黒い夢世界

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・・・台詞かいてみた 誤爆事件編


<隣接地域自治体コローニー責任者達の議論>

「連邦軍のクルーの責任ではないのだよ、元々、
 連邦政府に不穏な動きを見せていた
 サイド3コロニーの住人達の責任でもあるのだからな、そうではないかね?
 まったく・・・ジオン共和国などと言う、もどかしい過去の亡霊どもに
 何時までも、我々が脅威にさらされないといけないとは、
 遺憾な話ではある
 今回の事件については、謝罪の意図するところはなかろう・・」
「しかし、あの船には子供も乗っていたんです・・・」
「君は、会ったこともない、赤の他人の・・・しかも嘗て、我々の
 同志たちと敵対してきた民族の子供に同情しろというのか?
 何人か死んだからといって、何を罪悪感などと言うものを・・・」
「それを言ってしまえば、我々連邦軍も相手から見れば同じであります」
「何を馬鹿な!ジオン・ダイクンという一人の男の作り出した
 思惑にはまり、連邦の傘下に留まっていればいればいいものを
 勝手に独立などしたがために、挙句の果てに当の本人も政権を奪われ
 下らん戦が起こったのではないか!
 仕掛けてきたのはあちらではないのかね?
 その為に、長い月日の中、どれだけ嘗ての同胞たちが
 死んでいったことか・・・
 歴史を忘れたわけではあるまい」
「しかし、今や、サイド3はジオンの名を捨て、我々とともに生きようと
 動いております。
 嘗ての古い歴史の傷を語る前に、今、起こった事に対し、どう動くかに
 かかっているのではないでしょうか?」
「たわけた事を、君は自分の立場を判っているのかね?
 誤爆などと、治安維持の為にはよくある事だ、やむおえないではないか
 逆に、そのような事でいちいち謝罪などとは、向こうを調子に乗らせるだ けの事・・・
 今回の事件はジオン残党等と言うものがなければ起きなかったまでの話
 ジオン残党の隠れ蓑となっている、サイド3の責任でもあるのだよ
 そうではないのかね?
 まあ、あちらには、いい教訓になったであろう」




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