幻竜の羅刹

幻竜の羅刹

花と語りし少女2


しかし現在花畑にあった向日葵の数が少ない
それは放火事件があったためだが、現在少しずつ回復の経路を辿っている
なぜなら…
「ちょっと、透~、休んでばっかりじゃ終わらないでしょ!」と花畑の奥から聞こえてくる
「あぁ…幽香はこういうのなれているかもしれないけど僕からしたらきついんだよ…」
「もう…わかったわ。休憩しましょうか…」と透の休む木陰へと入っていった
「今日もいい天気だね、幽香」 「ええ、ほんとね」と微笑んだ
空には雲がひとつも無い水色で染まっていた…
―――――「花と語りし少女2」 作幻竜

「焼けてしまった部分の3分の1くらいは植えることができた…かな?」
「たぶんそれくらいね。他の向日葵達も手伝ってくれれば良いのに…」とぼやく幽香
「他人任せなんだね」と笑う透 「ええ、ほんと他人任せね」と向日葵を睨む幽香
「え?私達は光合成しているから暇じゃないですって?働きながらでも光合成くらいできるでしょう」
「まぁ…しばらく時間はかかりそうだけど段々増えてきてよかったよ」
「でも、そろそろ夏も終わるから向日葵達もすこししおれてきてるわね」
確かに向日葵は真夏の時と比べたらだいぶしおれていた
「秋っていったらこの花畑には…彼岸花だったっけ?」
「ええ、そのとおりよ。透は彼岸花好きかしら?」と尋ねる幽香
「うん、大好きだよ。なんっていうか形がいいなぁって思うんだよね」
「形ねぇ。まぁもうすぐ向日葵も枯れちゃうだろうから速く終わらせましょうか」と立ちあがり、木陰の中で背伸びをする
「ん、そうだね」と透も背伸びをした
「さてと…頑張るぞ」と意気込み、太陽の降り注ぐ花畑へと向かった

そんな幽香や透のやり取りをある者が見ていた
「あれが噂の花と喋れるっていう少女か。まだ幼いんだな」と呟く
二人は花畑で向日葵を植えている
「あんな少女が危険人物扱いとはな…まぁ俺は仕事を済ませるまでだがな…」
スナイパーライフルを片手に影に隠れている男
あの放火事件の犯人に頼まれて雇われたスナイパーだった
「正直いってこういう子供を撃つっていうのは気持ち良くないんだが…すまんな」
標準を幽香に定め、トリガーを引く
「あばよ。今度産まれるときは普通の女に…ん?」
いつもだったら悲鳴が聞こえてもいいのに何一つ聞こえない
「どういうこ…」 「あら、こんな場所で何をしているのかしら?」と背後から声をかけられる
「は?」男が振り向くとそこには幽香が立っていた
「お前・・・なんでだ!さっき狙いを定めて撃ったはずだぞ!」と混乱する男
「花達が守ってくれるわよ。そんな簡単に殺せるはずがなくってよ?」と黒い笑みを見せる
(なるほど…危険人物扱いってのも頷ける…!!)
「さ~て…逃がさないわよ?」と言うと男の周りはいろんな花達が囲った
「さぁ、いきなさい」という声と共に花達は暴れ狂い、男のに悲鳴が聞こえる
やがて、声も聞こえなくなり、花達が消えると、男は倒れ、スナイパーライフルが消えていた
「どうせあいつらに雇われてきたんでしょうね」と呟く幽香
「なぁ幽香、こいつ死んで無いのか?」と隠れていた透が尋ねる
「ええ、大丈夫よ。記憶を喪失させておいたから」 「そうか。本気で殺そうとするなんて…あいつらどうにかしてるぜ」
「まぁ私が大丈夫だったんだからいいじゃない。ほら、日が暮れちゃう前に植えちゃうよ」
「あ、うん。いこっか」
二人は花畑へと手を繋ぎ歩いていった…

