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2年ぶりの日本を思うと、気もそぞろ。会社でもうれしくて、久しぶりにあった元同僚(いまは部署を移っている)のベッティーナちゃんに、今回のわたしの日本への旅行へかける熱い思いをがんがん語ってしまったわ。でも、まだ家族へのおみやげが揃っておらず。パッキングも、ダーリン以外はまだ誰も始めておらず。冷蔵庫の内容物も、いっこうに減る様子がなく。狭いアパートは、いっこうに片付く様子がなく。明日は、ダーリン母が、孫娘の顔を見に立ち寄るという。なのに、部屋は片付いていないんだよ。で、頼みのダーリンは、今日の午後から急にインフルエンザの症状が出て、夕方7時からもう寝てるんだよ。普段なら、ごみ捨てはダーリンの係りなのに、やってないまま。これで明日、ダーリン母が来るんだよ。ああ、はやく旅立ちたい。
2004.03.31
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いよいよ、あと一週間で日本。2年ぶりなので、やっぱりものすごく期待がふくらみます。実家は愛知県でして、普段ならだらだらと家にいて、ラーメン食べたり、本を買い込んだり、近所のスーパーで買い物したりして十分楽しいわたし。でも、今回はダーリン初来日。ひととおり、ガイジン・マストアイテムの秋葉原とか、銀座とか、金閣寺とか、原爆ドームとか見せてあげたいと思っています。東京なんて、もう5,6年行ってないかも。以前にこども連れで行ったとき、かなり困った記憶があり。だって、ドイツでは、地下鉄等の駅には必ずエスカレーターかエレベーターがあるから(壊れていることも多いけど)、バギーに子供乗せて、どこでも行けるんですよね。バスや路面電車も、ちゃんとバギーを置く場所がピクトグラム表示で確保されているから、堂々とそこに乗り込めます。人々も、子連れのおでかけに理解があります。それに慣れてしまっていかたら、東京のJRにしろ、地下鉄にしろ、バギーを抱えてこどもの手を引いて階段を降りていると、下から上ってくるサラリーマンに突き飛ばされたりして、怒り沸騰! 子連れは(身体障害のある人も)出歩くな、って言うのか、おい、ってケンカ売りたくなりますよ。というわけで、東京でのスマートな子連れのおでかけの仕方など、ご伝授いただけたりすると嬉しいのですが。あるいは、そんな情報満載のサイトとか、どなたかご存知でしたら、教えてくださいませ。
2004.03.29
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まだまだ寒い3月末の土曜日。ちなみに明日からサマータイムに切り替わりますね、ドイツは。それはさておき、朝9時前に、ダーリン以外のメンバー全員でだだだっと家を出て、おねえちゃんは、補習校の三学期終了式へ。わたしとおにいちゃん、プッチーは、まず足掛け6年通っている私コスメティカリン、クリスタちゃんのサロンに寄って、久しぶりにフットケアしてもらってから、市の中心街、マリエンプラッツへ出て、日本へのおみやげのバウムクーヘンを購入。こちらへ住みはじめた当初は、日本への里帰りのたびに、どんなお土産を持っていこうかいろいろ悩み、トライ・アンド・エラー。最近は、ちょっとお値段は張りますが、日本の人は誰でも知っている、でも、本場からということで、ひとあじ違い、日持ちもする、ということで、バウムクーヘン一本やりです。うちの両親はこの他にも、大麦やその他の穀物を入れてじっくり焼き上げた、しっかり噛み締めるタイプのドイツ風のパンも大好きなので、これは出発当日、近所の店で買っていく予定。家族以外の方には、なにしろ子供づれでそれだけでも大変なので、といいわけして勘弁してもらっております、ここ数年です。今回の日本、うちのダーリンにとっては、とにかく初の来日です。タイミングよく事前のお勉強として、ここ数週間のあいだに、テレビでも日本関連の番組が、偶然ですがたくさん見られました。まず、「ショーグン」。リチャード・チェンバレン主演のテレビドラマ・シリーズですね。しかし、これも古いよな。製作はたしか70年代? わたしも高校生でしたか・・・。(遠い目)島田陽子さんも若くてきれいです。これでダーリンには、「いいえ、ガイジン!」