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2006.08.23
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カテゴリ: テクノロジー
この記事は2005年5月に私の別のblogにアップした記事の写しです。

ETCという、有料道路通行システムをご存じだと思うのですが、この仕組みは、将来へ様々な可能性を秘めていると感じています。

ETCは車載器に記憶エリアのあるICチップを載せたクレジットカードによく似た、ETCカードと言う物を差し込んで、そのETCカードにリンクしたクレジットカードから、有料道路の利用料金を自動引き落としする事で集金するシステムで、高速道路や有料道路の料金所で、車は停車せずに40km/h程の速度で通過することが出来る仕組みになっている。
この集金システムは車の登録ナンバーと車載器の番号を管理していて、ETCカードは複数持っていたとしても、どのカードでも決済は出来るが、引き落とされるカード会社が別になるだけで、車単位の課金、割引制度とであり、カード単位の制度ではない。(割引キャンペーンなどはETCカードの番号も登録するので、車載器とカード一種類の登録しか出来ず、複数のカードの全てで割引の恩典が受けられるわけではない)
入り口ゲートや料金所で一時停止する必要がないだけでなく、支払いが簡素化出来ることから、今後は有料駐車場などもこうした、ETCを利用するシステムが出来てきても不思議ではない。
現在は道路利用料金だけに限られてはいるが、ETCカードで高速道路上のサービスエリアの中での飲食や給油の支払いなどにも利用出来るようにして、エリア内での消費実績は道路利用料金の割引ポイントマイレージを加算できるようにすれば、サービスエリア内の商店の利用度は向上すること間違いなしである。
因みに、現在はETC車載器が無くても、料金所でカード決済の支払いとして、ETCカードを使用すれば、普通のクレジットカードでは出来ない首都高速の支払いが出来る他、高速道路での支払いは今すでに全て可能ではある。(ETC車載器利用の割引恩典は受けられないが・・・)

私は、このETCの制度に加入するときにふと思ったのだが、車輌をナンバーで限定し、車載器の固有の番号で高速道路の入り口と出口で正確な通過確認が記録出来ると言うことから、将来的には、サービスエリアやパーキングエリアなどの導入路にも料金所のゲートに有る物と同じ発信器と受信機を取り付けておくことで、ドライバーの速度違反の抑制に使われる日が来るのではないか?等と考えてしまった。

高速道路などの入り口ゲートに入った時間とパーキングエリアや料金所に達した時間とその距離から平均速度が導き出され、車輌と車載器の管理が料金徴収に使用できるレベルの、非常に高い識別性の確実さを持っていることから、平均速度が速度違反であれば、簡単に証拠能力のある記録が自動的に出来あがる事になるからだ。

もっともETCを利用しないでも、ゲート入り口で振り出すカードには、そのゲートに進入した時間がタイプされており、ナンバープレートの下二桁までが刻印されているのだから、出口の料金所で速度違反の一斉取り締まりを実施すれば、現行犯ではなく、論理的な平均速度を証拠として用いることで、高速道路上での速度違反を大幅に減少させる事は確実と思える。問題は運転者を特定する事が出来ない場合でも、平均速度が違反していれば飲酒運転のように連帯責任で処罰出来ると言う法制を敷くことだけだろう。

私が、ETCを利用すればもっと確実な抑止効果が期待できると考えているのは、非接触で、通過しただけで在籍記録が道路公団のサーバーに残す仕組みがすでに出来上がっているため、あとはサービスエリアやパーキングエリアに同様の受信機が在れば、休憩などで停車した時間を含まない、道路走行中の純粋な平均速度が計測できる点にあるのだが、このETCの普及率が100%に近づいて、そうした方法で速度違反の取り締まりを開始すると、走行車線でスピード違反した履歴を打ち消すためにサービスエリアやパーキングエリアに入らないでスロー走行をしてつじつまを合わせようとする者が現れ、そのための渋滞が発生したり、追突事故が起きたりすることが懸念される。
それを防ぐには、制限速度を大きく超えるスピードで通過する車輌の情報を読み取れる仕組みで走行車線中の隠密ポイントでの自動速度計測が要求されることになるが、ETCを利用すれば、それはさして難しい事ではないはずだ。
ただ、その場合入り口ゲートから出口ゲートに至る全ての走行車線で、ETC車載器の電源を生かして、ETCカードも車載器に入れておくおく必要が生じるのだ。
一般的に言って、殆どはそうした使い方をしているのではあるが、現在は入り口ゲートを通過した後、カードを抜き、ETCの電源を切ったとしても、出口で再度電源を入れ、カードを差し込めばETCは問題なく機能するので、そうしたETC料金徴収システム以外の利用には対応できてはいない。
その方法は自動車製造会社が全ての車に標準でETC車載器をはじめから搭載し、電源が切れない仕組みとし、カードは一度抜いても記憶保持しているようにするまでは選べない方法かも知れない。
それでも、現行の仕組みの中の、走行履歴から、入り口、出口間の平均速度での違反については証拠が残っているので、そうした速度違反の違反レベルに応じた警告書に類する文書を送付する事などで、警告し、速度違反をしにくくする効果を狙うことは十分可能と思われる。