やがて、日も暮れ、透は家へと帰った
「おかえり。今日も花畑に行っていたのね、透」 透がドアを開けるとそこには母と父が立っていた
「ただいま、お父さん、お母さん。うん、今日も花畑に行ってたんだ」と笑顔の透
「もう花畑に行くのはやめなさい。あそこは危険すぎる」と父が言う
「え?危険じゃないよ。何が危険なの?」と尋ねる透
「何がってもちろんあそこに住む魔…」 「魔女じゃない!!」透が大声を張り上げた
「花と喋れるから魔女なの?精神が狂って人を殺すかもしれないから魔女なの?幽香のことを何も知らないからそんなこといえるんだよ!!」
「何も知らなくても危険だということはわかる」
「何が危険だ!!花が燃えていた時、命に代えてでも花を守ろうとしたんだ!!どう考えたって危険じゃない!」
「いつお前が殺されるかわからないんだぞ」
「殺されないって言ってるだろ!!どれだけ幽香を馬鹿にしてるんだ!!幼いときにただ花と喋れたからと言う理由で捨てられ、人から避けられて生きてきた。だけど彼女は人を憎んでなんかいない!!勘違いも良いところだ!!」透は怒りが頂点に達していた
「だからといって安全だと言う保障はどこにもないだろ!!」と父も怒鳴る
「何でそこまで幽香を危険人物にしたいのかがわからない!!幽香だって普通の女の子だ!この前、幽香が涙を見せた。その時の姿はもうどこにでもいる女の子と変わらなかった。ただ花と喋れるだけで何も変わらないんだよ!!」
「うるさい!!もう花畑に行くんじゃない!!」と怒鳴る父
「嫌だね!何度でも行ってやる。毎日行くさ!!僕は…幽香が好きなんだから!!」
「なっ…ふざけるな!何が好きだ!あんな魔女のことが好きだと?」
「ああ、そうだよ。好きでたまらない。だから毎日行くんだよ!!悪いか!!」
「いいかげんにしろ!!」と透の頬を父は叩いた
「はっ、本当のことを言って叩かれる?冗談じゃない。どうせ僕のことなんて邪魔だと思ってるんでしょ?幽香のことを好きになる息子なんていらないもんな」
「お前が花畑に行かなければいいだけだ」
「だからさっきから言ってる通り嫌だね。別に許してくれなくてもいいよ。出ていくから。こんな居心地の悪い家にいつまでも言われるか…!!」
すると透は家を飛び出した
「おい!待て透…。くそっ、勝手にしろ!」と父は不機嫌そうに家ドアを閉めた…

月が光りを注ぐ花畑には幽香が一人花と一緒に戯れていた
「もう少しで向日葵の芽が植え終わるわよ」と花と笑顔で話し合っていた
すると背後に人の気配を感じた幽香は後ろを振り向く
「あら、透?今日はどうしたの?両親がいるんでしょ?」と顔をうかがう幽香
「幽香・・・」 幽香の目の前まで歩いてきた昇 「ん?どうした・・・」
突然透が幽香を抱きしめた
「え?な、どうしたのよ」と慌てる幽香に声がかかる
「幽香は魔女なんかじゃないよな」 「え?」
「気が狂って人を殺したりなんかしないよな」と声が震えている透
「・・・ええ、だれも殺さないし、魔女でもないわ」と優しい声で返す
「それなのに・・・両親は息子の僕が言うことを何ひとつ信じてくれなかった・・・!!」頬には涙が流れ、肩が震えていた
「そうだったの・・・。私のことを第一に思ってくれる透が大好きよ」と慰めるように背中を擦る
「花畑には行くなって・・・魔女がいるから、殺されるからって・・・。幽香はただ花と喋れるだけで普通の女の子なんだって・・・言ったのに・・・!!」
「もう泣かないで、透。私まで悲しくなっちゃうわ」と強く抱きしめる幽香
「そんなんじゃないのに・・・どうして・・・どうしてなんだよ・・・」
幽香はただ泣いている透を抱きしめ、なだめるだけだった・・・

「もう泣き止んだかしら?」と透の顔を覗く幽香
「うん、もう泣いてないよ」と笑顔で答える透 頬にはうっすらと涙がにじんでおり、月の光りに照らされていた
「透、あなた・・・家出してきたの?」 「うん・・・息子である僕のことを何一つ信じてくれない親の場所にいても居心地が悪いからね」
「じゃあ・・・この花畑に一緒に暮らす?」 「邪魔にならないかな?」と心配そうに尋ねる
「こんなに広いんだから大丈夫よ」 「ほんとかい?そりゃよかった」と笑顔が咲く
「多分花に囲まれて暮らしてれば次第に花の言葉もわかってくるわよ」
「そんなものなの?」 「ええ、そんなものよ」 二人は顔を見合わせ、笑った

「そういえばさ、冬ってどうするわけ?」花達に囲まれ、眠りにつこうとした透が尋ねた
「冬はね、山の方に小屋があるからそこで冬を越すの」
「え?じゃあ一年中その小屋にいれば良いんじゃないの?」
「それがね、冬が終わり、春の花達が咲き始めると小屋がいつのまにか無くなってるのよ」と困った顔をして答える幽香
「消えるって・・・すごいね」 「それでも秋の花が枯れ、冬になると毎年同じ場所に小屋があるのよ」
「・・・恐いね」 「ふふ、でもそこで冬を越すっていうのも怖いでしょ?」と笑う幽香
「確かにね」と透も笑った
「さて、明日も早いから今日はもう寝るわ。おやすみ」 「ああ、おやすみ」と返す透
(なんか男女二人で暮らすって・・・新婚の夫婦みたいだな)と少し照れる透
(って何想像してんだ俺。あ~寝よう寝よう) 花に囲まれ透は眠った