という表現法を身に着けてもらいました。そして、ドイツのテレビ局の取材で、わたし個人もけっこう好きな、バスティアン・バフセツカというドイツのコメディアンが日本を訪れ、カプセルホテル、砂の温泉、富士登山などを体験するシリーズ。ダーリンは、ここで、日本の温泉宿では、玄関ホールから部屋まで、部屋からトイレまで、トイレの中ではトイレ専用、そしてトイレから出てまた部屋まで、何度もスリッパをはき変えるのが、最高のマナーだということを学んでくれました。そして、映画関係では、「ブラック・レイン」、これはTVでみましたが、他にもおなじみ「ラスト・サムライ」。ここでは武士道のなんたるかが、人間失敗したら腹を(あるいは小指を)切らねばならない、という古来から受け継がれてきた日本人のエスプリが肝に銘じられます。あと、コッポラ娘(なんか、甘茶でかっぽれみたい。なにはともあれ、アカデミーおめでとう)の「ロスト・イン・トランスレーション」を見れば、この時点においては完璧でしょうが、ドイツでは映画館の年齢制限があり、この作品はたしか、12歳以上。8歳、2歳のこどもらといっしょに日曜日の午後に見に行くわけにはいかないので、まだ実現しておりませんが、日本へ行くまでに果たして間に合うのか?
2004.03.27
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子供の頃は、学校から遠足に行くと、その日のうちに足の筋肉が痛くなりました。最近は、ふだんしなれないスポーツなんかすると、その日でなく、翌日、翌々日にその効果(?)が現れます。健全なる身体に健全なる精神が宿る。わたしの精神も、身体とともに、ねんねん脆弱化しているのでしょうか。おうちが他の人に変われてしまったことが、昨日よりも、今日よけいにきてるような気がする・・・。会社でも、なんだか姿勢からして、だらだらしちゃって、われながら覇気がないのであります。ちょっと超常能力的なものを持ち合わせているおともだちのニコルちゃん(仮名)からは、「今回の話しは決まらないと思ってたわー。ま、ゆっくりかまえて。決まるのは夏以降だね」とのご託宣。ええー、この狭苦しい家を、一日でも早くでたいのにー。でも、あせってもしかたがない。求人広告に応募して、待ってるときも、自分としてはなんのアクションも起こせないが、でも始終気にかかっている、そんなものですが。家探しも、似たような気分であります。が、ここにきて、発見。新聞広告の物件が、一ヶ月前よりがくっと減っている。うちの地域はもともと、新築物件よりは、けっこう中古が豊富なところのはず。2003年中に売れなかった物件が、1月、2月、3月と、ここにきて底をついたのか?それとも、本格的な物件値上がりの前兆?ダーリンに、ミュンヘン不動産市場における、わたしの厳密なる調査・分析結果を報告すると、「イースター休暇まえだからなあ」とひとこと。あ、そんな簡単な理由なの。ドイツ人って単純だね。まあ確かに、2週間もうちを空ける前に、住宅買ったり売ったりするのは、ちょっと不都合が多いかも。うちも4月の下旬から再出発だわ。えいえいおー。
2004.03.26
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ほぼ決まりかけていた新マイホーム。あまりにとんとん拍子に話しが進むので、なんだかこんなにうまくいっていいのかなー、と、ひとごとみたいにぼーっと思ってはいましたが。やっぱり、どんでん返しがありましたー!!!先週の土曜日に、未来の新居の売主のHerr Brandlとお話しした際に、その日の午後にもうひとり、下見にくる方があるという話しをきいていました。月曜日の晩に、ダーリンが「一度電話して、どんな様子か聞いてみよう」ということになって、その後の話しを伺いますと、もうひとりの方は、やはりHerr Brandlのアパートが気に入って、至急ローンを組めるかどうか、いわゆる金策にまわるので、最終的な返事は木曜日まで待ってほしい、とのことでした。ふむ、木曜日ね。ダーリンとわたしも、もしその人が買うのなら仕方ないよね、こっちは値段、値切ったもんね、とうなづきあって、おとなしく今日の日まで待つことに。今日も今日とて、つべたい雪の降るミュンヘン。もう寒いのはいいかげんにしてくれーーー。