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また、台詞や細かいシーンを省きまくりましたね(特にドロドロな部分)。 個人的には(原作ネタバレエステル、ジュラの会話を聞きながら、銀のロザリオを突き立てようとする。が、ジュラの動機に戸惑う。そしてぎりぎりまでジュラを許せない。)の下りをしっかり描いて欲しかったです。 ジュラとエステルの心の邂逅が全部すっ飛ばされているので、それに変わるだけの展開を用意して欲しかったかな(苦笑)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ディードは…原作よりずっと大人っぽい感じですね。 原作ではもっと分別つかない”餓鬼”であり、大義名分も他人をおもちゃにする口実にするキャラクターです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ラストのエステル独白は、すごく綺麗にまとめましたね。 原作のエステルはもっと勝気で凶暴で有能。そしてリアリスト。 個人的な好みからいえば、原作の独白の方が好きです(苦笑)。…原作で待ち受けている事件(特に未完部分)を考えれば、アニメ版のエステルは壊れかねないですし。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 原作のシーンをいくつか映像化してくれて、すごく嬉しかったです。 欲を言えば、”音声モード移行”からのコンピュータの会話のテンポを頑張って欲しかったかな。(GONZOスタッフ様も、『恋におちたら』スタッフ様もこれからも頑張れっ!)
2005/05/19
ケディやジニーも、海の向こうで本格的に活動しているようです(…いかんせん、伝聞に頼らなくてはいけない状況ではありますが)。 でも、伝聞であれ、すっごく嬉しい。 チェヨンはアメリカ帰国後、怪我も癒えて活動を再開しているようです(嬉)。 車の燃料添加剤の宣伝契約も結んだようで、彼女の人気がどんどん上がっているのを感じます。ポスターもほんとにかっこよさそうです。 ケディは上海でなんと2本のレギュラーが開始。…過去最大の活動頻度かもしれない(感涙)。 上海で日本の芸能を紹介するという、最近の報道を思い出してハラハラする内容の番組も無事に始まりました。 他サイト様でも写真を見たりしていますが、可愛い…(管理人、崩壊中)。 これまで私は草なぎ君のファンをしながら、「チョナンカンの敵は同業者じゃない、政情だ…」などとのたまっていました。 でもまさか、ケディやチェヨンのファンをしながら同じことを思う日が来るなんて思っていませんでした。 チェヨンのHPのメッセージにヤキモキしたり、上海のデモ悪化に彼女の実家の心配をしたり。いろんなことがありました。 二人に関係しないところでも、日韓や日中の芸能を考える機会もありました。 草なぎ君がが対談した親日韓国歌手の方が、芸能界追放寸前の騒ぎに巻き込まれたのもついこの前。 HPで日本を批判しているといわれた韓国俳優さんが、『SMAP×SMAP』で日本のファンに愛あるコメントを出したのも数週間前。 どちらも韓国国内における、日本への発言の難しさを窺わせる出来事でした。 でも、これだけは断言できます。「芸能は、政治と独立して始めてその価値がある」 芸能人個人の思想、ファンの思想、それらは別々のものです。 そして、芸能活動は政治に縛られること無く、自由であるべきだとも思います。 その理想を徹底するには、まだ難しい現状ではありますが、分かって欲しいです。 せめてケディやチェヨンにはそれらから自由でありますように。 二人とも、負けないでねっ!
2005/05/18
事務所だって、年々悪化しているコンサート・マナーを傍観している訳じゃない。 ファンクラブに入っていても、いなくても。 会場への出入り禁止・法への訴えだって、考えているんです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ジャニーズ・ファミリークラブからの会報(通称・青封筒)が届きました。 今回は会報のほかに「個人情報の取り扱い 及び 会員規約・会員資格等のお知らせ」という小冊子が一緒に入っています。 いい機会なので赤ペン片手に、今年4月に改定された「会員規約・チケット販売規約」を読み返すことにしました。 そして、ジャニーズ事務所の公式サイト『Johneys net』を訪れました(会報の裏のアドレス参照、もしくは検索をお願いします)。 公式サイトの『Infomation』にも、「会員規約・チケット販売規約」は全文載っています。 そして、『コンサート、および舞台 応援マナーについてのお願い』という、公式のマナー・ページができています。 ここから先は、コンサートマナーにだけ焦点を絞ります。 「会員規約・チケット販売規約」の関連項目を読み砕き、公式サイトで『マナーに関して重要なページ』を指摘していくことにします。 (もちろん、マナーに関係ない部分にも重要なことがあるので、一通り目を通してくださいね。)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.会員規約。 会報に一緒に入っていた冊子、または公式サイトの文を一緒に見ながら考えてくださいね。 重要事項は『第三条:禁止事項』。 これらの内容は”著作権・肖像権・パブリシティー権”という法律で定められた問題にも関わります。 『第四条・2』では、『第三条』に違反した場合は退会させるといい、”コンサート会場への入場も拒否されることもある”とあります。2.チケット販売規約。 これは、ファンクラブに入っていなくても、チケットを購入する時点で成立する規約です。 会報に一緒に入っていた冊子、または公式サイトの文を一緒に見ながら考えてくださいね。 ここでも重要なのは『第5条:禁止事項』。 特に『第五条の1(10)』は胆に命じておくこと! 常識ではありますが、以降のコンサート会場から追放となりますよ。 『第六条の3』では携帯電話の撮影は退場の対象になるとあります。 『第七条の1』で、ダフ屋は刑事告発対象(犯罪)と明言されています。3.公式HP。 トップページに『コンサート、および舞台 応援マナーについてのお願い』があります。 『団扇の大きさ』など、やってはいけないことが明記されています。(『芝居を観に行くときは、拍手のみ』と明記してくださったのは嬉しかったです。…それとも、ファンの嬌声に関して劇団から苦情がいったのか? 汗) 【問い合わせ】ページの中に【Webでの問い合わせ】のページがあります。 その中の『公演中、禁止行為や非常識な行動をとっている人がいます。どうにかなりませんか?』という質問項目も必読です。 『団扇は胸の上から上げるな』『携帯電話の撮影は禁止』と明記されています。 そして『明らかに悪質な人を、コンサート事務所に告発する手順』も明記されています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここに書かれたことだけが、マナーではありません。 いろんなサイトを巡り、そして相手の立場や視点で考えていけば、マナーは自然と身につくでしょう。 皆がルールさえ守っていれば、最後までコンサートを快適に楽しむことができます。 皆様、ご協力をお願いします。
2005/05/17
『FFS』第一部、完結しました。第8章『Naming』登場人物の設定 思い返せば、作者がきちんと手綱を取りきれなかったお話だった気がします。例えばトウマです(…ここまで目立つ予定では無かったはずなのに)。 でも、暴走したおかげで世界観も膨らみ、次以降へのネタもいっぱい得ることができました。 『FFS』については一旦お休みをいただき、その間にネタを更に温めていこうと思っています。 (その間に、『FFS』世界設定や動物(人間含む)生態の設定などの解説ページをUPするかもしれません)。 これからしばらくは放置状態の『LOST HEART』の続きと、外伝ショートショートをUPしていきたいと思います。 …いや、ドラマの感想でそこまで回らない可能性も無きにしも非ず、かな(汗)。
2005/05/17
「約束する…も一回表彰台の上に上がってやる」 自分しか見えていなかった己の殻を、無理矢理押し入ってこじ開けた彼ら。 そんな”家族”のために、誇れる自分になりたい。 それは、彼が見出した矜持。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第一話から今まで、どんな展開になっても泣かなかった自分が。 ラストの「約束」で泣きました。 そして某ドラマのタイトルではないですが、次郎に堕ちました(←「おちる」、じゃなくって堕ちるかいっ!)。 以前から日記を読まれている方はご存知だと思いますが(例えば、2003年日記夢と恋愛のベクトルが重なり合うとき の後半参照)、この猪(管理人)。「仕事と”大切な人”を同じベクトルに向けて、突っ走れる人」に萌え倒す習性があります(←野生化中につき、妄言に注意)。 言い換えると「家族と仕事への誇り、両方を手放さないのが男の甲斐性」となります。 ここ二年ほど、いろんなドラマでこれを叫んでは、ブラウン管の中で「仕事、もしくは家族を捨てる」という状況を目撃し続けていた(…一番ショックだったのは、『僕カノ』中盤で、銀行員を諦める下り)。 正直、疲れていました。 ですが、こんな中盤で、このドラマで、まさか次郎から、こんなシーンが見れるとは思わなかったのです。 次郎の成長っぷりに不意を突かれ、嬉しさのあまり、”転び”ました(←宗教かっ!)。 木村君のこれまでの役柄の中で、一番かっこいいとも思います(断言)。 某プログラマーにも、頑張って欲しいところです(「まだ、諦めてない」とは猪管理人の弁)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 前回の監督の言葉は、”メカニックの勉強をすることで、マシンの性能を知り、その性能を限界まで酷使するのではなく、生かせ”という意味だったのかな、と次郎と一緒に考えています。 その意味では、次郎は成長している気がするのです。 これまで丁寧に描かれていた次郎の”子供に対する複雑な感情”、対人関係の甘え、僅かな変化。 それらが積もり、大きく動き始めたのが今回です。 ”設定リアルより、感情リアル”とはある小説指南書の受け売りですが、この言葉がここまでしっくりくるドラマも本当に少ないと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここに来てようやく、レースと施設、二つの柱が交わりあいます。 次郎の心の円(パーソナル・スペースと言い換えてもいい)に、子供達が無理矢理押し入るのです。 もちろん最初は強烈な拒絶で追い返します。ですが子供達が次郎の価値観を認めることで、次郎も子供達の存在を認めるのです。 1-3話では、次郎が広げた心の円によって子供達が救われていました。ところが4-5話では、子供が広げた心の円によって、次郎が救われるのです。 それがすごく新鮮に感じました。 