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今日は、ドイツのプロバイダーが主催する、ウェブサイト作成の入門コースに行ってきました。9時から4時までの、なかなかハード(わたしにとっては)なコースでしたが、いろいろな人と出会えて楽しかった。中でも、ええーって感じだったのは、たまたまわたしの隣に座って、1台のコンピューターを共有(なにしろ、タダのコースだから、一人1台ではなかったわけ)したベッティーナ。休憩時間にお散歩しながら話して見ると、なんと彼女はつい最近、ご主人の転勤によって、ケルンから、ミュンヘン近郊のローゼンハイムという町に引っ越してきたばかり。「わたし、きのう、ケルンにいたのよ」「え、ほんと?」さらに、よく聞いて見ると、彼女はコピーライターで、ケルンの東アジア文化博物館がオープンした時には、その担当だったという。この博物館は、こじんまりとしていながら、日本、中国、韓国の仏教関連の展示や、陶磁器など、なかなか興味深いのです。さらに、立地が最高で、緑の芝生がひろがる公園の一角の池のほとりにカフェなどあって、ここで何時間でもなごんでいられそう。「ケルンには6時間しかいなかったけど、その博物館に行ってきたわ」「!!!!!」というわけで、きのうのケルンでの、日本の好青年との楽しい出会いにひきつづき、ここミュンヘンでも、ケルンがきっかけで、なかなかおもしろいご縁がひろがりそうです。__________________________________________________GANBARE! NIPPON!Yahoo! JAPAN JOC OFFICIAL INTERNET PORTAL SITEhttp://mail.ganbare-nippon.yahoo.co.jp/
2004.07.31
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ミュンヘンから、飛行機に乗って、日帰りで。久しぶりの遠出です。日ごろ、保育園、会社、スーパー等の往復で、ろくに遊んでいない主婦であり母であるわたし。飛行機に乗ってどこかよその土地に行く、というだけで心がうきうきしますね。まあ、ケルンでは、少々仕事もしましたが。今回は、Germanwingsという格安の飛行機会社を利用したのですが、いやー、安くていいですね。ケルンを基点に、ヨーロッパ中に飛んでいるのですが、予約するタイミングによって、安いのは片道19ユーロ(約2500円)からです。わたしも、往復で、タックス払って100ユーロちょっと。2,3年前なら、信じられないほど安いわー。おもしろいのは、まず、座席が決まっていません。搭乗手続きをした順番にボーディング・カードに番号がふられ、その番号順に機内に乗り込み、自分の好きな席に座るのです。さらに、飲み物・食べ物のサービスは有料です。新幹線の社内販売みたいに、お金を払ってコーヒーをもらいます。あとは、マシンも特にぼろいわけではなし、ちゃんと定刻どおりに到着するし、スタッフも若くてにこやかだし、快適です。飛行機サービスのありかたも、これでいいと思うのよね。乗っているのは、旅なれた風の若い人が多かったかな。今度また、これに乗って南フランスあたりに、ふらりと行ってみたいわ。この値段なら、それが可能よね。__________________________________________________GANBARE! NIPPON!Yahoo! JAPAN JOC OFFICIAL INTERNET PORTAL SITEhttp://mail.ganbare-nippon.yahoo.co.jp/
2004.07.30
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きのうは、プッチーの通うムジキッズ、夏休み前の最終会。昨年の9月、まだプッチーが1歳半の時から、週に一度通うこと、はや10ヶ月。うちのお嬢様は、まだはいはいの赤んぼだったころから、家では音楽がなるごとに、手をたたき、腰をふり、回らぬ舌で歌うのが大好き。これならお教室に行けば、なおさら楽しいだろうと思って、毎週火曜日は会社を早めに出て、急いで保育園にお迎えに行き、連れて行くのですが・・・なにもしないの。お教室では。笑顔のかわいいほがらかな先生や、他のこどもたちが嬉々としてドイツの昔ながらの手遊び歌や、おんまさんごっこのうたにあわせて、手をたたいたり、輪になってダンスをしたり、合間に、お教室の壁にある登り棒に登ったりしている(お教室は、地域の公民館の半地下にある、体育室を借りています)のに、うちのプッチーは、わたしのひざの上に座って、じっと眺めているだけ。ダンスのときも、わたしが抱っこして、ぐるぐる輪になって回っているだけです。