と、天をのろいながら家路につき、プッチーとイングリッシュ・ハイティーならぬ、ドイッチュ・ハイスープで、ひとときのなごみのとき。夕方6時半、我が家の電話が鳴りました。でてみるとHerr Brandlです。どうなりましたかー、と聞くと、やはりほう一人の方が、金策もついて、買うことになった、とのこと。はあ、そうですか。なんとなくそんな気がしていたんですよねー。Herr Brandlも、いくばくか心苦しい様子。それでもすっごいオープンな人柄で、むこうの人は、私達が値下げした買値よりも、1万6000ユーロ高く払うからねー、と、こちらが聞いたわけでもないのに教えてくれました。このオープンさにちょっと感心してしまったわ。30分ぐらいたって帰ってきたダーリンに、一部始終を報告。そうか、しかたないね。また明日から、新聞広告を隅から隅までチェックだね。よし、また最初からがんばるぞ。今度はベランダのもっと広い物件をゲットだー。
2004.03.25
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先週の金曜日までは、ぽかぽかと暖かかったのに、週末からがくーっとくずれて、昨日は雨。これだけでも、ちっ、となっていたのに、それでは天の神様も足らなかったとみえて、今日は雪だぜ。私は今日は、家にいます。風邪気味というのもありますが、ゆうべ、うちのプッチーがまた、夜の3時から30分おきに吐き戻しをやってくれまして、あわれな母は、ろくろく寝ていないのであります。(ダーリンにも協力を要請したが、役に立たなかった・・・)で、雪も降っていることだし、これは神様が、「日本への出発ももうすぐ。ここで無理しないで養生しなさい」とおっしゃっているのだわ、ということにして、会社には休む旨を連絡。プッチーもろくに寝てないわけだから、今日は母子で一日ゆっくりなごもう。と思っていたら、ダーリンがさっさとプッチーをお風呂に入れて、シャンプーして、服着せて、「今日は寒いから、あったかくしないとな」なんて、先週あったたかったから冬物一掃洗濯するつもりでかごに入れておいたベイビー・ディオールのスキー服(お友達のお古です)の上下を着せて、保育園に連れて行ってしまったわ。ちょっと拍子抜け。でも、これで母は気兼ねなく、日ごろたまっている家事(ごみ出し、洗濯、掃除、楽天。ははは)をちょっとできると言うわけであります。ふふふ。
2004.03.24
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春一番! というつもりなのか、日本よりははるかに冷たい風がごうごう吹き荒れるミュンヘンの週末。ふだんはぐうたらなわたしが、約2ヵ月後に控えている引越しをにらみ、なんと家の片付けを開始。眠れる獅子が起き上がったというところです。まず、ごろごろたむろするこどもら(大・中)に、不要なおもちゃと、新居に持って行くおもちゃを選別するよう通達。結局また全部持って行くー、というようなことになるのでは、と少なからず危ぶんでおりましたが、けっこうシビアにドライに選別しています。不要なおもちゃ群に、こどもたち、この作業じたい遊び感覚でぽいぽい放ってよこされたのは、見るからに安物のぬいぐるみ(なにがしかでもらってしまう)、マクドナルドのおまけのプラスチック玩具、髪がみだれてなんだか笑顔さえ不気味に見えるお人形、ばらばらになったトランプ等々。なんだかんだで、ビニール袋いっぱいになります。さっそくこのごみ袋をアパート前の素材リサイクル・コンテナにぶち込み、なんだかすごくいいことをしたみたいで、嬉しいわたし。ほのぼのといじらしかったのは、こども中のおにいちゃん(8歳)が、「これは(どちらかといえば、くだらないおもちゃだけど)日本のオーパ(筆者注:おじいちゃん)にもらったものだから・・・」と、とっておくのです。うーん、いじらしいぞ。わたしもがんばって、もう何年も着ていない服、はくと歩きにくい靴、型のくずれたバッグなど、がんがん処分していかなくては。あと、書籍類、書類ファイルなども、ほこりをかぶって積み重なっているのよね。私のだけでなく、ダーリンの分も問題大ありだよ。この、彼の祖母から受け継いだと言うアンティークの本類など、どうするつもりかね。あんまり突き詰めると、本人もかわいそうだし、わたしもお手本になるような生活態度ではないので、大きなことは言えませんが・・・。