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俺たちの旅 0
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なのだ。必殺仕舞人 第13話「深川節唄って三途の川渡れ 江戸」江戸まであと三里だヨ。つうことでハイテンションの京山一座。しかし子どもたちが不気味に「とおりゃんせ」を歌っている。行きはよいよい、帰りは恐い・・・。さらにお地蔵さんに晋松からの注意喚起のメッセージが巻き付けてある。そこへボロボロ姿の女が助けを求めてくる。江戸の駆け込み寺・聖妙庵に騙されて女郎屋に売られたとのこと。そして本然寺に恨みを晴らしてほしいと訴えて息を引き取る。そんなこんなで江戸に到着するが、やたらチェックが厳しく旅芸人が徹底に調べを受けていた。全国行脚の旅芸人の興行先で不審な殺人が発生しているとの知らせが届いていた。京山一座もチェックを受けるが、急遽直次郎とアドリブ合戦開始「本当に役に立たない男だね~!」「こんな人遣いの荒い一座辞めてやろうじゃねえの~!」。ダチョウ倶楽部ばりの言い争いに役人「めんどくせーなー」とまんまとパス。その後、京山は聖妙庵の聖妙尼(二宮さよ子)に昼間の出来事を報告。なるほどね。実は聖妙尼と手下の信妙尼は御家人三人組とグル。商人の弱みを握っては大金を脅し取っていた&駆け込み寺に逃げて来た嫁さんを女郎屋に売り飛ばし&口封じのため時々ぶっ殺し。江戸のビジネスモデルですね。昼間の女は被害者の一人だった。聖妙尼は京山を警戒、監視役として殺し屋・辰(片桐竜次!)を派遣させる。辰は手始めに偵察中の晋松の脇腹を匕首でぶっ刺し。みるみる出血して超ヤバいがセルフ止血処置。京山たちのライブハウスに向かうが、辰が見張っている。晋松は京山、直次郎、はなを呼び出し、姿を見せないまま本然時からの指令を伝える。的は聖妙庵。「女の悩みを聞くふりをして女郎屋に売ってやがる」。しかし京山は半信半疑。聖妙尼は将軍家側室の従姉妹にあたるが「その御家人たちとつるんであくどく銭を搾り取っている」。証拠は本然寺から預かって来た頼み料だ。「仲間を消すのはつらいことだが、それ以上に・・・仏に仕える立場の者の悪行は許せないと仰いましてね」。晋松あぶら汗だらだら。その頃、辰は聖妙尼に京山たちのことを報告。おそらく自分と同じ稼業の人間。本然寺の指令で動いているに違いない。つうことで聖妙尼チームVS京山チームの全面抗争勃発。聖妙尼は京山たちをおびき出そうと駆け引きぶっこき。晋松は今回は相手が悪すぎると言う。将軍家ゆかりの尼を殺せば江戸にいられなくなる。行きはよいよい、帰りは恐い・・・。今度だけは見て見ぬふりをするか。「と言いたいところだけどそうはいかないよ。あたしゃ女を助けなきゃいけない立場の人間が逆に女を食い物にしてるのが許せないんだよ」と京山殺る気マンマン。それにしても晋松の顔色が悪い。「コレですよコレ」と小指を立てて「モテるのもつらいわ~」なーんだアハハとすっかり騙される京山たち。翌日ライブハウスは熱気むんむん。京山は踊り子たちにお色気作戦を命令。お尻を振りながら膝まで披露してお客さんたちサイコー。しかし風紀を乱すとして京山はお縄&江戸所払い、一座に解散命令が出てしまう。踊り子たちの罪は問われなかったが京山に着いていくと泣いてすがる。直次郎も「お師匠さんと離れらんねーよ!」と号泣。踊り子たちは大坂の一座に引き取ってもらうことになり、これで身軽になった。全て京山の作戦だ。連中は今夜動き出す。その時、はなだけ戻ってくる。「足手まといになった時は始末するなり何なりお師匠さんの自由にして下さい」。京山一座解散と知って油断している御家人三人組を直次郎が長ドスでぶった斬り。その様子を見て慌てた辰を晋松が襲撃、辛うじて仕留めるが晋松自身も限界。そして京山が聖妙尼を簪で仕置する。翌朝、晋松と直次郎の前に尼僧姿の京山とはなが現れる。「お師匠さんどうしちゃったのよん!そんな恰好しちゃって」「私は剃髪して御仏に仕える身」。二人は西国霊場周りの旅に出ると言う。「おいらも連れてってよ~」と駄々をこねる直次郎。「あんたももう一人で自分の道を歩かなくっちゃね。私の言うことも聞いてちょうだい」。そして晋松にも別れを告げる。晋松はしばらく女のヒモになって楽をすると言う。小舟に流されフテ寝している直次郎。ふっと起き上がるとおにぎりを頬張りながら「また会おうぜ、おっかさん」とにっこり。満開の桜の下、脇腹を押さえてよろよろ歩く晋松。「くそう・・・死ぬもんか・・・死んでたまるかあ」。京山とはなは初めての殺し、楽しかった一座との思い出、華やかな踊りを思い出しながら巡礼の旅に出る。お・わ・り
2022年10月13日
