04月29日

 
女性心理研究1000人委員会の日記
 
男達よ!戦略を捨てよう♪
04月29日(木)
DNAに狩猟意識がインプットされているからなのでしょうか?
男達は『戦い』『戦争』『戦略』『戦術』が好きな生き物です♪

その証拠にビジネス用語には、やたらに『戦略』という言葉がついています。
経営戦略、競争戦略、成長戦略、研究開発戦略、キャッシュフロー戦略、チャネル競争戦略、広報戦略、広告戦略、IT戦略、情報戦略、データベース・マーケティング戦略、戦略会計、ポートフォリオ戦略、商品開発戦略、マーケティング戦略、ブランド戦略、価格戦略、販売戦略、顧客化戦略、サービス戦略、人事戦略、人事・報酬戦略、店舗戦略、ランチェスター戦略、投資戦略、流通戦略、事業システム戦略、知的財産戦略、顧客リレーションシップ戦略、コミュニケーション戦略、リテール戦略、店舗出店戦略、起業戦略、情報戦略、顧客情報戦略、技術戦略、地域・環境戦略などなど、数え上げればキリがないんです。

書籍にも『戦略』はあふれています。
●「ありがとう」戦略ーその一言が人生と経営を劇的に変える
●戦略的TOEICテスト ボキャブラリー基本編
●経営に活かす環境戦略の進め方―環境経営からCSRに向けて
●売れるコンテンツとは何か!―ネット戦略に勝つ新発想!
●個客識別マーケティング―小売業のONE to ONE戦略実践法

「いったい誰と戦ってるんですかぁ?」と声高にして言いたいです♪

ちなみに女性は『戦術』は知らないけど『占術』は知っているし、とっても好きだ。間違いないっ♪
だから『戦略』『戦術』といった言葉が入った書籍の著者に女性は一人も見つけられなかった。

人間の世界は争いが絶えないですよネ。しかも男の世界ばかりで争いが多い。戦争の場においてもビジネスの場においても。
企業の中の出世競争もしかり。

大脳生理学的には、男性の大脳新皮質の前頭連合野が発達しすぎてしまったことによるらしいです。

頭でっかちの闘争意識が『他人を排除することによって自分の生存と安全を確保する』という意識を生んでいきます。

政治の世界や企業内での足の引っ張り合いなども前頭連合野のなせる技なのです。
マーケティングにおいても攻撃を仕掛けて、とにかく競争しています。

『21世紀は女性の時代』女性が消費の主導権を着々と握り始めている。その女性に攻撃を仕掛けるのですか?

もし、女性に支持され、企業の繁栄を目指すならば、『競争』『戦略』『戦術』を捨てて、『共感』を抱かれる活動に今すぐ切り替えましょう。顧客満足を優先するなら。

自動車のHONDAは『フィット』でトヨタの『カローラ』を、一時的とは言え、販売台数で抜きました。
世界でも認められるHONDAは独自路線を歩んでいると評されますが、その根本は創業時から続く『顧客との連帯意識=共感』です。『男性に支持されるHONDA車』から『女性に支持されるHONDA車』に転換した結果が『フィット』の実績につながったのです。

ディズニーランドの成功を見ても、『戦略』や『戦術』よりも、ゲストとのリレーションシップを大事にしていることがわかりますよね。
『顧客リレーションシップ戦略』なんて言ってないで、本物のリレーションを作りましょう。

蛇足ですが・・・
先ほどの書籍『「ありがとう」戦略・・・』を実は昔買っていました。

目次を見ると
プロローグ こんな時代こそ「ありがとう」で生きる
第1章 自分を変える魔法の言葉「ありがとう」
第2章 人も企業も元気になる「ありがとう」実践法
第3章 繁栄・発展をもたらす「ありがとう」の感動経営
第4章 「ありがとう」を知れば人生すべてが一変する

素晴らしいでしょ?
全国の「ありがとう」運動の事例は必見、いや必読です。
でも『戦略』という言葉が入ってくると、なんだかゴチャゴチャになってくるんです。「ありがとう」に戦略なんて必要ですか?



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