幻竜の羅刹

幻竜の羅刹

MIRAGE SKY 2



あれから一ヶ月経ったが悠斗は信じられなかった。

少しでもいいからもう1度由希と一緒にいたいと思っていた。

でもそんな夢みたいなことあるわけないとため息をついていた。

「ねぇ、悠斗。」

由希の声が聞こえたがそんなはずばいとため息をついた。

「もぉ~悠斗!私だよ、由希。」

悠斗は振り返った。すると制服を着た由希がそこには立っていた。

「夢・・・じゃないよな。でも何で由希がここにいるんだ?」

「知らない。ただ私が悠斗に会いたいって思ってたらこうなったの。」

夢が・・・かなったのか?と悠斗は思った。

「由希。かえる場所がないなら・・・家に来るか?」

悠斗は幼いころに両親をなくし、祖父母に育てられている。

「いいの?おばあちゃん達の迷惑にならないのなら・・・おねがいできる?」

「もちろんさ。」

そして二人は前のように並んで歩いた。

祖父母は快く受け入れてくれた。

その日はあのころ以来に深い眠りについた。

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