川の流れのように④





では今日も、 ●川の流れのように● のカラオケ教室(!?)の続きです♪

きのうこのうたを3つの部分に分けた時、
それぞれの違いをしっかり書いておけばよかったのに
すっかり忘れてました。

えーと、
このうたの場合は「 普通の声 」をA~Cの3つの部分すべてで使いますが、
「Aの部分」では、 弱め の「 普通の声
「Bの部分」では、 中位 の「 普通の声
「Cの部分」では、 強め の「 普通の声
という段階をつけることになります。

つまり、きのうの説明に出てきた「Aの部分」の「 普通の声 」は、
すべて、 弱め の「 普通の声 」だったんです。

それと、「 裏声 」も混ぜる、という点は以下のようになります。
「Aの部分」では、きのうの説明の通り、混ぜます。
「Bの部分」では、混ぜません。
裏声 」は使わず、すべて「 普通の声 」でうたってください。
「Cの部分」では、また混ぜます。


というわけで、今日これから書く「Bの部分」は、
「Aの部分」や「Cの部分」に比べるとかなりうたい易くなりますが、
「Bの部分」というのはどんなうたでも
最後のサビである「Cの部分」を盛り上げるためのとても重要な部分になります。

まず、
「でこぼこ道や~♪」 から 「地図さえ~♪」 までは
あまり余計なことをせず、
のびのびと、しかし淡々と、あまり変化をつけずにうたって行きます。
自分が普段普通に出す大きさの「 普通の声 」で。

そして、
「無い~♪」 の部分で、ほんの少しだけ声を大きくして
「ここから盛り上げ始めるぞ~~」という雰囲気を作ってください。

「それもまた~♪」 は、この手の歌謡曲ではかなり珍しく
なんと“半音階”になっていますよ!! Σ( ̄□ ̄;;

「“半音階”って何じゃーー!? 」という方にここできちんと説明し始めると、
話が別の方向にぶっ飛んで、多分2度と戻っては来れなくなりますので、
ここでは、
1番うたいにくい 音の並び方」ということで理解していただきましょう。

つまり、 「それもまた~♪」 は、非常に うたいにくい 音でできているのです。
これをですね、できるだけ 正確な 音になるように、
1音1音、丁寧に丁寧に、しっかりしっかりとうたってみてください。
すると、それぞれの音が強調され、自然とどっしりとしたうたい方になるので、
更に次へと盛り上げていくためには、
とても効果的な うたいにくさ になっております。

そして、 「それもまた~♪」 がうたい終わったところで
思いっっ切り、たっくさんの息を吸いましょう。
そうしないと、
「Bの部分」最後の1番大切な盛り上げの途中で、息が足りなくなってしまいます。
息の長さに自信のある人は、ここではなく、
「無い」 の直後、つまり 「それもまた」 の直前で
    たくさんの息を吸った方が良いです。

たっくさん息を吸ったら、 「じんせ♪」
かなり大きめの声でうたいます。
で、最後の 「い~♪」 では、
声の大きさを、どんどんどんどん強く強くして行くのですね!!

ここで、もしもできたらの話なんですけど、この 「い~♪」
「い」 の音を発した直後に一瞬だけ声を思い切り 弱く して、
か~なり弱い音からか~なり強い音へ向かって、
ぐわ~~~~!!!っといっきに強くして行けると、最高にGOODです。
こうすることにより、次の「Cの部分」で、ものすご~く盛り上がることができます。
可能であれば、お試しください。

今日はこんなところで、おしまい。
あしたはラストの、「Cの部分」です。





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