~metamor fosis~

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第三話 shadow






ご飯はヒカリが作ったものである。その内容とは・・・。 




―ホットケーキだった。―




「オイ。ヒカリ何だこの、せんべいが平べったくなった物は。」




桂家の食卓は今まで和食等しか並ばなかったので、よく分からない。今の桂家は桂・高杉」にとっては「何コレ?」の連続だった。


今の桂家にはヒカリの大好物のホットケーキ、ヒカリに言わせて見れば、

ホットケーキ様が置いてある。








「晋助ェ!ホットケーキ様に何を言ってんだ!!せんべいじゃねえ!」




「なんだ?その「ほっとけーき」と言う物は?」



桂が聞いた。





「私がよくあっちで食べていた最高の一品!!」





「まあ和食も作れるんだけど、コッチもいいかな~って思って。」




「中はしっとりしてんのに、外はカリカリ!しかもほんのり甘いし、バター付けると最高なんだよね!これが!」



と言って二人の方向を見ると   二人とも携帯で遊んでいた。




「おいィィィィい!人が語ってんのに無視かよ!!ってか晋助も携帯持ってんの?」





「あ?んなモン持ってるぞ。ヒカリ、お前持ってないんだろ?」





「うわ~なんか仲間はずれな気分・・・。よっしゃ!今日職探しのついでに

買ってくるよ!!小太郎のは知ってるから、晋助!番号とメルアド書いといてね!」





「ハイハイ。もう書いといたぞ。」    「早ッ!てか用意してた?」





「言うと思ったから。」     「なんか読心術とかしてんのか?」



「お前の事は大体わかんだよ。バカ。」   「そうなの?」




「ヒカリ、俺は仕事に行ってくる。高杉もだろ。」





「あー。そうだったな。それじゃあ行ってくるぞ。」





「うん。じゃあ私も職探しへれっつゴー!」




三人は玄関の戸を開け出て行った。








―新撰組屯所にて。―






「うわ~。今年も来ていますぜ。女中の応募が。俺か土方さん狙いのバカ共が来てますぜ。土方さん。」



土方はタバコを吸いながら答えた。




「オイオイ。またか。ったくよォ・・・。春になったらコレが悩みになるな。
コレは。」




「土方さん俺もですぜ。なんかカワイイ子がいねェんでさァ。」




二人ともため息をつく。その時沖田が何かを思いついた。






「山崎ィィ!ちょッコッチ来い!」       「へいっ!」




「土方さん!良いこと思いつきましたぜ!山崎にカワイイこ見つけてこさすってのは良くないですかィ?」      「へっ?」




山崎は何がなんだか分からないままだった。






「ソウゴ。ソレでいくか。」  「「山崎ィッ!」」





「へっ!へいっ!」   「今から女中に出来そうでカワイイヤツ探して来いッ!もし無理だったら切腹な。」




「えぇぇぇぇェええ!?!?」    「行って来い!山崎!」





「へ、ヘイッ!」 山崎はダッシュで屯所の門をくぐった。










― 江戸市中 ―





ヒカリはまず銀時の所で、荷物とバイクを取りに行き、




荷物を桂家に置いていって、携帯を買い、職探しがスタートした。




ヒカリは「バイト情報誌大江戸うぉーか」を片手に




職探ししている。






「あ~。ウエイトレスとか制服かわいいしな~♪」





「でも給料安いわ~!制服にお金かけてんのか?」






「あ"あ"~マジで悩むわ~!!」 










―山崎視点―





『ったく・・。副長と隊長も無理を言うよ・・・。この江戸にそんな人なんか
一握りしか居ないって・・。』





山崎は心の中で思った。ここの所山崎の出番が少なくほとんどパシリ状態だ。




「あーもうマジでいねーよ!そんな人!!・・・ん?・・・!」





「あの子可愛いけど料理とか出来そうじゃねーな・・・。まァ一応聞いてみるか・・・。」





山崎はヒカリに近づいた。








一方、ヒカリは「大江戸うぉーか」を食い入るように見ていた。




「うわ~!!イイバイトねェよ!!!」




ベンチに座りながら叫んでいた。もうまるで「考○る像」状態な格好になっていた。





「なんかな~こう・・・。なんかダメっつーかな~・・・。」





その時後ろから男の声がした。




「あの~・・・。ちょっといい?」    「はい?」




顔を見るとパシられそうな顔をしてる青年だった。





「え?あの・・・?仕事探してんの?」





「へっ?そうだけど?え?ナンパ?ナンパなんかコノヤロー。」






「いやいや。ナンパじゃなくて、アレだよ。俺が勤めてるトコで働かない?」



ヒカリは予想もしない言葉でビックリしていた。





「君はどこ勤めてんの?」   「新撰組!!新撰組だよ!ほら!知ってるでしょ!!」






『しんせんぐみ?しんせんぐみって何?新鮮組?』とヒカリは思った。聞くのはなんか「恥ずかしいな~」と思った。なんか、常識はずれ見たいな感じで見られたら困るからだ。悩んだ末、ヒカリの結論はこうなった。