朝、光り輝く太陽が直接目に入ってきた
「うっ、まぶし・・・」重いまぶたを無理やり開き、目をこする
「あら、今ごろ起きたの?ずいぶんと遅いのね」
「ん?あ、おはよう、幽香」 「おはよう」
「いつも幽香はこんくらい早いの?」 「まぁね。私はもうなれちゃってるから」と笑う
「あ~・・・ところで・・・朝食って?」 「ああ、ほら、あそこにあるでしょ?」
幽香が指差す木の日陰の場所にはサンドウィッチが数個置いてある
「花達が取ってきてくれるのよ」 「あ、そうだったね。じゃ、食べてくるね」というと透はお腹を擦り、よたよたと日陰へと向かった
サンドウィッチを頬張る透の横に幽香は座った
「今日も向日葵達が笑っているわ。もうこうしていられるのは残りわずかな時間しかないけどね」
「向日葵達は死は恐くないのかな?」 「さぁどうでしょうね。でもああやって幾度と季節が巡っても向日葵達はいつでもわらっている。だから恐くないんでしょうね」
「向日葵達は強いんだね」 「ええ、ほんとね」と笑う幽香
「さてと・・・朝食も食べ終わったし・・・種の植えつけ、やりますか」と立ちあがる透
「そうね。もう今日でおわるでしょう」と幽香も立ちあがった

ここは空 空にはなにやら切れ目から隙間ができており、そこから顔を覗かせる者があった
「ふふ、あれが風見幽香ね。花と語れる・・・皆から恐れられる少女・・・死んだらきっとこっちにくるんでしょうね。楽しくなりそうだわ」と笑う
「幻想卿にくることになったら脅威になるでしょうね。まぁお互い仲良くできればいいけどねぇ」地上では幽香が笑っていた
「まぁ、残り少ない寿命を向日葵と友に過ごすと良いわ」と言うと隙間の中へと戻っていった
幽香の知らない間に、彼女の体内には異変が起こっていた
それに気づいていたのは恐らく彼女の妖気を感じた幻想卿の者達だけだろう

「幻想卿」それは人間の世界で強い恨みや憎しみを持った者、恐れられてきた者、魔法使い、強い力を持つ幽霊、悪戯好きな妖精などがくらす里。普通の人間が入れることはまず無い
彼女は恐れられている人間であり、花を操ることができる。
そして今、そのレベルを超え、妖気、つまり妖怪へと近づいているのであった
妖怪になるということは死を迎えると言うこと 人間ではなくなるのだった・・・

「今誰かに見られてたような気がしたんだけどなぁ・・・」と言うと空を見上げる幽香
「誰かに見られてたからって空から誰も見ないだろ」と笑う透
「いや、でも上から見られてたような気がしたんだけど・・・」
「気のせいだよ、気のせい。ほら、もうあとこれだけ植えれば終わりだよ」と籠に入った向日葵の種を指差した
「ええ、そうね。それじゃあ早く終わらせましょう」 「うん」二人は笑顔になった

「お嬢様、あの子が・・・」 「ええ、そうみたいね」 高い場所から二人を眺める者達
「なんって大きな妖気。第一まだ子供じゃないですか」
「そうね。それに・・・」幽香の隣にいる男に目をやる
「彼氏・・・がいるみたいだしね。妖怪になるには実に可哀想だわ」
「八雲紫は楽しんでいるようですが・・・」 「大丈夫よ、咲夜。あの男の勇気次第でどうにでもしてあげるわ」とうっすらと笑みを浮かべた
「そうですか・・・同じ人間として放って置けないんです」と咲夜が言う
「まぁ吸血鬼の私にはそんなことわからないけどね・・・」とどこかへと行ってしまった
二人は無邪気に笑っていた 花畑の真中
「ねぇ、透」 「ん?どうしたの幽香?」 「私、ずっとこのままでいられるんだよね?」
「え?どういうこと?」 「このまま・・・ずっと透と一緒にいられるってこと」
「・・・」幽香の真剣な眼差しを見た透はにやっと笑って幽香の頭を撫でる
「当たり前だろ。いつだって一緒だよ」すると幽香は笑った
「そう・・・よね。何を心配してたのかしら」 「幽香らしくないね」と笑った
「うん。でも何だかここ最近変な感じがするのよね」
「変な感じ?いったいどんな?」と顔を覗かせる透
「う~ん、何って言うか・・・生きてる感じがしない?苦しくは無いんだけどねぇ」
「生きてる感じがしない・・・想像できないな。なにかの病気なのかな?」
「病気ではないと思うんだけど・・・でも気味が悪いわ」
「大丈夫。ちゃんと幽香は生きてる。ほら、向日葵達だって笑ってるじゃないか」と笑う透
「ええ、そうね。私は生きてる」
「さてと・・・向日葵も植え終わったし、あとは秋が来るのを待つだけだな」
「ええ、秋が楽しみね」 幽香はうっすらと空に浮かぶ月を見上げた
少し紅色がかかっているような月だった 幽香につられて透も見上げた
月が満ちるとはまだ言えない満ち欠けの月だった・・・

