幻竜の羅刹

幻竜の羅刹

君と眺めた桜



彼の名は沙倉海斗(さくらかいと)。 何の部活にも入っていない普通の高校生だ

そんな彼を前から気にかけていた女子がいた

彼女の名は藍川凛(あいかわりん) 学園のアイドルとも言われみんなの注目の的だった

凛は勉強もできればスポーツもできる天才だった

そんな凛は海斗に少しでも自分のことを知ってもらえるように普段から話をしていた

「う~ん・・・ここの問題わかんねぇなぁ・・・」海斗が唸っていた

「ここはね、こうして・・・こうすれば解けるよ?」

「・・・お!!すげぇ!さすがです・・・俺なんか足元にもおよばねぇ・・・」

「はは、大丈夫だよ。やり方さえつかめば簡単だから」

こうして凛は好意を抱いてもらえるようにがんばっていた。

そして、帰るとき、いつまでも踏み出せなかったことを口にした

「海斗君・・・一緒に帰りませんか?」凛は赤くなって言った

「ぇ?ああいいけど?」海斗は短く答えた

そうして凛はとてもワクワクしながら、海斗は少し緊張しながら春の道を2人で帰ることになった 

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