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なのだ。必殺仕舞人 第12話「おちゃれ節 騙した男へ波しぶき 紀伊」前回、江戸に戻ると話していたのに軽く通過して和歌山に来ちゃいましたよ。全員日本の地理を把握していないらしいね。そんなことよりライブやる気満々。しかし人気爆発の上方歌舞伎・尾上鶴之丞一座がやってくると聞いてこれは勝ち目なし、とっとと串本へ移動する。鶴之丞は超イケメン。そのイケメンぶりを武器に興行先の大店の奥様や娘をたぶらかしては不義密通&大金を強請り取っていた。紀伊で犠牲になったのは山城屋の内儀。「不義密通をばらされたくなければ三百料払え」と強請られまくった挙句、自害してしまう。息を引き取る前に恨みを晴らしてほしいと頼まれた女中は金を握りしめて駆け込み寺の静安院へ向かうが、鶴之丞一座の座長・尾上喜寿郎らが目撃。悪のセンサーが働くと、どこぞへ訴え出られないよう衣類をはぎ取り暴行。その様子を「酷えなー」と言いながら観察する晋松(※助けない)。晋松は女中に羽織と草履を与えるが、その後、女中は静安院の庵主様に鶴之丞の殺しを依頼すると自害してしまう。串本へ向かう途中、直次郎は踊り娘たちに服を脱がされ赤フン一丁。調子に乗って泳ぎますよ。その時、網元・岬屋の娘・おみつ(イトウチーフのフィアンセ)を目撃。カワイ子ちゃんに赤フン姿を見られて恥ずかしいわ。しかしおみつには利助という立派なフィアンセがいてがっくり。そんなこんなで串本でライブのビラをばら撒いているとなんと鶴之丞一座も串本入り。こうなったらガチでやるっきゃねー。京山一座は生足披露でお色気サービス爆発。しかし鶴之丞一座に軍配が上がる。その鶴之丞一座の芝居を観に来ていたのがおみつ。喜寿郎は悪のセンサーでキャッチ、鶴之丞におみつを誘惑するよう命令する。鶴之丞はおみつを楽屋に呼び出すと「死んだ妹にそっくりなんダヨー」と誘惑しまくり。高価な簪までプレゼントするが、密かに二度とライブハウスに来てはいけないと告げる。喜寿郎は役者だったが、鶴之丞の不注意で顔面に大やけどを負い役者を続けられなくなってしまう。一方、鶴之丞は「鶴之丞」を襲名するが喜寿郎への負い目から悪の指令に従っていた。しかしうもう限界。やってられへん!と反発、おみつを誘うことを拒否する。そこで喜寿郎は岬屋へ乗り込むとおみつに金を要求&暴行。その後、おみつは入水して自ら命を絶ってしまう。それを知った鶴之丞は我慢の限界、役人に訴えようとするが喜寿郎たちに口封じのため殺されてしまう。喜寿郎たちの仕業と気づいた利助は逆上、芝居小屋に向かうが直次郎に当身を食らわれて気絶。代わりに京山たちが襲撃。晋松と直次郎は下っ端二人を始末、京山は合気道(※合気道指導は当時、大阪市内で道場を開いていた「武榮道」ことスティーブン・セガール!)で喜寿郎をびよーんと投げ飛ばすと簪でとどめを刺す。串本を出発する京山一座。直次郎はおみつの幻を見るが、それは岬屋と利助の姿だった。利助を実の息子のようにかわいがる岬屋。「お師匠さん、俺たちいいことしたみたいだね」「そうだね。さあ次はお江戸だよ」。お・わ・り次回感動の最終回。
2022年10月10日
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なのだ。必殺仕舞人 第11話「秋田音頭は国盗り家老の冥土唄 秋田」琉球から秋田へ大移動。普通に考えて地獄の行程です。山の中で百姓たちが侍に斬り殺される。百姓の一人はおさとの夫であり、直訴状を握りしめたまま絶命していた。おさとは兄の治三郎の制止を振り切って行庵寺へ駆け込み、庵主様に夫の仇を取ってほしいと訴える。その後、行庵寺に川越藩の家老・森藤左ヱ門が現れ、庵主様に圧力をかける。そんなこんなで京山一座は行庵寺に到着するが、庵主様の姿が見当たらない。森に抵抗したもののトンズラぶっこいたらしい。一応、依頼を受けたものの庵主様がいないため、何をどうすればいいのか分からない。ちょっと秋田ヤベーんじゃね?実は秋田藩は長岡へ国替えになり、代わりに川越藩がやってくることが決定。百姓たちはお殿様について行きたいがそういう訳には行かない。さらに藩主が変われば貧しくなるに違いない。今の生活を維持したい。つうことで直訴に出たが川越藩の藩士たちにぶっ殺されたつう話し。川越藩のお殿様は秋田に行きたい。食べものがうまいだけでなく鉱物資源も豊富。そのためどの大名たちも狙っている。しかし秋田の百姓たちに嫌われていることが将軍の耳に入ったら超ヤベー。そこで森に加えて男スパイと女スパイを現地に派遣する。おさとは庵主様がトンズラしたとも知らず寺を訪れて夫の恨みを晴らしてほしいと訴える。百姓たちも直訴を諦めていない。男スパイと女スパイは百姓たちを分断させるため、悪い噂撒き散らし作戦を開始。一方、森は山越えをする者がいれば叩き斬る。何が何でも直訴を阻止しようとする。そんなこんなで男スパイと女スパイはおさとに秋田藩の侍が百姓を斬ったとそそのかす。治三郎には信じられない話だ。晋松は偵察中に川越藩の侍を何人も目撃、その中にスパイ二人組の姿があったことを覚えていた。今回の的はデカい。そこで京山、直次郎、踊り娘たちを先に出発させるが、スパイ二人組にあることないことそそのかされた百姓たちに監禁、直次郎の長ドスも奪われてしまう。秋田藩の殿様が城から金を持ち出すため一座を運び屋に仕立ててんじゃね?しかし庄屋の儀右衛門の働きで無実が証明、儀右衛門に勧められいったん秋田へ引き返すことになる。そんなこんなで百姓たちは会議(スパイ二人組もいる)。もう一遍直訴すっか?いっそ殿様についてって長岡へ移住すっか?結局直訴リベンジが決定。スパイ二人組はそのことを森に報告、江戸に向けて出発した儀右衛門、治三郎たちを待ち伏せして斬り殺す。