30分のクラスのあいだ、そうやってずーっと受身の態勢でいるのです。では、この音楽クラスがきらいなのか、といえばそういうわけではないらしく、毎回先生が配ってくださるイラスト入りの楽譜を、帰りのバギーの中でずっと握り締め、眺め入っているのです。そして、家に帰ってからも、「らららー」といって、その楽譜を眺めて喜んでいるのです。おねえちゃんたちといっしょに、音楽に合わせてダンスをするのは、あいかわらず大好きです。こどもには、それぞれの性格があり、うちのプッチーはどうも極端な内弁慶のタイプらしい、そのうち自然にいっしょにするようになるだろう、と、教育学的な見地からそう判断はしたものの、何ヶ月たっても同じ状態が続くと、わたしも人の子、さすがに気が気ではなくなることもありました。でも、そのたびに、「いや、もう少しまとう、せめて一年通ってみよう」と自らを励ましてきたのです。その甲斐あってか。きのうは、親ばか歓涙のできごとが。プッチーが、自分ひとりでシロフォンをたたいたのです。シロフォンと言ったって、なにしろ1歳半から3歳児のクラスですから、両手に撥を持って、4拍子のリズムに合わせて、たたくだけです。それでも、これまでは、一人一人呼ばれて先生の前に行くときも、プッチーだけはいやいやしているので、わたしが抱いて前に行き、プッチーの両手に、わたしの両手を添えて、ばちを持ち、わたしの力でもって、シロフォンをたたいていたわけなんです。それが急に、自分の番になったら、ちゃんと先生の前に行き、ばちを持って、シロフォンをたたきました。わたしは予想もしていなかった展開に驚き動転し、果たしてちゃんとたたけるものかと心配で、プッチーの背中にすりよって、背中をぽんぽんと軽くたたきながらリズムをきざむ、という、まことに過保護な態度をとってしまいまして、実はいま反省しています。プッチーのリズムは、やっぱりいまいちでしたが、わたしは、こどもの成長とは、こういう風に急上昇することもありなんだなあ、と、3人目のこどもで遅まきながら実感しました。(上の二人の当時は、近所で幼児教育を受けさせる機会がなく、こういう体験ができなくて、つまらなかった)おうたやダンスは、あいかわらずしませんでしたが、シロフォンをたたいたことだけでも、夏休み前のうれしいプレゼントでした。
2004.07.28
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珍しく、朝いち(ドイツ時間)で、楽天してる朔耶です。いったい今年の夏はどうなっているんでしょう。2、3日晴れて、やたらと蒸し暑かったかと思えば、すぐ夕立になって、ひょうが降り、次の日は雨だぜ。着るものにも困ってしまう。朝、軽いコートを持って出ても、午後は暑ーくなってて、もてあますか、朝、軽装で出て、あとで雨に降られて泣くかのどっちかですわ。でも、会社勤めの悲しい身の上、でかけないわけにはいかないので、これからプッチーを起こして(ダーリンは今日早番で、6時半に出かけて行った。だから、楽天できるんだよん)保育園に連れて行って、さあ、出勤だ!
2004.07.27
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日曜日。ドイツでは、悪名高い開店法というのがありまして、平日は夜8時以降は、店を開けていてはいけない、日曜日は、いっさい営業してはいけない、のであります。へ、どうして? 日曜日が一番ショッピングの時間があるのに。どうしてその日にしめちゃうの?お客様は神様です、の国からきたわたしたちには、まったくもって理解できない発想です。もともとは、小売業界で働く人々が、オーバーワークになるのを防止するため、という成り立ちらしいのですが、その店で働く人々も、よその店に行けばお客である、という基本的な事実が、まったく忘れ去られています。自分の店で売っているもの以外を買いたい場合、この人たちはいつ、どこで買えばいいのか。まったくの自由市場にしておけば、日本のデパートのように、自然発生的に各店舗で曜日をずらして定休日にするとか、ちゃんとそれなりにうまいアイディアが出てくるものなのに、はなっから規則でがんじがらめにするもんだから、そんな気のきいた考えがうかんでくる素地もきっかけも、ドイツには生まれません。まあ、何事にも例外はあり、中央駅や空港の小売店、ホテル、レストラン、ガソリンスタンド付属のコンビニショップ等は開いてますから、「しまったー、こどものオムツがあと2枚しかない!!!」、なんて時には、高いのをがまんして中央駅まで行って買う、ということもできますが、まあ日曜日にゆったりと、ブランド物のブティックでショッピングなんてできないわけです。買うなら平日に、というわけ。でも、うちのダーリンみたいに、平日は馬車馬のように残業していては、8時の営業終了までにゆったり家具なんて選んでいられません。