時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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May 7, 2006
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テーマ: お勧めの本(7416)
 今話題の、「ウェブ進化論」(梅田望夫:ちくま新書)を読んだ。

ウェブ進化論


 グーグルは、元々はベンチャー企業として、1998年に米国シリコンバレーに、スタンフォード大学の大学院生であった二人の若者により設立された会社である。これまで、グーグルについては、検索エンジンに独自のテクノロジーを持った会社であるくらいの認識しかなかった。しかし、この本を読んで、今更ながら、グーグルはこれまで存在したどの企業ともまったく違う、我々のような古い世代には文字通り「想定外」の企業であることを知った。。

 グーグルの行っていることは、コンピュータに関する ビジネスモデル の革命なのである。それまでの、ビジネスモデルは、コンピュータを売って、ソフトを売ってというように、ユーザーが必要なものを、手元、すなわちネットの「こちら側」にそろえさせるというものであるが、グーグルの目指しているのは、必要なものは、すべてネットの向こう側にそろえ、顧客にはサービスのみを提供すると言うものである。

 次の10年の三大潮流は「インターネット」、「チープ革命」、「 オープンソース 」ということであるが、グーグルはそのすべてを体現した存在であると言う。ネットの大きな特性は、「不特定多数無限大の自由な参加がゼロコストで可能」ということであるが、グーグルはそれを十分に意識したビジネスモデルを着々と作り上げているのである。そして、それを可能にするのが、 Web2.0 なのである。
 グーグルは, リナックス を活用し、ネットのあちら側に、巨大なシステムを着実に作り上げている。やがては、日常のすべてのことが、グーグルの世話にならなくてはできない日が来るのであろうか。創業者の2人は、かって、マイクロソフトから買収されるのことを徹底的に防止したという。それは、 ビルゲイツ


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Last updated  March 20, 2008 10:13:23 PM
コメント(10) | コメントを書く
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読もうと思っていました。  
前から読もうと思っていた本です。よくいく本屋さんで
ちょこっと立ち読みしたぐらいです。こんどは、ちゃんと買って読もうと思います。 (May 7, 2006 11:48:41 AM)

Re:読もうと思っていました。(05/07)  
風竜胆  さん
★なかなか面白い本でした。
 でも、ITが発達していくと、どのような世の中になっていくのでしょうか。必ずしもばら色ばかりでもないとは思うのですが。

クレヨンこうちゃん。さん
>前から読もうと思っていた本です。よくいく本屋さんで
>ちょこっと立ち読みしたぐらいです。こんどは、ちゃんと買って読もうと思います。
-----
(May 7, 2006 11:55:47 AM)

Re[1]:読もうと思っていました。(05/07)  
風竜胆さん
>★なかなか面白い本でした。
> でも、ITが発達していくと、どのような世の中になっていくのでしょうか。必ずしもばら色ばかりでもないとは思うのですが。

>クレヨンこうちゃん。さん
>>前から読もうと思っていた本です。よくいく本屋さんで
>>ちょこっと立ち読みしたぐらいです。こんどは、ちゃんと買って読もうと思います。
>-----
-----
建築の設計の世界では、ここ五年で大幅に変わってしまったような気がします。特にプレゼン技術が発達しすぎて実質がたいしたことがないのに、すごいもののようにみせらるようになりました。うっかりしてると、騙されます。 (May 7, 2006 12:24:50 PM)

Re[2]:読もうと思っていました。(05/07)  
風竜胆  さん
★最近は、何をするにしても、パワーポイント資料でプレゼンですね。
 あれは、プレゼンする方はいいのですが、受ける方は思考停止になりやすく、プレゼン資料も後で使えないものが多いので、私はあまり好きではありません。
 これも、ジェネレーションギャップでしょうか。


クレヨンこうちゃん。さん
>風竜胆さん
>>★なかなか面白い本でした。
>> でも、ITが発達していくと、どのような世の中になっていくのでしょうか。必ずしもばら色ばかりでもないとは思うのですが。
>>
>>クレヨンこうちゃん。さん
>>>前から読もうと思っていた本です。よくいく本屋さんで
>>>ちょこっと立ち読みしたぐらいです。こんどは、ちゃんと買って読もうと思います。
>>-----
>-----
>建築の設計の世界では、ここ五年で大幅に変わってしまったような気がします。特にプレゼン技術が発達しすぎて実質がたいしたことがないのに、すごいもののようにみせらるようになりました。うっかりしてると、騙されます。
-----
(May 7, 2006 12:29:55 PM)