治三郎は直次郎の長ドスを握りしめたまま絶命。怒りでブルブル震える直次郎。その後、儀右衛門たちの遺体が百姓たちの許へ還って来る。「酷い!」と泣き叫ぶおさと。夕陽が沈む中、京山、晋松、直次郎、はなが頼み料を受け取る。京山が女スパイを始末、直次郎が男スパイをぶった斬りすると二人掛りで配下の侍をぶっ殺す。そして晋松は森の屋敷を襲撃、森の首に縄を巻きつけると一気に鋼を引いて頸動脈を切断する。翌日、江戸に向かって出発する京山一座。記念に路上ライブを開始、京山は道行く人たちに嫌なことは忘れて一緒に踊ろうと声を掛ける。皆イエーイ。直次郎は俯いているおさとを見つけると手を引いて踊りに誘うが、おさとは耳を塞いでしゃがみ込む。そしてノリノリの集団から後ずさりしながら離れると、怒りと悲しみの表情を浮かべて走り去る。直次郎はおさとを追いかけようとするが、秋田音頭を踊る集団に戻る。お・わ・り
2022年10月09日
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なーので。必殺仕舞人 第10話「身を投げ生きる安里屋ユンタ 琉球」政治的意図があるのかエラく過激なお話。ヤマトンチュー、ウチナンチュー共に悪人揃い。琉球は薩摩藩に侵略され人頭税が課せられていた。そのため口減らしの目的で、妊婦は崖を飛び越えさせられていた。超すごい崖で飛び越えるの無理。つまり合法的な間引き。ところがクバ(テレサ野田)は必死こいて成功するが、島の連中から「何故飛んだ!」「掟を破ったな!」「この魔性の女!」と猛烈な迫害を受ける。その頃、京山一座は前回に続き薩摩を移動中。そんな中、晋松からメッセージを受けてとある駆け込み寺へ。そこには琉球から逃れてきたクバが横たわっていた。クバは夫の知念(林ゆたか)と貧しいながらも幸せに暮らしていたが「侍になって島を守る」と言ってヤマトに渡っていた。しかし知念からの音沙汰は絶えてしまう。そんなこんなでクバも頼み人となってヤマトへ。殺しの的は薩摩藩の役人・島津。一方、晋松は琉球出身の女郎に聞き込み調査。琉球の生活はヤマトと比べ物にならないぐらい酷いと話す。しかも知念は「ブタ野郎」と呼ばれるほど最悪の評判だった。知念は名前を「大和知之助」とヤマト風に改め、薩摩藩の侍となって島から人頭税を搾り取っていた。クバもそのことを知ってショックを受け、知念を恨むようになる。知念に会いたい一心で崖を飛び越えたのに迫害を受け、子どもは流産してしまった。知念は自分だけでなく琉球も裏切った。クバの気持ちがよく分かる京山は一緒に琉球に渡ろうと誘う。つうことで何と琉球にやって来ましたよ。琉球では島津の手で口減らしのイベントが行われていた。島民全力でダッシュ。時間内に門をくぐることができなかった者は女子ども関係なくその場で斬り捨て。役人の一人は知念だった。ヤマトに寝返った知念にブーイングする島民たち。しかし知念逆ギレ。さらにクバの姿を発見して島民たちフーリガン状態。京山が間に入るがスパイ扱いされて炎上。ややこしいことになって来たので京山は島津を訪ねライブを開催して接近する。クバも知念に接近、ぶっ殺そうとするが失敗。クバは知念のワル悪計画をぶちまけると宣言するが、掟を破ったクバを信じる者はいない。そんなこんなで島津は買収に応じない長老をぶっ殺し、クバを犯人に仕立て上げる。一方、知念は島の連中を集め、実は島を救うために侍になったと説明。土地の水に恵まれた島を発見したので移住しようぜと誘う。もちろん島津にはナイショ。半信半疑だった連中も気持ちが揺らいできたぜ。そこにクバが現れ、騙されてはいけないと訴える。負けずに知念もエエ話をアピール。連中その場で緊急会議。知念は連中に向かって長老殺しの犯人はクバだとぶっちゃけカードを切る。クバは否定するが連中激怒、石を投げまくって「怪獣使いと少年」状態。石が命中し絶命寸前のクバを知念がとどめを刺す。誰一人止める者はいなかった。その夜、連中と知念はパーティ。酒飲んで踊ってイエーイ。怒り心頭の直次郎を京山が諫める。「見誤っちゃいけないよ。島の衆に石を投げさせたのは知念だよ。あの人たちは幻を見てるだけなんだよ。新しい島を夢見てね・・・」。その後、島津は長老の娘をゲットしようとするが、抵抗した弾みで娘は銛に刺さって死亡。娘ははなに誘われて一座に加入する予定だった。「もうこれ以上、死なせる訳にはいかない」。京山は今夜中に肩をつけると決意すると島津の屋敷を襲撃。晋松と直次郎は島津と与力を始末、京山は知念の首に簪を刺して仕置する。その後、京山一座は10日間の船旅に出発。娘たちが船酔いでぐったりしている中、直次郎はパイナップル食べまくり。お・わ・り
2022年09月30日
