2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全19件 (19件中 1-19件目)
1
ドイツの祝日を利用して、ふだんなかなか会えないお友達とブランチ。(っていったって、うちの近所にはおしゃれな店がないので、マクドナルドだ)パトリシアとは、かれこれ4年前、スーパーでお買い物中にナンパ(?)されて知り合いになりました。パトリシアはアメリカと日本のハーフ。アメリカ人と結婚して、うちのおねえちゃんよりひとつ上の娘をもうけたのちに離婚。その後はシングルマザーとしてがんばっています。わけあってドイツにやってきてほぼ一年、という時に、スーパーで、当時まだ二人のこどもを連れて(騒がしく)買い物をしている日本人に目が止まり、ナンパした、という次第。徒歩15分ぐらいの近さに住んでいるのに、お互いに働いているため、けっこうすれちがいなのです。さらに、彼女はがんばり屋さんで、若い頃にとりそこねた学位を取り直そうと、アメリカの通信大学に入って猛勉強しています。試験前など、本当に外出するひまもないくらい大変らしい。ちょうど試験が終わってひと段落、というところで、今回のデートが実現したわけ。日本語と英語がぺらぺらで、ドイツ語もがんばって勉強したパトリシア。わたしたちの会話は日本語をメインに、ところどころ英語、ドイツ語が入り混じります。会社でのストレス、ティーンエイジャーの娘の不始末、弁護士費用の高いことへの不満、などなど。そんなわたしたちを不思議そうに、ものの5分はみつめていたおばさんがいましたね。あはは。こどもたちとダーリンとだらだら過ごす休日も大切だけれど、こうやって女ともだちと過ごす時間も、やっぱりいいな。
2004.05.31
コメント(0)
ここミュンヘンに住むようになって、はや13年。最初は、親戚も、知り合いも、友達もいない心細い状況でした。が、おかげさまで、仕事関係、プライベートと、いまではけっこう幅広い交友関係を築かせていただくことができました。とはいえ、交友する中心はやはり、日本の方が多いですよね。中でも、ミュンヘン日本語補習校を通しての交友関係は、こどもたちも通っているし、わたしも7年間教員を勤めた関係から、わたしの中で、かなりなウエイトを占めています。Mさんは、補習校のおかあさん友達のうちでも、特に親しい存在。わたしとは生まれ年も同じ、そして歌が好き、ガーデニングが好き、という細身の美しい方なのですが、彼女がいま少し悩んでいます。いや、少しどころじゃない、すごく悩んでいるのです。なんで悩んでいるのかというと、結婚問題。その内容はくわしくは記しませんが、「いままでわたしがやってきたことは、なんだったのかしら」と、彼女に言わしめるほど、困った状況に陥ってしまったのです。わたしも、過去に結婚問題を抱えていたことがあるので、よくわかるのですが、とにかく絶望的な無力感に襲われます。世界中から、自分の全存在を否定されているような。でも、そのあとで、わたしの場合はふつふつと闘志がわいてきました。この絶望的な状況を、なんとか乗り切らなければいけない!って。そうして、むずかしいのを承知で、図書館で離婚に関する書籍を借りてきたり、自分でも自腹を切って購入したり、知り合いに弁護士さんを紹介してもらったり、サイコセラピーの事務所に通ったり、と、その時その時で、できる限りのことをやってみました。Mさんの場合は、まだ心がゆらいでいるようです。なかなか建設的な行動に出ていけないみたい。日曜日に、ミュンヘン郊外の彼女のお宅におじゃまして、緑の濃いお庭で、薫り高いハーブティーをいただきながら、久しぶりにゆっくりとお話しました。まだ、先のことが見えなくてちょっと心配なことは心配なのだけれど、大丈夫、頭のいい彼女のことだから、きちんと自分の道をみつけてくれることと思います。それにつけても、ずうっと専業主婦でいて、青天の霹靂みたいにこういう問題にぶちあたると、職業を持っている主婦(たとえばわたしとか)よりも、なんだか動揺が大きいようです。で、わたしのまわりには、実に専業主婦が多い。みんな、ご主人の甲斐性があって、働かなくてもいい身分で、うらやましいなー、なんて普段は思っておりましたが、実は働く主婦の方が、こういう時にふんばれる、基礎生活力(朔耶の造語)が高いのかも。わたしは落ち込んでいる時期は、ずいぶん短かったような記憶があります。とにかく生活をまわしていくのに必要な事務処理に追われてたからかなあ。Mさんの様子は、もう少しつかずはなれずで見守っていきたいです。彼女がもしも助けが必要な時は、そばにいてあげたいのです。彼女が自分の手で、自分の生活をつかみとるまで。それでも