土曜日も、我が家は補習校に行かなきゃいけませんから、朝早くから午後まで、どたばたとしております。で、3時4時にはわたしも疲れてしまってお昼寝なんてしてしまうので、ダーリンにはひんしゅく買うわ、こどもらは家をちらかし放題だわ、いいことないんですけど、でもカラダがいうことをきかないトシなので、大目に見てもらっています。そんなわけですから、またまた家具のショッピングなんて、おちおちしていられません。で、唯一の可能性があるのが、日曜日なんですが、前述の開店法にはばまれて、またまた買えません。しかし。ここに救いの主が。ドイツ語でいうところの、Probewohnen(直訳、お試し住まい)であります。これはどんなものかと申しますと、早い話が、大型家具店が行う、販売なし、説明なしの見学会です。販売や説明をするには、それなりの知識をもった店員が必要ですが、日曜日ですから、この人たちはいない。かわりに、制服を着た、目つきの悪い日曜日専用の係員が、要所要所に立って見守っている中を、そぞろ歩きながら、あちらのソファ、こちらのベッド、と心行くまで見て歩ける、すてきな企画なのです。(ダーリンがじゃまするので、続く)
2004.07.26
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ダーリンの驚きの電話からはや幾日か。今日も会社でせっせとお仕事中のわたしの、携帯が「トレアドール」の着メロを奏でます。「やっほー、マンションの2回目の下見、今日の5時15分だよー」はいはい、わかりました。では、まず2時過ぎには会社を出て、3時過ぎにはおにいちゃんを学童保育に迎えに行き、それからプッチーをお迎えに行って、やがて4時。汗だく。いったん家に帰り、こどもらは家でおやつを食べつつ、わたしの帰りを待つようにさとし、4時45分には家を出て、マンションに向かいます。途中、空がだんだん暗くなってきて、遠くの方の空では、なにやらゴロゴロと。と思っていたら、鼻先にぽつんと雨が落ちてきました。傘もってこなかったんだよねー。でも、さいわい、雨はそれほどひどくもならずに、しと、しと、という感じ。足を速めて目的地に向かいます。5時10分にふたたび、足早に歩くわたしの携帯が鳴り、「やっほー、ぼくはもう着いたけど、君はどこ?」「えーと、ちょうど、XXX通りと○○○通りが交差するところ・・・、に差し掛かって、いまはもうかんぺき○○○通りに入ったわー」「・・・。へ、どこだって?、まあ、いいや、じゃあ後でね」2分後にはわたしも、マンションの入り口に到着。ダーリンとわたし、見合わせる顔と顔。ダーリンって、あんまり欧米の人っぽくないところが多々あって、たとえば、思っている事、感じた事を、深く考えることなく口にする、というような軽率なことはしないのです。逆にいえば、あまり感情をおおっぴらに表現しないタイプ。わたしも滞独14年で、かなりゲルマン化が進んだとはいえ、もともと日本人だから、いちいち感情を言葉にしない。で、この顔を見合わせた瞬間に、、二人とも、いやー、ここにくるまでけっこうがんばったよね、みたいなことを考えた、というのがわかりました。それはさておき、5時14分だったのですが、不動産やさんはまだ来ていないみたい。でも、雨が降ってきたので、マンション入り口に突っ立っていることもないだろう、ということで、いまはまだ現在の所有者マイヤー氏の住む、マンションのベルを押し、中に入れてもらいました。上に上がって、しばし雑談をするうちに、不動産やさんもいらしたので、さっそく本日の一番の目的である、居間とキッチン、そして寝室のメジャーリングにとりかかります。居間と寝室はさておき、わたしとしてはキッチンが一番の大事。なにしろ、いまあるキッチンは、なんと1969年当時のものということで、もう立派なアンティーク。そこはあっぱれドイツ製で、現在もなんの遜色もなく使えているというので、現在の持ち主のマイヤー氏は、わたしたちがこのキッチンを退去の際に取り払ってほしい、という希望を伝えると、少しさびしそうな顔をされました。こういうの、弱いのよね。ただでさえ、このマイヤー氏、ちょっとかわいそうな境遇なのです。奥様に先立たれ、その奥様がこのマンションのもともとの所有者で、お子さんが二人いるということなのですが、この二人が、自分達の母からの相続分を現金で支払ってほしい、というのだそうです。ご本人は、まとまった現金はないので、このマンションを売って、その現金をつくり、自分は別の賃貸住宅に移るのです。こんな、相続財産のごたごたでもなければ、ご本人はこのマンションを売るつもりは毛頭なかったそう。うちのダーリンも、「なんだか、ぼくたちが追い出すみたいな感じだね」なんて、後でぽつりと言っていましたが、そんなこと言われても、ねえ。で、ここは心を鬼にして、キッチンのメジャーリングを決行。