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なのーで。必殺仕舞人 第9話「女泣かせた鹿児島おはら節 鹿児島」海を渡って鹿児島へやって来ましたよ。いきなり地震&桜島噴火。黒田義之が手堅く特撮で処理。「こんなん簡単やで(笑)」と言ったとか言わなかったとか。さすが巨匠。でも今回のお話と全く関係なし。翌朝、京山一座は護送される囚人とすれ違う。囚人は難波の辰蔵という超極悪人とのことだが本人は否定、直次郎に助けを乞う。そんなこんなで依頼主の寺に到着。おしの(赤座美代子)という女が出迎える。おしのは辰蔵の元愛人。無理やり強盗のサポートをさせられていたが、残虐非道ぶりに嫌気がさして寺へ逃げ込んできたつう話し。今回の依頼人はおしのであり、殺しの的は辰蔵だが大坂へ護送されてしまった。鹿児島にはもういないよ。直次郎は昼間にすれ違った囚人が本当に辰蔵か確かめるため、あとを追う。一方、晋松は現地で聞き込み調査開始。ぶらり立ち寄った軍鶏鍋屋で食レポ。がばがば飲みまくっているおしのを発見、別れた男への未練を晋松に語り始める。「分かるよー。生きるってのは寂しいもんなんだよー」と渋い声で語ってイチコロよ。実は辰蔵(春日光一)は軍鶏鍋屋に潜伏、護送された辰蔵は軍鶏鍋屋のオーナーで替え玉だった。しかもおしのはいまだに辰蔵と離れられずにいた。辰蔵は替え玉の女房を妾にし、おしのの目の前で食レポする鬼畜ぶりを発揮。そんなこんなで替え玉は口封じのため、護送を担当していた大坂町奉行所の役人に斬り殺される谷底へポイ。役人と辰蔵はグルだった。大坂で一仕事する時気はヨロシクね。この二人ウィンウィンの関係です。さらに口封じのため替え玉の女房もぶっ殺す。京山と晋松はおしのと替え玉の女房の子どもを救出し、一座のライブハウスに匿う。晋松は改めておしのの身の上話を聞く。おしのは大坂で夫と商いを営んでいたが、辰蔵が押し入り皆殺し。五歳になる子どもまで殺された。おしのだけ連れ去られ、辰蔵の情婦となり仕事の手引きを手伝わされる。何度も死のうと考えたが、ずるずると現在に至る。しかし辰蔵のことが許せず殺しを依頼したのだ。その夜、直次郎は長ドスで役人をぶった斬り。軍鶏鍋屋で晋松は下っ端二人を仕留め、京山が辰蔵を仕置する。その後、おしのは出家得度し剃髪する。お・わ・り
2022年09月30日
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なの~で。必殺仕舞人 第8話「坊さんかんざし買うを見た 高知」南国土佐にやって来ましたよ。京山たちははりまや橋で坊さんが簪を3本も買うところを見かける。つうことで依頼主の圓月院に到着。庵主さまによると簪を買った坊さん・宗純(藤木孝!)こそ殺しの的だった。宗純は女郎を三人も拉致、自分の寺でこき使いまくっているらしい。ぼろ寺だが格の高い寺のため寺社奉行も踏み込めない。頼み人は地元ではビッグな廓で業界の取りまとめ役・鶴富楼の女主人お倉。宗純は元々お倉の娘婿だった。放蕩三昧の末に出家、僧侶になってからは念仏を唱えながら女郎を買うな&逃げたい女郎は助けるよキャンペーンを好き放題展開。胡散臭さ満々で女郎たちからも評判悪いよ。でも元妻お光は宗純を庇っている。女郎を拉致された亀屋と入船屋はカンカン。お倉にも文句言いまくり。ある日、宗純は京山一座の楽屋を直撃、通行手形を持っているか確認する。寺に戻るとオカマがいた。「何じゃお前は?」。宗純の寺に潜入するためオカマ女郎に扮した直次郎だった。そんなこんなで拉致された三人の女郎と一緒に労働開始。機織り&草鞋づくり。酷使されて手荒れが酷いよ。工賃は宗純が管理。食欲がなくても無理に飯食え。江戸時代版あゝ野麦峠。その夜、宗純は三人揃って自分のところに来いと言う。酒池肉林?「あの坊主うまいことやってんなー」と呆れ返る直次郎。一方、お倉は庵主様に早く宗純を始末してほしいと再度リクエストしていた。京山、晋松、直次郎が宗純を始末するため寺に潜入すると三人の女郎たちの泣き声が聞こえる。しかし「おまんらはもう体を売らんでも一人で生きていける強い女のはずじゃ。炊事、洗濯、針仕事、そのうえ機織りに糸紡ぎ、手に職もついちょる。どんな粗食にも耐えられるはずや。世の中に出てからの心構えも毎晩話して聞かせたな?そのうえ金もある。おまんらが汗水たらして働いた金や」。宗純は社会復帰のため訓練を行っていたのだ。あとはここから抜け出すのみ。そのためには通行手形が必要だ。そこで目を付けたのが公儀寺社方から通行手形を与えられた京山一座だった。。どうやら宗純は悪人ではない。京山は女郎たちの救出を手助けしようと提案する。その頃、お倉は亀屋と入船屋に早く宗純を始末するよう責められていた。お倉は女郎ときちんと証文を取り交わし、悩み相談にも応じる良心的な経営者だったが、亀屋と入船屋は女郎を日常的に折檻していた。そのことを訴えようとしたお光を捕まえる。そんなこんなで強盗に扮した宗純は直次郎を引き連れて京山一座から通行手形をゲット。旅支度をした三人にかんざしを挿し、通行手形を渡す。「必ず逃げ切ってくれよ」。オカマの直次郎も送り出す。「お前たちが逃げ切れば後に続く者たちの励みになる」。そんなこんなでお倉は直接、宗純を始末するため短筒を手に寺へ乗り込む。やり方が違うだけで二人共思いは一緒。そこへお光が乱入。「この人つらかったんや!女郎屋商売がつろうて遊びに溺れて悩んだ挙句に家を出て寺に入ったんや!」宗純に対しても「おっかさんの立場も考えてあげて」と訴えるが、これからも女郎の足抜けを続けるつもりだ。ついでに亀屋と入船屋も現れ、お倉から短筒を奪うと宗純にぶっ放そうとするが、宗純を庇ってお光が撃たれてしまう。お倉も刺され宗純激怒。しかし宗純も下っ端たち(北斗星司)に何度も執拗に刺されて絶命する。その後、宗純たちは庵主様と京山に手厚く供養される。人を見る目の浅かったことを反省、的を変えて依頼を受けることになる。その夜、直次郎が長ドスで下っ端たちをぶっ殺し、晋松が入船屋を仕留め、京山が亀屋を始末する。翌日、京山は庵主様に頼まれ宗純たちの供養と鶴富楼の女郎たちにライブを披露する。京山は簪を買う宗純の姿を思い出す。お・わ・り