明くる日の昼のことだった
幽香と透が木陰で休みながらも話し合っているときのことだった
「透、お前こんな場所にいたのか」と後ろから声がかかる
頭だけ声のかかる方を向くとそこには父の姿があった
「あのときは言いすぎた。本当にすまん。だから、戻ってきてくれないか?」と謝る父
「じゃあ、僕はもう花畑に何度行ってもいいの?」と尋ねる透
「・・・ああ、良いだろう。何度言っても良い」 「それじゃあ謝ってくれよ」 「は?」
「幽香に謝ってよ。魔女だの人を殺すだの言ったんだ。謝ってよ」 「うっ・・・」
「ねぇ、早く謝ってよ。何度もきて良いってことは幽香のことをもう普通の女の子だって認識した上でのことでしょ?」 「そ、それは・・・」
「あれ?もしかして嘘なの?家に連れて帰ってなんとかいって僕に花畑にもう行かせないようにしようと思ってたの?」
「ちょっと、透。もう私はそんなに気にしてないから」と幽香が割って入る
「幽香が許しても僕は許さない。僕が幽香を好きだって言ったらふざけるなっていったよね?ってことはもう好きだってことも認識したんだよね?」
「・・・」父は無言のまま、何も言わない
「謝る気がないのなら帰ってくれよ!!僕はもうあの家には戻らない!幽香を認めてくれるまで!ずっと、ずっと!!」とうっすらと涙を浮かべ、声を張り上げる透
何も父は言えず、沈黙が流れた
「あの・・・透のお父さん、別にあなたのいったことなんて気にしてなんか・・・」全てを言う前に透の父は町の方へと走っていってしまった
「結局謝らなかった・・・。だからあんな家には戻りたくないんだ。なんで皆は幽香のことを避けるのかがわからない」
「透、あなただけでも私のことを思ってくれる人がいてくれて嬉しいわ」と透の頬に手を伸ばす
「ほら、男の子が泣かないの」と涙を拭き取った
「なんだか幽香に助けてもらってばっかりのような気がするな」と呟く透
「ふふ、私だってあなたに助けてもらってるわよ。いつも退屈だったし、他の人間を恨むことだってあった。でもあなたと出会って私はとても変わったのよ?十分あなたに助けてもらってるわ」
「そう?僕でも幽香の役に立ててるのか?」 「ええ、十分」とにっこり笑った
「その言葉を聞いて何だか安心したな。僕が足手まといっていうか邪魔者扱いされてないか心配だったんだよね」
「そんな・・・私があなたのことを思ってるってことぐらいわかるでしょ?」
「え、あ・・・うん」と頬を赤らめる透
「それにしても・・・近頃は少しずつだけど寒くなってきたわね」と風に靡く髪に触れる
「え?そうかな。あんまりそんなこと感じないんだけどな」
「ずっと自然と共に暮らしていれば少しの変化も見逃せないのよ」と微笑む
「自然については幽香にたくさん学ぶことがあるなぁ」
「あら、わたしは透に人間についてや、町のこと、いろんなことについて学ぶことがあるわ」
「じゃあお互い様だね」 「ほんと、お互い様ね」と声を上げ、笑った

場所は変わって空
「あら、二人とも楽しそうにやってるのね」と笑う
彼女こそが八雲紫(やくもゆかり)である 幻想卿内では恐れられるほどの力を持つ妖怪
「ふふ、二人とも信頼しきっているのね。良いことだわ」
怪しい笑みを浮かべる紫
「明日にでもあの子に挨拶に行きましょうかね」と扇子を扇がせる
「ああ、それにしてもあっちもこっちも暑いわねぇ・・・」
そう呟くと紫はまた隙間へと消えていった