2004.05.30
コメント(2)
物件探し。イースター休暇の日本旅行から帰ってから、再開されたミュンヘンでの新居探し。予算は少なく、こどもの数は多い。(ドイツの出生率も1.4切ってますからね)この状況をどう乗り切るのか、パッチワークファミリー!?金曜日のお約束、このために購読を開始したバイエルン最大の発行部数を誇るインテリ紙Süddeutsche Zeitungの不動産情報を隅から隅までチェックしましたが、今週はろくな物件がない。いや、いい物件はあるんだけど、わたしたちには手が届かない、床下暖房完備だとか、全室フローリングで大理石のバスタブだとか、街中のユーゲントシュティルのヴィラだとか、そんなんばっかであります。もちろんお値段は、びっくりするほどお高い。我々の予算の3倍はざらであります。インテリ紙には、もっと庶民向けの物件はないのか!で、ニュースソースをより幅広くするために、地域の週末情報誌にも目を通している今日このごろ。ここにも、量は少ないのですが、不動産情報は載って降りまして、Süddeutsche Zeitungに比べて広告料金も安いのでしょう、大手不動産会社の広告はなく、かわりに個人で売り買いの情報がおおくなります。その中からみつけたひとつに、今週はアタック。物件としては2LDKで、わたしたちの希望条件よりは小さいのですが、2ヶ月近く探してなかなかこれぞという物件に出会えないあせりもあり、値段は手ごろだし、場所は近くていいし、ということで下見して見ることに。場所は、おにいちゃんの通っている音楽教室の先生のアパートのある、一本北側の通り。この通りの一番奥が今回の物件のある場所で、その隣はサッカーもできる広々とした緑の草地。居住者しか入ってこない道なので、子供にも危なくないのがいいですね。1972年の建築ということですが、通り沿いの他の建物も、ちょっぴり古めかしく、当時まだミュンヘンの田舎だったこのあたりのひなびた雰囲気がよく出ていて、なかなか良い。不動産会社の、まだ若い、ドイツには珍しくスクエアなタイプの担当の人が中を案内してくれます。入り口を入って、廊下の右側にまず一室。ドイツではKinderzimmerといって、子供用の部屋になるところです。隣がワインレッドのタイル張りのバスルーム。細長いながらもゆったりとしていて、なにより窓があるのが気分がいいですね。バスルームの奥に、さらにもう一室並んであり、こちらがメイン・ベッドルーム。小さなバルコニーもついています。付当たりがキッチンで、ここにもレッド系のシステムキッチン完備。このキッチンの壁の一部が四角くくりぬかれており、隣のLDKにそのままお料理が出せるようになっています。LDKの、キッチンに接する部分は、床が階段の一段分ぐらい高くなっています。こどもって、こういうちょっとした細工が好きよね。わたしも好き。ここはそのまま食卓を置いてダイニングになりますね。LDKの残りの部分もそれなりに広く、ソファセットとピアノを置いても、あまり窮屈な印象にはならないでしょう。こちら側のバルコニーも西向きですが適度に広く、屋外用のテーブルと椅子を置いて、なおかつベランダガーデニングも楽しめそう。部屋としてはこれだけ。あとは、地下の物置とガレージです。うーん、あと一室と、できればゲスト用のトイレがあれば完璧なんだけどなあ。明日からでも入居できるのに。そうこうするうちに、もう一組、下見の家族がやってきて、そこの2歳の男の子がうちのおにいちゃんになついて、手を引っ張って遊んで遊んで、なんてやってるかわいい姿を見ながら、全体をもうひとまわり。やっぱり小さいよなあ。
2004.05.29
コメント(2)