小噺を思い出しました  
 3軒の靴屋が並んでいた。
 1店は売り物の品質で、もう1店は値段で勝負していた。
 しかし、3軒のうちで最も儲けたのは…
 「入口はこちら」と看板をかけた靴屋だった。

 昔からある小噺ですが、それをエレガントに実現した google は偉大。
(May 7, 2006 06:33:27 PM)

Re:小噺を思い出しました(05/07)  
風竜胆  さん
★ネットのこちら側の世代には、本当に分かっていない部分も多いかもしれませんが、ネットの世界の可能性はすごいですね。
 世の中に取り残されないようにしたいと思います。

奪われし味蕾さん
> 3軒の靴屋が並んでいた。
> 1店は売り物の品質で、もう1店は値段で勝負していた。
> しかし、3軒のうちで最も儲けたのは…
> 「入口はこちら」と看板をかけた靴屋だった。

> 昔からある小噺ですが、それをエレガントに実現した google は偉大。
-----
(May 7, 2006 07:10:35 PM)

Re:小噺を思い出しました(05/07)  
奪われし味蕾さん
> 3軒の靴屋が並んでいた。
> 1店は売り物の品質で、もう1店は値段で勝負していた。
> しかし、3軒のうちで最も儲けたのは…
> 「入口はこちら」と看板をかけた靴屋だった。

> 昔からある小噺ですが、それをエレガントに実現した google は偉大。
-----
おはようございます。
 ヨコからアクセスしますが・・・
 この小噺は・・いいですね。
 なにか、一番いまのインターネットの状況を
 言い得ていますね。
 つっちー@沖縄
(May 28, 2006 09:10:44 PM)

Re[1]:小噺を思い出しました(05/07)  
風竜胆  さん
★あまり、バーチャルな部分だけがもてはやされるというのはいやですね。リアルあっての、バーチャルだと思うのですが。

つっちー★☆さん
>奪われし味蕾さん
>> 3軒の靴屋が並んでいた。
>> 1店は売り物の品質で、もう1店は値段で勝負していた。
>> しかし、3軒のうちで最も儲けたのは…
>> 「入口はこちら」と看板をかけた靴屋だった。
>>
>> 昔からある小噺ですが、それをエレガントに実現した google は偉大。
>-----
>おはようございます。
> ヨコからアクセスしますが・・・
> この小噺は・・いいですね。
> なにか、一番いまのインターネットの状況を
> 言い得ていますね。
> つっちー@沖縄
-----
(May 28, 2006 09:21:04 PM)

コメント&トラックバックありがとうございます。  
 私のような新しいモノ好きにとっては、Googleの提供するサービス全般とその理念は非常に面白く興味深く、また大きな可能性を提示してくれるものではあります。ただ、一方で、あまりに早すぎる変化に対し、立ち止まってふり返る余裕すらないのではないかという不安は強いです。この不安が、変化を怖れる臆病さ、ただそれだけで済めばいいのですが……。

 システムは所詮「道具」であり、それを使い育てていくのは他でもない私達だという事を肝に銘じ、そして向き合っていく勇気――そういったものが求められる時代がきているのかもしれませんね。
(August 1, 2006 10:32:12 PM)

Re:コメント&トラックバックありがとうございます。(05/07)  
風竜胆  さん
★言われるとおり、主体はユーザーであり、決してシステムではないということを忘れないようにしなければいけませんね。

8時ちょうどのAzusa2号さん
> 私のような新しいモノ好きにとっては、Googleの提供するサービス全般とその理念は非常に面白く興味深く、また大きな可能性を提示してくれるものではあります。ただ、一方で、あまりに早すぎる変化に対し、立ち止まってふり返る余裕すらないのではないかという不安は強いです。この不安が、変化を怖れる臆病さ、ただそれだけで済めばいいのですが……。

> システムは所詮「道具」であり、それを使い育てていくのは他でもない私達だという事を肝に銘じ、そして向き合っていく勇気――そういったものが求められる時代がきているのかもしれませんね。
-----
(August 1, 2006 10:50:45 PM)

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