2022年09月27日
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なの~で~。必殺仕舞人 第7話「丹後の宮津の嘆き唄 京都・宮津」京都にやって来ましたよ。でも日本海側なのでいつもと景色は変わりませんね。ライブの合間を縫って京山は依頼主の行観寺へ。頼み人はお初という女郎。中間をしていた兄の留吉が奥方と不倫をしたため斬り殺された。殺しの的は宮津藩の家老・坂田喜兵衛、娘婿の本庄弥平次ほか。お初は留吉の無実を信じて女郎屋に身を売り頼み料を作った。早速晋松が現地調査開始。しかしお初という名の女郎はゴロゴロ、なかなか当の本人を発見できなかったが、ようやく最近入ったばかりのお初に辿り着く。しかしお初は口を閉ざしたまま。その頃、本庄はお初を身請けしよと女郎屋に姿を見せる。その本庄を斬りかかろうとする友田新助登場。新助は留吉の不倫相手の弟だった。京山たちは咄嗟に新助を助け出すが、新助は胸の病に罹っていた。はなはイケメンの新助にときめくね。翌朝、お初は店を抜け出して留吉が葬られている無縁墓地を墓参り。そこに新助が現れ、互いの立場と今回の一件の真相を知る。宮津は船の出入りが多い土地柄。そこに目を付けた本庄は運上金を誤魔化して着服しまくり、奥方に何度も咎められていたが、うっとおしいので土蔵に閉じ込めて中間の留吉と不義密通を仕立て上げてぶっ殺していた。そんなこんなでお初は身請けされてしまう。お初の口封じが目的だが、晋松は泳がせて様子を窺う。本庄たちはお初を殺そうとするが、駆け込み寺の行観寺に逃げ込んでセーフ。男子禁制のためこれ以上お初を追いかけることができない。新助を匿う坂東京山一座も勧進興行を目的にしているため手が出せない。とりあえず二人の安全を確保したが、晋松は仇討ちを言い出さないか心配する。案の定、新助は殺る気マンマン。京山に犬死してはならない、気にかけている者たちの気持ちを踏みにじってはならないと諭すが、新助は相討ち覚悟のつもりでいた。そんなこんなで坂田がお膳立て。新助に接触すると本庄の悪行が発覚したため切腹させるつもりだと話す。しかしそれでは気が済まないだろうから仇討ちをセッティングすると持ち掛ける。新助とお初は仇討ち会場に案内されるが、本庄たちに返り討ちにされてしまう。京山は一座を出発させると仕置に取り掛かる。はなは自分の手落ちで新助とお初を死なせてしまったことを後悔し「お願いします!手伝わせて下さい!」とサポートを申し出る。「仕事の上での手落ちは命がいくらあったって足りやしないんだ」と京山から言われるが、直次郎も頭を下げ、晋松ははなの帯にそっと頼み料を入れる。つうことで直次郎が下っ端どもをぶった斬り、晋松が坂田を仕留め、京山は本庄を始末する。その凄まじさにはなは驚愕し息を呑む。その後、焼き芋食って休憩している一座に京山、直次郎、はなが合流。晋松は次の目的地へ先乗り。お・わ・り
2022年09月25日
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な~の~で~。必殺仕舞人 第6話「花笠音頭は地獄で踊れ 山形」終盤で唐突に話が急展開する怪作。津軽から庄内へ。今回の移動は楽ですね。ヤング三人が尼寺から盗んだ観音様を売りさばいていい塩梅。当分めしの心配しなくて済むね。その帰り道、代官が江戸から派遣された役人をぶっ殺す現場を目撃してしまう。逆にぶっ殺される羽目になり、彦市(はしだのりひこ!)だけ逃げ延びるが、代官所の役人たちは執拗に追い続ける。彦市は観音様を盗み出した尼寺・浄月庵へ逃げ込む。庵主様は役人を追い払い彦市を助ける。そんなこんなで彦市謝罪。母親と妹に半田屋の大盛りぐらい腹いっぱいめしを食べさせたかったのだ。一方、代官たちは彦市を役人殺しの下手人に仕立てあげ捜査続行。彦市の妹おひさを捕まえ、名乗り出ないと死罪にすると脅迫する。思わず飛び出そうとする彦市を庵主様から事情を聞いていた晋松が制止する。そのせいで晋松は牢屋にぶち込まれるが、牢名主たちに直撃インタビュー。二年続きの凶作で食べ物がねーよ。でも牢屋だと食いもんに困らねーよ。つうことで食い詰めた犯罪者だらけ。米は代官たちが取り上げて横流し&丸儲けしていた。その頃、京山一座は先乗りしていた晋松を追って庄内入り。そろそろ峠を越えるよ。しかし二日前に江戸の役人が食いもんに飢えた若者にぶっ殺されたばかり。峠は危険だヨと茶店のばあさん情報。しかも京山師匠なんだか風邪気味。江戸時代にパブロンゴールドなんて売ってねーしなあ。そのうえ荷車の心棒が折れてしまう。仕方なく今夜は山の中でキャンプ。直次郎は代わりの車を探しに出かけるが、潜伏中の彦市に殴られて気絶。彦市は京山一座のキャンプを襲撃、めしを食いまくる。その後、再び現れると京山に風邪薬を渡す。