木曜日。声楽のレッスンのお時間です。今週はまだ、風邪も治りきっておらず、本調子ではない、といういいわけで、ろくにレッスンしておりません。ぶっつけ本番です。まず、先回もみていただいたムゼッタのワルツ。おお、今日は、前回よりも少しいいような。高音のHのところはまだまだだけど、全体の曲想がつかめてきたような気がいたします。先生はとにかくいつも、「声を出そうと思わない! 内から沸き出る勢いを使って!」ということで、頭ではなんとなくその意味するところがわかるような気がするのですが、実感するのがなかなかむずかしい。今日は先生が新しい発見をしました。「あなた、頭の回転は早い(先生の買いかぶり?)けど、体がそれについていってないのね」そ、そうだったのかーーー。わたしって、とろかったのねー。そういえば、小学校の頃、50メートル走はいつもビリでした。長距離は強いんだけど。1000メートル、4分ジャスト。それはさておき、確かに先生が歌うと、「内から沸き出る勢い」が、次から次へと流れ出しているようです。それがわたしの場合は、出だしで一度出たあとは、続かないのね。「スイミングに行ったり、サウナに行ったりするのもいいのよ」スイミング、わたし苦手なんですー。なにがいやかって、泳いだ後シャンプーしてドライヤーあてるのに時間がかかるんだもの。髪がやたらと多いから。サウナも、行きたいのはやまやまですが、時間が・・・。かわりに家でヨガとストレッチとバレエのまねごとやってるんですけど(時には会社のエレベーターの中でも)、それでよしとしてください。気を取り直して、次は「フィガロの結婚」ケルビーノのアリア。これは一年前にもやったことがあって、もともとメゾの音域なので、わたしも怖がらずに歌えて、あはは、調子がいいぞ。「勢い」の方も、自然に出てきてくれたようです。これが常に出せるようにならなければ。来週はテクニックのお時間ということです。今までコレペティで、すばらしい情感豊かなピアノを弾いて下さった聡子さんも、事情で一時日本にお帰りになるので、ちょうどきりがいいかんじ。またミュンヘンに遊びにきたら、いっしょにおいしいイタリアンに行きましょうね。
2004.05.27
コメント(2)
月曜日。朝6時に目覚ましが鳴ります。今週はダーリンが7時からの勤務なの。わたしも起きて、紅茶を入れ、りんごをむいて、子供達を起こします。異変発生。おにいちゃんが、頭が痛いそうです。彼は昨日から、鼻風邪気味ではありまして、外へ行く時も、本人は上着を着たがらないのを、おどして無理やり着せたりしたのですが、だめだったか・・・。しゃあない、学校はお休みだ。でも、わたしもダーリンも、そうそう会社を休んでばかりもいられないし(今月はすでに、プッチーが水疱瘡で休んでくれている)、彼ももう大きいし、ということで、おうちでおりこうに一人でいてもらうことに。幸いに、ダーリンの職場が近いので、お昼によってくれるらしい。わたしも労働時間を少し繰り上げて、早めに帰ってくればなんとかなるかな。とはいっても、ちょっぴり心配。電話をかけます。会社から一度目に電話したときは、ちゃんとおにいちゃんが出て、おなかすいたというから、トーストに好物のレバーペーストを塗って食べるように指示。でも、2度目に電話すると、誰も出ません。あらら。どうしたのかな?もうすぐお昼どきだったので、ダーリンの携帯に電話すると、ちょうど家に着く頃でした。見てもらうと、おにいちゃんはふとんで寝ているとのこと。そのまま寝かしておいて、わたしもあと1時間ぐらいで家に着くから、と言って仕事を片付けます。お買い物をして帰ると、ちょうどおにいちゃんも目がさめるところ。本人は、ぐっすり眠ったので、もうだいぶ調子もいいらしい。いっしょにひきにくと野菜炒めのたっぷり入ったオムレツを作って食べました。元気になってよかったね。一人でかわいそうだったけど、よくがんばったね。こういう時、おにいちゃんの頭をかいぐりかいぐりしながら、親としてなんだかしみじみしてしまいます。こどもの成長を見守るということなのかな。
2004.05.24
コメント(6)
