~metamor fosis~

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第四話 SOS





「やっば!!!完全に遅刻だ朝九時集合なのに!!!」


そういうとヒカリは、ダッシュで支度をし、バイクに乗った。



この時点でもうアウトと思った。てかもう、アウト?



「もうバイクマッハで走らせるしかないッッ!」



ドォン!ドォン!ドォン!



もう暴走族並みのバイクの音を立て、走っていった。






― 一方新撰組屯所。―




「トシ。ほぼ集まってるな。」    


「まあほぼ集まっているがな・・・。あと一人来てねえな。」


土方は名簿リストを見る。


「桜稲 ヒカリって子ですかィ?山崎が誘ってきたヤツでしょう。」


「そうだな。山崎は可愛いとか言ってたが、ウソっぽいな・・・。」


近藤が話に入ってくる。



「え?!可愛い子はいってくるのか!?トシ!!」


「あぁ多分な・・・。ウソかも知れねーがな。」


そういって時計を見るともう9時だ。




「残念だったな。近藤さん。来なかったな。」


「まぁそろそろ行きますかィ。土方さん、近藤さん。」


「「あぁ」」


女中が待機している部屋に三人がつく。

近藤が部屋に入ると何も起こらないが、土方、沖田が入ると、



    「「「「きゃあ~~~~~っ!!!!」」」」」」


と聞こえてくる。もうアイドルのコンサート並みだ。


「え~!皆さん静粛に!!」と近藤が言うと、静まった。


なにやら「バタバタバタ・・・」という音が聞こえてきた。



近藤はソレを無視し話した。




「えー。皆さん今回は新撰組の女中に来てくれてありが「すいませーん!遅れましたぁぁ!!」


ヒカリはようやく新撰組の屯所に着いたのであった。


なにやら他の新入りの数人の女中達の目から厳しい視線を送られた。



「え~と・・・。桜稲 ヒカリちゃん?ここ座っといてね~♪」





「え?あ、はい」      怒られると思ったら反対で気分が良さそうな感じがした。









― それから一時間後 ―




「それじゃあ今からペアとなって、屯所案内してくれ!!」





近藤がそう言うと他の女中達が入ってきた。




どうやら先輩の女中とぺアになるそうだ。




ほかの新入りはもうすでに仕事に行ってしまった。残るはヒカリのみ。




「え・・・。もしかして・・・コレって・・・自分ひとりでやれって事ォォ!?」



ヒカリが叫んでいると一人の女性が近づいてきた。




「あ~悪いわね。御免なさい!遅れちゃって。」



ヒカリが顔を見ると27、8歳くらいの女性だった。




「あ。いやいや!私も遅刻しちゃって。一緒ですよ!」



女性が笑うとヒカリにこういった。



「なんか気ィ合いそうね!私の名前は小川 春って言います。」



「え~と私は桜稲 ヒカリって言います!え~と・・・。なんて呼んだら・・・?」



「え?何でもいいよ!じゃあ私はアンタの事「ヒカリ」って呼ぶわ。」



「そんじゃあ私は「春さん」って呼びます!」



「よし!んじゃあ、仕事いくか!」     「はいっ!」




「今日は風呂掃除!!はっきり言っちゃって一番サボれる所!!」



「マジですかぁぁぁぁ!!!」    「アハハハハハ!」



と春さんが笑った。



ヒカリは内心「気が合う優しい人でよかった!!」と思った。

よく見ると春さんの指に指輪がしてある。ヒカリは聞いてみた。




「春さんって指輪してるし、結婚してるんですか?」




「え?あ、うん。ちなみに今年3歳になる娘も居ます!時々屯所連れて行くから遊んでやってね☆」



「へぇ~そうなんですか~!メッチャ楽しみにしてます!」




「名前は「美杏」って言うの。よろしくね。さっ!着いたぞ!」




そういって、風呂の戸をあければもう、銭湯並みの広さでってゆーか銭湯みたいで牛乳の冷蔵庫(?)的なのもある。ヒカリは大はしゃぎだった。


「うっわ~!広い!広ッ!こんなトコ二人で全部出来るんですかね?」



「な~に弱気になってんだよ!こんなもの楽勝でいけちゃうよ!!楽しんでやっちゃえばメッチャ簡単だっつの!」



「そう言うもんなんですか?じゃあ楽しむ方法ってありますか?」


それを聞いた春さんは自信満々に言った。



「ふっふっふっふ~!じゃあお見せしちゃおうかな~♪」



と言うとモップを取り出して洗剤を撒き散らした。そして



「コレメッチャ滑るから面白いよ!!」  ヒカリも考えてみたら思いついた。




「あ!自分も思いつきました!!」 そう言ってスポンジ(大きめの。)

を取り出し、ソレを水で濡らし洗剤が撒き散らかしている所で滑った。


「コレ「サーフィン(?)」みたいですよ!!面白いです!これも!」


そしてヒカリと春さんはソレを何回もした。ヒカリは5回以上こけて


着物が水浸しになった。次は浴槽をやる事になった。



「この浴槽掃除する時はいい掃除方法わからないのよね~」春さんが言った。

ヒカリもそう言った。


「そうですよね~。なんか知らないけどないですよね~。」


「でも洗い流すのは楽しいわよ!」      「そうなんですか?!じゃあ早くやりましょうよ!これ終わらして!」   


ヒカリはやる気満々でやり始めおかげで早くでき、お楽しみの洗い流すのが

来た。またこれでヒカリはずぶ濡れになってしまった・・・。



「はぁ~!終わった!そして楽しかった!!」   春さんが言った。


「面白かったでしょ?もう今日は初日だし掃除は終わりよ。てゆーかヒカリ!アンタ服着替えてきなさい!!びしょぬれじゃない!風引くわよ!今すぐね!それ終わったら、食堂集合!!」