ただし、何れの場合も普及率が上がって、ETCでないと高速道路に進入できない様な時代にならないうちにそうした取り締まりを実施しようとすれば、わざわざお金を出してETC車載器を付ける人は減ってしまうと思われ、全車への普及を目指す公団側のねらいは達成できなくなってしまうので、当面そうしたことは行われないはずである。

その代わり、出口料金所での通行カードにタイプされた時間刻印による平均速度違反取り締まりはいつでも実施に踏み切る事が出来るはずなので、警察が、罰金を取ることは目的でなく、速度違反による事故発生の撲滅を真に望んでいるとするならば、法律を制備し、その方法での取り締まりを行うべきであり、避ける理由は見あたらないのである。そればかりか、そうした手法は確実な違反抑止効果を持つと思われるので、もしそれを利用しないとするなら、警察は事故を減らしたいわけではなく、適当に罰金を払ってもらわないと困るので、罰金が取れなくなる仕組みを選び得ないのか?と勘ぐりたくなって来る私である。

だが、こうした速度違反取り締まりを私は奨励したいとは思ってはいない。
むしろ速度制限を撤廃してもらいたいと思ってさえいるのだ。
ただそうした時に高い速度に依って起きるかも知れない事故での損害賠償を確実にするために高い速度を出せば出すほど通行料金を高くし、道路公団が運転者の代理で自動的に掛け捨ての保険に都度強制加入させる仕組みにしたらよいと考えている。
その仕組みは簡単で、ETCカードはICチップが入っているので、入り口ゲートで入って、料金所で出るまでの間に、出した最大速度をICチップに記録するだけで、速度従価式の料金を徴収することが出来るのだ。
目的地に早く着きたい者は、高い料金を払い、さらに一部を保険金として事故に備え、瞬間的な速度でも高額な課金をする事で、平均速度で速く走ることが奨励される事から、普段の交通の流れは乱れないと思われるのだが、どうだろう?制限速度ではなく奨励速度を設定し、その車の走行中の運行履歴(平均速度と瞬間最大速度等)をICチップに記録し、課金処理コンピューターで読み出して、奨励速度を尊守したドライバーの料金は3割ぐらい安い料金で利用できるようにするのです。
反対に奨励速度を超える平均速度で走行したり、瞬間最大速度が奨励速度の120%を超えて記録された時などは2倍程の料金を徴収するのです。
そうすることで多くのドライバーは料金の安い奨励速度を守って運転することになり、どうしても速く目的地に着きたい者や、速度を出したい者は、3割引きされる多くのドライバーのために高額な料金を払うことにするのです。
例えば奨励速度の200%の瞬間最大速度などが記録されれば、料金は奨励速度基準の5倍でも良いと思うのですが、免許取りたての未熟なドライバーが、お金を払えばスピードを出しても良いという考えで走ったのでは危険きわまりないので、免許証とETCカードを一体にして経験マイルを免許証一体型ETCカードに記録し、一定の経験を積まないと速度制限なしの通行が出来ない仕組み(許可なしで奨励速度を超えて走行すると免許取り消しとするなど)なども導入し、その他の違反行為でも経験マイルが大きく減算されて、速度制限なしの走行が出来なくなったり、奨励速度運転時の割引が受けられなくする等で普段の違反行為を抑制する効果も期待できるのではないでしょうか。

何故この快適な道路が80km/h制限速度なのよ?等と思える根拠不明の制限速度は、速度違反をさせやすい環境を作って罰金を取りやすくしているのでは?などと勘ぐりたくなって腹が立つし、誰もそんな非現実的速度制限など守りたく無いと思うのですよ、それより、こうして、罰金ではなく、速度に応じて課金すれば、安全な高速道路に自然になって行くと思えるのですが・・・・・。どうでしょう、こんなアイデアは・・・・・・?