そんなこんなでおひさは代官を通じて米問屋・庄内屋と江戸に行く話が持ち上がる。シティライフを満喫。綺麗な着物が着れて食い物にも困らないよ。しかし庄内屋はその手口でこれまでに村の娘たちを50人以上女郎に売り飛ばしていた。その一人が本然時に駆け込み、今回の仕事を依頼していたのだ。そんなこんなで彦市に十両の懸賞金がかけられ、出頭しなければ母親とおひさの首をはねると予告。彦市は直次郎の制止を振り切って指定された場所に駆け付けるが、母親共々斬り殺されてしまう。京山、晋松、直次郎は庄内屋へ向かう。晋松と直次郎は代官たちを始末、京山は庄内屋を仕置するが、京山を心配してあとを追って来た一座の踊り子おはな(西崎みどり)に殺しを目撃されてしまう。殺し道具の簪を握りしめたままおはなに迫る。「お師匠さんが・・・心配だったから!」。しかし「見た者は殺す!掟だ!」と晋松の縄がおはなの首に巻きつく。あたふたする直次郎。晋松がとどめを刺そうとするが京山が膝をついて止める。「この子の命を預からせて下さい。雪の中で倒れていたこの子を助けた時、私は自分の娘の生まれ変わりだと思ったんです。この子を生かすも殺すも私の手で・・・」。おはなは泣き崩れながら京山にすがりつく。翌日無事にライブは成功。晋松は次の目的地へ先乗り。その途中、墓に向かって手を合わせているおひさの姿を見かける。ライブの終了後、直次郎は握り飯を配りまくり。舞台の袖でおにぎりを頬張る子どもたち。お・わ・り
2022年09月19日
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なので~~~。必殺仕舞人 第5話「津軽じょんがら嘆きのひと節 青森」越後入りした坂東京山一座。京山たちは離れ瞽女のなつ(吉沢京子)と知り合う。なつの演奏する津軽三味線にうっとり。しかしなつは自前の三味線を持っていなかった。京山は本然寺からやって来た春海尼と接触、津軽行きの指令を受ける。人間が出来ている京山は「それ早よ言えよ!江差から戻る途中で通ったわ!」と腹を立てない。その時、旅姿のなつを見かける。なつは一座から三味線を持ち出していた。「同じ旅芸人同志じゃありませんか。訳を聞かせて下さいな」。師匠は優しいなあ。六年前、信州を旅していた時、聖二郎というこけし職人と恋仲になるが、そのことは瞽女のルールを破ることを意味し、離れ瞽女となってしまう。しかも上昇志向の強い聖二郎は旅に出たいと言い出し、角づけで生計を立てることになる。その後、子どもができるが里子に出され、なつは廓に売り飛ばされてしまう。そんなこんなで奉公を終え、身一つで故郷の津軽へ帰るところだった。京山はなつを津軽行きに誘い、ついでにライブの手伝いも提案する。そんなこんなで津軽到着。やっと故郷に帰れたことでなつは大喜び。妹のすわ(今出川西紀)を訪ねるが、突然現れたなつに動揺する。すわは妊娠していた。しかも相手が聖二郎と聞いてなつは愕然とする。一方、京山は依頼主の法恩寺へ。頼み人は津軽藩お抱え仏師・鷹衛門の娘りつ。身体を壊した遊女が寺に投げ込まれるように、何者かがりつを遊女に見せかけ始末しようとした。結局りつは早雲に騙されたと言い残して息を引き取る。調査の結果、数年前に津軽にやって来た早雲という仏師の存在が浮かび上がる。しかも早雲と聖二郎は同じ人物?手先が器用だった聖二郎は鷹衛門に弟子入り、早雲と名を改め仏師となるが津軽藩お抱え仏師の地位を狙う。さらに寺社奉行と結託、師匠の贋作を売りまくって儲けまくると鷹衛門をぶっ殺してお抱え仏師ゲット、出世の邪魔になるすわを身籠ったままぶっ殺す鬼畜ぶりを発揮。仕上げに津軽へ帰ってきたなつも殺そうとする。翌日ライブ開催。京山は客席に寺社奉行と早雲たちを確認すると急遽なつに演奏させる。なつを見て顔色を変える早雲。早雲と聖二郎は同一人物だと確信、京山たちは仕事にとりかかるが、なつに情が移っている直次郎をけん制。晋松は直次郎に早雲ではなく寺社奉行を殺れと指示。「何で―!」「情に走れば仕損じるよ」。そんなこんなで早雲=聖二郎は京山と晋松の二人がかりで始末、寺社奉行は直次郎の長ドスでぶった斬られる。翌日、京山一座は次の目的地に出発。なつを一座のサポートメンバーに誘うが、津軽に留まると言う。すわの墓に手を合わせるなつ。お・わ・り
2022年09月19日
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なので~~。必殺仕舞人 第4話「江差追分母娘の別れ 北海道・江差」郡上八幡から津軽海峡を渡って江刺にやって来ましたよ。本然時の指令はハードだね。網元の江差屋は漁師たちを強制労働させまくり&江差を牛耳っていた。京山は依頼主の浄心寺を訪ねる。ひと月前、若い出稼ぎの漁師・伊之吉が殺された。その恋人のおしんが頼み人だった。伊之吉は江差屋の酷いやり口に反発していた。京山はライブの許可を得るために訪れた江差屋でおしんの姿を見かける。おしんは母親のお栄によって江差屋の妾にされていた。お栄もまたかつては江差屋の妾だったが、おしんを妾に差し出した代わりに江差屋のバックアップで料亭を営んでいる。つうことでおしんとお栄の仲はうまくなかった。江差屋からライブの許可が出たのは三日間だけ。その間に仕事を片付けなければならない。