毎週毎週の物件探し。2月から本格的に開始して、人にいわせれば「まだ3ヶ月じゃないの! 家探しなんていうのはね、1年や2年はかかる覚悟よ。」なんていわれちゃったりするんですけど、うちの場合は物理的にもういっぱいいっぱい。今年中にはなんとかしないと・・・。(冷や汗)いままでお尻をたたかれるばかりだったダーリンも、さすがにこれではいかん、と思ったのか、うちで購読している新聞以外に、もう一紙買ってきて、そちらの不動産情報もチェック。えらい、えらい。さて、日曜日であります。ダーリンのお手柄でみつけた、中央駅にもほど近い、築年は古いが、交通至便、そのわりには環境も悪くない、というオープンハウスの物件を見にまいりました。場所としては、市街へ行く際に、わたしがしょっちゅう利用している路面電車の路線20番。家からは8駅ほど。近くには単科大学のキャンパスもあって、便利は便利です。物件としては、今まで賃貸物件として長年居住している人が多い古いアパート。今回はそこに不動産業者が入り、出せる人は出して、必要な改築をほどこし、売りに出すというもの。うちの希望は3LDK以上。でも、このアパートには、2LDK以上はありません。でも、上下にある1LDKをふたつ階段でつないでなんとか3LDKにしたり、隣り合う1LDKと1LDKをくっつけて3LDKにしたり、ということも、ある程度可能。お値段的にも新築物件ほどは高くはないので、ちょっと心が動きましたが・・・。マイナス要因としては、ベランダがないのです。ガレージもなし・・・。近所にときどき、貸し物件が出るから、それを借りればいいということでしたが・・・。見送りかな。
2004.05.23
コメント(2)
あー、あー、本日は晴天なり。さらに。あー、あー、本日は祝日なり。そうなのです。今日はドイツの祝日。キリスト昇天祭です。ついでになぜか、ドイツでは今日が父の日だという。日本ではたしか、6月の第2日曜日とかではなかったかしら?ともかく、上の二人のこどもたちは、父の日だからパパといっしょにいる、と言いますので、わたしたちは親子3人、まずは朝寝を楽しみました。祝日だから、大学のレッスンも当然お休みです。ドイツに来てから、この寒冷な気候が災いしたのか、のどがちょっと弱くなったわたし。昨日からちょっとのどが痛みます。鼻もたれてます。鼻風邪でしょうか。だから、歌のレッスンがお休みでほっとしているのも確かです。かわりに、4月に日本に行った時にアマゾンで購入して来たカラオケ・オペラのCDを使って、新曲にチャレンジです。本日はメゾ・ソプラノ編。「カルメン」のハバネラというアリアは、有名すぎるぐらい有名だから、当然入ってます。その他、ソプラノにくらべてメゾは、オペラ界ではどうしても脇役という感じをまぬかれないですよね。だからわたしもあまり知らない曲がけっこうあります。このCDで始めて知った中で、あ、これぜったい歌いたい、と思ったのは、「セビリアの理髪師」の、「今の歌声は」というアリア。いとしい人の心を自分のものにしよう、というヒロイン、ロジーナが、声高らかにうたいあげる流麗なメロディーの曲。解説によると、メリスマという音階を早くころがすように歌うテクニックがポイント、とあります。CDといっしょに歌って見ると、けっこういけそう。来週先生にみてもらって、テクニックをがんがんものにしたらOKかしら。そうこうするうちに、ダーリンが朝風呂からでてきたので、歌の練習は終了。イタリア風のぱりぱりした食感がおいしパン、チャバッタをメインに、ゆったりとした朝ごはんを楽しみました。
2004.05.20
コメント(2)
・・・もう勝手にお友達のつもりでいるワインちゃんのところで、試して見たいのです。いいよね、ワインちゃん?そう、不動産購入、なかなか魅力的なものがあります。ドイツの持ち家率向上のための補助政策、Eigenheimzulageと言うのもありますし・・・。独身の方で、年に2500ユーロもらえたら、それは魅力的だと思います。それでもミュンヘンの物件は高いよお。ギリシャの従業員つきレストラン、いいかも。今日、別件で行った弁護士さんのところで、イギリスの会社を買わないか、安くしとくよ、と勧められましたが、これにも心を動かされました。500ユーロぐらいだそうです。これなら買えるわ。
2004.05.18
コメント(4)