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最終更新日  2013.11.04 18:29:04
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Re:ETCに感じる可能性(08/23)  
MEGMILK9551  さん
私は2年ほど前に、ETCを付けました。地方に住む長男所に行く為に、時々高速を使っていて、料金所の混雑に辟易としていたからです。
それなのに、最近は忙しくて1年以上行っていないから、何だか損をした気分です。その上速度取締に使えるなんて聞いてしまったら、もうハズそうかなぁ~と

だって、180kmがメーター最高表示の車を160kmで走行し、認識しているオービス6ヶ所の走行だけ、100kmで走っているから、ETCで取り締まられたら、バッチリ罰金払わなきゃならないし、ゴールドカードもお返ししなきゃならないから、悪夢のような気がするのですが・・・ (2006.08.23 20:23:50)

Re[1]:ETCに感じる可能性(08/23)  
遼 銀河  さん
MEGMILK9551さん
>私は2年ほど前に、ETCを付けました。地方に住む長男所に行く為に、時々高速を使っていて、料金所の混雑に辟易としていたからです。
>それなのに、最近は忙しくて1年以上行っていないから、何だか損をした気分です。その上速度取締に使えるなんて聞いてしまったら、もうハズそうかなぁ~と
>
>だって、180kmがメーター最高表示の車を160kmで走行し、認識しているオービス6ヶ所の走行だけ、100kmで走っているから、ETCで取り締まられたら、バッチリ罰金払わなきゃならないし、ゴールドカードもお返ししなきゃならないから、悪夢のような気がするのですが・・・
-----
大丈夫です、主文にも書いてありますが、まだ法律が出来ていませんから、つかまることはありません。
それに全車が搭載するまではそういうことは行えませんから、全ての車に搭載されてからです。と言うことは当分出来ませんし、立法も不可能です。

それより高速道路の速度違反を無くすように制限速度を撤廃してもらうアイデアを採用して欲しいです。

何のために規則があるのか考えなくてはいけませんね~・・・・・まあ今100km/hの道路を150km/h平均まで上げた上でそれ以上の速度に対して料金を段階的に課金するシステムが良いですね。 (2006.08.23 20:51:00)

非常に面白い素案だと思います。  
Strikes Back!!  さん
僕が現在所有しているクルマにはすべてETCが装着されていますし、僕も似たようなことを考えたこともありました。
高速道路線監視カメラ等も連動させると取締りがより正確になるでしょうね。
ただし、現在のETC制度がクレディット・カードの付帯サーヴィスとして行われていることを考えると装着率100%は絶対不可能です。
クレディット・カードを作れない、持てない人、例えば自己破産者などはクルマにETC端末が付いていてもカードそのものが取得できませんから・・・
全ての人を対象に出来なければ取り締まりにはならないので、まずこの点をクリアする必要があります。
(2006.08.24 01:57:38)

Re:非常に面白い素案だと思います。(08/23)  
遼 銀河  さん
Strikes Back!!さん
>ただし、現在のETC制度がクレディット・カードの付帯サーヴィスとして行われていることを考えると装着率100%は絶対不可能です。
>クレディット・カードを作れない、持てない人、例えば自己破産者などはクルマにETC端末が付いていてもカードそのものが取得できませんから・・・
-----
こんばんは~・・コメント有難うございます。

私は、課金の問題はたとえば料金所でお払いいただいても良いかな?と思っています。

最も望みたいことは、免許証のICカード化と、無事故マイル、制限速度違反等を免許にマイルとして蓄積し、ドライバーの順法履歴を保持し、料金所などで通信して中央コンピューターに記録が残ることです。(ネズミ捕りも、覆面パトも、オービスなど不要になります。)
その代わり、高速道路の制限速度は免許のマイル蓄積によって速度無制限等の特典が得られるようにします。
ペーパードライバーはマイルは溜まりません。事故も、駐車違反も、制限速度の違反もマイルを減らします。

さらに、高等運転技術試験などを設け、一定のマイルが溜まれば、免許の基礎グレードが上がって、速度規制などの緩和が早まったりする仕組みも良いと思います。

つまり実キャリアに対して尊法実績と無事故実績と、技能実力がマイルとして蓄えられ、一定のマイルに達すると、制限速度の緩和が可能となって、最高のグレードまで達すれば制限速度自体がそのドライバーには無くなるという仕組みです。