それでも、ドイツ式風水を日夜研究し、少しずつ、目が開かれているわたし。わかってきた大事なポイントは: 1、古いものには運がまわってこない。いつかは使うか も、などと言っていないで、さっさと捨てる。必要 になったら、また買えばよい。 2、なにごとにも定期的な手入れが必要。たとえば、室 内噴水が良運を招くからといって、水の取替えを怠 っていては逆効果。お掃除苦手なわたしにとって、2、なんてちょっと耳が痛いんですけど、日曜日、さっそく家中の窓ガラスと鏡を拭いちゃいましたよ。やっぱり気持ちいいですね。普段から、わたしなどから見たら「ちょっとやりすぎじゃないの?」と思われるほど、清潔好きな女性の多いドイツ(でも、アウトバーン沿いのパーキングエリアでの私的観察によると、女性の4分の3は、トイレのあと、手を洗わないね。言いのでしょうか?)ですが、春先には特に、Frühringsputz(春のお掃除)と言って、この時期に大掛かりな掃除をなさる主婦の方が多いようです。わたしも見習いたいです。
2004.03.22
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今日は、うちのこどもたちの通うミュンヘン日本語補習授業校の卒業式でした。わが補習校は、幼稚部から高等部まであるのが自慢です。今日は、それぞれ、幼稚部の卒園式を皮切りに、小中高等部合同の卒業式が、毎週土曜日にお借りしている、現地の小学校の敷地内にある体育館を使用して執り行われました。わたし自身は卒業生の母でもなんでもないのですが、今日の卒業生の中には、特別の思い入れのあるこども(と言ったらもう失礼なぐらいの年齢ですけど、でもやっぱり・・・)たちがいたのです。というのも、実はわたしも数年前まで、この補習校で約7年間、教員として教えていた時期がありまして、初めての年に受け持ったこどもたちのうち数人が、高校生として、今日の卒業を迎えたのでした。さすがに今日は、男の子はスーツにネクタイ、女の子もグレーのパンツスーツなんかでぴしっと決めた彼ら。わたしが受け持った当時はぴかぴかの一年生。背丈がいまの半分ぐらいでしたね。いっしょに、校庭の片隅でお弁当を食べたり、遠足で動物園に行ったりしたり、あんまりいたずらがひどい時には、すっごいかみなり落としたりたりしたんだよね。小学六年生の卒業までは私が見届けて、そのあと私も仕事がフルタイムになったため、補習校の授業準備のための時間がとれなくなって、先生ではなくなったけど、同時に生徒の親でもあったから、毎週土曜日ごとの成長振りも見ていたのですが。もう今では、知らないうちに車の免許までとっちゃって、今日もここまで親御さんを乗せて運転してきたっていうんだから、もう。(元)先生はうれしいよ。ドイツに住んで、日本語ができて、君達の未来は輝くばかりだね。月並みですけど、自分の責任は自分でとる、しっかりした人生を歩んでください。あんまり夢のない送る言葉だな、われながら。(苦笑い)
2004.03.20
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ここ数年、ドイツでも風水はやってます。Feng Shuiって、たぶん「風水」の中国語の発音だと思うけど、いろいろ本も出ています。ドイツ人の人が書いた本がほとんどだけど。つい気になって、ドイツ労働局(日本でいう職安、あ、いまハローワークっていうんだっけ)の研修コースのHPまでのぞいてみたら、ちゃんとある。風水アドバイザーになりたい人のためのコースが。お手ごろな週末コースもあって、なかなか魅力的。わたしも申し込んでしまおうかな。で、わたしがなんでいま風水かというと、やっぱり新居に移るにあたって(引越しは多分、5月以降になりそう。銀行ローンとか、まだしばらく手間と時間がかかりそうなのです。ダーリンの計算がなかなか細かくて、どこでローン組むか、まだ決まらないんですー。ま、いいかげんに決められても、高い買い物だから困りますわね)、できる限りベストの状態でいきたいな、と思いまして。本を数冊買って読んでいるのですが、ふと疑問に思ったことが。日本の女性週刊誌等に載っている風水は、西側は金運とか、主に東西南北の方位でみているものが多いというわたしなりの印象ですが、ドイツのは、BAGUA(これも多分、中国語の直輸入で使っている言葉だと推測されますが)という9つに仕切った升目のような図形を、家なり住居なりの入り口にあわせて、それぞれのますめが象徴する場所がどうなっているか、で職業運とか家族運をみるようなのです。このふたつは、深いところではちゃんとつながっているのだろうとは思いますが、なんだかちょっと気になります・・・。