横幅2,3メートル、縦は3,45メートル。一番奥が窓で、その下にセントラルヒーティングの暖房機がありますが、キッチンで暖房はほとんどいらないでしょうから、ここをおおうようにして、L字でも、コの字でもアレンジできそうです。この際ですから、壁と床のタイルも新しくしたいものです。全体の色は風水ではホワイトかベージュ、淡い黄色がいいんだったけ、で、火と水のエレメントがぶつかりあうから、それを調和するように、木のエレメント、たとえば淡いグリーンのキッチンマットなどをアレンジして、ダーリンは前からアメリカンなドリンクとアイスの注ぎ口が外側についた大型冷蔵庫のファンだから、これも組み込んで、あとわたしの憧れの薬局式引き出しのついた食品収納庫(アポテーカーシュランク)もぜひ!と、いろいろと妄想が膨らみます。どうせ実際にシステムを組む際には、このうちの30パーセントぐらいしか実現しないのでしょうが、いま夢を見るのは自由です。居間と寝室も必要なところをきっちりメモして、ではさようなら。あとは来週木曜日に購入契約にサインします。どうぞ、なにごともおきませんように。どきどき。
2004.07.23
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ミュンヘンは、まだ路面電車が走っている、ドイツ3番目に大きい街です。その路面電車を利用して通勤しているわたしですが、今日は電車に乗っているだけで、たらーりと汗が流れる暑さ。 プッチーをお迎えに行って、スーパーでお買い物をして帰ると、まだオフィスにいるダーリンから電話。「やっほー。玄関にあるXXXをかたづけていいよ」「へ? 何? 何を片付けろって?」「だから、玄関にある2つのXXXだよ」「え、何? わかんない」「マンションが話がついたんだ」「え? マンションって、こないだ下見したあれ?」「そう、値下げ交渉成立」と、ここにいたって、ようやくわたしは、XXXが玄関に置いてある馬のフィグアだということを理解。一頭は、たしかマクドナルドのおまけでもらった、ちょっととぼけた顔をしたプラスチック製、もう一頭は、しっかりした木製のドイツ生まれのおもちゃ。なぜ、馬が2頭も玄関に置いてあるか、というと。風水の本をいろいろ読むうちに、馬が家庭の幸福を運んでくれるとのこと。特に、玄関の外にむけて置いておくと、いい新居を探してくれるのだそうです。これを知って以来、馬たちを玄関に飾る事数週間。最初は半分こばかにしていたダーリンも、わたしがこの馬にかける熱意をみとめてか、そのうちに、ときに1頭をもう1頭の上に乗せてみたり、ときに入れ替えて見たり、とケア(?)してくれるようになりました。値下げ交渉が成立したのは、このおかげでしょうか。でも、いまいち諸手を上げて喜べないわたし。この物件は、なにをかくそう、お花畑のすじむかいはいいんだけど、線路のむこうの、わたし個人としてはちょっと、「ああ、ついにあっち側に行っちゃうのね」という気持ちであります。ベランダも狭いしさ。まあ、でもわたし達の予算ではあまり多くを望めないのも事実。ある程度の広さを確保したいのであれば、他の条件には目をつぶらなくては、ということも十分理解しております。が、・・・。まだ最終決定じゃないし。書類にサインもしてないし。往生際のわるいわたし。
2004.07.21
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今日はちょっと考えさせられることがありました。そもそもの発端は、先週のおわり。わたしの仕事の関係で、7月21日にミュンヘン市内で行われるオクトーバーフェストという、世界最大のビール祭りの記者会見に行って、取材をしてくださる予定の方と、ちょっとした意見のくいちがいがあったのです。彼女とはどちらかといえば、友達と言うスタンスの方が近いつきあいをしているのですが、今回はわたしも、きっちりギャラをお支払いする仕事として依頼。それで、当日のための打ち合わせ等を、メールを利用して行っていました。ただ、彼女のPC環境がなかなか複雑(海外で日本語を使っているというだけで、ただでさえ複雑なのに、そこにマックとウィンドウズがからむ)なのと、わたしの就業時間帯がまちまちなのとが重なって、本来は、書類転送、添付資料を開く、開いた添付資料に書き込みをしてから返送する、という手はずですむはずのところが、一週間近くかかってしまったのです。彼女にして見れば、「いままでプライベートユースで添付書類など使う必要もなかったから」添付はできない。わたしにしてみれば、「小さいこどものいる、一日5時間とはいえ会社勤めの主婦が、そう毎日コンピューターにむかってばかりもいられない」から、きのうはメールを読まなかった。ただ、こういう、日常的に生活していれば、ひんぱんに起こる、ごく当たり前の障害が、仕事上では、単なるいいわけとしかうつらないわけです。