳子がセリフを喋っているのに無視して能を舞い続ける(たぶんアドリブ)。その頃、政宗は蒲生氏郷と葛西大崎一揆鎮圧に向かっていた。実はコレ秀吉が両者を競わせる側面があった。「どっちが手柄を立てるかの~ガハハ」。東北の気候に慣れない氏郷のもとに「政宗が一揆を扇動している」との情報が入って来る。さる筋から政宗直筆の密書もゲット。政宗「やべー。ばれちゃった」。その後、秀吉を前にして詮議が行われる。密書の実物を突き付けられようが何を言われようが徹底してしらを切る政宗。嘘を通せばまことになる。「政宗の逆臣の疑いは晴れた」と秀吉の下したまさかの判決に氏郷涙目。しかし秀吉は政宗に自分を裏切るなと釘をさす。その後、政宗は正式に京へ入る。その際、死装束に磔柱を背負った姿が秀吉にバカ受け。そんなこんなで愛姫と久々の再会を果たす。再び起こった葛西大崎一揆を鎮圧した褒美に秀吉から葛西大崎の土地が与えられたり、米沢などが取り上げられたり色々ありながらも、猫姫との間に待望の第一子・兵五郎が誕生する。さらに二年後、愛姫との間に五郎八(いろは)姫が生まれる。ここで一波乱。政宗の母・お東の方の兄である最上義光の末娘・駒姫(坂上香織)が豊臣秀次(陣内孝則)の側室になることが決定。秀次ウキウキ。秀吉に淀君(樋口可南子)との間に秀頼が誕生したある日、秀吉からお咎めを受ける。「日本国を五つに分け、そのほうには四つ与える。このわしは一つでもよい。そこまで考えておるのに己は言いつけに背き殺生関白など陰口を叩かれ・・・。人を殺せば秀次・・・己も死ぬぞ。わしを怒らせるな・・・。ええか、わしを怒らせるな。ええな」。二年後、秀次は謀反の罪(※諸説あり)で秀吉の逆鱗に触れ高野山に蟄居を命ぜられた。さらに秀次と同じく家臣ほか30人以上の妻妾たちも打首または切腹を免れなかった。そのことを聞いた最上義光は駒姫の命を助けてもらうことはできないかと、北政所と昵懇の愛姫に涙を流しながら頭を下げる。そんなこんなで秀次は切腹、首は三条河原に晒された。同じ場所で妻妾ら39名が打首となる。その中に駒姫の姿もあった。老いた秀吉は朝鮮出兵、明との交渉決裂などはちゃめちゃ度を増す。ある日、秀吉は政宗と茶を共にする。「わしに盾突いた男はお前意外におらぬ。お前みたいな倅がわしにいてくれたら・・・。恩を忘れるでないぞ」「生涯忘れません」「秀頼の・・・頼むぞ。頼むぞ」。そして臨終の時を迎える。家康以下家臣たちを集め、ぼそぼそと聞き取れない声で自分亡き後のことを伝える。涙ながらに秀吉の手を握る家康。そのやり取りを醒めた表情で眺めている石田光成。「他に望むことは・・・ない。ひで・・・より・・・ことを・・・おたのみもうしあげ・・・おたのみもうしあげ・・・」。秀吉は万歳をするように両手を上げたままひっくり返って波乱の生涯を閉じた。享年62歳。つ・づ・く次回感動の最終回。
2019年07月14日
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スティーブン・セガール(声:広瀬すず)。 独眼竜政宗 総集編 第三回「母の愛は海より深く」このサブタイトルちょっと違くね?と思うよ。ふつうは。ふつうじゃない人はそう思わないと思う。政宗の戦略にねちねちとクレームをつけるお東の方。輝宗の最期に不満を持っていた。「この親不孝者~。恐ろしい息子を持ってものじゃ…」。輝宗の死を契機に家臣の遠藤元信(神山繁)は切腹、心の師・虎哉宗乙は車寅次郎のように旅へ、鬼庭左月はやけくそになって討ち死、そしていかりや長介は翌年から『ドリフ大爆笑』で「ばか兄弟」を開始する。周囲の動きをよそに着実に勢力を拡大。そんなノリノリの政宗の元に猫御前(秋吉久美子)が側室として嫁いできたよ。湿っぽい愛姫と違って猫御前は天然系ですっかり気に入ったぜ。しかし天然系。腹に詰め物を入れて「子どもが出来ちゃったのわ~」と愛姫をいびる。本領発揮。政宗は「ババ引いてもうた」と思った。そんなこんなで政宗は最上家に揺さぶりを掛けるが、お東の方は「私の実家に何すんねん」と横槍を入れる。