2004.03.18
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今日は、PCの調子がよく、日本語で書けます。うれしい。さて、お目当ての住宅がみつかってほっと一息。それもつかの間、次なる課題がわたしたちを待ち受けております。そう、銀行ローンを組む、という、大いなる課題が。わたしはこの国では、まあ外国人でもあるし、典型的な右脳型人間を自負するヒトでもあり、もともと込み入った数の計算は得意とするところではないので、こういうことはもっぱらダーリンにおまかせ。というわけで、先週の土曜日から、まずわたしたちのホームバンクであるPostbank(郵便局がいくつかの私企業になったうちのひとつ)を皮切りに、今日はユダヤ・オリジンでドイツを代表するその名もドイツ銀行、明日はミュンヘン銀行と、よりおいしい条件を求めて東奔西走してくれております。その一方で、インターネットでもいろいろなコンディションでローンを計算しまして、比べております。なんだか楽しいね。そうこうするうちに、あと2週間もするとイースター休暇。わたしたちは日本へ里帰りします。ダーリンにとっては、初のニッポン体験でもあるので、有意義なものにしたいな。それはさておき、おうちを正式に購入するのも、そのあと、4月下旬か、5月になる予定。それまでに、ベストな条件をみつけて安心したいものであります。
2004.03.17
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mada nihongoga kakenai---
2004.03.16
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matanihongoga kakenakunatte shimatta---doitsugo no XP wa yahari komaru.
2004.03.13
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木曜日の夕方、購入予定のWohnung(マンションというにはちょっと違うという気がするので)を、もう一度家族全員でみよう、ということになり、売り手の方と現地で会う約束。うちのおにいちゃんは疲れていたのか「ぼく、うちにいるー」だって。「そんなこと言ってると、お部屋がなくなって、ベランダだよ」と脅しても効き目なし。しかたないので、女の子たちだけを連れて行きました。やっぱり、90平米の広さ。それにまだ家具もなにもないので、本当に広々と感じます。プッチーははしゃいで、玄関から居間まで走りぬけたり、玄関わきの物置状の小部屋に、おねえちゃんと閉じこもってかくれんぼしたり、売主の方が、片付けのために置いてあった、5段の脚立によじのぼってみたり・・・。このはしゃぎすぎが、この晩の悲劇(後述)のもとになるとは、おしゃかさまもまだ、ご存知なかったことでしょう。普段からあまりおおげさな表現を好まないおねえちゃんも、「ふーん」というかたちで、満足の度合いを示しました。でも、お風呂場とお台所が、前の住人(売主の方の義理の両親。ということは、かなりのお年寄り? あいついでなくなられたので、娘さんがこの物件を相続したとのこと)のセンスを反映しており、またこの物件が建てられたのが70年代の初頭ということもあって、ベースカラーが緑!タイルも、バスタブも、トイレ便器もみーんな、緑。システムキッチンの表面も緑。これが若い娘には、すっごくいやらしい。(あまり若くないわたしも、いやだけど)でも、水周りは取り替えるとなると、またけっこうなお代になるので、とりあえずはこのままでいかざるを得ません。キッチンの表だけ換えるといったって、また物入りですし。家具も、2年前にダーリンといっしょになるために引っ越す時は、とにかくいそいで、安い物をとりあえずそろえなくてはいけなかったけれど、これからはお金ができたら、じっくりいい物を揃えていこうね、と言っているところです。でも、その前に、銀行のローンや。どうなることやら、乞うご期待。あ、プッチーは、住居訪問のあとに立ち寄ったマクドナルドで、おねえちゃんのミルクシェイクを横取りして飲んだのがたたったのか、夜中に激吐き戻しをしてくれまして、わたしとダーリンは大変だったという、まあ、ありがちなオチなんですけど。