なぜだか、すっごく早く目が覚めた。5時すぎくらいから、なんとなくベッドに入ったまま、もうひとねむりできるかなー、ととろとろしていたのだけど、5時45分には、もう意識が覚醒してしまって・・・。よし、下に行って、新聞取ってこよう。そう、金曜日のSüddeutschzeitungには、不動産の情報がいっぱいなのです。なんとなく、今週は勝負どきのような気がする。というのも、先週の広告の品(?)を、ぐずぐずしていて、すぐ買われてしまったから。今日は、先手必勝です。パジャマの上に、コートをひっかけて、階下の郵便受けまで取りに行きました。さて、と。おお、あるある、今日はことの他、物件数が多いような。これなら、望みの物件のひとつやふたつは出てくることでありましょう。約30分後。うーん、どうもねえ。ひととおり、見てみたんだけど、先週みたいに、「これだっ!」ていうのがないのよねえ。インパクトに欠けるっていうか。それでも、希望条件にあてはまる広告を3つ切り抜き、ダーリンがあとで電話をかけやすいように、白紙に一枚ずつ貼って、わたしの希望度ナンバーを1から3までふりました。さあ、あとは君の仕事だ、ダーリン。がんばってくれたまえよ。その後わたしは、足取りも軽く、いつもより20分も早く会社に着いて、日々の業務にいそしんだのでした。ああ、気持ちいい。
2004.05.14
コメント(0)
うー、寒い。ドイツでいうところの、「うるわしの5月」だというのに、この天気の悪さはどうよ。すべての花が咲きそろって、うっとりとなる季節のはずなのに。去年の猛暑の夏の反動で、今年は冷夏なのでしょうか・・・。さて、気を取り直して、歌のお稽古。先週の先生との話し合いで、しっかりと方針が決まったわたし。いきおいこんで、今日は3曲も練習していっちゃいました。でも、45分のレッスンは短いわね。結局1曲しかみていただけなかったのです。そりゃあ、すらすらと直すところなく歌えれば、次々と進むのでしょうが、フレーズごとにだめだしがでます。さらに、一度は、われながら改心のでき、と、歌えたところでも、次にうたうと、また元の木阿弥なのです。一進一退。それでも、「ラ・ボエーム」の中でも、性格的におとなしいいいこちゃんタイプのミミよりも、勝ち気でコケットなムゼッタの方が合っているとのことなので、ちょっと嬉しいかも。人生、なにごとも勝負に出なければ、ね。それにしても、やはり、テクニックの基礎をつけなければ。で、これからは、一週おきにレパートリーの週と、テクニックの週とをかわりばんこにしましょう、ということに。はら、テクニックのみのレッスンって、どんな感じなのでしょう。発声練習みたいなのをずっとやるのかしら。コールユーブンゲンみたいなの、やるのかしら。(ちなみに、この、コールユーブンゲン、南ドイツの発音だと、コア・イーブンゲン、に近いです)なんだか、楽しみです。
2004.05.13
コメント(2)
今週も木曜日に、声楽のレッスン。今週のわたしは燃えています。もういまから練習しちゃうの。今回は、新曲にチャレンジしようと思います。お友達に楽譜を借りて、La Wallyのアリアとフィガロの結婚のケルビーノのアリア。特に、La Wallyの方は、わたしの大好きな映画「ディーバ」で歌われたのをはじめて聞いて以来、憧れの曲。ゆったりとしたせつなさを、うまく表現したいものです。どちらもイタリア語なので、こういう時は、同僚のヴェローナ出身のモニカちゃんに発音指導してもらうに限ります。自分で歌っていて、ちょっと「あれ?」なんていうところを重点的にチェック。これで木曜日のレッスンはばっちりのはず。あー、レッスンが待ち遠しいよー。あ、ちゃんと会社で仕事もばりばりやってますからね。
2004.05.11
コメント(1)
きのうは、年に一度のすばらしい一日でした。だって、朝からこどもたちとダーリンが、朝ごはん作ってくれたんだもん。その後の、食器も、わたしがねころがって本読んでいるうちに洗われて、拭かれて、また棚にしまわれているんだもん。まるで、魔法のようだわ。さらに、いろいろプレゼントまでもらえちゃって。おにいちゃんが、スイート屋さんで自分で砂糖文字を書かせてもらった、ハート型のレープクーヘン(シナモン風味のジンジャービスケットのようなバイエルン地方のお菓子)だとか、ばらの花の香りと形をしたせっけんの詰め合わせとか・・・。特に、おねえちゃんがくれた、エスティー・ローダーの新製品お試しセットで、Idealistという下地がすごい効果があるみたい。肌が一枚ベールをかぶったような感触になるの。塗っている手のひらまでつるつるのさらさら。これはもう手放せないかも。5月だというのに、つきささるような風の吹く、いやーな天気の日でしたが、こんな母の日はもっとひんぱんに来てほしいものです。月にいっぺんとか。だめ?
