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ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)
車に関する知識
ヨーロッパではあらゆる中古品が日本ほど安くない。車も例外ではなく、中古車といえども思いのほか高額である。ガレージで購入する方法もあるが、知り合いのツテで、身元のしっかりしている帰任者の車を探し、持ち主から直接購入する方法も一般的。手続きは多少面倒だが、中古車ショップより安く買うことができるし、日本人からの購入であれば、オートマ車も手に入りやすい。
(こちらの中古車ガレージではオートマの車は少ない。)
●運転免許証
滞在が1年以内であれば、日本の国際運転免許証でも運転できることになってはいるが、赴任後すぐスイスの免許証に切り替えるのが普通。スイスの免許証は更新が無く、生涯使用できる(勿論スイス以外のヨーロッパ各国も運転できる)
日本に戻るときには、日本で逆にスイスの免許証から日本の免許証に書き換えができる。
日本の運転免許証と、その翻訳(在ジュネーブ日本総領事館に依頼。有料。)、ペルミB、パスポートサイズの写真(ジュネーブ陸運局にもインスタント写真機あり)視力検査の結果を陸運局へ持参する。
視力検査はジュネーブの指定メガネ店で行う。予約制。
視力検査は日本と内容がかなり違うので、フランス語ができない場合は英語で検査できる検査技師のいる所を探した方がよい。
大手メガネチェーン店VISILAB各店では大体英語が通じること確認済。
ショッピングモールBalexert内の店舗
Avenue Louis Casai 27 Case postale 2810 1211 Geneve 28
Tel: 022/796 40 25
月~水 9時半~7時 木 ~9時 金 ~7時半 土 ~6時
●車のナンバー(引継ぎの場合の手続き)
車が前任者から引き継ぎ品、もしくは知人からの購入の場合、陸運局で名義書き換えとナンバー交換を手続きする(ナンバーは車に割り当てではなく人に割り当てのため、持ち主が代わるとナンバーも変更申請しなければならない)。運転免許証と一緒に手続きすれば二度手間にならない。
自分で古いナンバーを外し、新しいナンバーと交換交付後、自分で車に付け直す。我が家は陸運局でうまく外すことができず、枠を壊してしまった。行く前に工具を使って試し、できなければ販売店などに外し方を聞いておいたほうが良い。
なお、免許証発行は1人150Sfr(2006年)。ナンバー交換代金は後日請求書が来る。
●車の所持についての最初の注意
販売店から購入の場合は問題ないと思うが、知人などから引き継ぐ場合、名義書き換え、ナンバープレート交換が終わるまでは、元の持ち主に事情を説明する文章をフランス語で書いてもらったものを携帯する方が話がスムーズ。警察や国境で止められた場合「盗難車ではない」ことを証明するためである。
●車の保険について
保険のセールスマンで英語の判る人は殆どいない。英語が希望ならば、担当は「英語の判るセールスマン」にしてもらうよう、保険会社に対して「強く」依頼する。
【車を引継いだ場合の保険の扱い】
前任者がいる間にペルミが出ればよいが、普通そんなことはありえない。正式な名義書き換えなどできない間は注意が必要。
1) 前任者の保険契約が運転者限定なしの場合はとりあえずそのまま引継ぐ。もしも限定つきなら、限定を外してもらっておく(自分の保険が実行されるまで、保険ごと引継ぎ、もしもの時支障なく前任者の保険を使うため)。
そのとき、前の持ち主に保険解約の依頼書か委任状を書いてもらっておく。また、払戻金についても管理を委任する旨書き添えてもらう(保険を引き継いだら前任者の保険解約作業も引き継ぐため)。
2)自分の保険契約を結んで実行と同時に前任者の保険を解約する(このときに解約依頼書または委任状が必要)。
保険を解約されるとセールスマンの成績が下がるためか、うちのセールスマンが怠慢だったのか、何度か言わないと前任者の保険は解約されなかった。
前任者の保険は残存期間により払い戻しがあるはずなので、どこの口座にいつ払い戻されるのか、それもセールスマンにきちんと確認する。このとき払戻金も委任する書き添えが無いと、他人口座に入金はできないともめることがある(これもきちんと言わないと、返金はないとか、誤魔化されることがある。案外油断もスキもないスイス)。
・保険の保障内容について
こちらでは自賠責保険が高額に設定されており、任意で入る保険は自損保障が大きな割合を占める。そのため高価な車ほど保険料が高く、安い車ほど保険料が安い。
こちらは入出庫で他人の車にぶつかっても平気なお国柄。車に戻ってきたらドアがへこんでいたとか、ミラーが折れていたなどは日常的に起こりうる。修理代は日本より高額なため、自損事故保障は入っておいたほうが良い。
●カーナビ
