ブログ「鉄道幻灯館」

2 月の中旬といえば梅が咲くころです。関西の鉄道情景で梅をテーマに考えると、一番に浮かんでくるのが紀勢本線の南部梅林です。このブログで確認すると、 2015 年、 2017 年と隔年で撮影に行っており、昨年は訪ねることができませんでしたので、 2 年ぶりに訪問してきました。

定番の場所に着くと、すでに 7 、 8 人の同業者がスタンバイしています。このポイントは午前中が順光になるため、朝早くから人が集まるわけです。花の咲き具合も良好です。ただ、梅の木の枝の形や長さが毎年変わるため、それらを考慮すると、今年のベストポジションは大きく 2 ヵ所ということになりました。そのため、列車が通過すると右の方に立っていた人が左の方へ、左の方に立っていた人が右の方へと入れ替わるシーンも見受けられました。

この日、一番撮りたかったのがオーシャンアローの「くろしお」です。大阪から南紀方面ヘと向かう「くろしお」には 283 系オーシャンアロー、 287 系、 289 系の 3 種類の車輌が使用されていますが、 381 系亡き今、オーシャンアローが最も古い車輌になり、そう遠くない将来に姿を消してしまうかもしれません。普段着の状態でもう少し記録を重ねたいと思っています。

撮影地 ：紀勢本線岩代～南部

今日 2 月 24 日は、鉄道ストの日、月光仮面の日、クロスカントリーの日、削り節の日だそうです。