2004.05.10
コメント(0)
ミュンヘンの補習校は、なにが助かるって、国際部があること。最初聞いた時は、国際部って、何? とわたしも思いましたけれど、要するに、日本のカリキュラムによらず、のんびりと日本語を学んで行こう、という子が通うクラスなのです。もともと補習校は、テストも成績表もないから、ふだん通っているインターや、現地校とはちがって、のんびりムード。それでも、いずれ日本へ帰国する駐在の方のご家族などだと、帰国後に日本のレベルについていけないと困るので、漢字などをやはりがんばらざるを得ないですよね。それに比べて、うちみたいに、まずドイツの学校のお勉強、それから余力があったら日本語、というプライオリティだと、どうしても漢字ばっかりやっていられないのです。おねえちゃんも2年生までは、邦人クラスにいましたが、2年生の2学期からは、漢字のテストがいやでいやで、毎週のように涙。それが3年生相当学年から国際部があるので、そちらに入れたところ、水を得た魚のように、いきいきと、苦手なはずの漢字も少しずつできるようになりまして、親として、こんなありがたいものはない。おにいちゃんも、もともとひらがな、カタカナもあやういうえに、土曜日はサッカーの試合などでちょくちょく休む。だもんだから、クラスの他のお友達との差がどんどんひらいてしまって、本人もできないからつまらないわけ。行きたくない、とごねるようになってしまって。で、彼の場合は、2年生の3学期は、まるまる休学にして、新学期から改めて国際部でがんばろうねって、約束しました。その新学期が始まりまして、3,4年生相当の国際部Cクラス、4名での授業です。先生もかんどころをわかっていらっしゃって、まずカタカナの復習から。それからゲーム方式で少しずつ漢字も、という流れのようです。私も補習校で、あしかけ7年ほどこどもたちに教えていた経験がありますが、本当に漢字なんて、覚えるそばから忘れられてしまうのですよね。だから、漢字にはルビをふってもいいから、日本語が読めて理解できる、日本語で自分のいいたいことを表現できる、これがうちの目標です。おねえちゃんもせっせと、日本のおじいちゃん、おばあちゃんにファックスを送るのですが、日本語の表現がところどころあやしい・・・。わたしの書くドイツ語も、きっとこんななのだろう、と、親の不出来はあきらめられても、こどもの力はもう少しのばしてやりたいなあと、朝6時半に起きてお弁当を作る土曜日であります。
2004.05.09
コメント(2)
昨日の朝、出勤のためにバスに乗りましたところ、部署は違うけど、けっこう親しくしている中国出身の同僚の女の子にばったり。彼女が、会社のすぐそばに住んでいるのを知っていたので、「あれ、どうしてバスになんか乗ってるの?」と聞きました。「最近、引っ越したのよ」「へー、どこ?」「シュバービング(注:ミュンヘンでもおしゃれな地域として知られております)」「あら、いいわねー」などと話がはずみました。こういう時、ドイツ人同士ですと、「で、いくら?」と単刀直入に聞くのが当たり前。わたしたちは、アジアの乙女。とはいえ、わたしはドイツ在住13年、彼女も大学時代からドイツですから、やはり10年近い滞独経験があります。だから、やっぱり聞いちゃう。広さはどれぐらいで、お家賃はいくらなのか。すると、おおっ、101平米で1100ユーロ払っている、と軽ーくおっしゃるではありませんか。101平米!1100ユーロ!我が家がいま必死になって探している物件の条件が、80平米以上で、お値段はできるだけ安く、というものなのです。それでも、ローンを組んだら、月々の支払いは、このぐらいになるでしょう。それを彼女ひとりで払って住んでいるのね!!!と、ついエクスクラメーションマークを乱発してしまいました。確かに彼女は、4年ほど前に、うちの会社が中国でベンチャー企業を立ち上げる際に、現場とのコーディネーションとしても、通訳としても大活躍をして、残業もばりばりこなすがんばりやさん。それ相応のお給料をもらっているのは想像に難くありません。だから、このぐらいの余裕はあるのだろうけど・・・。でも、やっぱりなんだか、不公平な感じがぬぐいされないなあ。人をうらやんだりしていては、いい運気はまわってこないから、こんな気持ちもすぐ払拭しないといけません。開運の龍の置物でも置いてみようかしら・・・。