そして轟音の中、彼らは本当の家族になったんです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 彼が逆切れの後、嘘を認めて謝ったのは、”許してもらえる”と心のどこかで信じているからだと思いました。 同時に「めんどくさい」「苦手」といいつつ、真剣に向き合うことを恐れていた彼が、その姿勢を変えた瞬間でもあったと思います。 そして許しを請うた次郎に対し、追いかけてきた少女は”自らの秘密を明かし”ます。 少女が広げた心の円と、自分の心の円が重なり、その中に次郎は少女の魅力を見つけ、少女から見た”家族”の価値を教えられるのです。>「お前、いい女になるよ」 少女に、一人の存在として魅力を見出したからこその言葉ですね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>「家族にだって言えないこと」 次郎は子供達に責められ、その苦しみをぶちまけます。そして素直に謝罪します。 怒りの矛先が収まることで、残るのは僅かな引け目。 そして「家族にだって言えないこと」の存在に、はっとするのです。 次郎の苦しみと謝罪に、少年は後押しされて謝ります。 ですが、少年の苦しみを次郎の中に見出していた子供達は、それに理解を示すのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これまで次郎のことを非常識と思っていた朋美ですが、レース場では逆に自分が非常識だと思い知ります。 自分の価値観や理論がすべてでないことを、次郎を通して知り始めるのです。 視野を少しずつ広げているのは、彼女も同じなのです。 そして彼女もまた、視野を広げる中で次郎の存在を認め始めるのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 施設を巡る事態はどんどん悪化している。 次郎はようやく施設と向き合うだけの素地ができたばかりだ。 彼はどう向き合い、何を学び、感じ取っていくのだろうか。
2005/05/16
<ビストロ> 交渉人…私が大好きな職業の一つだったりします。 数年前にテレビ東京系で放映され、現在は衛星放送されている『UC-アンダーカバー-』に出てくるドノバンの交渉術がすっごくかっこよかったんですよ(このドラマは主人公の潜入捜査員の描き方もかっこよく、オススメです)。 SMAPで『UC』のような内容の映画が見たいです(予算的に、地上波ドラマは不向きかと)。 関係者の皆様、ご一考をお願いします。「この程度なら…」と甘く見る草なぎ君がらしすぎます。課題よりも、自分のやりたいことを優先・暴走するのが、実は彼の本質じゃないか。ふとそう思ったり。<頑張れ多応くん> 元ネタが即答で分かる自分が怖いです(アニメ『がんばれタブチくん』)。<ホストクラブヒカル> 『エノモト』の元ネタも、速攻分かってしまった自分(汗)。 しかし、物まね合戦の木村君・稲垣君がすごく可愛かったです。<アナウンサー ガンガン物語> 中居君、その手の動きが危険すぎです(汗)。…そのネタ好きですよね(笑)。 恐怖の勝負笑顔にも笑わせていただきました。<畑山ファーマー> …これはもしや、全てがこの日のうちにサラリーマンの経験したことですか? だとしたら、ストーカーより怖い(笑)。<ET&歌> 香取君、クリスタル・キングですかっ(笑)。 人の縁は不思議なものですね。 <恋におちたら>の歌詞を改めて確認することができました。 私は”主題歌とドラマはその世界観を補完する関係にあるべし”という、そんな信念の持ち主(←待てやこら)。 ドラマの展開を歌の中から類推したり、結構楽しかったです。 …島男、やっぱり守られ属性なのか(…さり気に男前のヒロインが裏で奮闘中だし…)。
2005/05/16
「金が全て、結果が全て」 甘えを、弱さを見せる相手を知らなかった。 ならば最初から甘えなど要らない― ―そのはずだったのに。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回は島男が『トリックスター(道化)』の役目に回り、神谷の心の葛藤に重心を置いていましたね。また、島男が神谷の対極にいたことで、物語のバランスが上手く取れていたと思います。 これまで『主人公の甘え』だけは、本当にしっかりと描かれています。その甘えについて、神谷と島男が何度も語り合います。「後悔したくないんです」 この主人公の言葉に『反省もしたくないとかは言うなよ…』と心の中で突っ込んだのは内緒です(汗)。(神谷が島男を全否定するときには『寝るなーーーっ!』とツッコミ。 神谷が島男を庇うときは『島男の前では言うなーーーっ!』と叫んだことも、言うまでも無い。) 自覚がある分、後はその矯正方向を自分で見定めてもらうだけなのかもしれませんね(それが問題)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 神谷はそのずっと背伸びを強要され、同年代と遊んだり”甘え”を見せることができなかったんですね。 そして”甘え”を見せてもいいときになって始めて、その事実に戸惑ったんだと思います。 そんな彼に高柳は、”甘えなど最初から要らない”と切り捨てたんです。そのことに神谷はホッとしたんですね。 ところが島男の無茶苦茶な”甘え”方に振り回され、そんな世界もあるのだということを見せ付けられます。 そして自分も”甘え”させてもらうとき(朝食の差し入れ)、”甘えてもいい”と感じたんだと思います。 神谷にとって”謝罪すること”=”弱みを見せる”=”甘えること”という方程式が成り立っていたんですね。 そして”甘えてもいい”と思ったとき、素直に謝れたんだと感じました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここで、”謝罪すること”=”弱みを見せる”=”甘えること”が成り立つとします。 そうすると、冒頭のシーンはもう一つの意味を持ちます。「謝りすぎです」 主人公が謝り続け、”甘え”続けることを香織は指摘します。 主人公はそれを受け入れます。 もし、島男が”甘え”から抜け出すとしたら、それは香織の叱咤かもしれません。 ひょっとしたら、これは前振りなのかもしれないと感じました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回のITキーワードは『Blog』でした。 …検索エンジンに引っかかる怖さを改めて思い知りましたよ(以前はタグ直打ちで、検索避けした日記を作っていた)。 折角なら、”島男がエシュロン(アメリカ最高峰の諜報用検索エンジン。アルタイ語圏にも対応)に押し入り、情報を集める”という展開でも良かったかな(←主人公にアングラ潜らせるなっ)。 冗談はさて置き。 今回のお遊びは「やってみなくちゃ分からない」(『スタアの恋』重要キーワード)でしたね。 でもそれよりも先に、私が今回連想したのは植木等の『無責任男』シリーズでした。 …自分の文化的精神年齢って一体…(遠い目)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・”許して欲しい” ”甘え”を見せずに、背伸びし続ける人生は辛い。 だが”甘え”続けることは惰性でしかない。「謝り過ぎ」 その言葉の奥にある真実に、彼は気づかなければならない。
2005/05/12
いきなり原作に無いシャワーシーンから幕を開ける第三話。 徹底的なストーリー改変が始まっています。 …ラドカーンがいきなり死んでいたり、ディードリヒが頭を打ち抜かれたり。ここまでくると、原作を知っている人間でも展開が読めません。 ここまでくると、逆にいさぎが良くて好感が持てます。どう話を膨らませるのか、手腕を期待しますね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回といい、原作の強烈なシーンは省いたんですね。 原作ファンとしては『集団戦闘』だの、『生き血のワイン』におけるスリルを再現して欲しかったです(←それに耐性のある自分も、どーかとは思うが)。 もう一つの心残りは『アベリーナ』かな(←待て)。声優さんの地声が低い分、思いっきり笑えたと思うんですけどね。 アニメ版ではブタペストの美しい街並みを眺められたのが、一番の収穫だと思われます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回は手元に『ザ・スニーカー』6月号と補完本の『Cannon』を手元に鑑賞。(『Cannon』を手に入れたときの小さな冒険は「Urara、『自転車男』の世界へ(違)」というタイトルで後日語る予定です。) 『ディードリヒ』はもっと地声の高い声優さんにお願いしたかったですね。 このキャラクターは”ガキ(←あえてこの言葉を使わせていただく)”であることが、原作シリーズの最重要ポイントでした。 もっと子供っぽさが欲しかったです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さあ、次回は『鈴木島男(ドラマ『恋におちたら』の天才プログラマー)』顔負けのプログラミングのシーン(の予定)。楽しみです。
2005/05/12
『ダブルクロス』を求めて。 ”プラモデル・ショップ”の前に立った。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 遠出して、数か月分の本をまとめ買いに出かけました。 まずは大手本屋さんとラノベ&TRPG&コミックの専門書店に立ち寄って、次の四冊をGET。トリニティ・ブラッド Canon 神学大全新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT(3) コロシアム・プレミアム 新ソードワールドRPGリプレイ集(9) 挑め!捨身の大決戦シェヘラザート・テイルズ―ゲヘナ・リプレイ (2) どれも大好きなシリーズの続編、あるいは小説のワールドガイドなので絶対に外せません。 口絵を見る限り、本気で期待して良さそうです。 (…『レンタルマギカ2』は売り切れ、『呪縛の島の魔法戦士』は本気で買い忘れた。涙)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そして、本命の書籍を買い求めることに。 それは『ダブルクロスThe 2nd Edition』のサプリメント、『ブレイクアップ』『アルターライン』『ダブルクロスの風景』の3冊! サプリメントというのは、テーブルトークRPGというゲームのを補完する、解説書ですね。 …が、富士見書房から出ているルールブックはともかく、残りの三冊は”ゲーム・フィールド”という出版社から出ています。 この”マイナーな出版社”というのが曲者です。 普通の本屋さんだと『問屋の段階で取り扱いが無い』と断られやすいのです(…『富士見ファンタジア文庫』すら、近くの本屋では三ヶ月以上かかった記憶が…)。 だからこそ”ゲーム・フィールド”だからこそ置いている場所を考え…。 そしてある『プラモデル・ショップ』を思いついたのです。 そこは”ボックス・ゲーム”(箱に入っているゲームのセットのこと)も扱っているTRPGゲーマー御用達店。そこならあるに違いない。「…私は今、『自転車男』の世界に突入しようとしてる…(滝汗)?」