そして夜は巡り行く 妖気は暴れ狂い、漂い始める時間である
二人の眠る場所には驚くべき量の妖気が漂っていた
ただそれを知るものはこの場所にはいなかった・・・
そして朝、鳥達が囀り、光が降り注ぐ
そんな太陽の光で目覚めた透は辺りを見まわす
幽香がいなかった いつもなら花畑にいる というか花畑から離れることなどめったにないのだが・・・
胸の中に何か嫌なものがよぎった もしかして・・・僕を置いてどこかへい・・・
「ばぁ!!」と後ろから大声がしたのに対し「うわぁ!!」と跳ねあがる透
「あははっ、どう?ビックリしたでしょ」と後ろでは悪戯に笑う幽香の姿があった
「あ、当たり前だろ!はぁ・・・朝から心臓に悪い・・・」はぁはぁと息を荒くする透
「あら、ごめんなさいね。思った以上に驚いたからついついわらっちゃったわ」
「思った以上に驚かなくても笑ってただろ?」 「あ、ばれてた?」と笑う幽香
「てか・・・今何時?」 「えっとね、・・・11時くらいらしいわよ」花と語り時間を知る幽香
「あれ・・・11時?俺そんなに寝てたのか」 「そうね。太陽の日が結構上ってたのに起きなかったわね」
「そういえば、花達も人里でまぎれて働いたりしてるんだけど、それでお金が入ってきたから、透の好きなもの買ってくればいいわよ」と笑顔で言う幽香
「え?幽香は買わないの?」 (てか花働いてたんだ・・・)
「ええ、私が人里に行けばどうなるかわかるでしょう?」とうっすら笑う
「あぁ・・・そうか・・・。俺がよく行ってたおいしいパン屋のパンとかいろんなの買ってくるからね」
「あら、たのしみね」と微笑む幽香
幽香はお金が入った財布を渡す (うわ・・・結構入ってるなこれ)と透は思った
「それじゃ、いってくるよ」 「ええ、いってらっしゃい」と笑顔で見送る幽香
歩きながらゆっくりと人里へと向かう透を幽香は笑顔で見送った
すると・・・
「散りかけた向日葵っていうのもまた一興ね」 「え?」幽香が振り向くとそこには女性がいた
外見は大人で、髪は長く、変わった服装をしており、白く大きな日傘をさしている
(さっきまでここにはだれもいなかったはず・・・なのになぜ?)
「こんにちは、風見幽香さん。私は八雲紫。よろしくね」 「え?あ、あぁ・・・よろしくお願いします」
「ふふ、そんなに硬くならなくてもいいのよ?」と柔らかな笑みを浮かべる紫
すると紫は何やら詩のようなものを一部読み始めた
「風を見て、声を辿り、幽玄の生命さえ、向日葵が笑う場所で、何もかも終わらせよう」
「どういう意味ですか?」
「それはね、この場所に咲く向日葵と共にあなたの命が終わるってことよ」
「え・・・」 「ああ、性格には魂は生きてるわね。あなたの魂がこちらにくるってだけで」
「私、人間じゃなくなるんですか?」 「ええ、そうよ。最近変な感じがしなかった?」
「あ・・・」 思い当たるものがあった
―――「う~ん、何って言うか・・・生きてる感じがしない?苦しくは無いんだけどねぇ」
「あるのね。あなたは妖怪になるの。人間ではなくなるわ」
「そんな・・・。私、やっとわかったんです。生きてる意味を、私が存在する意味を!」
「へぇ、どんな意味があるの?」
「透を・・・透を笑顔にさせること。花と共に生き、一緒に生きること!!」死ぬのは嫌だと必死で抵抗する幽香
「あの男の子のことね。でも・・・残念ね。私と同じ妖怪にあなたはなるんだから」と笑う紫
「嫌・・・私・・・生きたい」と泣きそうになる幽香
「人間と妖怪の境界が今にも崩れそうね・・・」すると紫は隙間へと消えていった
やがて幽香は崩れ落ちた・・・

透は買い物を終え、花畑へと帰る
「焼きたてだからおいしいだろうなぁ」と笑顔がこぼれる
そして幽香がいつもいるところに幽香はいた が・・・泣いていた
そんな幽香を見て透は幽香の元へと走っていく
「どうしたんだ幽香!何かされたのか?」と顔を手で覆う幽香に声をかける
すると・・・
「私・・・死にたくないよ・・・妖怪になんてなりたくない・・・」声が震えている
「死ぬ?妖怪になるだって?何の話だ、幽香」
「さっき妖怪が私の元にきて話しかけてきたの。あなたは妖怪になって人間ではなくなるって・・・。私、人間じゃなっちゃうのよ!」涙が止まらない幽香
「落ち着け、幽香。まだ本当だって決まったわけじゃないだろ?」
「でも・・・でも・・・」段々声が弱くなっていく
「大丈夫。いつだって俺が幽香の隣にいるよ。約束だ」 「ほんと?約束してくれる?」
「ああ、絶対に破らない」 すると透が小指を差し出す
「破っちゃ嫌だからね」 幽香も小指を差し出し、透の小指と交差させる
「指きりげんまん、嘘ついたらハリセンボン飲ます、指きった!」透はそう言うと指を離した
「これで嘘ついたら俺はハリセンボン飲まないといけなくなったな」と笑う透
「そんなことになっちゃいけないのよ?」 「うん、わかってるよ」
透は幽香を抱いた 透と比べてすこし小さい幽香の手は震えていた
幽香は透の手を見る 透の手も震えていた
(恐いのは私だけじゃなくて透も同じなんだ・・・)幽香は心の中で思った
そして透が口を開く
「そうだ!美味しいパン買ってきたんだ!焼き立てだぜ?」袋からごそごそとパンを取り出す透
「あら、おいしそうね」と笑顔が咲く幽香
「じゃ、食べよっか」 「ええ、そうね」・・・

