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★ラストサムライ

last samurai

総合評価 A
STORY A
ACTING A
DIRECTION A
VISUALS A


突然だが、自分の好きな映画はいわゆる大作映画が多い。
『ロード・オブ・ザ・リング』『マトリックス』『X-MEN』
など・・・。これらの作品に共通していることは、
どんな絶望的な状況になっても、
少数の勢力で多数勢力の敵に向かっていくという点。
主人公たちがマイノリティであるということだ。
そしてこの『ラストサムライ』も幕末に取り残された武士たち
というマイノリティのグループが、政府に立ち向かっていくというもの。
このシチュエーションだけでもう胸が熱くなる・・・。

なぜ最初から渡辺謙が英語を流暢に話せ、
山奥に住んでいる田舎者の村人たちと、
トム・クルーズが普通にコミュニケーションできるのか・・・
という野暮な突っ込みはしない。
最初は英語と日本語が入り乱れる展開についていけなくなったが、
ストーリーが進むにつれてそんな細かいことは気にならなくなった。

これはトム・クルーズが主演の単なるアクション映画ではない。
主役はあくまでも幕末の時代を生きた武士たち。
渡辺謙という人は始めて知ったが、とにかくカッコよかった。
アカデミー賞助演男優賞にノミネートも納得できる話。
普段はツンとしていていまいち好きではなかった小雪も、
この作品では夫をトム・クルーズに殺されながらも、
徐々に彼に惹かれてゆくという役を静かに好演。
また子役のヒゲン役の子もかわいい。(その弟、孫太郎はちょっと・・・。)
このようにほとんどの出演者は日本人ばかりで、
アメリカ陣はトム・クルーズ以外は知らない人ばかりだった。
故にわざわざ映画館で見るほどの作品ではないと思っていたが、
日本人ならこれこそが映画館で見るべき作品だと感じた。

特にどのシーンが印象的・・・というのはないが、全編にわたって描かれる
武士の生き様は涙なしでは見れない・・・。

これまで自分は外国かぶれで洋画ばかり見ていて、
それだけではなく生活の全ての場面において外国に憧れていた。
このHPを作ったことなどは、
ページを見てもらえばわかるようにその典型的な例だ。
しかし、この作品を見て、
素直に自分が日本人であるということに誇りを持つことが出来た。
これはフィクションも含まれているが、
私たちが今の日本を生きている背景には、
このような出来事があったということを、
日本人として忘れてはならないと思う。

それにしても映画って本当に素晴らしいものだと思う。
最近見た作品は『ファインディング・ニモ』『マトリックス』
そして『ラスト サムライ』とジャンルはバラバラだけど、
どんな作品を見ても何かを感じることができて、
毎回毎回さまざまなことを考えさせられる。
最近「映画を見て感性が磨かれる」と人に言われたが、
全く同感であり、それは素晴らしいことだと思う。

【この映画の評価】★★★★☆+/4.5点


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