2004.05.07
コメント(2)
大学の夏学期。今期は木曜日が声楽のレッスンの日。冬学期のおわりに先生からいただいていた課題曲のかずかず。ずーっとシューベルトだ、シューベルトだと思っていたのですが、2日前になって、さて発声練習ぐらいはしておかなくては、とよーく見てみたら、ブラームスでした。ありゃ。まあでも、ブラームスなら2,3曲、以前に入っていた女声コーラスでもやったことがあるし、民謡調の楽しい小曲なのでなんとかなりそう。水ぼうそうを病んでいるプッチーも、ちょっとむずかり気味とはいえ、元気は元気なので、キーボードを前に、いっしょにおひざで「らららー(プッチーは、楽譜をみるとラララーと言うのです)」することに。うん、"Da unten in Tale" も"Die Sonne scheint nicht mehr"も、テキストの強弱とフレーズをうまく合わせればいけそうです。レッスン当日は、会社のトイレで発声練習も怠りなく、意気揚々と大学のレッスン室へ。先生も、伴奏の方も、前期からの続きなので、和気あいあい。すぐに歌うのかな、と思って楽譜と、レッスン用のメモと鉛筆を取り出し、譜面台の上に置いて、先生と伴奏の方と、どちらにもちょうどいい角度に位置して立ちました。(今日は今期初日で、お休み中もさぼっていたし、どうせあまり声もよく出ないだろうから、録音機材はわざと持ってこなかったの)足を肩幅に広げて待っていると、先生が「で、あなたは今後どうしたいの」と切り出してきたので、「それはまあ、できることなら時々舞台で歌えるようになったらうれしいんですけど、年も年ですし、あまり大それたことは・・・」なんて、語るうちに、話がだんだん真剣になってきました。で、わたしも椅子に腰掛け、まじめに対談の姿勢。先生ご自身も、わたし同様にアジア出身(韓国の方なのです)。ドイツにやってきてがんばって声楽を学ばれて、結婚してこどもさんもいらして、という人生状況。だから、心情的にも、外国人がこのドイツという国でやっていくことの大変さがわかっていますし、また技術の点でも、骨格構造とかが似ているので、わたしにとっては最高の先生なのです。先生もけっこう親身になんてわたしのことを考えてくださっているようです。45分のレッスン中、30分を費やして、わたしの今後の方針がやや決まりました。ちょっと時間はかかるかもしれないけれど、ミュンヘンにある、いくつかの劇場のコーラスにチャレンジ。とはいっても、本採用のコーラスは、仕事もしているわたしの現在の状況から、時間的にもむずかしいので、エキストラコーラスの試験を受けてみましょう、ということになりました。となると、試験では主にオペラのアリア、オラトリオのアリアを歌わないといけないそうです。さらに、劇場によっては、自分でもっていった曲以外に、その場で与えられた楽譜を初見ですぐに歌うという課題もあるそうです。あらら、たいへん。でも、いままで、なんとなく好きだから、という理由だけで、わざわざ大学の入部試験まで受けて入ってレッスンをとっていたわけですが、これでひとつ目標ができました。もともとオペラのアリアは大好きなので、日本でカラオケCDもいくつか買ってきてあります。さっそくがんばるぞー。新聞を読んでいるわきで、大声で歌われるダーリンには申し訳ないが。
2004.05.06
コメント(0)
といっても、青い空の下、こいのぼりが泳ぐわけでなし、町を歩けばかしわもちを売っているわけでなし、はっきりいって、ほとんど忘れておりました。かしわもち食べたいな。みそ味のやつ。
2004.05.05
コメント(0)