そこで晋松は地獄と呼ばれる江差屋の漁師に応募、潜入捜査開始。伊之吉が強制労働に逆らって殺されたことを知る。そんなこんなで大脱走計画開始。しかし仲間の裏切りで計画バレバレで皆殺し、晋松だけ辛うじて難を逃れる。脱走計画を聞き出し密告したのはお栄だった。そして伊之吉もお栄により始末されていた。そのことをうっかりおしんに話してしまう。「惚れた腫れたじゃおまんまは食えないんだよ」「人でなし!」「何度でもお言い。流れ芸者をしながら散々っぱら苦労してきたんだ」。子どもを失くしたことのある京山は複雑な思いで二人のやり取りを見ていた。殺しの的は江差屋とお栄。その夜おしんは江差屋から飛び出したまま戻ってこなかった。そのことで江差屋激怒、お栄をボコボコにして叩き出す。無一文になったお栄を見たおしんは一緒に逃げようと決心する。京山はお栄の始末を思い留まると晋松、直次郎と共に江差屋たちを始末、次の目的地に向かう。お栄かなりゲスいが生かしたままかよ。お・わ・り
2022年09月18日
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なので~。必殺仕舞人 第3話「織姫悲しや郡上節 郡上八幡」亘理から一気に南下して郡上八幡にやって来ましたよ。目的地の観月院へ向かう途中、天満屋から婚礼の場でライブを依頼される。イエーイ。しかし花嫁のおかよ(早乙女愛)と花婿の音松の表情は暗い。京山は天満屋がおかよの手をさりげなく握る瞬間を見てしまう。今回の依頼は名もなき女郎からのものだった。女郎は恨みつらみを告げただけで、恨む相手の名前を言わず息を引き取っていた。京山たちと一緒に尼寺に泊まることができない晋松と直次郎は街に下って調査を開始。晋松はいつものように女郎屋で渋さを武器に聞き込み調査、女郎たちの夫は職工で天満屋に雇われていたことを知る。一方、直次郎は飲み屋へ直行。そこでぐでんぐでんに酔いつぶれている音松の姿を見かける。涙をぬぐいながら酒をがぶ飲みする音松に「そーかそーか」と何を勘違いしたのか精力剤を差し出すが「そんなん違うわボケ!」とブチ切れされる。その後、直次郎はおかよの許から出てきた天満屋を見て激昂、ボコボコにするが晋松にボコボコにされる。「お前には俺たちがどんな仕事してんのか分かってんのか!」。京山からもダメ出しされる。おかよと音松は惚れあっていたが偽装結婚であり、天満屋に借金があるおかよは借金棒引きの代わり天満屋の妾にされていた。直次郎からカウンセリングを受けた音松はおかよを取り戻そうと決心する。音松・おかよのため奔走する直次郎を見て、京山は天満屋の足を引き留めることを提案する。その夜、音松とおかよは祝言を上げて以来、初めて水入らずの夜を過ごす。天満屋は同じような手口で職工に借金をさせ、嫁さんや娘を女郎屋に売り飛ばしていた。晋松が馴染みになった女郎おりくも犠牲者だった。そんなこんなで音松は口封じに消され、晋松に助け出されたおりくも息を引き取る。おりくは依頼人の一人だった。その夜、晋松は天満屋の秘密工場を襲撃、現場責任者を仕置、直次郎は音松に手を掛けた用心棒を一発で斬り倒す。そして京山は天満屋を始末する。仕事を終え、次の目的地に移動する坂東京山一座。京山と晋松は旅の振り返りトーク。「直次郎、いいとこがあるじゃないか。きっと郡上八幡のことは忘れやしないよ」「だろうね。だが俺なんざ後ろを振り返るなんてことはとっくの昔に忘れちまってるよ。悲しいねえ~」。お・わ・り
2022年09月18日
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なのでー。必殺仕舞人 第2話「さんさ時雨は涙雨 仙台」目指す目的地は仙台。ではなくその手前の亘理。仙台藩主・伊達氏の分家・亘理伊達家の伊達安房が治めていた。やたら関所のチェックが厳しく、何故か女の姿も見当たらない。依頼主の宗恩寺に到着するが、警護を担当している亘理伊達家の侍・三浦(モロボシ・ダン)によると住職は既に亡くなっていた。そのためミッションも不明。ついでに寺への宿泊は罷りならんと京山たちを追い払おうとするが、妻の志乃(高瀬春奈!)の取り計らいで何とか敷地内でヒロシのようにキャンプ生活開始。一方。晋松は色街に繰り出して情報収集開始。なかよしになった女郎によると、伊達安房は超女好きで手当たり次第にやりまくり、手をつけた女たちを宗恩寺に閉じ込めて無理やり尼にさせられているという。さらに身籠った女は堕胎もしくは殺害して証拠隠滅を図る畜生ぶりを発揮。そのため市中の女たちは表を出歩かず、身を潜めているとのことだった。家老や取り巻き連中もグルの組織的犯行。三浦は寺の警護&ばか殿の尻ぬぐいよりも侍らしい仕事に就きたいと願っていたが、出世のため今のお役目に甘んじていた。さらに今の自分の仕事が良いことだとも思っていなかった。志乃も三浦の気持ちを理解していたが、一方で捕らえられた女たちを不憫に思っていた。そんなこんなで伊達安房は京山一座のライブを鑑賞。エエ娘がいてまんがなと早くも全力でエロ計画に着手。そのことに気づいた京山は一座の娘たちを連れて脱出を図る。晋松も墓地で住職の亡骸と、住職の遺した手紙を発見する。そこには伊達安房の悪行がしたためられていた。