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2012.01.30

原発事故以来、汚染米などが出てしまい、お米
の話題を書いていませんでしたが、少し書いて
見ましょう。

日本の歴史を振り返えればわかるように、古来
から日本人は、穀物菜食を旨として来ました。
その頃は、現代のような病気は少なく、天寿を
全うする人が多かったのです。

戦国時代、数十キロのよろいや兜を身にまとい、

したものは何だったのでしょうか？
彼らが食べていたものは、今とは比べものに
ならないほど質素なものだったはずです。

こんな資料が残っています。
徳川家康は、麦飯を好んで食べていたそうで
したし、日常は玄米だった。大阪の陣では
玄米だったと当時の書物にあります。

このように、日本では、伝統的に穀物菜食を
基本的にして来た訳です。
以前に、日露戦争時に兵隊に精米した白米の
害で脚気にかかり、当時の日本兵が戦闘出来な

特に戦後アメリカの占領政策による、間違った
栄養学により古来から築き上げられた食生活
を根底から崩されてしまったのです。
私が指摘するまでの事はありませんよね。

少し触れさせて頂くと、穀物を精製してしまう

マクロビオテック運動の提唱者であった桜沢如一氏
によれば、精製の過程で様々な繊維やタンパク質や
ミネラルやビタミンや酵素が集中している穀粒の
外層の大部分が、取り除かれてしまいます。

ですから、穀粒の持つ栄養バランスが崩れてしまう
ので、精製穀物を食べていると、様々な心身の異常や
退化が引き起こされると述べています。

日本に「現代栄養学」を広め、精製穀物と肉食文化
を広めたアメリカは、膨大な歳月と予算を投じ、調査
報告書を提出しました。これが「マクガバンレポート」
です。

つまり、現代のアメリカ人に蔓延している、生活
習慣病は食事が原因になっていると言うのです。
医学的治療よりも食を正すべきだと言うのです。
ですから、アメリカではすでに穀物菜食に切り替えて
来ているのです。
それなのに、ああそれなのに！我が日本人は、

金科玉条のごとく信じられている栄養学とは！！
日本人は、本当に滅びの道を歩んでいるのでしょうか？

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