そして花畑を見下ろせることのできる丘にて・・・
「お嬢様、紫は幽香の人間と妖怪の境界を・・・」
「ええ、境界を破るつもりね。これだから厄介なのよね、紫の能力」とため息をつく
「境界を操る能力・・・生と死の境界をも操ることができるなんて・・・恐ろしい」
「なんとかしないといけないわね・・・。あのままだと紫のおもうがままだわ」
「いつ出ましょうか?」
「そうね・・・紫が仕事を終えた後・・・あの子が妖怪に人間として動かなくなった時ね」
「そうですか・・・。あの男の子は悲しむでしょうね」
「そうねぇ・・・さて、紫がいつ動くのかしら」
そして二人はただ二人を眺めていた・・・

すぐに迫っていた日のことを二人はまだ知らない
人間のようで、すでに人間じゃなくなりかけている幽香の身に何が起こるか・・・
そして何も知らず夜が明けていく
紅く染まった月を誰も見ることは無く・・・

いつものように迎える朝 今日も太陽が空にさんさんと輝いている
鳥が空を飛びまわり、囀っている
雲ひとつ無い天気、夏とは少し違う涼しい風が吹いていた
「ん~・・・よく寝たぁ~」と背伸びをし、おおきなあくびを見せる透
「あなたは寝過ぎなのよ」と幽香が笑った
「幽香が起きるの早いんだよ・・・」眠たい目をこする透
「これが私に取ったら普通なのよ」 「僕からしてみればこれが普通さ」
「ふ~ん・・・あ、今は天気良いけど夜には雨が降るからね」
「え!?こんなに晴れてるのに雨が降るの?昨日見た天気予報では晴れで降水率が0%だったのに?」
「ええ、花達は役に立つわよ?天気予報を外さないから」と微笑む
「あ~なるほど・・・人の目とかよりも自然にあるものが感じ取ったやつの方が正しいか」
「そう言うことよ。ほら、朝ご飯あるから食べちゃいなさい」
「はいは~い。ってか何だか幽香は俺のお母さんみたいだな」と笑った
「なっ、お母さんですって?そんなに年食ってないわよ」
「あはは、冗談だよ、冗談」
「全く・・・同じ位の年なのに・・・失礼だと思わないのかしら?」
「別にそこまで怒らなくても・・・。ごめんな、幽香」と頭を下げる透
「怒ってないからいいわよ。これからは気をつけてね」
「は~い」と軽く返事をして朝食を取りに行った
「本当にわかったのかしらねぇ・・・」とため息をひとつついた
透は一人、木陰の場所で朝食を食べていた
「お母さん・・・ねぇ・・・。・・・悪くも無いわね」幽香は小さく笑った

「なんだか今にも向日葵枯れそうだね」と木陰で寝転ぶ透が隣の幽香へ言った
「ええ、本当ね。もう下を向いちゃってるし・・・彼岸花の畑はもう咲きそうだったし・・・」
「確かにね。すぐそこにあるけど蕾も結構大きかったね」
「でしょ?あ~いつになったら咲くのかしら。楽しみだわ」
「幽香ってさ、花のことなら何でも知ってるの?」
「何でもってことでもないけど・・・ある程度なら知ってるでしょうね」
「そういった知識はどこから入ってくるの?」 「花と話してたらこうなったの」
「ああ・・・やっぱり?」 「ええ、あなたの思ってる通りよ」と微笑んだ
「あなた達もそうでしょ?基本的な知識は親と一緒に暮らしていたら勝手に身についたでしょ?」
「あ・・・そうか。それと同じだね」 「生きる環境によって変わるものよ」
「僕も自然の中で育ちたかったな」 「でも両親がいないよりはいたほうがいいと思うわよ?」
「そ、そうだね。・・・ごめん」 「いえ、気にしてないからいいわ」
(両親がいれば辛い思いもせずに自然について知る事だってできるのに・・・俺って奴はつくづく無神経な奴だ)と自分を恨んだ
「そんな深刻そうな顔しないで?気にしてないから」と笑みをこぼす幽香
「うん、ありがとう。あ、そういえば・・・」とポケットをあさる透
「ほら、これ。幽香からもらったお金じゃなくて家にあった自分のお金で買ったんだ。かわいいでしょ?」それは花をデザインしたペンダントだった
「あら、かわいい。私にくれるの?」 「もちろん。似合うと良いんだけどな」恥ずかしそうに手渡す
「どう?似合うかしら」 「綺麗だよ幽香」 「ありがと」恥ずかしそうに頬を少し赤らめる幽香
「そうだ、お腹すいたでしょ?花達が昼食持ってきたことだし・・・ね?」 「うん、そうだね」
二人は無言で立つ男性が持ってきた昼食を受け取った
そして二人は木陰の元で一緒に昼食を取った