またそこまでマイルが溜まっていなくても、一定レベルに達すれば、料金を多く支払うことで、速度は出しても違反としない仕組みも構築できそうです。

私にとってはやはり法律を変えることが壁です。

高速道路の制限速度を80歳のおばあさんと。40歳のプロドライバーを同じ制限速度で縛り付けることは理にかなっていないと考えている訳です。 (2006.08.24 03:32:53)

Nシステムとの連動  
c250d  さん
Nシステムとの連動で現在誰が運転していることを特定することが出来ることの方が重要におもいます
現在でも料金所以外のところでもETCが反応することがあります 以前警察情報に詳しい方に免許書とETCを一体化してカードを入れないと始動できないようなシステムを考えたことがあったと聞きました 本当だとしたらNシステムよりも確実に運転者を特定できる管理システムだと思いませんか (2006.08.25 10:05:20)

Re:Nシステムとの連動(08/23)  
遼 銀河  さん
c250dさん
>Nシステムとの連動で現在誰が運転していることを特定することが出来ることの方が重要におもいます
>現在でも料金所以外のところでもETCが反応することがあります 以前警察情報に詳しい方に免許書とETCを一体化してカードを入れないと始動できないようなシステムを考えたことがあったと聞きました 本当だとしたらNシステムよりも確実に運転者を特定できる管理システムだと思いませんか
-----
こんにちは~・・・コメント有難うございます。

はい、まさに、運転免許証とETCカードの連帯関係が出来れば手っ取り早いのですが、支払いを、全ての人に対しカード決済を強制することは現在の法の下では無理がありますね~・・・・。

しかし、ICカード式免許証とETCのような通信形の履歴収集システムが完備すれば、カードを入れないとエンジンが始動できない仕組みと共に、交通違反が完全監視される事になるでしょう。
それはやがてそうなる可能性を秘めていますが、私は、それを受け入れる代わりに、高速道路の速度制限のドライバーの履歴によっての緩和などを求めたいのです。
仰るとおり、カードを入れても他人が運転できるシステムでは駄目ですから、運転中の本人の認証技術も課題です。(光彩スキャンならSF映画と同じですね~・・・・・)
(2006年08月25日 10時57分27秒) (2006.08.25 10:59:38)

Nシステム  
ばつまるい  さん
Nシステムは既に、一般道だけでなく、高速にも数多く設置されており、どの車が何処を通ったかをトレース出来るようです。もちろん、細かい道までは、解りようが無いですが、高速のように脇道が無い所や一般道で、短縮ルートが無い所では、運転者の特定に難はありますが、速度違反の取り締まりは可能に思います。今の所、Nシステムはそういう目的ではないことになっているので、直ぐにはそうならないとは思いますけれど。
でも、そんなことより、本人認証はさておいて、車側に飛行機で言う所のブラックボックスをつけて、免許証を入れて、走行状況をッ全て記録するとかの方が簡単な様な気がします。もちろん、免許証だけでは、本人認証が出来ませんが、人に貸したら、その責任も負うんだよって事にすれば、貸し借り困難になりますから同じことだと思います。
逆に、警察の無理な取り締まり(レーダの誤差や光電管式の距離不足、誤測定)なんかは、回避出来るようになると思います。(タコグラフで助かった人っていますよね?)
ただ、警察やお役所のエモーションは直接的に「事故や犯罪の防止」、「駐車違反など迷惑行為の防止」にはないので、そうはならないでしょうね。 (2006.09.02 17:23:05)

Re[1]:Nシステム(08/23)  
遼 銀河  さん
ばつまるいさん、

こんばんは~・・・コメント有難うございます。

その通りだと思っています。要するにタコグラフと同じような走行データをGPSによってどこの道路でどんな運転をしたか、メモリーに書き込み、多数配置した通信ポイントを通過するときに、車から情報を吸い上げてしまえば、少なくとも隠れて違反なんてことは不可能になってしまいます。ドライバー認証もブラックボックスに備える機能でデジタルカメラを車内に設置すればドライバーの姿、顔を確認することは可能になるでしょう。カメラに赤外線撮影機能を持たせれば、皮膚の温度の撮影できて、欺くこともしにくくなると考えられます。

そうした技術は確実に事故を防止する大きな効果が期待できるので、やがて搭載される日が来る可能性はありますが、そこまで管理されることに多くの人は反対することでしょうから、法制になるまでには曲折もあることでしょう。

ハイテクの可能性は他にもあって、自動操縦と危険回避システムが進歩することで、違反を無くすのではなく事故だけを無くす努力も行われるでしょう。そちらの技術のほうが人々には受け入れられやすそうですね。 (2006.09.02 19:52:06)

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