取り外しできるものが電気店で購入できる。スイスとフランスはカバー率が高く、利用価値は高い。現段階では「tomtom go 700」を推薦(2007年、これより上位機種が販売された)。
なお、車を離れるときは必ずダッシュボードなどに本体を隠すこと。付けたままにしておくと盗難にあいやすい。
私の知り合いにはビルドインカーナビでも、強引に外して持っていかれた例がある。
一応車の保険会社の人は、新車の場合でも、取り外せるタイプのものを推薦している。
●注意の要る運転規則
・道の太さよりも路面表記
住宅街では路面の表記で優先路線が記入されていることが多い。「道の太さが太い」「自分は三叉路の直進だから」など、日本のつもりで当然自分が優先と思っていると危険。
・右側から来た車優先
何も路面や標識で表記のない場所では、自分の右側から来た車が優先。この場合も道路の太さや形状は関係ない。
・信号のない横断歩道
絶対に歩行者が優先。違反の罰金も高額。車が止まるものと思って、左右の確認せず渡ってくる歩行者が多い。必ず止まる事。
・黄色は止まれ
勢いで直進する人はまれ。交差点のカメラに写され、違反金を取られることがある。黄色は止まるつもりで。また、人気のない横断歩道の信号も結構カメラが設置されていたりするので無視しないで必ず停止。
・自転車に注意
バイクのみならず、自転車も車道を走るので、巻き込みには常に注意すること。
・スーパーなどの身障者用駐車スペース
許可証が無いのに駐車すると、高額の罰金を取られる。通報されることも多いので、止めないこと。EU諸国でも気をつけること(罰金は約250ユーロと高額)。
・追い越し追い抜き、割り込み
これは交通法規ではないが、追い越しの車を邪魔しない。車線減少などの時も、自分が優先車線であろうとも、減少車線の車を積極的に入れてあげること。殆んどの人がそのように行動しており、割り込むほうも当然入れてくれるものと思って車線変更してくる。ジュネーブは運転が下手な人も多く、確認の余裕もなく必死で合流してくる人も結構いる。
道を譲らないと、自分自身が大変危険である。
・路上駐車
駐車が許されている、白線(有料)青線(無料)のスペースでは、時間は守ること。ジュネーブでは驚くほど頻繁に駐車違反の取締りを行っている。特に有料スペースは、係員がキップを切ろうと、時計を見ながら時間切れになるのを車の横で待っていることもある。
・速度違反
ヨーロッパでは速度規制が甘いというような誤解があるが、少なくともジュネーブ近隣のスイス、フランスでは機械や覆面パトカー、一般道でのネズミ捕りなど、日本と同じくらいの頻度で見かけるので、さほど甘いわけではない。
スイスでは違反罰金分が最初から収入として警察予算に組み込まれており、速度違反の取り締まり機械は、移動式も含め、高速道路や町のあちこちに設置されている。
許容は制限速度+6キロまで。それを越えると容赦なく罰金対象となる。
30キロ以上のスピード違反は年収の10%など、非常に高額な罰金や裁判刑が待っている。
スピード違反の罰金(ジュネーブ市内)
~5キロ 40フラン
~10キロ 120フラン
~15キロ 250フラン
~20キロ 400フラン
~24キロ 600フラン
~30キロ 800フラン
~35キロ 年収の10%
~40キロ 年収の25%+3日の拘留
~45キロ 年収の30%+5日の拘留
~50キロ 年収の35%+8日の拘留
それ以上~ 裁判
なお、バカンスシーズン前の5月6月は、バカンス期間中も含めての罰金徴収ノルマ達成のためか(?)、特に取り締まりが多い。フランスでもこの時期頻繁に取締りをしているので注意がいる。
・飲酒運転
飲酒運転に関する規制は日本より軽い。ガソリンスタンドにバーが併設されているくらいなので、ワイン1~2杯程度ならば検問があっても違反とならないし、飲酒運転の検問自体も少ない。
しかしそのせいで、夜10時以降に運転する場合、周りの車はすべて飲酒運転だと思っていたほうが良い。経験的に言うと、夜11時を過ぎると、不審な動きの運転の車が増える。この時刻の運転は他の車は信用せず、特に注意して運転すること。
相手は酔っ払いなので、歩行者も夜間は横断歩道などもちゃんと止まってくれたのを確認して渡らないと危ない。
・黄色い安全ベストの準備義務
フランスでは黄色い安全ベストを車内に準備しておくことが義務となっている(トランク内に入れておくのは不可)。高速道路の故障、事故などで車内から出る時には着用の義務がる。持っていないと150ユーロの罰金。
●ガソリンや点検についいて
スイスでは殆んどのガソリンスタンドがセルフ。
自分でガソリンを給油し、レジで機械のナンバーを告げ、料金を払う。
点検は車の購入先で。オイル交換なども一緒にお願いできる。
なお、冬場はスノータイヤが必要(冬場にスノータイヤ無しで事故を起こすとペナルティ罰金&保険金下りずなど、散々である)だが、タイヤの付け替えは結構込み合うので早めに予約すると良い。
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