プッチーの通う保育園で、2月の末から流行していた水ぼうそう。4月になってもその勢いはとどまるところを知らず、4月末に予定されていた母親カフェの会も、来ているこどもが極端に少ないから、という理由で延期されたほど。この流行の波に、最後になってのったのが、おっとりタイプのうちのお嬢さま。日曜日の晩、お風呂のときに、背中にひとつ、赤いぽっちりとしたものが。なんだろねー、これ。水ぼうそうになったのかなー、なんてダーリンと言っていたところ、月曜日の夜になって、赤いぽっちりの数が急増。背中にも、おなかにもあちこちに出没しました。やったー、当確です。ダーリンと顔を見合わせるわたし。火曜日の朝はとりあえず、わたしが会社を休んでプッチーを小児科へ。フランツ先生に水ぼうそうの太鼓判を押していただきました。なんでも、疹が全部乾くまで約7日。そのあいだは保育園に行かれません。ああー、また会社を連続欠場しなくちゃいけないよー。けっこう仕事たまってるのにー。小さいこどもがいれば、不測の事態はつきもの。わかってはいても、やっぱりがっくりきます。その場で、会社用の証明書を書いていただき、とりあえずはオーケーです。さいわい、病状(?)自体は、軽いタイプらしく、手足や顔にはあまり出ません。私や私の妹がこどもの頃にかかったときなんて、すごかったもの。末の妹なんて、いまだに鼻のてっぺんに、かすかですがあとが残っております。馬の鼻白みたいに。
2004.05.04
コメント(0)
物件下見です。家からバスを2つ乗り継いで、約30分ほどで到着です。自家用車があれば10分もかからない距離なのですが・・・。BMWの総本社の隣です。築年は1960年ですから、かなり古いですね。わたしより年上だ。配管のよしあし等が気になるところです。さて、お部屋の中。広い。予想はしていましたが、もともと2部屋だったのをぶちぬいた40平米の居間が圧巻です。床はLAMINATとドイツでいうところの、フローリングに模様をにせたPVCですが、こちらも小さい2人の子供のいるお宅ですから、妥当な選択といえましょう。この広さなら、将来わたしがいっぱい稼いで、グランドピアノを買っても、ハープを買っても、置く場所がありますわ。おにいちゃんはすぐサッカーしたがるだろうけど、それは厳禁ということで。この他に、寝室が3つ、お台所、バス、トイレ。水周りは、あまり手をかけていない様子で、ちょっと年代を感じさせるつくりのまま。ちょっと暗いかな。でも、その分おうちのプライスが安いので、入ってから自分達でじっくり改装する楽しみもあるかもしれません。ただ、5階建ての建物なのに、エレベーターがありません。それで、物件は4階部分です。バギーでプッチーと二人でお買い物にでかけて、その間に彼女が寝入ってしまった場合、買い物した荷物と13キロのこどもとを抱えて、どうやって4階までたどりついたらよいのでしょうか。そんな体力、もうわたしにはない・・・。あと、物件のある地域が、ちょっと上の二人の子達のパパのところから離れていること、外国人住民(わたしもその一人だけど、)が多くて少しすさんだ雰囲気があること、BMWのシフト勤務の人たちが、夜中に集団でバスに乗って帰るため、その騒音が予想されること、バスのお湯がボイラー式で、2人続けて入ったら(うちのダーリンは、ドイツ人にしては珍しく、シャワーよりもお風呂を好む。)たぶんお湯がなまぬるくなってしまうだろうことなど、マイナス要素もけっこうあり。このお値段で、この広さ、はなかなかないだろうけど・・・。どうしましょう。
2004.05.03
コメント(6)
物件下見。今日は、うちから歩いて5分ほど、プッチーもお世話になったことのある保育ママさんも住んでいるマンションの、4階にあります4-Zimmer-Wohnung。日本式にいうと3LDKですが、合計で86平米と、ちょっと狭い。いま住んでいるのは、お子様のないカップルのお二人。だから、きれいにしてあるし、キッチンもバスルームも高級なシステムキッチンやシャワーキャビネットなどが入れてあって、いいんだけど・・・。なにかひとつ物足りない。マンションへの入り口が、ガレージの横手、それも、2回部分に住居がある、その下をくぐっていかないといけない(ダーリンの頭がほとんどつかえそうだった)というのも、なんとなくしみったれていていやだなー。風水的にもこういうアプローチはよくないのではないか、まだあまり勉強してませんが。というわけで、お断りしました。
2004.05.01
コメント(0)
全19件 (19件中 1-19件目)
1