      「食品系の会社か!!!!!」 





「あ~!そうなんですか!いつも助けてもらってます!!コレ無かったら皆しんじゃいますよ~!!」




山崎は照れながら「ど、どうも。」と言った。







『でも「コレ」扱い!?』心の中で思った。





「で?何の仕事するんですか?」ヒカリは聞いた。




『コレで無職卒業だ!』と心の中で思った。





「え~と基本的には家事全般で・・・。隊士の世話とか・・・。ですね!あっ!あと、給料高め!~万円だし!」




ヒカリは『隊士って言うの!?社員のこと!?シャレてんな~。なんか変だけどまァイイか!高収入だし。』と思った。




「あ!そう言えば名前なんて言うの?」   





「ヒカリ!桜稲ヒカリ!!」   「ヒカリちゃんか~!じゃあ来てくれんの!?」と山崎が聞いた。




「もちのロン!オーケー!!だって!」 




「ホンと!助かった~!これで死なない!!」



「へ?死なない?」     「今のは忘れといて・・・。」





「じゃあ土曜待ってるよ!!」    「は~い!」







こうしてヒカリは大満足で家に帰ってきた。でも、大変な事が起きた。





「帰ってたのかヒカリ。就職先決まったのか?」




「もう最高の条件の仕事だよ!家事とか、社員さんの世話とかしか
やらないんだよ!」








「ちっ。なんだよ・・・。仕事見つからなかったら、攘夷浪士に入れるつもりだったのによォ・・・。」






高杉が残念そうに言った。ヒカリは、




「もう私は攘夷なんかやんないよ!もう私は、江戸の一般市民なんだよ!」




「まあソレは置きどこになったんだ?就職先は?」



桂の質問にヒカリは、



「食品会社!「いつも助けてくれてアリガトウ」って社員サンに言っといたよ!」


次に高杉が質問をした。





「名前はなんつーんだ?」    「ん?え~っとね晋助・・。えーと・・・。あっ!




         しんせんぐみ



             って言う所だよ。」




それを聞いた時、二人とも力が抜けるような感じがした。






「「えぇぇぇぇェえええええええええええええっ!」」




「オイ!ヒカリソレは食品会社じゃねえ!ソレは幕府の特殊警察だ!!!!!」




「え?つーことは晋助のたちの敵ィィィィィ!?!?!?!」





「まじで!?やばいやばい!マジヤバイ!」ヒカリはパニック状態になる。




「オイ!ヅラやべェんじゃねーのコレ?」高杉が言った。




「まあこの事はいずれヒカリに話さなければならない。話して置こう」



「ヒカリ。」   パニック状態のヒカリに桂が話しかける。





「なに?つーかなんでそんな冷静でいられるの!?敵のパシリがここに居るんだよ!?」



「落ち着けヒカリ。お前が新撰組の女中やろうと俺達は仲間だ。

お前が通報して捕まる方がいいかもしんねーし。」





高杉の言葉にヒカリはこう言った。



「アホか!んな通報とかしないよ!だって仲間だもん!」




ヒカリは泣いていた。「大変なことをしてしまった」と言う罪悪感で一杯だった。





その時、後ろから高杉に抱きしめられた。




「ありがとよ・・・ヒカリ。俺はお前が敵になってもお前だけは敵と思わねェよ。ヒカリ。」



ヒカリはうなずくと、泣きやんだ。そして桂が話す。




「いいか。ヒカリ。俺達はかまわんが、ヒカリ、お前が狙われてるんだよ。」



「!?!」    「ヒカリ、四年前の話になるがないいか?」



ヒカリはうなずいた。




「お前は攘夷戦争中の時に「漆黒の胡蝶」と呼ばれていたな。」



「そうだけど・・・。」     「しかし、その姿は攘夷浪士でも見た者は少なく、伝説化としている」  




「しかし、お前がアメリカに行くためにターミナルまで行った時、
天人の大名行列を真正面から妨害したらしな。ヒカリ。」





その時ヒカリは四年前の事を思い出していた。


ヒカリは攘夷戦争終了後、外国へ行こうとした。なぜかというと、一度でもいいから、争いの無い国に行ってみたかったからだ。


ヒカリが生まれた時もまだ戦争が続いており、ヒカリの父もそれで死んだ。


「一回でもいい。争いが無い国へ行ってみたい・・・。」


そう思い、体は傷だらけと服などに返り血がついたまま、江戸市中へ行った。



江戸へ行ってみたら驚く光景だった。そこには、自分達を苦しめた天人が、



平気で我が物顔で江戸の道を大名行列で歩いている。江戸の市民はと言うと、



天人に頭を下げて道を譲っている。 



―許せないっ!―   ヒカリはそう思うと、大名行列のど真ん中を歩き出した。



周囲の人々からは     「危ないよ!嬢ちゃん!斬られちまう!」



「とにかく頭さげないと!!」 などと、止めようとしていた。



それを無視しヒカリはど真ん中を歩き天人とぶつかった。  「無礼者ォ!!斬れコイツを斬れ!」    天人は容赦なくヒカリに襲い掛かったが、一瞬で散っていった。 



「この「漆黒の胡蝶」斬ろうなんざ、度胸あんじゃねーか・・・。」

ヒカリの殺気に天人が逃げて行き、外国に行ったというのが、ヒカリの記憶だ。


「その後、その天人が幕府に言いつけ、幕府がその天人と一緒に今も
お前を探しているらしい。それでもお前は、新撰組の女中になるのか?」




「それでも行く事にしたよ。その天人の罪滅ぼしとしてと、ここの生活を支えるために行くよ」と言った。




「そうか・・・。ただし、気をつけろよ。絶対に剣術や体術などは見せないほうが良い。お前が「漆黒の胡蝶」とばれてしまうぞ。」



「うん!分かった!それだけは気をつけるよ!じゃあ明日来るように、言われたから寝るね!おやすみ~!」


「「オウ。」」




  明日からは新しい仕事が増える事になった。





☆☆あとがき☆☆

みなさん!長い事アリガトウございました!!

なんか意味不文もありました。ごめんなさい・・・・。


文章力無いです!そこはご了承ください!

次は新撰組にヒロイン行っちゃいます!





















































































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