「は~い!分かりました!今すぐ着替えてまいります!!」と言って着替えに行った。


ヒカリは廊下に出た瞬間すぐにダッシュした。


『うわ~!濡れたまま走ると結構きもちいい~!!知らんかった!』


と思い、走っていると曲がり角を曲がった瞬間二人の男と出くわした。


男達は話していてヒカリにはきずいていなかった。


『ヤバイ!!止まれない!!』ヒカリはそう思った。もうじきぶつかりそうだ。


でもヒカリの体は反射的に動いた。二人の男達の肩を持って、そのまま一回転してしまったのであった。



「あ・・・・。すいませんでしたぁぁぁぁぁ!!!」と言って逃げてしまった。ヒカリは「漆黒の胡蝶」がバレるかと思いドキドキした。でも

男達は何も言わなかったので、セーフと思った。



でもそうではなかった。最悪なことにその男二人は副長の土方と隊長の沖田だった。


「土方さん、さっきヒカリがぶつかってきていつの間にか反対側に居ましたよね?」

と沖田が言った。土方はある事に気付いた。自分達の肩が片方ずつ濡れていることが。しかも手形がくっきりと残っていた。


「オイソウゴ・・・。俺達の肩の片方ずつに手形が残ってるって言うことは・・・。」


「そうですね。ヒカリは゛跳んだ″って言うことになりますねィ・・・。」


「ま・・・まぁそういうことになるな・・・。」       「「何者だ!?アイツ!?」」



土方と沖田はパニック状態(?)だった。



そして、一方ヒカリもパニック状態だった。


そして携帯で高杉に電話していた。



「うわぁぁぁぁ!!どうしよう!!新撰組の人らの前でエライコトしちゃったよ!!!うわアアぁぁぁぁ!!!」



『落ち着けヒカリ。まぁまず第一に新撰組の屯所にいんのにオレに電話してくる自体エライ事だと思うがな。』



「まぁソレもそうだけど、しかもその人ら副長と斬りこみ隊長だよ!
最悪だぁぁぁぁ!!!!」




『まぁ自然にしといて「体操でもしてた」つってウソ吐いとけば大丈夫だろーが。じゃーな。』                ブチッ!!




「ヒドッ!!!なんだよコレ!!まぁ言われたとーりにするか。」





食事の時間とにかくバレないように、その二人は避けた。



避けた甲斐あって聞かれずに済んだが、安心するのはまだ早かった。



夕飯の片付けも終わり、ヒカリが帰ろうとした時二人の男に止められた。



「おーい。ヒカリちょっといいですかィ?」  「少し話がある。」



「ヤバッ!!」と思ったヒカリだったが、「は~い!な、なんでしょうか?」


と言ってしまった。





「お前なんだ、あの運動神経?」 「すごいですねィ。あれ何かやってたんかィ?」       『来た~~~~~~~!!!この質問!!』



「あ?あの、え、え~と体操やってたんでそのなごり?が出ちゃッて・・・。」



『やばい!!ばれる!!コレ』




「そうなんですかィ。」    「ハナシはコレだけだ。帰っていいぞ。」





「はっ?はい~。」       「それじゃあな。」



「はい。さよーなら。」   ヒカリは予想以上に疑われなかったので良かったと思った。





ヒカリが帰ったあと土方と沖田が話をしていた。




「土方さん。」         「何だ?」





「ヒカリってなんかよく見るとあの人にそっくりじゃないですかィ?」




「アイツはもっと大人しかったぞ。」      「土方さん。名前間違え間違えるんじゃないですかィ?こいつぁお笑いだ」



「ソウゴォォォォ!!!!テメッ!切腹だゴラぁぁぁぁ!!!」





そして一方家に帰ったヒカリ。


扉を勢いよくあけると叫んだ。



「しんすけェェェぇ!!!見捨てるたぁどーゆうことだぁぁぁぁ!!!!」




「ヒカリ。高杉はいないぞ。」       「へ?」



そういや見てみると高杉は居なかった。 



「高杉なら遊郭へいったぞ。全く馬鹿なヤツだ。」



「あんの野郎ォォォォ!!もう家入れるもんかぁぁぁァ!!!!」


と言って。家の鍵を全部(窓も勿論)閉めた。



「あ”~!もう最悪な日だァ!!もう風呂入ったら寝よ!!」


ヒカリはマジギレして、風呂に行っていった。



「高杉。お前は最悪だな・・・。」



桂が言った。  その後高杉が帰ってきたが、鍵が全部閉められており、

高杉がその玄関の引き戸を刀で斬ったため、ヒカリの怒りの鉄拳をくらわされたらしい・・・。






☆☆あとがき☆☆


うわ~!やっと完成しました。


ココまで待たせて御免なさい。つーか土方さんとソーゴクンと話すシーン

短い!!!!!!!!!!!!!!!御免なさい!!!!!!!

次回もがんばりたいです。

ちなみに今回のタイトルはRihannaの「SOS」って言う曲から
使いました。曲調じゃなくて歌詞でもなくて、
今回のヒカリがSOSだったんで使いました(笑w)

それでわ~!

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