(注:『自転車男』とは『SMAP×SMAP』でのコント名) 色々間違いまくった戸惑いの下、人生半分終わったぐらいの覚悟(←その程度で終わらせんな)で突入。 中にいたのは怪しい笑みを浮かべる草○剛君…ではなく。「…さっき、追加が入ってきたばかりですよ(にっこり)」 親切、かつ頼りになるお兄さんでありました(安堵)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「6720円です」 …覚悟していたとはいえ、サプリメントは高いです。 その具体的な数字に、天秤にかけてはいけないいろんなものを掛けてしまったり…。(『トリニティ・ブラッド』や今期SMAPドラマのサントラは見送りです。涙) ここまで払ったからには、絶対に小説『S○AP in ダブルクロス』書いてやるっ(自棄)!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TRPGゲーマー向けの余談。あくまでお遊びですが。 以下は『ダブルクロス』に、私なりにSMAPを当てはめたイメージです。ダブルクロスに詳しい人なら、どう考えるんでしょう?中居君:オルクス(空間支配)× バロール(重力・時間支配) Dロイス:特権階級 (リーダーであること。またこの組み合わせは反則的な強さを示すので)木村君:サラマンダー(熱支配)× サラマンダー Dロイス:変異種 (頭脳・肉体・特殊攻撃全てに秀でる上、破壊力はすさまじくなるので)稲垣君:ソラリス(薬物生成)× エンジェルハイロウ(光の操作) Dロイス:古代種 (幻惑・魅了系にすぐれた組み合わせ。そして”安部清明”ですしね)草なぎ君:キュマイラ(獣化) × ブラム・ストーカー(血で従者を作る) Dロイス:対抗種 (『黄泉がえり』とデッサン狂った使い魔。そして特殊メイク担当(SMAP×SMAPのコント)から)香取君:モルフェウス(錬金術) × エグザイル(肉体変化) Dロイス:複製種 (”拳骨咥え”と工作する能力。Dロイスは某レーサーから”風使い”の力の一部を受け継ぐ、ってイメージ)
2005/05/11
GWに入った途端、いきなりウイルスメールが怒涛のように届き始めました。 ウイルス、というものは感染すると勝手にメールアドレスやネットの履歴からアドレスを検索し、その中のアドレスに成りすましてウイルスメールを送り続けます。 おかげで当方に成りすましたメールも出回っているようです。当方のアドレスで添付がついたものやHTMLメールは、未開封のまま削除をよろしくお願いいたします。 テキストメールが一番安全、ということでしょうか。 ウイルス対策をしていない方、よく分かっていない方、そしてウイルス対策ソフトの使用期限を確認していない方へ。 どうかもう一度、きちんと確認してくださいね。関連リンク集もご利用ください。 私もつい先日、対策ソフトを使用期限を更新しました。 また、アダルトサイトのマルチポストメールもその前から多数届いています。 …アダルトサイトのメールが届くたびに、「私は女だっ!」と思ったり(でも、ネットの知り合い(男性)に「男だと思ってた」と言われた事があります。笑)。 そのうちフィッシングメールも届くのかもしれませんね(苦笑)。 皆様もウイルス対策にご注意を。
2005/05/10
「腹を括るしかない」 閉じ篭って、考える振りして自分のことを悲劇ぶっていた。「僕は可哀想なんかじゃない」 自分は不幸ではないことを、決断から逃げているだけであることを。 次郎は、『親父』と『ガキ』から諭されたのだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 四話になり、ようやく主人公の成長の兆しが見え始めましたね。 それも『子供から教えられる』ことで、彼の視野も広がり始めたのが印象的です。 私は『一度完成した大人が、ぶっ壊れて再生する』お話がすごく好きだったりします。 この四話ラストの次郎の表情に、”崩壊前と再生後のふり幅がとんでもなく大きい”ことを確信しました。 最終回にはとんでもなく魅力的な次郎と、役者『木村拓哉』に出会える予感がますます強まっています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回、少年が次郎の部屋に駆け込んだのも偶然では無いでしょうね。 “彼なら、非干渉だ”、“彼なら他の人に言ったりしない” …そう思ったから彼の部屋に押しかけたのだと思います。 少年を救う本当の言葉を投げかけたのは園長でした。 しかしその言葉を受け止め、自分の中から答えを出すには次郎が必要でした。 同じ境遇にいる次郎という存在に、少年は心を開きます。そして開いた心を自分で覗き込むことで、答えを再確認します。同じ境遇の人間に対してなら、言葉にすることができたのです。 次郎の迷う心と少年の心の描く円が重なり合ったからこそ、少年は答えを言葉という”形”にすることができたのです。 一度”形”にしてしまえば、少年は迷わずにそれを周りにも伝えることができました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次郎もまた、心の重なり合う部分を覗き込みます。 これまでの回と違い、今度は次郎がその”重なる部分”から少年の視点を通して、答えを教えてもらうのです。 その展開を、私はすごく新鮮に感じました。 また”少年から答えを教えてもらう”という事実に、彼は自分でも驚きます。 ”子供に構うこと”をめんどくさがっていたのに、それはめんどくさいだけではないのだと思い直すのです。 彼は少年や周りの子供達の存在を、自分の意識の中に受け入れ始めました。 これまで”一人前の他人”と見ていた子供を、”一人前の身内”として認識し始めるのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 車を加速すると、運転する人間の視野はどこまでも狭くなると言います。 夢を追いかけるために加速し続けた次郎は、”ヘルメットと速度”の影響以上に、はるかに視野を狭めていたようです。 海外で解雇されたのは、”ファースト・ドライバーを殴った”とか”命令を無視した”とか、そんな理由だけでもないようですね。 その事実を一之瀬監督は見抜き、一旦加速することを止めさせ、ヘルメットを脱いで周りを見渡すことを強要したのですね。(第二話のエンストのシーンは、この複線だったのか) そして立ち止まることで、次郎はまず「チーム全員で、一つの車を走らせる」のだという単純な事実を再認識します。 ”彼の過去の栄光も全員で勝ち取ったのであり、メカニックとして再び栄光を得ることも、また一つの方法だ”という事実を。 …井上由美子さんが描く『大人』はほんとに渋いですよね。今回は監督に惚れそうです(←前回、香田(『GOOD LUCK』で堤真一さんが演じた操縦士)に惚れ倒した管理人)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次郎が子供達に『車が何故走るのか』を話すシーンがあります。 それは”彼が子供達の存在を認め、自分から心の円を広げ、重ねようとする”無意識の行動だったのかもしれませんね。 確かに彼は変わりつつあります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 元一郎もまた、葛藤を始めます。 彼は”プロである”という誇りで、自分を守っています。 子供と接して磨り減ろうとする心を、その誇りを庇ってきたのです。 しかし、その”プロとしてのやり方”が間違っていた場合、彼を守るものが無くなります。 次郎の存在は”彼のやり方”の正当性を脅かすものでした。 そのことに対する恐怖を苛立ちで表します。 彼は決して間違ってはいません。ですが、次郎のように”子供と大人としての垣根”を取り払うことができないだけなのです。 そのことに気づく第一歩を、元一郎もまた歩み出したのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 厭わしいだけだと思っていた『ガキ』達が、自分を救ってくれた。 それを受け入れたとき、彼は子供の存在を受け止め始める。 なぞる様にただ並行していただけの、彼と子供達の世界が、この時を境に重なり始め――――。 彼は、子供とともに”再生”を始める。
2005/05/09
<ビストロ> 『ほうじ茶のアイス&抹茶シャーベット』 私は昔、ほうじ茶のソフトクリームを注文して、知り合いから色眼鏡で見られたことがあります。 ほうじ茶のアイスはほんとに、香ばしくって美味しいんです(カフェイン中毒者による心の叫び)。 試食前の木村君は、ちょっぴり気合の入り方が違った気がします。 香取君の漫談は上手かったですね。瞬発力が必要な芸に対して、彼の力は遺憾なく発揮されますよね。 <稲小路きみまろ> カツラをここまでネタにできるのは、ご本人が率先してネタを使っているからか。 稲垣君の物まねもしっかりはまっていましたし、漫談と”回転”という波状的な攻撃に笑わせていただきました。 でも、一番の破壊的な笑いはその後の『ホストクラブヒカル』との合わせ技でした(お腹、痙攣中)。<カツケンin『恋におちたら』> あんな集団が職場にいたら、絶対に怖いっ(笑)! あの集団のためにリハを繰り返すスタッフも怖いですが(再笑)。 しかし、四話のお遊びシーンがすべて『スマスマ』への前振りだったとは思いませんでした。 おかげで私の頭の中の何かが吹っ飛んで行くのを感じました(笑)。>「この空気で(そのシリアスが)よくできるね」 多少動揺していても現場では島男が”下りている”ですね。 …他の理由として”『フードファイト』で、無茶な状況下でのヒーロー演技に慣れた”とか、”『ぷっすま』のビビリ王選手権で、無理矢理演技を続けるコツを覚えた”とか、諸説ありますが(苦笑)。 それでもやっぱり、集中力がすごいですよね。 共演者の皆様もノリがよくて楽しかったです。<Respect70'> 中居君、やはり野球からネタを持ってきますか(笑)。 私自身は70,80年代の歌はあまり分からないのですが(…『あんた、モノクロの鉄腕アトム世代じゃないのか』と言った方、出て来い。笑)、それでも馴染みのある曲なのでしっかり聴く事ができました。 男性が女性の心情を歌い上げるこの曲を、全員そつなく唄いこなしてしまうSMAPがすごいです。感情の込め方が見事に反映されていて、驚きました。
2005/05/09
『Feather Folk's Story』第七章、 『フードファイト倫敦死闘編』第二章をUPしました。 素材サイトを一件リンクさせていただきました。 ケディちゃんの誕生日連作を書くのと同時に、中途半端になっていた二本を区切りまで書き上げちゃいました。 …突貫工事を行った、とも言う(←無茶するなぁ、自分)。 『フードファイト』では物語が動き始め、『FFS』では一つの結論がでます。『FFS』は次が最終回です。 おかげでケディちゃんの小説も仕上がりました。恐れていた某日も無事に過ぎ、記述の書き直しをせずに済みそうです。 こちらは6月1日にUP予定です。お楽しみに。 『恋おち』4話の感想はもう少しお待ちください。
2005/05/06
