ミュンヘンのパッチワークファミリー

ミュンヘンのパッチワークファミリー

わたしの好きなカタログ・ショッピング


日本では、○趣会とか、Xシールとか、ちょっとださい、と馬鹿にしてたんですけど・・・。

なぜカタログ・ショッピングがいいか、というと・・・。


1. 小さい子供連れでも気兼ねがいらない

バギーなんかで出かけた日には、まずお店に入る数段の階段が、なかなか攻略しにくい。
さらに、ドイツには自動ドアなんでほとんどないから、ドアを開け、それを支えつつ、なおかつ思うままにならないバギーを店の中に押し入れる、これを2本しかない手でやるわけです。
お店の中も広かったらいいけど、通路が狭いと、こどもが商品をすぐ手に取れたりしてまずい。
並んでいる商品も、売れ筋の物は、私のサイズ38(これは同時にドイツの中肉中背のサイズでもある)はすでになく、やたら小さいか、大きいサイズしか残っていない場合が多い。
ラッキーなことに、気に入った商品で、自分のサイズがあっても、さらに試着という難関が待ち構えています。
スエーデンのH&Mとかの人気ショップの、下手な時間に行くと、試着室の前で番号札もらって、順番待ちよ。この試着室の中だって、広くはないから、冬なんかだと、まずコート脱いで、ブーツ脱いで、その他のものを脱いで、試したい商品を来て、一端外へ出て、鏡で確認して。

その間、子供が寝ててくれたりするのは、超ラッキーな場合で、たいていこれまでにすごすはめになった時間が退屈で、ご機嫌が悪くなってぐずりだすので、試着しつつも、ちょっと細身のカッティングのズボンだったりすると、それだけでも汗かいちゃうし、子供がぐずってるとなると、急がなきゃとか思って、ますます汗だくになる・・・。
素材に傷がないか、縫い目はちゃんとしているか、ジッパーは、ボタンは、などの、商品のクオリティーを確認している余裕はありません。

やっとの思いで、これだっ!という商品を手にしても、レジで行列。
あまり社会性を持ち合わせていないヤンママや、ドイツ語もろくに通じない外国人たちと、丁々発止の前後関係保全の戦いを経て、ようやく私の番が。

手持ちの現金が少ないので、カードで支払おうとすると、そこで身分証明証の提示を求められたり・・・。

これだけ苦労をして、ようやく私の物になった商品を、自宅へ持ち帰るのがまた苦労。
ブティックのロゴが目立つように入れられたビニール・バッグはかさばるし、肩にかけるには不都合にできています。バギーを押しつつ、この買い物袋を持て余しつつ、じいさんばあさんで混雑するバスに乗り込む・・・。
あああ。

これが、カタログショッピングなら、サイズ選びはお好みのまま。
商品は自宅まで届けてもらえる(働いてたりすると、うちにいないから、その後自分で郵便局まで取りに行かないといけないですけど・・・)し、試着も自宅でゆったりと。
通常2週間以内なら(会社によっては10日)、返品も自由です。
お支払いは銀行振り込みか、クレジット・カード決済が選べるし、ね、気兼ねがいらないでしょ。


2. 普段、見かけない商品が選べる

地元のお店では、扱っていないメーカーの物が、カタログ上で見ることができます。

ドイツの小売業界は、けっこう閉じていて、あまり新しいブランドの参入にに積極的でないので、雑誌でみかけて気になっても、なかなか身近で見ることができないものがあります。そんな商品も、カタログでゲット。


3. お得なセール

前シーズンの売れ残りなど、街中のブティックなどでは在庫として置いておけなくて、すぐにメーカーに返品しないといけないような物も、カタログなら常に倉庫にあるわけだから、売れ筋でなかった商品は、えっというお値段で提供されることがあります。

などなど。

他にもいろいろいいところのある、ドイツのカタログ・ショッピング。これからご紹介していきたいと思います。


2005年5月30日、いよいよ更新開始。
各パートに分けて、個々のカタログの内容を紹介していきます。

好きこそものの上手なれ、でして、なんだかバレエ関係にまず力がいっぱい入ってしまいました。
その他のパートは、少しずつ肉付けしていきたいと思います。

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