夢物語。

夢物語。

一章「dream in」1-2


とりあえず、背中が痛い。多分蹴られたりしたのだろう。
ゆっくりと目を開ける。焦点が合わずに、確りと見えないが、男の人だろう姿が居た。
「よう、お前が7人目か。ま、とりあえず死んでくれや」
と、手の中から長物が出てきて、構えている。
(死……ぬ? 俺が? こんな得体の知れない奴から殺されるのか?)
{いやだ……いやだぁー!!」
柊羽は手近に合った紙に自分の魔力を通して、強化。其れで自分を襲ってきた長物の軌道を逸らす事に成功した。
「ぉ。上手いな。だが!」
柊羽はその隙を見逃さなかった。その隙に柊羽は、強化した紙筒で相手を殴った。今のは、確実に柊羽の渾身の一撃だった。が、手ごたえが無かった。
尻餅を着いた不安定な姿勢だったのでかわされてしまった。
「ほほぅ。太刀筋は悪くないな。だが、まだ若い。まぁ、マスターに白兵戦は望めないか」
と言葉を残し、柊羽のような常人には目で追えない速度での突き。
自分の中に冷たい物が一瞬にして入ってきた。
「安心しろ、心臓だ。一瞬で……ってもう逝ってるか。」
それを後にして男は過ぎ去った。
しかし、微かにそれは動いたが、男は気付きもしなかった……。
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「!!」
「どうした、朔」
段々と、朔が青ざめていった。
「しゅ……、柊羽の魔力反応が……。消えていく……」
「な、なんだって!?」
アーチャーも動揺を隠し切れなかった。その次の瞬間、
「朔!! 危ない! 」
「エッ?……っきゃぁぁ!!」
「チッ! 」
1・2秒前まで朔が立っていた空間には銀の龍と垢の龍が
絡み合っている様な鋭い長槍が神速に近い速度で突き刺されていた。
「朔。此処は私が引き受けますから貴女は柊羽の所へ! 」
「……っ分かったわ。アーチャー、死なないでね」
朔が駆け出すと同時にアーチャーの掌の中には黒と銀の双剣が。
「ランサー!! いざ、勝負!! 」
アーチャーの目にも止まらぬ斬撃。しかし、ランサーの槍の前では懐には
入ることは難しい……。
(なんとか時間を稼がなければ…)
ふと、思った次の瞬間、アーチャーの双剣が砕け散った。
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朔が職員室まで柊羽を見つけたときには、殆ど息が無く、
まるで屍の様だった。
「柊羽……。ねぇ、柊羽ったら……。ねぇ!! 柊羽。起きてぇぇ……」
朔が泣き崩れた時、ポケットから戦闘用に魔力を貯めておいた、宝石。
「! 此れなら柊羽を助けられるかも! 」
と、朔が手にしたのは大きな赤いルビーだった。
朔がすっと立ち上がった時、足元に文字とも、模様とも言えない幾何学的
なモノが浮かんできた。
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すみません、まだ続きますよ∬´・ω・)

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