意味も分からず、呟く。「頑張れ」 いつも、誰かに後始末を押し付けることで、ずっと生きてきた主人公。 そのことが罪であることを、彼はいつか知るのだろうか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回は多少、辛口かもしれません。 ですが、今後に期待しているからこそだと、ご容赦&ご理解ください。 予め、多少のネタバレはネットで踏んで(目にして)いたのですが、それでも。 カッコーン(顎が外れる音)。 この展開はぶっとびました。 いや。『仮面ライ○ー剣』”たこ焼き強化ギブス”の回という、伝説になった迷走に比べれば、まだ生易しいですけどね(『剣』の中盤での迷走はすさまじかった…)。 いっそテレビ○京の『ヴィー○ス・エンジェル』の”癒しエキス投入・ワクチンDVD”を越える方向転換…ガスッ(←管理人、『ヴィーエン』の出演者ファンにぶん殴られる)。 閑話休題(それはさておき)。 ”『設定のリアル』より『感情のリアル』を優先せよ(『久美沙織の新人賞の取り方教えます』徳間書店 より)”が、私がドラマに求めるものだったりするのですが、その点でちょっときつい部分がありました。 ”母親が亡くなり、そのことを繰り返したくない”から、会社で成功したい主人公。なのに妹の怪我で飛び出したことを躊躇い無く、”馬鹿な事”と言い切るシーンには無理があったと思うんです。 むしろ”金持ちになって大切な人を守る力を得る”という信念と、”大切な人を犠牲にしなくては、金は得られないのか”という矛盾に苦悩する姿を、もっと脚本の中に書き込んで欲しかったですね。 そして物語の障害であるミケーレの心情に、主人公がまったくノータッチで解決してしまいます。余分なお遊びや説明口調の台詞を削って、主人公とミケーレの心を中盤で絡ませる工夫が欲しかったです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ただこれまでにも指摘している主人公の『始末は全て他人任せ』という悪癖は、再び最悪の形で現れます。 大事なことを全て押し任せ、挙句に後先考えずにぶっ壊すという…(頭痛)。 この甘えで主人公は人生を二回も失敗してます。 でも今回は自分の不幸ではなく、他人の不幸として降りかかるのです。 高柳の非情さと島男の無神経な甘えは、人を傷つけるには充分な重さがあると思います。 周りからも思いっきり批難されていますしね。 今回の事で少しは反省してくれればいいのですが、こういうタイプに限って”成功すれば反省なんてしない”ことが多いと思われます(激しい頭痛)。 主人公、あなたの最大の欠点にして、不幸の源泉は金儲けの才ではなく”甘え”です…。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回の『ネットOnlyの音楽配信』。…『Song of X'smap』の悲喜交々を思い出してしまいました…。 これからも、芸能はネットをしていない人間にも優しくあって欲しいです(願)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ラストにおける桐野の台詞は『この段階で命題を明らかにしちゃうの!?』と驚きました。 脚本家のブログ(現在閉鎖中)の記述では”ドラマの製作発表時点で三話の脚本を書いている”とあったはず。そして『ホリエモン事件』が発覚したのがこの直後です。 どうしてもその影響からなのか、島男のやり方を全面的に持ち上げる形になっちゃってるのです。 それに命題を長台詞で語らせるのはスマートではないですよね。…”無理矢理挿入させられたのか”、と勘ぐってしまいます。 対決物の魅力は”どちらもが正しい”という点にあります。二話まではちゃんとその点を遵守していました。だからこそ面白かった部分があります。 ところがここにきて、”命題が捻じ曲げられた”感を拭えないのです。 ライブドアとの和解が、その方向を修正するきっかけになればと思います。 …脚本家さん、その時こそ頑張ってください。応援しています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回最大のお遊びは『椿姫』ですよね。 (草なぎ君は『椿姫』をモチーフとした朗読劇を行い、そして『僕の生きる道』でその挿入歌を歌い上げた)。 それは思わず受けてしまいました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「彼は”混沌”を生み出し…」 ”最初に混沌ありき、そこより陰と陽に分かれて世界は生み出される”。 そんな神話がある。 対極の概念―高柳の価値観、島男の倫理観―は、混沌の中で何を引き裂き、何を生み出すと言うのだろう。 その一方で島男の甘えは、どこまでも根が深く、まだ正される兆候は無い…。
2005/05/05
私が原作で一番好きな話は『Wicth Hunt』です。 そのクライマックスで、アベルがエリスに諭す言葉(『トリニティ・ブラッドRage Against The Moons フロム・ジ・エンパイア』P113-117)は、胸を打ちました。 その言葉は、”私はこの作品と主人公に付いていく”と決意させるだけのものがありました。(『草なぎ剛君がヒーローをやるなら、”癒し系”と”狂気”と”喜劇”と”どシリアス”を併せ持つこの路線しか無いっ』と私に確信させたいうのは余談です。…次のドラマでは是非、こんなキャラを(切望)。 そして某デカグリーンにはまった理由が、アベルと似たものを感じたから、というのも秘密です。) 今回、カットされた部分がその、”アベルが贖罪の決意を語る”シーンでした(滂沱の涙)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回でストーリーやキャラの改変には、もう慣れました。こういうものなのだな、と割り切っています。 むしろ、これから原作を手に取られたほうが、新鮮な驚きが待っているはず。逆に窓口としては最適かもしれませんね。 背景画像や、音楽はいいんですよね。後は細かい特殊効果の処理(弾幕の埃とか)とストーリーのテンポが課題かな。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アニメで興味を持たれた方、ぜひ小説を手に取り、物語の背景に触れてみてください。 絶対後悔をさせません。
2005/05/05
親は選べない。だから覚悟を決めろ。 主人公は少年の痛みを心に刻みながら、言葉を叩きつける。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ カウンセリングとは、人の心に耳を傾けること。 だから人は皆、隣人のカウンセラーになることができます。 ですが、カウンセリングは他人の心を覗くと同時に、その痛みを曝け出し、共有し、本人に向き合わせる作業でもあります。 故にカウンセリングは危険を伴います。深く潜りすぎることで本人を追い詰め、カウンセリングを行った人間にも深い傷を負わせることもあるのです。 次郎が第二回、第三回で少年少女と話し合ったのは、まさにカウンセリングと言えます。 前回は彼自身が昔乗り越えた出来事であり、彼自身は傷つくことは全くありませんでした。しかし、今回は彼にも未知の出来事です。 彼と朋美はそれでも少年の言葉に向き合いました。 朋美は”逃げること”を許容し、次郎は”逃げること”に向き合わせました。 …どちらが正解だったのか、私には分かりません。ドラマの展開はあくまで結果オーライにしか過ぎないのですから。 少年を諭すとき、次郎ははっきりと少年の心の痛みを共有していました。少年の心と自分の心を重ねあわせ、その共有部分の痛みを、彼も一緒に支えたのです。そうやって始めて、少年は次郎の価値観から自分の痛みと向き合ったのです。 次郎は、少年の心の痛みから目を逸らしませんでした。動機はさて置き、彼は自分の死生観を持って、その痛みを乗り越えたのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第三回になり、次郎の『レース』という価値観が彼の”死生観”にまで昇華されているのがはっきりしてきました。 確固たる”死生観”を持つ人間は、ある意味では強いです。そこに子供と同じ感性を併せ持てば、子供に対するカウンセラーとしても優秀かもしれません。 ですが普段の次郎は、子供に対して無神経を貫き通しますからね(苦笑)。確かに元一郎の忠告も分からないでもない。 それに、彼がこれまで子供の言葉に耳を傾けたのは二度だけです。それも、次郎本人の心と向き合うためでした。 これがどう変化していく―大人になる―のか、それがこれからの楽しみです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ レース場でのライバルとのやり取りは…まあ、どっちもどっちです。 『解雇された理由』が理由であり、次郎に反省の色が無いですしね。挑発されても言い返す権利は無いぞ、次郎。 これから社会人としてどう大人になるんだろう…。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ レース場では、次郎のレーサー姿や『命を掛ける』という言葉にピンと来ていなかった朋美。 彼女はまだ、自分の中の倫理観で凝り固まり、他人の考えを受け入れる余地がありません。 彼女が”自分とは全く異なるが、自分以上に確固たる死生観”に触れるとき、どう変化していくのか。こちらの変化も楽しみです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 己の”死生観”に支えられ、他人の痛みをも背負う主人公。 彼はその先に何を見出すというのだろう。
2005/05/02
今回はビストロ総集編。 木村君がさり気に『フードファイト』という言葉を使ってくれたことは、個人的にすごく嬉しかったです(九太郎の声優の中で、ドラマはまだ生きてます)。草なぎ君も満の中の爆弾が気になってるようですし(TV誌でのコメント)。日本テレビ様、続編ドラマ化しませんか(←局が違います)。 SMAPは序盤から小芝居。中居君の「タクヤ」発言といい、遊んでますね(微笑)。「空気読めよ」の発言に『ネタで落とせってことだな』と笑っているのが印象的です。 木村君はいきなり本格的な料理を作り、この後の方向性を決めた気がします(←明らかに腹に堪えるって)。 スパゲティに対してのんきに『美味い』を連発する草なぎ君も微笑ましかったです。 稲垣君の作る軍艦巻きの三本目に、彼の中の韓国料理ブームを垣間見た気がします。 慎吾君はラストの自虐ネタが印象に残りました(汗)。冷静に言えるのが、いいことなのか、悪いことなのか(悩)。 余談。「ぺ、来て欲しいね」 むしろ私としては『法曹界のヨン様』こと、橋下徹弁護士(月曜いいともレギュラー)に来て欲しいです(←母も初見で「ヨン様そっくり」と言い切った)。 『たかじんのムハハ』(関西テレビ。ローカル番組)や『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ。やはりローカル番組)とか見ていると、”主張はするが、言い包めをしないフェアな討論”で好感を持ちます。 でも彼なら、『SMAP内告発裁判』みたいなコーナーの方に来てもらったほうがいいかもしれませんね(笑)。