非情なビジネスの世界・・・。「女性起業家」という本も読んでみましたが、それぞれみなさん、いろいろご苦労もあったことと推察されますが、こういう悩みの部分までは掘り下げて書かれてなかったなあ。それとも、こんなことは、起業という大きな事業の前では、とるにたらない、くだらんこととして扱われてしまうのでしょうか。そうだとしたら、なんだか悲しい。仕事ももちろん大切だけど、人間って仕事だけじゃない部分もたくさんあるのに。そんなふうに思うのは、わたしがドイツ化してきたせいでしょうか?ドイツの人って、生活を楽しくするお金を得るために働く、という感じで、仕事は苦、という感じの人が多いのです。そんなドイツ人の仕事感を分析しても、わたしがいま直面している悩みの解決にはならないわけですが、なんかすぐ分析してしまうのよね。はああ。
2004.07.20
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今年も、第9回目のミュンヘン日本祭りが、市内のイギリス庭園は、日本茶室のそばにておこなわれました。わたしはこの、記念すべき第一回目から、ある時はコーラスの一員として、ある時は司会者として、またある時は、おゆうぎ出演児童の母として、さまざまなかたちで参加しているのですが、ここ2、3年は、健全な一般市民として参加しております。楽しいのよ、日本食の屋台とか出て、日本のビールも飲めるし、金髪で青い目のおにいさん、おにいさんが柔道や剣道の模範演技をやるのもみれるし。お茶室ではお手前もありますし、いけばなの展示もあります。舞台では、コーラスを始め、ミュンヘン補習授業校の児童のおゆうぎなども演じられ、特に今年は日本からお招きした神世神楽のみなさんが、日本情緒たっぷりの舞台をくりひろげてくださいました。写真も、自慢のマイ・デジカメでとったんだけど、日記のページへのアップの仕方がわからない・・・。グレースちゃん、ヘルプ!
2004.07.18
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えー、うちのダーリンは、世の殿方の例に漏れず、けっこうなメカ好き。コンピューター、オートバイ、天体望遠鏡、一眼レフカメラ、ハイファイ、ビデオ、プロジェクター、DVD、ソニーハンディカム、等、ひととおりのものは持っております。で、デジカメも一応持って入るのよね。でも、古いの。もう5年は前のモデルでしょう、このカシオさん。3万画素しかないくせに、ガタイはでかく、単三電池も4本いるのです。ついてるメモリーカードは、8MBだ。(16MBもあとから買ったけど)本人は、わたしがデジカメ関連の要望を口にするごとに、「ぼくのを使えばいいじゃないか」というのですが、わたしは何事も形から入るタイプ。ダンスなどのおけいこごとでも、とにかくウエアや靴から揃えないと、やる気がでないの。だから、バレエシューズ(さすがにトウシューズはもう持っていないわ。昔は、つま先にストッキングの切れ端をくるくると丸めたのをいれてショックアブソーバーにしたものだけど、最近のはすごく進化したのですってね)、ジャズダンスシューズ、社交ダンスシューズ、フラメンコ用、タップダンス用、とひととおり持っています。レオタードやタイツ、フラメンコ用のふりふりスカートなども、悲しいかな、たんすのこやしになっています。早くレッスンを再開したいものであります。そう、デジカメでした。で、デジカメも、わたしはかっこよくないといやなの。ダーリンのは、申し訳ないけど、わたしにはかっこわるい。電池の入れ替えもめんどうだし。というわけで、今月末のケルンで美術大学の学生さんの作品をレポートするというお仕事を口実に、マイ・デジカメ、買ってしまいました。ニコンのクールピックス3100。経済くるしいのに・・・。どうせ、芸術写真をとるわけでなし、インターネット、メールでのやりとりができれば十分なので、3万画素ではありますが、手にしっくりおさまる小型のボディ、再充電可能な電池も2本でいいし、ふふふ、かわいいヤツです。
2004.07.16