2004.03.11
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会社のお昼どき。土曜日に買い換えたばかりのノキアのPhoto携帯が「トレアドール」のメロディーを奏でます。出て見るとダーリン。はずむ声でいうことには、土曜日に見たお部屋の売主と話しをして、値段がおりあったとのこと。で、もう一度木曜日の夕方に現場で集合して、最終決定をするとのこと。えー、土曜日の夜には、彼はなんだか悲観的なことを言っていたのに、もう決まっちゃうわけー?わたしとしては、特に急ぐわけでもなし、もう少しベランダの広い物件が出てくるかなー、なんて思考変換していた矢先だったのにー。でも、いいのです。こだわる心をなくして、流されるままに生きよう。Let it be!これもきっと、私の人生の中で意味のあることなんでしょう。とにかく、居間が34平米と広いから、いままでなかなか呼べなかったお友達もよんで、パーティーできるね。居間の片隅にピアノ(まだローランドのキーボードしか持っていません)も置けるね。ひょっとしたらハープだって・・・。嗚呼。夢ふくらむ春の宵哉。
2004.03.09
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このところ、毎週土曜日は東奔西走。これはと思う物件を、実際に確かめるべく、あちこちへ出没しております。ついに今週は、けっこう当たりかな? と思われる物件にぶつかりました。ドイツ語でいうところの4-Zimmer-Wohnung、日本式にいうと3LDKです。場所は、いま住んでいるところからも徒歩で10分ほど。上の二人も、これまで慣れ親しんだ環境からはずれることなく、パパの家と行き来ができます。部屋自体は合計92平米、なかでも居間は34平米の広さ。大人、こどもあわせて寝室が3つ。バスルームと、もうひとつ別に、ゲスト用トイレもあります。南向きのベランダは、わたしの希望よりちょっと小さめですが、それ以外はほぼOK。売り手の方も感じがよく、まとまるものならまとまってほしいな。頼みの綱のダーリンは、わたしと違って熟考型。なんだか悩んでるみたいだけど・・・。わたしももう少し、他の物件みてからでもいいかなー、という気持ちはありますが、出会いですからねえ、おうち探しも。
2004.03.08
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3月になっても、ごっつう寒いミュンヘンです。路上の雪が日中のお日様に照らされて少し溶けたのが、また夜になって氷になり、翌朝保育園へと向かう道はまたアイスバーンであります。もうやだよー。と、悲鳴をあげたくなる今日この頃、それでも街角にはもう、うさぎや卵、ひよこをメインキャラクター(?)にしたイースター(南独語にてはOsternオスターンという発音が近いか?)の飾りがあちこちに見られ、うきうきとした気持ちを呼び覚ましてくれます。昨年末からずっと、いつも誰かがごほごほ、げほげほやっていた我が家でも、気分転換にと、3日のおひなさまにあわせて(?)、イースター模様の使い捨てテーブルクロスと、やっぱり使い捨てのナプキン(当たり前か)を新調。うす緑の中にうずくまるうさぎさんと、ひよこさんが、春を待つ気持ちを運んできてくれそうです。今日の日記はなんだかめるへんちっく。まだ気管支炎が治っておらず、ぼーっとしているのです。早く寝よう。
2004.03.05
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・・・、病に倒れております。月曜日には、熱が39度8分あって、医者にも行けない状態でした。火曜日は、少し下がって38度5部。ふらふらしながら医者に行きまして、ギリシャ出身の美人の女医さんの診断は気管支炎だそうです。こんなまじな病気は久しぶり。いまも汗かきながらノートブックにむかっております。でも、さすがに今日はもう寝ます。さようなら。