2005/05/02
『恋におちたら - 僕の成功の秘密』第三回の感想を4月28日の日記にUPしました。(こちら)
2005/05/01
ドラマの感想がいきなり遅れ始めている管理人です(おひ)。 その理由は一つ。 ただ今、誕生日企画用の連作を準備中なのです。 Keddyの誕生日(6/8)から始めるつもりなのですが、時間が無いと焦っております。 今回の作品の目標は『設定が少ない』『戦闘や情報収集が無い』『さらっと読める短編』の三点。 …実は、『FFS』『LOST HEART』『鬼塊術局』と、戦闘シーンを立て続けに書きすぎまして。 精神的にほのぼのを求めているからです。 その割には時事ネタが入ってくるのは、許してください。(ケディの実家は…(ネタバレ)ですから、避けて通れない) 今回はハイ・ファンタジー(異世界物)では無く、ロー・ファンタジー(現実に、異なる物理法則が侵入する物)です。 それも、現実のSMAPやケディ・ジニー話の予定。 …大丈夫なのか、自分。 また、ウェブ拍手も置いてみようかな…と考えています。 さすがに設置は、ドラマ全話の感想が全部上がってからですが(汗)。 おみくじみたいなものだから、楽しもうと思っています。 とにかく頑張れ、自分。
2005/04/30
仕事は金を-”力”-を生み出す。 生きるため、大切なものを守るための”力”を。 主人公も、高柳も”力”を求める。 だが。仕事に”力”ではなく、”矜持”を見出す者もいるのだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にぽたん研究所さまより、これまでのツッコミ追加です。 細かいディティールはこちらでどうぞ。まぁもちつけ漢は、時に潔く謝ることも必要だと思うお待ちどうさま、第三話です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「あなたとは違う世界」 …自分と相手を勝手に型にはめる人間は、本気で嫌いなのですが(怒)。 確かに前回、「あなたはそれでいい」と言われた後、『でも私はあなたと正反対の人が好き』という態度に出られました。でもその妬き方は大人げが無いです。 …その言い方は、人として問題があると思う。 ダメだと思ったら拒絶して、それでも優しくされるといきなりニマっと笑って甘える島男。思わず、不安になりました(←おい)。 前回の課題が、丸投げされている気がするのですが(滝汗)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 仕事は金を生み出すために行うものです。 その考えは、ある側面では間違ってはいないでしょう。 だけど、それと同時に、仕事の中に矜持(自分自身への誇り)を見出す人もいます。矜持とともに、その責任を引き受ける人がいます。 ドラマの中では、彼らの矜持を支える庭園や味。 仕事の中に矜持を見出したとき、その仕事はどこまでも輝きます。逆に、矜持を失えば仕事の輝きは激減するのです。 私がそう思う理由の一つは、”矜持”を持って『人の命』という責任を背負う人が私の周りにいるからかもしれません。”矜持”無しに、その責任は背負えないのだろうと感じます。。 もう一つは、仕事をしているSMAPやジニーの表情に”矜持”と、それに伴う責任感を何度も見つけるからでしょうね。ケディもその仕事の方向性に、”矜持”を感じます。その度に、彼ら彼女らに何度も惚れ直してきたからかもしれません。 高柳はそのことを理解せず、島男は時間をかけてそれを理解しました。 島男がそれを理解できたのは、彼の”甘え”も一因だろうと思います。知りたいという欲求のために会社を休み、和菓子屋に飛び込んだりするのは、”甘え”が無ければできません。 でも和菓子を”量産できない”ことを否定しないのは、彼が”弱さ”を否定しないからです。 彼は”金を稼がない”こと、”量産しない”ということの”弱さ”を受け入れました。その向こうにある”矜持”と、それに支えられた”味”という”力”を認めたのです。 逆に高柳は”庭に固執する”相手を、”弱さ”にしがみ付いているだけと嘲笑します。 ”弱さ”の向こうにある、”矜持に繋がる強さ”を否定します。そして”矜持に繋がる強さ”を金という”力”でねじ伏せます。そして”矜持に繋がる強さ”そのものを失うのです。 彼の中に残ったのは、(一時期騒がれた言葉をあえて使えば)”焦土”でした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 高柳が”焦土”を手に入れたとき、島男はそのままの”価値”を手に入れます。 それは高柳にはできなかったこと。そしてその手法も、彼には理解できないものです。 高柳の常識の中に、”異物”が入り込んだ瞬間でした。 それは彼の価値観や理性を壊す危険性を示していました。 高柳の”戯れに壊せる玩具”から、”調伏すべき敵”へと変わった瞬間でした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 強さだけを振り回し、”弱さ”を認めない者。 弱さの中だけで生きようとする者。 まだ二人はその平行線の中で生きる。 ”矜持”を認める弱さ、”矜持”ごと押しつぶす強さ。 どちらが正しいとは、まだ言えず。 ”強さ”と”弱さ”の両方を受け入れる気配は、まだ、無い。
2005/04/28
クルースニク。―北欧の伝承より。吸血鬼より、人間や家畜を守る守護者。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ とうとう、始まりました。『トリニティ・ブラッド』TVアニメシリーズ! …読みきりとしての初出典時の感動が、まざまざと思い出されます。 本当にアニメになるなんて思わなかったです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回のアニメに関して、放送前から『製作会社から考えて、原作からの大幅改変は覚悟して置くように』と言われていました。 勿論、原作の怒涛の設定や描写書き込みが半端ではなく、それを忠実に映像化するのは不可能と分かっていました。 …でも、”ここをカットしたら物語が成り立たないだろう(涙)?”といい部分まで削られるとは思いませんでした。 さすがに、『目の前で人を惨殺されたジェシカが、パニックと恐怖を乗り越える』シーンをカットしたらヤバイ(滝汗)。感情移入すべきゲストキャラが、人格崩壊者に見えてしまいますよ。 それに、原作の『ジェシカの母と”弟”』の設定を削ったら、物語の”胆”が消えてしまいますよ。 その他にも、笑いを取るべき『紅茶』シーンが淡白に描かれたのが残念。ここは後半の主人公の心情に繋がるのに…。 次回の『Witch Hunt』(管理人が最も好きな話。次点は『NEVERLAND』)がどう描かれるのか、今から怖くも有り、楽しみでもあります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アベルが計算してボケてる描写はすごく好きです。しかしこの辺りも描写が削られてしまいました。単なる”眼鏡外したらすごいんです”お兄さんになってしまったのが残念。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 追記。 『マスターコードのRAMでロックされたコンピューターを、”マニュアルなしの打ち込み”で復旧させる』シーン。「これ、鈴木島男なら、同じことができるんじゃないか?」と思った私は重度『恋におちたら』(フジテレビ系。木曜10時放送中)信者でもあるようです…(←やはりか)。
2005/04/28
<ビストロ>「茉莉花(ジャスミン)茶のプリン、食べたいっ…」 ブラウン管の前で飢えている管理人は放っておいて。 中居君、ラストに何を吹き込んでるんですかっ。 外国人ゲストのときは、SMAPの皆がめちゃくちゃ吹き込んじゃいますが、今回は特に吹き出しました(笑)。 草なぎ君は「あんた日本のドラマだけじゃなくって、韓国まで行って何してるの!」と突っ込まれてましたね。 そんな『実はこっそり、仕事にハングリー』な剛君が好きです。 香取君の似非チョナンカンは、すごく懐かしく感じました。しかし、草なぎ君との体格差はやっぱりすごいですよね。 (以降はSMAPには直接関係無い話なので、反転させてお読みください。 どちらかといえばチェヨンやケディ絡みなので、読み飛ばして下さって構いません。 奇しくもこの時期に韓国からのゲスト、ということにドキドキしながら観てしまいました。 反日活動の激しい韓国では、芸能人の公式HPにも波紋が広がっているようです。 私が応援するチェヨンは”日本で先にデビューした親日派”を公言していたので、今回の事件でも”竹島”に言及せざるを得ない状況に追い詰められてしまいました。 (でも、こっそり”日本でのユニット写真をメンバーの愛称付きでUP”しているのが、彼女の本音だと私も信じています。) 反日活動は確かにあるけれど、今回、サンウ氏は日本に来てくれました。彼をはじめとする一部の韓国芸能が、反日を越えて来てくれた、そう思いました。 ”日中韓の芸能は、政治と独立して国境を越えるべき”、という私の考え(あるいは願い)がまた強くなりました。)<織田信中> メイクのキモさ(笑)など、またシュールな世界が増えたのを実感しました。 今回は”紹介編”にあたるようですね。ここからどこまで弾けられるのかを、怖いもの見たさ(←いろんな意味で)で期待します。<Host Club ”ヒカル”> その”五字切り”はないでしょう、優雅(笑)。 やっとホストクラブ版”パラパラ”が見れました(←前回録画事故を引き起こした)。 ラメを散りばめたような画面の中、踊るヒカルと優雅がすごくかっこよかったです。 心なしか優雅が緊張していたようにも感じました(何故?)。<自転車男> 前回よりはHPの書き込みが大人しくなっていた気がしますね。 あの突撃する自転車の合成シーンが、妙にツボに入ってます(笑)。 自転車男の好きなヒロイン、強いですね(←自転車男が弱すぎという説も有る)。一体何者なんだろう…。 <カツケンサンバ> 真島先生をゲストに迎えることで”現実”を飲み干そうとする、”シュール”の大暴走っぷりにお腹が捩れそうに痛いです。 草なぎ君も真島先生を観た途端に『この状況で笑うのを堪えろって!? 無理だっての!』と言いたげな表情を浮かべてましたよね。 コントと割り切り、マジーというキャラに徹した真島先生の潔さに感服です。 マジーとカツケンの、あまりに息のあったアドリブの応酬も素晴らしかったです。 まだお腹が痛い…。<エンディング・トーク> 草なぎ君は相変わらず破壊力のある絵ですが(褒め言葉)、それに劣らないほどの中居君、稲垣君の絵にも爆笑しました。 香取君はパラパラ漫画。 木村君は「ここまで上手かったっけ(感嘆)」というほど似ていました。アニメ調のイラスト、ということから驚きでしたが、それも木村君らしいかも…と思ってしまいました(こういう絵柄は大好き)。(余談ですが、香取君の今の髪型はかなり好きです。)
2005/04/25