住職は口封じのため三浦に殺害されていたのだ。大急ぎで寺から脱出中の京山たちの前に志乃が現れ、捕らえられた女たちも一緒に逃してほしいと頼む。その現場を三浦が目撃、志乃に以前女を殺害したことを口走ってしまう。「仕事だった・・・仕事だったんだ」。そして自責の念に駆られ京山たちを逃がそうとするが、追ってきた家老など取り巻き連中に志乃と共に斬殺される。京山、晋松、直次郎は一座の娘や女たちを逃したのち、お忍びで色街を訪れていた伊達安房たちを始末する。仕事を終え、次の目的地に移動する坂東京山一座。京山と晋松は旅の振り返りトーク。「あの夫婦、三途の川で祝言を上げ直しやってますかね?それとも男のほうは地獄行きかな?」「あの男の地獄・・・本当は志乃さんにむごい所業を知らされた時だったのさ」。お・わ・り
2022年09月15日
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なので!必殺仕舞人 第1話「恨みが呼んでる佐渡おけさ」ご存知必殺シリーズ第16弾。必殺版『ドキュメント女ののど自慢』。「箱根八里は/馬でも越すが/越すに越されぬこの世の峠/西が曇れば涙雨/東が曇れば恨み雨/どうせこの世は生き地獄/代わって晴らそう女の涙/この世の苦しみ仕舞人」(ナレーション:中条きよし日本維新の会所属参議院議員)。坂東京山(京マチ子)率いる諸国民謡手踊り一座のライブが江戸で大評判。踊り子の生足披露に観客熱狂イエーイ。しかし風紀を乱すと奉行所からお咎めを受けてライブ中止。ある日、京山は鎌倉・本然寺の住職・善行尼に呼び出される。本然寺は駆け込み寺だが、女の恨みを晴らす殺しの総本山でもあった。京山は善行尼子飼いの殺し屋で五年前に引退していたが、全国各地の殺し旅を依頼される。「この本山はもとより全国百二十四ヶ所に散らばる末寺の駆け込み寺へ今もなお救いを求めて駆け込む女子の数は増えこそ減りはせんのです。とにかく佐渡へ行きなされ。そこで見たものをしっかり心に留め、そのうえでお心をお決めになるが良い」。今回の目的地は佐渡。旅の表向きの理由は本然寺の本堂修復のための勧進興行。佐渡へ向かう途中ヤクザ志願の若者・直次郎(本田博太郎)と知り合う。直次郎は国定忠治に弟子入りを頼み込むがぼこぼこの半殺し。不憫に思った京山は一座のボディガード役に加えるが「十五の時2年ほど佐渡で金を掘ってたことがあってよーん」と調子ぶっこき。そんなこんなで柏崎に到着。昆布漁に勤しむ渋いオトコ発見。オトコは晋松(高橋悦史)という善行尼子飼いの元凄腕の殺し屋だった。業界メジャークラスの京山に同行を依頼されるが、佐渡には悲しい過去があったつうことで拒否。そんなこんなで佐渡に到着。依頼主であり、おこう(クイーンエメラルダスの声の人)という女が駆け込んだ椀葉寺を訪れる。佐渡では佐渡奉行所の与力・戸塚修理(戸浦六宏)が好き放題しまくっていた。戸塚は15年前に京山と生まれたばかりの子どもを捨てた内田春之介と瓜二つ。「私が生きている限りあのことは・・・いいえあの子どものことは金輪際忘れさしゃしませんよ。誰にでも言ってやる・・・内田春之助は人でなしだ・・・鬼畜生にも劣る男だ。覚えておくがいい!」。怒り爆発の京山に内田は意にも介さない。内田は出世のため次々と女を乗り換え、今や戸塚修理と名乗り佐渡奉行所与力の地位を得ていた。戸塚は京山の口を封じるため刺客を放つが、直次郎の素人居合に仕留められる。初殺しで超緊張「俺の習った居合、通用すんだねー・・・」「通用するどころか立派なものですよ」。そんなこんなで京山は晋松と再会。晋松はおこうの内縁の夫であり、おこうを凌辱し死に追いやった戸塚修理を憎んでいたことを知る。芸者だった京山もまた出世のため戸塚により慰み者にされ、生まれたばかりの子どもを失くしたことを晋松に打ち明ける。「晋松さん、やっと決心がつきましたよ。おこうさんのためにも、あたしがもう一度生きるためにもこの仕事をします。手伝って下さいますか?」。その夜、京山と晋松は二人がかりで戸塚を襲撃。晋松が鋼の刃物を仕込んだ縄で戸塚の首を捉え、京山が簪でとどめを刺す。その瞬間、興奮した直次郎が乱入、晋松に斬りかかる。京山に制止されるが「つけて来たんだよ!だっておかしいんだもん!お師匠さんの様子!」。奇声を発しながら奇妙な動作で威嚇する直次郎に「何だこの野郎!」と晋松超ゲキムカ。「何の真似だいそれは!そんなことしたってネズミ一匹殺せやしないよ。あんたの居合は一発勝負じゃないか!どうでしょうね晋松さん、無益な殺生はしたくないし。しばらく手元に置いて様子を見ることにしちゃあ。万一の時は私が引導を渡しますから」。半泣きで京山の足元にすがりつく直次郎。つうことでムードメーカーの直次郎と頼りになるマネージャーの晋松が加わって新生・坂東京山一座出発。踊り子たちにちやほやされて直次郎調子ぶっこきまくり。「こう見えても俺は上方で車引きを二年ほどしてたことがあるのよーん」。呆れる京山に「心賑やかでいいじゃありませんか。ひょっとしたらあの若いの、掘り出し物かもしれませんよ」と晋松が応える。「かもしれない」。お・わ・り
2022年09月10日
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