しばしの昼寝 いつもと変わらない風景である
自然の中で眠るのは実に気持ちがよかった
木陰から漏れる微かな太陽 そして吹き渡る少し暖かさを残す風
どちらかが先に起きたらもう片方を起こすことになっている
今日は透が早く起きたため、幽香を起こした
「う~ん・・・っ。あら、雲が少し出てきてる。少し早めに降りそうな雰囲気ねぇ」
「うん、確かに・・・そういえば思ったけど朝から雨降ったりとかした場合はどこで何をしてるの?」
「まぁ傘を差して花と喋るときもあれば木の下に座ったりしてるわね」
「木の下だと濡れるでしょ?」 「この木は日の光は通すけど雨は通さないのよ」と笑う幽香
「へぇ、便利な木なん・・・」
その瞬間、透の隣をものすごい勢いで何かが飛んでいった
飛んでいった何かを見つめながら「なあ、幽香、あれなんだとおも・・・う・・・」
隣にいたはずの幽香がいないと思いきや地面に倒れていた
「なっ、どうしたんだよ幽香」 「なんか・・・苦しい」
「一体何が起きたんだ・・・。大丈夫か、幽香」と声が震えている透
「う~ん・・・多分大丈夫じゃないと思うわ」と笑ってみせる幽香
「もしかして、あの日言ってた事が現実になっちまうのかよ!」
「妖怪になる・・・って話ね?そういうことね。あぁ・・・もっと、ううん、ずっと一緒に透といたかったな」と透の頬に手を伸ばす幽香
「俺な、幽香に会って変わったんだぜ?」 「へぇ・・・何が変わったのかしら?」
「今まで・・・絵を書くことしかできなくて、生きる価値なんて無いと思ってた・・・!」涙が流れ、頬から流れ落ちる
「でも・・・幽香に出会って・・・誰かのために生きてるんだって初めてわかったんだ!!だから・・・いつまでも一緒に・・・隣にいてくれよ・・・!約束しただろ?」
「ごめんね・・・約束破っちゃうことになるわね・・・ハリセンボン飲まなきゃ」と笑う幽香
「なら・・・生きろよ。それじゃあ二つの約束破ることになるじゃねぇか・・・」泣かないようにしても涙が止まらない透
「ごめん・・・私・・・透を幸せにすることができたのかな?」透の涙をみて幽香も目から涙が流れ始める
「ああ、幸せだったよ。でも・・・これからも幸せになることはもうできないのかよ・・・っ!!」
「これからも幸せにしてあげたいよ・・・もっと一緒にいたい・・・透を愛したいよ・・・」
透は幽香をおもいっきり抱きしめた
「透からせっかくもらったのに・・・つけていた時間は短かったね」
「いいんだ。少しの時間でも幽香がつけてくれただけでうれしいよ」と涙の流れる顔を無理やり笑顔に変えた
「なんだろ・・・変な感じだな。死ぬのに辛い感じがしないよ」と笑顔になる幽香
「辛かったり痛いのは見ていても辛いからね・・・でも・・・」悲しさでまた涙が流れてくる
「ほら泣かないの」笑顔の幽香は頬に流れる涙を拭く為に手を伸ばす
「男の子で・・・しょ?」涙は止まることなく流れ続け、幽香の腕は地へと崩れた
「なんで・・・なんで俺は幸せになれないんだよ・・・」
もう動くことの無い幽香をただ抱きしめていた
「いつでも隣にいるって・・・約束はどうなったんだよ・・・俺だけ残していなくなるなんてひどいぜ・・・」
「あら、まだ運命は終わらないわよ?」後ろから声がかかる
「は?」後ろを振り向くと 青い髪をした小さい少女と銀色の髪をした女性がいた
「運命は終わってない・・・って?てかあなた達は?」
「私はレミリア。レミリア・スカーレット。吸血鬼よ?」とにっこり笑うと牙が見える
「私は十六夜咲夜(いざよいさくや)。レミリアお嬢様のメイド長を務めておりますわ」
「その子、まだ生きることができるわ。私の運命を操る能力を使えばね」
「本当ですか!?幽香は生きることができるんですね!?お願いします!!蘇らせてください!!」
「でも・・・さっきも言った通り私は吸血鬼。もちろん人間の生き血が大好きなのよ。そこで・・・あなたの血を全てもらえるのなら、彼女を蘇らせてもいいわ」
「お嬢様!?」驚きの声を隠せない咲夜
(心配しないで咲夜。この子の意思を確かめたいだけだから) (そうですか・・・)安心した咲夜は心の中でほっとため息をついた
「僕の全ての血・・・」 (さぁ迷いなさい。彼女を取るか自分・・・)
「お願いします。きっと僕がいなくなっても彼女の魅力に気づいてくれる人がきっといるはずです。僕なんかの血でよければ・・・」
今までの曇っていた透の瞳は輝きを取り戻していた
「じゃあ・・・お願いしますレミリアさん」 「ふふ・・・あなたの意思、よくわかったわ」
「へ?」 「あなたの意思を確かめたかっただけよ。血なんて吸わないわ吸血鬼だって言うのは本当だけどね」笑っているときにはやはり牙が見えた
「私は幻想卿という妖怪などが生きる場所から来たのよ」 「そこの彼女が大量の妖気を発していたのが幻想卿からでも感じられていたんです」と咲夜が説明する
「妖気・・・」 「人から恐れられたものたちは早くから妖怪になる運命なんです。まぁ私は人間なんですけどね。それで彼女は妖怪になってしまったわけです」
「あ、透だったかしら?彼女の前でさっきみたいなこといっちゃだめよ?怒るっていうより悲しむから」レミリアは笑って言う
「あ・・・すみません」 「じゃあしばらくしたらその子、起きてくるとおもうから。その子と彼女の運命を変えておいたから」
「どんな運命ですか?」 「知りたい?」
「彼女が生きるようになり、あなたと永遠に幸せになる運命よ」
そういうとにっこり笑って咲夜と一緒に歩いていってしまった