「何言ったんですか?」 答えられる訳が無い。 彼は”言った”のではなく、聞いたのだから―――。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昔、『フードファイト』に出てくるお嬢様ボランティアの『田村麻奈美』が苦手でした。 今でこそ愛すべきキャラクターですが、当時は”自分の倫理観で全てを推し量る”というところにドン引きしちゃったんですよね。 …が、今回の保育士『朋美』はその『麻奈美』を、悪い意味で超えちゃうキャラクターだったんですよ(滝汗)。 ”子供の言葉を聞こうとしない。” ”自分の育った環境での常識が、相手に全て当てはまると考えている。” これが二人の共通項です(←待て、それだけは)。 同じ行動パターンに、更なる行動力を備えた『朋美』。 園長の『話し合ってから決めよう』という言葉も無視し、強硬手段にでるところが怖いです(汗)。 これからの精神的な成長を望みます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人の心は円に例えられます。 算数の『便図』のように円の重なり合う面積しか、人間は他人も自分も理解することができない。そう解説されています。 このとき、自分の意見を押し通そうとすれば、相手は身を引き、円の重なる部分も減少すると言われているのです。 朋美はその”心の円”を重ね合わせる方法を知らず、相手の気持ちも知ることも出来なかったのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次郎もまた、子供達とは間逆の方向で、人間関係に破綻をきたしています。 それは”世間”への無条件の甘えと言うべきかもしれません。もちろんそれは、子供達に向き合う上で間違っているであろう部分も多々あります。 ですが、それは思わぬ方向で施設の事件を解決に向かわせます。 彼は少女も朋美も平等に扱います。そして無条件に助けを求め、感謝を言います。 そして、少女の心に自分からは決して踏み込んでいきません。 実は、”カウンセリング”としてはそれは重要なことだったりします。 ”次郎は決して根掘り葉掘り聞かない、そして第三者の位置を守ってくれる”と感じた少女は少しずつ言葉を洩らし出します。 会話をすることで、次郎の”心の円”と少女の”心の円”が重なり合うのです。「別に(世間に)隠すことじゃねーし」 彼女は彼の考え方に触れ、そこから”世間”を見ます。それは彼女の見続けていたはずの”世間”とは違い、”親のいない”自分の居場所を許容していました。 『世の中は不公平だけど、それは”ずる”じゃない』 彼女は”彼の視点”を借りて、自分の心の中を省み、自分の思いを整理し、そう再認識したんですね。 ”世間”に対する無条件の受容を信じる次郎の存在は、”世間”を拒絶して自分を守ろうとした少女の心に風穴を開けたんです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 彼女の心自身は、決して何も変わっていません。 ただ、自分の気持ちに素直に向き合えるようになっただけです。 同時に、彼女は自分が朋美に反発するのは”おせっかい”に対してではなく、”引き離される”ことに対してだとも気づきます。 そのことさえ解決してしまえば、朋美の”おせっかい”も受け入れられると分かったんですね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次郎もまた、少女との会話で自分の心を覗き込みます。 昼間、苛立ちをぶつけた親指を眺め、その肉体的・精神的な痛みを思い出します。そして少女の心の痛みと重ねあわせ、自分も同じ立場にいることを思い出すのです。 そこから逃げ出さないために、彼は自分と少女の両方を奮い立たせます。「お前だけのレース」 それは、彼も少女も立ち向かっているものは同じ事だと、言う意味。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・親指の痛みが、彼自身の痛みを呼び起こす。 次郎と少女は言葉で自分達の心を重ねあわせ、自分の心から答えを導き出す。
2005/04/25
SMAPのファンサイト一件、ケディのファンサイトを一件追加しました。 どちらも本当に素敵なサイトです。 ぜひ、訪れてみてください。
2005/04/25
前回の『恋におちたら』第二回感想を加筆修正しました。
2005/04/23
ケディの新しいTV番組、それも司会が決まりました!”5月1日より上海で放送、「東京流行」(番組名は変更の可能性あり)”です。(詳細は他ケディファンサイト参照) その瞬間、私の爪先から脳天まで期待と不安が螺旋を巻いて全力疾走していきました。(←…って、過剰心配してどーするんだ、この超過保護ファンっ!) 確かに今、中国では反日活動真っ只中。 そんな中で日本ブランドの洋服の広告に出たり、日本の芸能事務所に籍を置いている彼女がどんな立場かは分かりません。 それでも、こんな状況下で『日本』を取り上げる番組に出るケディ。 その肝の据わり方や、日本に関わってくれようとする彼女に対し、私は”ファンであること”を嬉しく思うし、誇りに思います。 願わくは、放送日までに反日活動鎮静の目途が立っていますように。 …できれば日本のCSかBSで、放送されるとなお嬉しいです。
2005/04/22
『恋におちたら』2-己が弱さを”優しさ”と偽って- 自分の能力なら、助けられると思った。 それは偽善か、それとも傲慢か。 彼は自らの”力”と”信念”を過信し、そして己自身の陥穽に落ちていく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 一話の感想の後、BlogではIT関係者からの怒涛のツッコミが入っています。 中には毒が過ぎるのもあるんですが(ネットサーフィンするならご注意を)、以下のブログは参考になるかと思います。 にぽたん研究所さまよりドラマに見る「緊急対応」に対する一般的イメージ鈴木島男に学ぶ ウィルス撃退法恋にヲチたら~いや、ですから、おなかいっぱいですってば (棒読み)~第二話いっときやす。 本業の方は、ツッコミが鋭いです。 これをみると、『鈴木島男』は『井原満』以上の超人のようです(そ、そーだったんですか…。汗)。 そしてこちらは、脚本家さんが昔に書かれたドラマのファンの方のもの。無駄な事なんて一つも無いんだよ。 - 「恋におちたら~僕の成功の秘密~」 …佐藤志麻子さんって本来、山崎淳也さんと同じ『ド級ツッコミ系ドラマ』を書く方なのでしょうか(汗)。 …『大人のファンタジー』(フジ広報部の宣伝文句。『恋おち』の他、『スタアの恋』・『…と呼ばれた男』シリーズも該当する)とは、まさかツッコミ系ドラマの隠喩じゃないですよね(汗)。 それと、”SMAPファン向け、草なぎ君の過去のお仕事のセルフパロ”もかなり散りばめられている模様です。 第一話の【高柳徹】、【楽勝です】は『僕と彼女と彼女の生きる道』と映画『メッセンジャー』。 第二話は【プロムシュート(ハム)】、【リュック】などが『スタアの恋』『いいひと。』。 来週予告の【住む世界が違う】は『スタアの恋』の最重要キーワードです。 他にもポコポコ隠れているようです。 …マニアックな楽しみに、違う意味ではまってしまうかもしれません…。 取り合えず、以降はドラマの展開や演出に対する突っ込みは他に譲ることにします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ようやく自分のプログラマーとしての”力”を振るうことを受け入れた主人公。 彼は”自分のやり方”という誇りを持って振るい始めます。 もちろん、彼が『切り捨てる』ということ以外の選択肢を模索したことは、いいことだと思います。 一人一人の弱者が足掻くのを手伝うことは、正しいことですよね。 誰かを切り捨てるのではなく、潜在的な能力を引き出して導こうとするのは、経営者として必要な能力だと思います。 自分の能力を信じ、道を切り開く彼に、(ようやく彼が動き始めた)そう、私も思ったんです。 前回までの感想から、これが彼の課題と考えていました。 でも彼の問題は、実は他のところにあるようでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主人公の行為は、遙か『上に立つ』立場で無ければ、正しかったのかもしれません。 彼は自分の能力を信じています。でもその"力"の方向性を与えるべき信念が間違っているとしたら? 高柳は、その信念―優しさ―は偽りだと指摘します。『”自分の甘えや弱さ”を優しさと思い込み、自己正当化してるだけだ。 一人に対する甘さは、他の多大なる人への被害となる。 犠牲を決断し、その苦しみを己に負うことこそ、関係者全員に対する、本当の誠意だ』と。 確かに彼は”自分や会社の周りを見渡すこと”を、過去に二度放棄しています。 それこそが彼の甘さです。それを見ないで走ることを”優しさ”にカモフラージュしているんです。 それを他人に丸投げして、その甘さのツケを支払っているのですから。 その時に砕かれた”信念”の欠片が、また細かく砕かれていくのを感じました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主人公はSEとしては最高であり、ある意味で完成しています。 人に使われ、求められることを応えるだけなら、100%の成功を収めるでしょう。 だから、この回で挫折し、SEに転向しても物語は完結してしまうでしょうね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ”自分の甘えや弱さ”が通じない相手には、島男は強烈な拒絶を示すようです(次回予告より)。 それは主人公の”優しさ”が、本当の優しさで無いからなのでしょうか。 間違った”信念”が、彼の力を正しい方向に振るわせるはずがありません。 だからこそ、彼は空回りをした挙句、力尽きたのだと感じました。 でも私はこうも思うのです。 自分の弱さや甘さを自覚したとき、初めて他人の弱さを自覚できるのだと。 そして他人の弱さを、ただ一人で庇おうとするとき、強くなれるのだとも。 彼にはまだ、本気で庇うつもりはないと感じました。 周りが自分の弱さを助けてくれる、認めてくれるから――だから、動いたというのが伝わってくるんです。 そして、そのバックアップを他人に任せっぱなしにしています。 ”他人を助ける”つもりで”自分の弱さ”を他人に押し付けている。 彼にはただ一人で、全ての責任を負う覚悟がまだ無いと思います。 こんな彼が本当に変われるのか、正直な気持ちでは不安です。 これからの物語に期待しようと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回はCGは善戦していたと思いました。 プログラムの構築というのは、はっきり言って素人には『?』の連続です。 その進行をなんとか見せようとしているのが分かります。(難易度は前回以上だと思うのですが、そこは頑張ったと思います)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『僕なりのやり方』に秘められた陥穽。偽りの優しさ。 それは彼の限界でもある。 今はまだ、それを自覚せぬまま、過去の”信念”と”力”に飲まれたまま、進むだけ―――。