幼少時からなぜ自分の嫌うことばかりするのか。政宗の本音が知りたかった。一方、政宗は母・お東の方の本音が知りたかった。自分より眉目秀麗の竺丸を自らの手で育てた、家督相続に難色を示した、伊達家よりも最上家に加担している、何よりも生死の境をさまよっていた時、山形の実家に帰り自分の傍にいなかった。お東の方はショックを受ける。「憎んではおりません。これだけは申しておきます。母上をずっとお慕い申しておりました」とだけ言う政宗。その後、お東の方の仲介により最上家との和睦が成立、竺丸(岡本健一)は元服し政宗から「小次郎政道」の名前が与えられる。そして宿敵・芦名との決戦で勝利、伊達家の領土はマックスでノリノリ。これを面白くないと思っていたのが豊臣秀吉だった。ヤバい空気を感じたお東の方は政宗に忠告するが「だいじょうぶだあ」と楽観視。秀吉からは当初上洛して申し開きするように言われていたのが、今や小田原に来るだけでいいよと軟化している。ホンマかいな。お家の安泰を優先するお東の方と、プライドを優先する政宗。両者の意向は交わらない。情勢を甘く見ている政宗に不満を持った一部の家臣たちは水面下で小次郎擁立に動く。お東の方は山形へ赴き、兄・最上義光(原田芳雄)に相談する。秀吉の怒りは収まっていない。小田原へ出向けば即刻首をはねられるに違いない。刃向ったとしても伊達家はたちまち滅ぼされる。しかし伊達家には小次郎がいる。つまり政宗の首をはねて秀吉に献上するのが最善策だと言う。「どうせ死ぬならお前の手で葬ってあげればよかろう」。恐怖のアドバイスに身震いするお東の方。政宗を取るか、お家の安泰を取るか。家臣たちの間でも秀吉と戦うか、頭を下げに行くかで意見は分裂。政宗の意向は前者。「そらあかん!」と必死に止める片倉小十郎に政宗は小刀を振り回して最近の中学生並みにキレる。さらにそれを止める小次郎。政宗は最近の中学生並みにすぐ反省し、小田原行きを決意する。そしてお東の方も政宗毒殺を決意する。出立前夜にごちそうを用意。今生の別れになると思い、政宗の顔をじっくりと拝む。汁物にはトリカブトが大さじ一杯。おかずを口にしたり、汁物に手を掛けようとしたけどやっぱ宮城は米だよねとごはんを口にしたり、そのたびにハラハラするお東の方。ドリフのコントのようなシーンが続き、ついに汁物をごっくん。「!?・・・母上・・・これが、心尽くしの膳でござるか!おえ~~~!母上~!」。お東の方は「母の慈悲じゃ。許せ」と涙を流す。政宗は一命を取り留め、小次郎を呼び出す。政宗は小次郎擁立の動きを知っていた。小次郎は母・お東の方の動きを知っていた。しかし小田原行きを控えてお家騒動を起こしている場合ではない。遺恨は断っておかねばならない。「分かるな?」「はい」。死を覚悟した小次郎はひと目お東の方に会いたいと願い出るが政宗に斬り殺される。「許せ小次郎・・・母上の代わりにそなたを斬ったのだ・・・」(※諸説あり)。お東の方は自害しようとしたが片倉小十郎に止められ、その夜の内に兄・義光の元へ落ち延びた。「小次郎はどこじゃ?」。白髪になったお東の方は精神を病んでいた。義光はお東の方を抱きしめる。そんなこんなで政宗は小田原へ。徳川家康(津川雅彦)を介して秀吉と対面することになる。翌日、家康から「何かオモチロイことしたほうがイイよ」との助言を受けて、政宗は死装束姿で現れる。家康に案内されて現地へ向かう政宗。そこには豊臣秀吉ではなく、豊臣秀吉の格好をした勝新太郎がいた。つ・づ・く
2019年07月07日
