随想


妙に心に残っていたりする
その傍らで重大な事は
追憶の彼方へと追いやられていたり

今吹きすぎるこの風を
いつか思い出すことがあるのだろうか
今見上げるこの空の青さを
いつか思い出すことがあるのだろうか

あぁ・・・・
時代は一瞬の上に築かれてゆく
振り返るときその美しさを知るように
握りしめたその手を放すことなく
いつまでもここで見つめていたい
私が過ごして時代を

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