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ドイツの誕生日って変わっています。誕生日を迎えた人が、他の人をレストランでの食事などに招待して、祝うのです。払うのはもちろん、ゲブアツタークスキント(直訳;誕生日のこども)と呼ばれる、お誕生日の本人。もちろん、自宅で安上がりにすることもできますね。会社でも、本人が、ケーキやシャンパンや、その他の飲食物を持ち込んで、同じ部の同僚にふるまうのです。学校でも、その月に誕生日のこどもたちをまとめて祝う日、というのがもうけられて、その日になると、フランクフルトの楽天少女ワインちゃんの好きなグミベアや、ポテトチップスや、クッキーなどといったジャンクフードを持っていくのです。ちなみに、うちのおにいちゃんも今週の月曜日に、学校でお祝いしてもらうということで、わたしは土曜日の午後、補習校のあと、直接観光関係の仕事でミュンヘンで1番格式が高く、お値段もお高いホテル・フィアヤーレスツァイテンに行くというのに、近所のスーパーで、布製の買い物袋2つにいっぱいお菓子を買いこみまして(だって、ドイツのスーパーは日曜日はあいてないんだもん)、ドアマンがうやうやしく開けてくれる回転ドアをくぐったのでありました。ははは。という前フリで、本日はわがダーリンのお誕生日でございます。この日のために、半年も前から決めていたプレゼントは、セルフ・ビール製造セット。ビール大好きなダーリンにぴったりでありませふ。このビール製造セット、なぜか、おしゃれなファッションが満載のコンレイズのカタログでみつけたもの。今日の日にちゃんと間に合うように2週間前に注文して、それが届いたのが、たまたまわたしがいなくて、ダーリンが受け取ったというニアミスもありましたが、外箱はどでかくとも、中身はばれなかったのでOKであります。会社での対応は、ダーリンはどうやっているのか知りませんが、今日は特にごちそうなど用意しなくてもいいということなので(いつも帰ってくるの、遅いしね)、週末にちょっとゆったりとお食事など楽しみたいと思っています。ああ、でも日曜日は、ご当地ミュンヘンの夏の名物になりつつある、日本祭りだあ。毎年獅子舞が出たり、姉妹都市の札幌からよさこいダンスチームが来たり、日本食の屋台が出たりで、うちのこどもたちも楽しみにしてるのよね。これで、ダーリンの誕生日パーティとしてしまおうか。よからぬことをたくらむ朔耶であった。
2004.07.15
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夕方6時半。マンションの下見の時間であります。プッチーとわたしは、まずはわたしの起業にともなう用足しで郵便局へ行き、その足でダーリンを会社近くまでお迎えに行き、3人そろって(おねえちゃんとおにいちゃんはむこうのパパのところにいるので)線路むこうの物件の方向にむかいます。いつもそうなんだけど、今日もやっぱり、この線路の下の、狭いくせに車がばんばん通る道を通るのは、なんとなーくやな感じ。バーガー・キングに行くのに、たまに通るのはいいとしても、毎日の通遠路になるのはちょっとなあ、などと思いながら、バギーを押す朔耶であった。果たして物件の中身はどうなのか?この線路下の道路を毎日通ってもいいと思わせるぐらいに、いい内容なのか?結論を申し上げますと、内部のつくりはなかなかよいのです。85平米ながら、むだのない3LDKができております。ただ、ベランダがやっぱり狭い。5平米だから、小さめのガーデンテーブル椅子2脚をおいたら、もういっぱい。鉢植えもろくろく置けませんわ。ハーブなどのガーデニングを楽しみたいわたしは、ふむむ・・・。まあ、日本式6階だから、オリンピックタワーなどが見えて、眺めはいいわね。で、間取り図では21平米と記されている居間が、思いのほか狭苦しいの。いまはまだ、現在の持ち主の方が在住なので、家具なんかもまだ全部入っているのですが、ソファーセットとチェスト何点かで、もういっぱいになってる。これではとても、わたしの夢のグランドピアノはおろか、アップライトも置けるかな?ドイツで21平米っていうと、けっこう広く感じるけど、日本式にいえば、6畳ちょっとですか。なら無理もないわね。わたし個人的には、もう半年近くもお部屋探しにあけくれていて、仕事用の場所もほしいし、早く決めたいところではあるのですが、ダーリンも計算機を片手にパチパチやって、どうもいまいち、うかない顔。「もし、あの部屋が賃貸だったとして、いくらなら払う?」と聞くので、「そうねえ、900ユーロかな?」「ぼくなら800だな」つまり、ダーリン的には、あまりコストパフォーマンスがよろしくないということなのでしょう。下見からの帰り道に、線路下を通るのがいやなので、別の、とはいっても、やっぱり線路はくぐるのですが、人と自転車だけ通れる静かな道を通って帰ってくると、途中で、3月に9割決まっていて、最後の瞬間にとんびにあぶらげさらわれた感のある物件のそばを通りました。ダーリンは未練たらたら。入り口のネームプレートを確認して、「この人が買ったんだなあ」なんて、眺めています。そんなによかったのなら、値切らなければよかったのにさ。男の人って、ときどき不可解です。
2004.07.14