2005/04/21
「ペットか?」 ”懐かないから捨てる”、そんな里親に園長が食いかかる。 人と関わるということは、好意や思いやりだけではどうしようもないのかもしれない。 ”誰かに居場所を与える”ということは、苦しみや悲しみをひっくるめて”許容”するだけの覚悟が必要なのだ。 物語の舞台には、”引き受けられず”に親の手から零れ落ちた少年少女たちが集まっている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 井上由美子さんの脚本は『GOOD LUCK!』しかり、『白い巨塔』最終回しかり、いつも一本筋が通っていて、がっしりと心を掴まれます。 『GOOD LUCK!』では、”命を預かる仕事に対する矜持と責任のとり方”が、物語の土台を支えていました。 そして今回のドラマは”他者への拒絶、他者への許容”だと、感じています。 今回の次郎はまさに”父親との人間関係”、”職場での人間関係”に破綻をきたしているキャラクターです。 そして子供達もまた、誰にもその存在を許容されず、自分もまた”拒絶する側”に回って身を守ろうとしています。 その一方で”許容”しようとする側にも、少し問題があります。 つまり”ただ優しさや愛情だけで子供達を受け入れようとするお嬢様”と、”仕事と割り切って子供を受け入れようとする男性保育士”の二人です。(「かわいいと思いますか?」の一言で、見事に態度を表していましたね。) ”次郎”の登場で子供達だけではなく、この二人の大人たちにどんな変化が訪れるのか、それも楽しみです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 木村君の役はこれまでの役柄に、熱さと子供っぽさを加えた感じです。 でもそれを”変な顔”や”終わってる”などの『ダサさ』として演出するところに、これまでのドラマとは違う新鮮さを感じました。”仕事に対する責任放棄の勘違いプライドで、見事解雇。 昔の彼女(しかも嫌がってることに気づかない)にキスを迫り。 挙句、恩師や昔の仲間に『終わってる』と切り捨てられる。” 『ダサい』以前に、社会人失格の主人公(しかも、反省の色まったく無し)。 これを見事にダサく演じてるんですよ(褒め言葉)。 『ませた子供』は大人を『ダサい』と切り捨てるのに躊躇は無いので(←それはそれで問題だが)、これからもどんどん次郎を切り捨ててくれるでしょう。 木村君が演じると『ダサいのにかっこいい』となりかねないのが、これからの課題かもしれません。 ここは、木村君の踏ん張りと、視聴者にこびない製作スタッフの姿勢と、演出・脚本家の勇気に期待しています。 次郎が人間的に対人関係能力を成長させると同時に、これまでと全く質の違う木村君の可能性や魅力を引き出してくれるんじゃないのか。 そんな予感がします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 重度の『フードファイト(以降『FF』)』(日本テレビ系)ファンとしては、朋美が『麻奈美さん』に被ってしょうがない(←ボケすぎ)。(『FF』第一話で、真夜中に満がにこにこ笑いながら、麻奈美に「お嬢様なんですね」とのたまうシーンを思い出したり)。 …当方は『FF』の続編等、長編小説を3本も書き下ろす中毒者(ジャンキー)ですからね(遠い目)。 閑話休題(それはさておき)。 「あなたの存在が事態を悪化させた」という批難(あるいは拒絶)にショックを受ける朋美。 同時に、次郎からは親愛の情を示すことで、”彼女の存在”を肯定されます。 彼女自身が”拒絶”と”肯定”の間を行き来するんです。 その経験こそ、彼女がこれから子供達と向き合う上で必要なものとなるんじゃないでしょうか。 ラスト近くで”子供を愛したい、他人にも嫌って欲しくない”という思いから「殴られたんじゃない、突き飛ばされたんです」と言い切る朋美。 それは、壊れかけた自分の信念や価値観を守ろうとしているように見えました。 次郎の言葉は、そのことを指摘し、言い訳を封じました。 言い訳を封じられることで、これから彼女がどのように信念を変化させていくんでしょうか。 これからの変化が楽しみです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 親の”許容”範囲を見極め、”許容”と”拒絶”の境界を見定めたふりをする少年が最初に現れます。 でも、”許容”とは、そんなに一面的なのでしょうか? 全てを受け入れると覚悟を決めた”許容”は、全く違う形で現れるのだと私は思います。それをこれから見定めたいですね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最初に現れた少年は極端ですが、彼らは皆”許容”されることを諦め、人を”拒絶”し、賢く立ち回ることで自分を守ろうとしています。 それを「大人になる」と、ドラマの中では表現されています。 でもそれが「大人になる」ことなんでしょうか? 対称的に主人公は無条件に”許容”されることを信じてしまいます。 だから自分の”信頼”に対して「めんどくさい」ともてあましているんでしょうね。 その信頼が時に甘えとなり、人生を失敗してもしまいます。 だから『次郎』と『子供達』は互いに、教師とも反面教師ともなることができるんだと思います。 次郎が喧嘩している二人の中に入っていけたのは、『二人とも俺には攻撃しないだろう』という信頼だと思います。 そんな開けっぴろげな信頼に二人とも思わず”そこにいることだけは”、”許容”してしまったんだろうと感じました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 教会からのポンコツ車は、ボランティアという理由だけで置かれています。そして、走ることもできずにいます。 それは、次郎の姿とも重なりますね。 でも”施設のために送り迎えをする”ためなら、車は走ることができます。 何のために走るのかを見出したとき、次郎は”そこにいる”ことが認められるのかもしれませんね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ”許容”に甘えるだけの主人公。 ”許容”を信じられない子供達。 ”許容”の形を見定められない大人たち。 交わることで、彼らはこれからどう変わっていくのだろう。
2005/04/18
今回、録画事故により後半15分が消えました(涙)。<ホストマン・ブルース> そして、録画事故でオチが見れなかったホストマン・ブルース。 この内容で、全部見れなかったのかと思うとショックです。 オマケがパラパラ・ダンスだったと聞き、輪をかけて凹んでたり(←自分が悪い)。 でも、今回の内容は秀逸だったことだけは断言できます。 このシリーズの”肝”は、接待シーンではなく背景となる『夜の世界の事情』。 今回は『スパイを飼い殺す』という展開に、ヒカルと優雅のクールなしたたかさが引き出されていました。 ヒロシさんというはまり役を得て(悪役が上手くて驚きました)、物語の深みをぐっと押し広げていましたね。 迫力と魅力にぐいぐいと引き込まれていました…ビデオが切れるまで(涙)。 これからもこのクオリティを保ってくれると嬉しいです。 <ビストロ> …香取君のラストの健闘、それに尽きるかもしれません(←をひ)。 素顔では絶対にできなかったであろう悪乗りも、ある意味『気持ち悪いキャラを演じ通してやるっ!』という覚悟だったのかも。さすがです。 稲垣君は完全に嫌がってましたけどね(←それが普通)。 しかし、染五郎さんも『される方』と言う辺り、身を張ったエンターテイナーだと思いました。 『阿修羅城の瞳』の宣伝は私も雑誌で読みました。…自分はこういう作品が大好きです。観に行きたい…。 木村君と染五郎さんは相変わらず息がぴったりですね。 『プライド』の現場は生傷が耐えず、スケジュールもきつかったと記憶しています。そんなお仕事だと、『戦友』に近い感情が生まれるのかな、と思いました。 また今回は木村君の「相手チームより絶対早く仕上げる!」という気合が伝わる一幕もありました。本当、負けず嫌いですよね。 草なぎ君はかつて『フードファイト』共演時に電話番号を交換してましたよね(『SMAP SECRET PARTY』(日テレ系)より)。 試食してもらうときもすっごく嬉しそうでしたよね。 中居君の「カラオケ」ネタには思わず反応しちゃいました。今、彼らがカラオケに行ったら、皆何を歌うんでしょうね。<NASA予告> ビストロ服で行ったのか(ツッコミ)! 『SmaStation4』では完全に子供に帰っていた稲垣君が強く印象に残りましたが、今回は香取君にはらはら。 NASAでは、英語での質問をしていましたね。「がんばれーっ!」と心の中で声援を送りました(←バイリンガル好き)。 今度の『NASA』レポートがすごく楽しみです。
2005/04/18
『恋におちたら - 僕の成功の秘密』第一回の感想を4月14日の日記にUPしました。(こちら) 全部で全角4000文字の感想…っておい(正気か?)。 この調子で語りこんでいたら最終回まで持つか、非常に不安です(汗)。 …ま、なんとかなるかな(目逸らし)。4/19 追記。 プログラミングやIT業界について、的確なツッコミをされているサイトを、感想の最後にリンクさせていただきました。
2005/04/17
『Feather Folk's Story』第6章”Soulless”をUPしました。 ただ今、オフラインの臨時のお仕事中につき、『恋におちたら』の感想とコメントへのご返事は二日ほどお待ちください。
2005/04/16
『恋におちたら』第一話感想はもう少しだけお待ちください。 リンクの訂正と、ゲーム『ダブルクロス』の公式サイトをUPしました。 そして、『グループSNE』公式サイトからリプレイが消えたので、紹介文の訂正を行いました。 …公式サイトのリプレイ、大好きだったんですが…(残念)。
2005/04/15