2004.03.03
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きのうの日曜日は、午後からでかける予定があったので、その前にしっかり昼食をとるべく、ゼンメルクヌーデルを作成。ゼンメルクヌーデル?ゼンメルとは、ドイツで朝食によくとられる丸っこい小ぶりのパン。地方によってはブロートヒエンとも。新鮮なものは外皮がパリっ、中がふわっのおいしさ。ドイツ人はこれをナイフにて、横一文字に切り込み、ひらったくなったその内側に、ハムやチーズ、バター、ジャムなどをあきれるほど大量にのっけて食します。クヌーデルとは、直截な日本語ですと団子となってしまいますが、英語のダンプリング、と言い換えた方が少しく雰囲気がでるかと。手でこねられるぐらいのやわらかさの生地をこねて、丸い団子状にし、ゆでる、というのが基本ですが、素材によって今回のようにゼンメルを用いたり、じゃがいもを用いたり、じゃがいもも、マッシュポテトとナマのすりおろしを半々にしたり、小麦粉のつなぎを入れたり、また小麦粉だけのクヌーデル、ボヘミア風、なんたら風、と数限りなくバリエーションがあります。で、今回は、ゼンメルクヌーデル。これについては、同じミュンヘンに住む先輩のグレーフェあやこさんの著書「ドイツの姑」に、彼女がドイツ人のお姑さんからこの料理の作り方を教わるくだりがくわしく書いてありますが、ドイツ婦人はかなりのこだわりを持って、この一品を作られるようであります。まず、必要なのは、新鮮でないゼンメル。上記の「ドイツの姑」では、このゼンメルを購入するところから、お姑さんのこだわり心が発揮されて、パン屋を数件まわるところから始まるのですね。ここですでに、この世はすべて諸行無常、花は咲いてもちりぬるを・・・という民草のわれわれ大和なでしこは、「ああっ」と疲れて嘆息してしまうわけです。こんな面倒かけるなら、作らなくてもいいじゃん、パンがあまった時に作ればいいじゃん、ケセラセラと。でも、ドイツ女性は違う。自らの求める者を探してどこまでも。求めよ、さらば与えられん。求心的なのですね。で、このゼンメルね。1,2日たった、ちょっともうそのまま食べてもおいしくない、というやつがこの料理にむいているわけですね。うちなんか、ゼンメルもそうですが、朝食の際に、こどもらが残した食パンのかけら、ブレッツエルのかけら、あげくは、全粒粉のパン、ブリオーッシュのかけらなんぞもぜーんぶとっておいて、ある程度たまると、よし、ゼンメルクヌーデルするぞ、と相成るわけです。うちのはとにかく廃物利用ですから、あまりこだわりなく作るわけです。ケセラセラ。まず、これらを小指の先ほどのさいころ状にこまかくします。数日、はては数週間を経ているパンもあるので、乾燥してがりんがりん。これがけっこう重労働。これを大き目のボウルに入れ、まず、人肌の牛乳にてしとらせます。30分ふたをして。で、その後に、みじん切りのたまねぎとイタリアンパセリの細切れをバターでいため、これを先のボウルに加え、また30分。さらにここへ卵3,4個(生地の柔らかさをみながら加減をする)まぜこみまして、つなぎに小麦粉も少々。なめらかな生地を作ります。で、この生地を、水でぬらした手で(でないとくっついちゃうからね)こねこねとまとめ、沸騰した塩少々いりのお湯に入れ、あとは弱火で20分。最初の一個で、生地がゆるすぎないか確かめ(ゆるいとお湯の中で分解を始めます)、ゆるすぎるようならさらに小麦粉を足して。ふう、かんたんに団子といいますが、けっこう手間ひまのかかる一品であります。でも、これにきのこのクリームソースとか、ハンガリアン・グラッシュとかの煮込み系のソースを添えて食べるのは、こどももダーリンも大好物。ダイエットしているはずだったダーリンも、この時ばかりは「こんな時期にゼンメルクヌーデルするなんて、いじわるだ」とかいいながら、ばんばん食べました。これは別に、決していじわるなんかじゃなくて、余ったパンが許容量を超えたからなんですけどね。あしからず。
2004.03.01
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