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しばらく停滞していたマイホーム探し。夏場はどうしても、出物も少なくなるらしいのですが。それでもさらっとのぞいて見たインターネットで、おっ、これは!という物件を発見。さっそく間取り図などをファックスしてもらいました。ふむふむ、築年は1962年、3LDKで、ベランダはちょっと小さいけど、バスルームとトイレが別で、ほぼこちらの条件にあてはまります。住所も載っているので、日曜日のお散歩がてら、外側だけからの下見をすることに。うちからは、わたしがひそかに、「駅のむこう」と呼んでいる、線路を越えてむこうの地域。心理的にちょっとここで、線が引かれます。線路のこちら側は、お店もいっぱいあり、バスも路面電車もばんばん通っているのですが、むこう側は、大型スーパーとバーガー・キングがある他は、ちょっとひなびているのです。まあ、でもとにかく見て見ましょう。ミュンヘン市から隣接する郡部へのバイパスとなっている大通りから、2本内側へ入りますともうかなり静かです。その昔は、このあたりは農家が立っていたのでしょう、前庭をゆったりととった一戸建てがけっこう並んで立っています。なかなか感じいいです。我々のめざす物件は、もちろん一戸建てではなくて集合住宅の一部ですが、この環境ならなごめます。さて、この通りの3番地、あれ? ファックスでもらった案内では、6階建ての最上階となっていますが、3番地には、3階建ての建物しかありません。お隣の5番地も3階建て、では、おむかいの4番地は?あった、あった、ありました。6階建ての建物が。それも、ベランダが四角いところなども、見取り図と同様です。どうやら係りの人が、数字をひとつ間違えたようです。敷地の入り口にはラベンダーの花が盛りです。通路を通って奥へ行きます。めざすのは、北向きの最上階。カーテンもかかっていないようなので、もうほとんど空いているようです。環境的には、とにかく緑がいっぱい。建物の後方に子供が遊べるブランコとか砂場などもあり、プッチーニは最適。おにいちゃんもエネルギーを発散できるかな。なにより、敷地のすじむかいは、何平米あるのか、とにかくアパートが2つ建てられるぐらいの土地が、グラジオラス、ひまわりなどのお花畑になっているのが素敵。お花だけでなくて、インゲンマメや、かぼちゃなども植わっていて、なんだかほんわかして嬉しいな。ここならいいかも。ダーリン、正式な下見の予約、お願いね。
2004.07.11
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今日で大学の夏学期が終了。わたしの声楽のレッスンも、おおやけには本日で最後でした。でも、先生にお願いして、7月いっぱいはプライベート・レッスンをつけていただくことに。だってね、自分でいうのもなんですが、ひとつ山を越えたんです。先生の教えてくださる、頭上に広大なドームを作り、そこにある音を響かせる、という発声方法を会得しました。力まないで声を出す、声を無理なく響かせる、ということがつかめたんです。と、こう書くと、なんか簡単に聞こえますが、いままでわたしはなんという歌い方をしていたのか、と、頭をかかえたくなるような気持ちです。レガートで歌う、というのに近いのですが、もっと深い。音楽のうねりを感じて、フレーズをまるごと湧き出るように歌うのです。これだと、高音部ものどをしめつけないでラクに出すことができますし、表現が豊かになるのね。で、いままで息が続かなくて苦手だった、長くのばす音も、あら不思議、けっこうのびてゆく。これは、これまで、いかに無駄な息をしていたのか、ということですね。ああ、人生40年を過ぎてなお、学ぶ事の多い事。(嘆息) 今日は、プチ起業の方でも進展があったし、いい一日だったわ。ミュンヘンは夕方大雨が降ったけど。
2004.07.09
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先週ポスト・オフィスに行ってもらってきた(不在配達だったので)日本からの小包。中身はアマゾンでのお買い物。やれ、うれしや。日本の香り。生涯ファンをつらぬく覚悟の伊藤比呂美さんの著書「万事オッケー」や、生涯趣味をつらぬく覚悟のバレエの世界を描いた漫画「Do da dancin」の他に、ごそっと注文した起業関係の著作数冊。なかでも「週末起業」の藤井孝一さん。彼の理路整然とした文章はすばらしい。きっとものすごく頭のいい人なのでしょう。いま、のりにのってる人らしいので、オーラもばあーっと出てるんだろうなあ。彼のセミナーとか、ぜひ参加してみたいな。でも、ドイツからだと、けっこうコストパフォーマンス高いな。とりあえず、通勤のあいまにを読みすすむうちに、はああ、みんながんばってるんだなあ、と感慨深いです。わたしも、ここドイツと日本の文化を結ぶ分野の起業にいま現在かたあしをつっこんでいる状態ですが、週末起業家に共通の悩みプラスアルファにぶちあたっております。つまり、平日の午前中とか、ばんばん相手先に電話をかけまくりたいのに、できない。