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アーノルド・シュワルツネガ―(声:広瀬すず)。 独眼竜政宗 総集編 第二回「男は一生、父とたたかう」奥羽の武将はほとんど血縁関係。明日は藤次郎の初陣であり、相手の相馬氏は愛姫の母親のルーツ。よよよと泣き崩れる愛姫に藤次郎の気持ちは揺れるが「ダメダメ!ぶっ殺す!」と気合いを入れ直す。そしてデビュー戦。リアル戦場にビビるが、だんだんエキサイト。馬上から相手を2~3人ほどぶった斬り。ところが父・輝宗から血気に逸って勝手なことをしたとして大目玉を食らう。ついでに取り巻きの片倉小十郎、茂庭綱元(村田雄浩)、布施定時(萩原流行)に謹慎処分が下されたり、仲たがいしたりで踏んだり蹴ったり。輝宗は改めて藤次郎を戒める。大将は時に臆病でなければならない。大将が首を取られたら戦は負けだ。一家一族は根こそぎ倒される。それゆえに最後まで死んではならない。家臣の柱となって生き抜くのが務めだ。家臣は主君のために死ぬのが務め。侍とはそうしたものだ。そして後日、母・お東の方からも似たような叱責を受ける。しかし、輝宗と違ってねちねち。お東の方は藤次郎よりも弟・竺丸を寵愛していた。プライドを傷つけられた藤次郎をアレジの嫁ではなく愛姫が棒読みのセリフでなだめる。そんなこんなで初陣を飾る。その後、輝宗は怪文書を発見。伊達家の世継に竺丸を擁立しようぜと書かれた連判状。あいつもこいつも賛同。ついでに藤次郎に従う家臣は少ないぜとまで書いてある。黒幕はお東の方であり「お前がそそのかしたんかい!」と激怒。お東の方は上手く誤魔化すどころか開き直る。輝宗は虎哉宗乙に「どうすれば・よいのでしょ~か?」と相談。「なるほどね。陽が昇れば月は消える。ま、こんなとこですかな」。その後、輝宗は藤次郎と愛姫を呼んで電撃引退宣言。びっくりする二人。こちらも志村と加トちゃんの精力剤コントのように1カットでぐんぐん成長した藤次郎(渡辺けん)と愛姫(桜田淳子・秋田県秋田市出身)にびっくり。若さだけでなく人望の薄さもあって時期尚早と藤次郎は難色を示すが、電撃的に家督を譲れば竺丸擁立を諦め家臣は一つになると輝宗は説得する。これを聞いたお東の方はキーッとなったね。テンションあがった藤次郎改め政宗は天下取るぜ宣言。奥羽の国々は血縁関係者に譲っちゃうぜ。ついでに取り巻き連中も一気にヤング世代へリニューアル宣言。そこへ「俺も協力するぜ」と亘理伊達家の伊達成実(三浦友和)もやってきた。チームをヤング軍団でがっちり固めただけでなく、ベテランの留守正景(長塚京三)も指南役に配置。完璧な組閣に鬼沢左月(いかりや長介)も「だめだこりゃ」とは言わない。そんな中、大内定綱(寺田農)が伊達家に反旗を翻した。当時19歳の政宗が下した決断は「もっとデカイ奴・芦名盛隆をやっつけようぜ!イェーイ!」。ところが負けちゃった。逆ギレする政宗をなだめるヤング軍団。この一件に乗じてお東の方は家督を輝宗に戻したほうがよいと提案。プライドずたずたの政宗は虎哉宗乙に「どうすれば・よいのでしょ~か?」と相談。「武将の道は地獄への道。地獄を通らねば極楽へ行けぬ」。殺したり、殺されたり、裏切られたり、悪夢にうなされつづける、これが武将の宿命。「家督を返していっそ仏門に入ったら?極楽が近くなるヨ」「アホか!」「だったら地獄へ堕ちるしかない」「俺は芦名と母上をぎゃふんと言わせたい!」「ははーん、すると殿は母上に褒めてもらいたくて戦するの?」この宗乙流カウンセリングにムキー!となる政宗。虎哉宗乙は両手をパンと鳴らす。右手が鳴ったか、左手が鳴ったか。「そこをとくと考えられよ」。むむーと考える政宗に愛姫は右でも左でもなく、両手があって初めて音が鳴るのでは?とグッドアドバイス。さらに政宗はヤング軍団に男の器量とはなんぞやとクエスチョン。名回答の連続に朝からテンションMAXの政宗&ヤング軍団(小十郎・成実・綱元)。その勢いで大内討伐に出発。殺って殺って殺りまくり。しかしここでまた調子に乗った政宗を輝宗は厳しく諌める。そんなこんなで大内定綱は逃亡し、畠山義継(カリオストロ伯爵)は和睦を申し出るが政宗は許さなかった。その夜、政宗は輝宗と親子水入らずで酒を酌み交わした。幼少時の政宗を案じていたが、いまや猛々しい男になった。末恐ろしくもあり、楽しみでもある。輝宗は武将としての欠点である優しさを自覚をしていた。それゆえに血縁関係者だらけの奥羽の諸国を攻めることが出来なかった。「天下を揺るがす男になれ。わしが果たせなかった夢をお前に託す」。翌日、輝宗はやけくそになった畠山義継に拉致され人質となる。苦悩する政宗が出した結論は鉄砲隊による一斉攻撃だった。想定外の行動に義継びっくり。輝宗は義継の手で非業の死を遂げる(※諸説あり)。享年42歳。政宗は家督を相続してちょうど一年目、19の秋であった。つ・づ・く
