幻竜の羅刹

幻竜の羅刹

魔女達の舞踏会5


「ああ、まかせてよ魔理沙」と笑顔で答える昇
「ならいいんだ。よし、じゃあ行くぞ」と言うと魔理沙は勢い良く地を蹴り上げ華麗に空へと飛んでいく
それに続けて昇も地を蹴り上げて空へと飛んでいった
「あら、魔理沙じゃないの。でもって…あなたは魔理沙の弟子かしら?」
雲を突き抜け、魔理沙の横に並ぶ女、アリスだった
「お、アリスじゃないか。昇、紹介するぜ。こいつがアリス。私の親友だ」
「はじめまして、坂神昇です」 「こちらこそはじめまして。私がアリスよ」とにっこり微笑んだ
「あら?そう言えば昇さんってちょっと前に来たはずなのにもう箒を操れるの?早いわねぇ」
「私が見込んだ弟子だ。できて当然だぜ」と得意げに言う魔理沙
「特に働いてないのに良く言うよ…」とぼやく昇
「なっ、働いてないとは失礼な。私だって用事があるんだよ、用事が」
「はは、私の予想通りね。ちゃんと働きなさいよ魔理沙」
「私の仕事は昇が成功することを願うだけだ。だからとりあえず願ってるんだがな」
「そんなの誰にでもできるじゃない」 「う、うるせぇ」と魔理沙は怒鳴った
(この二人仲が良いんだなぁ)と昇は心底思った
「どうだ昇、満月がこんなに近いって言うのは」 「うん、綺麗だね」
「まぁ魔法使いの特権ってやつだな」 「はは、そうだね」
とても穏やかな雰囲気だった が、次の瞬間何かを感じた
「魔理沙、これ…」 「ああ、魔賊が来るな、急いで帰るぞ昇!!」と言うと箒をUターンさせ、家のほうへと全速力で駆け抜けた
「魔賊ってなんだよ!!」魔理沙の横に並び飛ぶ昇は問う
「魔法使い達の中でも質の悪い奴やつらもいる。そいつらを魔賊って言っていわば海賊のような奴らだ!!」
「そりゃ大変だな」 簡単に答えると空をスピードを上げることに専念した
やがて、何事もなく家に着いた二人
「よし、とりあえずこれで大丈夫だな。明日は剣を使えるようにしなきゃならんから早く寝とけよ」
「あ、うん、わかった。今日は疲れたから早く寝るよ」と言うと自室に戻っていった
「さてと…剣の魔法が使えるようになったらあれ、教えないとなぁ」と魔理沙は呟くと部屋の明かりを消し、眠った

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