会社にいる間は、会社の仕事に集中しないといけませんからね。まあ、うちの会社は、ちょっとした私用電話ぐらいなら黙認してくれますが、あまりおおっぴらにやったらやはりまずいですよね。あと、そうこうするうちに、電話ができない場合の頼みの綱のメールが、調子悪いのです。わたしは、ヤフーメールを経由して、自分で取得したドメインあてのメールも落としているのですが、ここ一週間ほどなぜか、みな2通ずつ届きます。そして、こちらからの送信ができない。ことのついでにヤフーに文句を言わせてもらえば、サーバー上にわざと消さないで残しておいたメールとか全部勝手に消されてしまった。どうしてだ、ヤフー!釈明のひとことぐらいしてくれ!それはさておき、メールの送信ができないのは困ります。だから、わざわざ文書をプリントアウトして、それをファックスしているのであります。ミュンヘンのお役所関係なんて、週40日の就業時間がまことしやかにささやかれているドイツのトレンドもどこふくかぜ、みんな休暇中だったり、平日の4時にはいなくなってしまったりするので、この人たちをまず電話で捕まえて、ファックス番号を聞き出すのも3日がかりだ!(これは、わたくしが特別に要領悪いとか、仕事できないとか、そういうのではないと思って下さい。ドイツで仕事するということが、まずそういうことなのです)そういう状態で仕事しているので、平日の会社勤務がうざい。会社勤めさえなければ、今日みたいに豪雨の日は、特に予定がない限り家から出ないですませられるのにー。(プッチーは保育園に連れて行かなければならないが)とはいえ、副業でまだ十分稼げないうちは、藤井さんもむやみに会社をやめないように、という旨のことをおっしゃっていますし、なにしろこの不景気だ、保守安泰こそ大事にしなくてはいけません。あと、藤井さんの見逃している壁もあるわね。女性(特に、母であり、妻である)の場合は、「おかあさん、お仕事だからね」と言って、夜の9時から12時までパソコンにむかっていられない、ということです。男性なら、一家の大黒柱がこう言うのなら、妻も子供も聞き分けてくれるのでしょうが、悲しいかな、男女均等というのは、まだまだ机上の空論のようです。特に、うちのプッチーなんて夜更かしなので、7時、8時にベッドになんて入ってくれません。わたしがエクセルで、リストを作っていたりしてもなんのその、「うんXでたー」と言われれば、バスルームに走らなくてはいけません。3回に1回はダーリンにも行かせるけど、敵もさるもの、やはり毎回は行ってくれないんだよねー。この攻防戦。というわけで、つらつらと悩みをつづって、少し心がほっとした朔耶でした。みなさん、ぐちを聞いて下さってありがとう。明日はもう少し元気にがんばります。
2004.07.06
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日曜日は、お天気もよく、よーし、いちご狩りだー!とばかりに、一家総出ででかけました。うちから、バスに乗って20分ほど。ライムと言う駅のそばで降ります。そこからさらに徒歩で15分ほど。ヴィッテルスバッハ王家の夏の離宮だった、ニンフェンブルク城の裏手にあたる場所にある、そのいちご畑は、市内とは思えないくらい、まるでのどかな雰囲気。昔の城壁あとにそって歩いていくと、にせジャスミンの白い花が、あちこちで甘く香っています。わが家族は、去年のいちごシーズンは、諸般の事情から逃してしまっているという、痛恨の歴史があるので、今年は天気がよくなるのを、いまかいまかと待ち構えていたわけです。でも、行って見ると、それなりに赤くつやつやと実ってはいるのですが、粒が小さい。畑の監視役件、キャッシャーのおばさんに言わせると、「昨日の土曜日は最高の収穫だったわよー」「日曜日は、人がたくさん来すぎるからだめね。どうしてもというなら、午前中に来なくては」ということであります。そんなこと言ったって、平日は仕事のあと、来るわけにも行かないし(開畑時間が終わっている)、土曜日はうちは補習校があるし、やっぱり日曜日しかないのよねー。それも朝は、せめて週に一度はゆっくりお寝坊したいから、どうしても午後からの出動になりまする。とはいえ、4人合わせて(プッチーは、なんと行きのバスの中で眠ってしまい、畑でもずーっと、お休みして、帰り道でようやくお目覚め。だから、イチゴの姿は、タッパーに入った姿でしか見ていません。ダーリンは、「幼少期の大事な思い出が作られそこねた・・・」と言って、悲しがっております)の収穫は約2キロ。大粒なのはそのまま食べて、香りを味わい、残りは家でさっそくジャムに煮ました。いろ鮮やかなジャムが、大小のビンに4つできました。あっという間になくなるんだろうなあ。
2004.07.04
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