「永遠に幸せになる運命・・・か・・・」透は薄く笑った
やがて幽香は重かったまぶたがゆっくり、ゆっくりと開く
「あっれ?私・・・」 「よう、幽香。おはよ」 「え、あっ、おはよ・・・う?」
「よかったよ・・・ほんと・・・よかったよ・・・!!」起き上がる幽香を思いっきり抱きしめた
「ちょっと、な、何?何が起こったの?」わけがわからない幽香
「とりあえず・・・約束はまだ続いてるね」 「え?あ、そうね」
「いつまでも隣にいてくれよ」 「当たり前じゃないの」
「俺達は約束の二人(エイゲージ・リンク)だぜ」 「エイゲージ・リンク?なにそれ」
「約束の二人だ。いつまでも・・・永遠に愛し合う仲ってことだ」
「ふふ、それも悪くないわね」 「そうだろ?」
二人は顔を見合わせ笑い、そして唇を重ねた
「おかえり、幽香」透はにっこりと微笑んだ
「ただいま、透」幽香もにっこり笑った
幽香の胸には花をモチーフにしたペンダントが輝いていた・・・

花と語りし少女2――完――

花と語りし少女2あとがき

どうも~皆さん元気にしてますでしょうか へたれの幻竜です
さて、今回小説としては初めて続編を書かせていただきましたがどうでしょうか
僕なりにうまくまとまったのではないかと思われるのですがね
答辞とか勉強とかいろんなことがある中でこんなことしてるなんて暇人だな俺
まぁ・・・それにしても今回ほど悩んだ小説はありませんでしたね
1作目でネタを出しきったつもりだったのですが続編を書いたので・・・ねぇ?
恋愛っていうか悲しさを強調した作品に仕上げた・・・つもりです
ってかもう最近小説はどんなものにしようかとか思い浮かんできません
多分ネタ切れってやつですね~ もう俺だめだぁ~w
それにしても透はいつまでたってもかっこいいですねぇ~俺には到底無理・・・
幽香もなんっていうか・・・いいなぁ~って自分で書いてて思いました
こんな感じの二人ってお似合いですよね~ 俺に似合う人はいないようです・・・
まぁそんなどうでもい話はいいのですが・・・
今回は妖怪の八雲紫の手によって人間ではなく妖怪になってしまうという話です
まぁそれを阻止するため、レミリア、咲夜が立ちあがったわけです
そしてそんなことも知らずいつまでも隣にいようという約束を交わした二人の悲しい別れ
実に悲しいですね・・・約束を破るとしてももう二度と会えないのですから
でもレミリア、咲夜が助けてたため、二人は約束の二人となるわけです
ああああああ俺には絶対無理だああぁぁぁあ!!こんな恋愛できねぇよ!!
俺にはなぁ・・・一生影しかついてこないとおもうぜ・・・はぁ・・・悲しいな俺
まぁ純粋な恋愛を求めて・・・って感じの作品ですね
妖怪出てる時点でなんか辺ですが・・・まぁ二人の間の気持ちは強いですからね
恋愛したときもない人と恋愛したときのある人では書く内容が変わるでしょうね
僕はしたときが無いのでいまいち感覚が掴めないままなのでありますが・・・
書いている時間はブログを書き終え、答辞を書き終えた後でした
それだけ時間が限られてくるわけで・・・非常に大変でした
されど、このように頑張れたのは読んでくれる方がいるおかげです
本当に感謝しております

それでは、いつかまた、私のブログ上で会えることを楽しみにしています
今回はこれで失礼させていただきます・・・

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