2019年07月05日
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シルベスター・スタローン(声:広瀬すず)。独眼竜政宗 総集編 第一回「梵天丸もかくありたい」昭和62年放送のNHK大河ドラマ。当時メガヒット。脚本は秘密のエロ手帳『春の歩み』をきっかけに典子元夫人と壮絶なバトルを展開したことでおなじみのジェームス・三木。「梵天丸もかくありたい」が流行語になるなど世の中は空前の伊達政宗ブームだったらしいけど、当時全く興味なしで観てませんでした。まさかその三年後、仙台に住むことになるとは。つうことで観ることにしたね。伊達輝宗(北大路欣也)とお東の方(岩下志麻)の婚礼シーンからスタート。16歳のお東の方を当時46歳の岩下志麻が熱演。お東の方は出羽の国・最上義光の妹。長年伊達家と対立してきたが「仲良くしよーぜ」つうことで政略結婚。勝ち気な性格で輿入れの際、乱入してきた猪を弓矢で仕留め、思わず輝宗「ほ」の字ダネ。その後、第一子誕生。梵天丸と名付けられた。梵天丸は天然痘にかかる。その最中、お東の方は最上家での家督相続のすったもんだをおさめるため無断で実家に戻っていた。これには輝宗怒りまんがな。お東の方は梵天丸に対するスーパー英才教育にちょっとだけ不満を持っていた。梵天丸は一命を取り留めたものの右目を失明する。梵天丸の守役を担ったのが文武両道に優れた片倉小十郎(西郷輝彦)と、その異父姉・喜多(竹下景子)。二人は時に父親役、母親役としても振る舞うことになる。ある日、お東の方は右目を失明した梵天丸を励ます。梵天丸は隻眼の僧侶・万海上人の生まれ変わりだ。今日まで取っておいた右目(実は山ブドウの実)は余分なものなのだから、元の母親の胎内に戻せば良いと言って梵天丸の前で飲み込む。一方、輝宗は梵天丸のスーパー教育係に虎哉宗乙(船村一平刑事)をヘッドハンティング。野心を遂げるためには手段を選ばない織田信長を例え「拙僧が我が子を育てることは自分の首を絞めることにならないかな。がははは」と輝宗をドキッとさせる。ある日、梵天丸は動物虐待をしていた。それを咎める喜多。「梵天丸は醜いか?」と言われ、凛々しい顔だと答えるがうわべだけの言葉は梵天丸には響かない。後日、二人は不動明王を眺める。仏が何故こんな恐ろしい顔をしているのか。その問いにすかさず答えたのが虎哉宗乙。「恐ろしい顔は悪を懲らしめるためじゃ!不動明王は優しい仏様じゃ。外見と異なり慈悲深い!」。それを聞き梵天丸は喜多に「梵天丸もかくありたい」と話す。その後、虎哉宗乙のスーパー英才教育は続く。桔梗の花を見せて「これは何色?」「紫でーす」。花をブチっとちぎって「ではこれは何色?」「紫でーす」「ばかもーん!花ないやんけ!なんで紫やねん!」「心の目で見れば今も紫色です」「そうか・・・心の目か。心の目を忘れるな。大切にせよ」としんみりする時もあれば、ほっぺたをぐりぐりして「痛いか?」「痛いです!」「ばかもーん!逆のことを言わんかい!痛いか?」「痛くないです!」と児童虐待する時も。しかし、暑い時に涼しいと言う、泣きたい時に笑うことの大切さを説く。そんなこんなで梵天丸は元服し「藤次郎政宗」を名乗る。そして相馬氏との政略結婚の話が持ち上がる。しかし政宗は苦悩する。愛姫(アレジの嫁)は11歳で政宗に嫁ぐ。政宗との対面。愛姫を睨みつけるような政宗・13歳。その後、愛姫は伊達家の人間になろうと努めるがホームシックにかかってしまう。姑のお東の方は怒ったよ。侍女共々里帰りしたい愛姫に政宗も怒りまくり。つ・づ・く
2019年06月30日
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