一つ目。 春休み…それは大量のアニメ再放送のある期間…。 『デカレンジャー』の再放送はちょっぴり嬉しかったけれど、それ以上に40時間以上のアニメ編集はきついんです。(…毎日の『名探偵コナン』『クレヨンしんちゃん』『ブラックジャック』の計2時間半の再放送…鬼ですか) 親戚にDVDデッキをプレゼントされた代わり、大量のアニメをDVDに焼くのが日課となったのは以前の日記に記した通り。 そして、親戚宅にDVD+HDDデッキが来ても、そちらに出張して編集するのは変わらなかったんです。 なんとか、なんとか春ドラマが始まる前に、作業が終了しました(涙)。 幸いなのは、ようやく親戚がCMカットの仕方を覚えたことです。この調子で、これらの作業がなくなるといいなぁ(遠い目)。 とはいえ、編集ついでに観た映画『銀翼の魔術師』『カスカベボーイズ』は、面白かったです。 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ』は、ツボを刺激しまくり。まんま、西部劇版『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ著)なんですが、すっごくオススメです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 二つ目。 一年以上前、久しぶりに特撮物復帰したときに関連サイト巡りをしましたときのことです。 その時に某匿名掲示板で「デカグリーンのスレッドを立てて」という書き込みを読みました。 スレッド立て好きの自分は、「役者さんのアンチスレッドが立つ前に、番組スレッドからファンを誘導するか」と思い、早速最初の一枚を立てることに。 その時に冗談めかして、「草なぎ君似」という言葉を入れたんです(…特撮ファンからも何度も似てると言われてたので)。 そして今。 その役者さんがどうも、該当スレッド(レスは合計三千を越えた)を覗いているという疑惑が濃厚になりました(←ほんまかいっ!)。 彼の書くブログで「疑惑濃厚だな…」と思っていたら、今度はご自分で草なぎ君似ネタを…(汗)。 スレッドを立てた当時は想像もしなかったです(遠い目)。 いや、ほんとにいつかは草なぎ君と共演する日が来れば、と願ってます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 三つ目。 なんとか数日中に『FFS』6章をUPできそうです。 後は推敲のみ(←それが大変なんだろうがっ!)です。 そして一年ぶりぐらいにSMAPメンバーのラフ画を書いてみました(→)。 あえて、誰を描いたかは伏せます。 似てない…絵の書き方を完全に忘れてる…(凹)。 頑張ってリハビリをしようと思います。
2005/04/15
この世に力は溢れている。 財力は無論、”権力”、”情報”、…そして”個人の資質”。 信念の無い力は”暴力”だ。 求められぬ力は”無力”だ。 物語は主人公が”力”を伴わぬ信念を挫かれ、”信念の無い力”に己の非力を諭されるところから始まる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 前半、島男が高柳を見る眼は、戸惑いと同時にどこか切なさを感じさせました。 それは、『自分が生きることのできなかった可能性』を見出していたからだったんですね。 人間は生きるうちに、幾つもの選択を迫られ、幾つもの可能性を切り捨てて生きていきます。 だからこそ、失われた可能性を懐古し、惜しみ、憧れることもあるんです。 島男は母親から海岸でそのことを指摘されたとき、笑いで誤魔化しながら話題を変えます。 そのときはまだ”懐古ですが、確かに”失われた可能性”と直面し、それと向き合ったんですね。 …『株式会社ハイアイランド』、『天才プログラマー』という失われた可能性と。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『情けは人の為ならず』、ただ己のために。 その言葉を島男は信念にしてきました。彼はそこに”人の情と神の助け”という力を見出し、確かな力と思い込んでいました。 でも、本当は硝子のように脆い”日常”を支え、留めおく力など、欠片も無かったのです。 彼は”力”を伴わぬ信念を挫かれ、6年前に切り捨てた”可能性”―あるいは”夢の残滓”―と再び直面します。 彼は僅かに残った信念-人の情-を頼りに、もう一度”失われた6年間”を生き直そうとするんです。 失った可能性、捨てた夢を取り戻すことは、決して誰にでもできることじゃありません。 捨てることで得たものを、全て捨てて、なお痛みを乗り越えなきゃいけない。 島男はそれを一話の段階(母と仕事を失い、他者から自分の型をはめ込もうとされる)から経験しています。 でも止められないのは、歩き続けることで首をもたげ始めた”夢の残滓”のためだと、途中で主人公と視聴者は気づかされるんです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 高柳には財力があります。 それは確かに力です(個人的には”情報”や”権力”の方が遥かに強いと思いますが)。 でも高柳は”力”に飲まれ、”力”のために更なる”力”を求め続けています。 制御されない”力”を持つ『フロンティア』は、ある意味で社会に対する爆弾なのかも知れませんね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オフィスを、そしてパソコンを見る度に呼び起こされる”夢の残滓”。 それは時に自分が抱いた”夢”の素晴らしさを、時に”これまで歩いてきた6年間”の残酷さを見せ付けます。 それが彼を強く突き動かすのは、『新型ウイルス』を観たときです。 呼び起こされる記憶と、在りし日の能力。 分析し、触れることで、現実と自分の中のものがゆっくりと結びついていきます。 理論を組み立て、脳内でシミュレートを行うと同時に。 ”夢の残滓”が、確かな”夢”として生まれ変わろうとしているのを感じました。 ”意志なき力”であったプログラマーとしての能力に、夢が結びついていく。 人がその人生を変える瞬間に、私は魂が震えるのを感じました。 全てを終えて、彼は”夢”が己の中に生まれ変わったのを知ったはずです。 ”他にできることが無いから”突き進むのではなく、”それを成したいが為に”その場を目指すのだと。 その変化に戸惑うからこそ、一旦はその場を立ち去ったのだと思います。 でもこうなったら、彼は絶対に”オフィス”に戻ると思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 彼の”夢”には、”個人の資質”という確かな”力”と結びついています。 でも、信念はまだ伴っていません。 彼にあるのは、挫かれた信念のみ。 下手をすれば、彼の”夢”も『フロンティア』の抱えた欲望と同化するでしょう。 ”夢”と”挫かれた信念”と、そして”信念なき力”とを島男の中で掛け合わし、”夢”を新たな信念として昇華した時。 彼は”自分の資質”を本来のもの以上として振るうことができるのだと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ CG(コンピュータ・グラフィックス)の使い方が下手だ、というのは感じました。 勿論、IT産業物でCGを使うのは非常に正しいと思います。 ですが、金と時間を掛けるべきところの描写が下手で、要らないところに多用するのはまずい(汗)。 『ネオクーロンB』(鷹見一幸著 角川スニーカー文庫)のP.376の台詞に「お前、本当に解析やっているんだろうな? お前の答えを聞いてるとゲームにしか聞こえんぞ」というものがあります。 この『クラック(侵入)』『ウイルス』などのネット上の現象を描くのには、ゲーム的な映像描写が必須なんです。 コンピュータを触らない人には、はっきり言ってラストの山場は「???」の連続です。それを置いていかず、緊迫した状況を伝えるには、台詞による説明よりも視覚による描写が求められます。 現実と仮想現実が並行する様子を伝えるだけの力こそ、本来のCGの能力です。 ですが、ラストはその力をまったく引き出せてません(涙)。 CGでネットを描くのは、従来のドラマにおけるCG用法では足りないのかも知れませんね。 今からでも遅くない、『ニトロプ○ス』(新鋭コンピュータゲーム会社)とか、その方面に強い人たちに協力要請だしてください(懇願)。 …NHKのドキュメントばりのリアリティを、とはいいませんが、もう少しそれを意識した方が良いとおもいます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 島男の設定(昔の夢を、もう一度追いかける)というのは、これまでは脇役キャラに多い設定だったと思います(主人公に影響されて、夢を追いかけ始めるのが過去のパターン)。 だからかもしれませんが、私のツボを完全に刺激しました(←脇役好き)。 単なるサクセスストーリーではなく、『普遍的な切なさ』をも扱った物語というのも大好きなんです。 できれば6年前の夢を捨てるきっかけを、作中でリアルに描き出して欲しいです。 恋愛でも成功でもなく、”『普遍的な切なさ』をどこまでリアルに描けるか”、がこのドラマの明暗を示していると思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主演が自他共に認めるアナログ男のためか、かえってタッピング速度にためらいが無く、早打ちのリアリティがありました(怪我の功名)。 うん、これなら実写版「トリニティ・ブ○ッド」の主役もやれる…スパコーンッ(←管理人、スリッパで叩かれる)。 まあ、それはともかく、プログラマーという設定は胸が高鳴りますね。 それも本来の意味で『ハッカー』という尊称の似合うキャラというのは、すんごく好きなんです。 現実でもプログラマーの皆様を尊敬してますし。(ちなみに、他者のコンピューターやサーバーに侵入することは、正しくは『クラック』といいます。 世間で言われる、他人のコンピューターへの違法侵入者は『クラッカー』が正しい)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『僕と彼女と彼女の生きる道』では、家族のために仕事を捨てる『小柳徹朗』を熱演した草なぎ君。 今度の『鈴木島男』は、”かって家族のために捨てた夢を取り戻す”という、ある意味で対極にいるキャラクターです。 私自身は『仕事と家族、両方を選んでこそ男の甲斐性!』という信念(←おひ。)なので、島男には頑張ってもらいたいですね。 仕事に矜持を持つ男性が、一番かっこいいですよね。 (『僕カノ』後半で主人公が仕事を捨てたことには、少し幻滅した) 確かにヒロインがどこか天然入ってるところも、好感を持ちます。 でも、仕事関係でこれだけ魅力的な要素が詰め込まれているので、むしろそちらを優先して描いて欲しいですね。 これまでの価値観や信念が崩れゆく危うい部分。6年という月日が消える一瞬。 主人公の心の揺れを、これからも”魅せてくれる”のを希望します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ”夢の残滓”は本来の姿を取り戻し、”意志無き力”だったプログラマーの能力を呼び起こす。 彼は”失われた6年間”を取り戻そうとする。 ”夢”と”挫かれた信念”と、そして”信念なき力”。 彼は意志と信念を”己の資質”に与え、歩き出せるのだろうか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4/19 追記。今回の演出に対して、鋭いツッコミがありました。ドラマに見る「緊急対応」に対する一般的イメージ 確かに、詳しい人から見たら、そうですよね(苦笑)。 コンピュータには詳しくないのですが、ここはこれからもチェックさせて戴こうかと思います。
2005/04/14
. こちらはSMAPファンサイト『Side Street』の管理人yokoさんによる『「日本のがん治療」に対する署名活動』です。 詳しくはyokoさんのサイトを参照してください。 この内容を見て、私はデ・ジャヴを覚えました。 実は、活動目的の一部分は、実は私の大学院の卒業論文のテーマに関係しているんです(詳しくはいえませんが)。 その研究内容そのものは後輩が受け継いでいるはずですが、そのためのデータや論文を学術サイトや知人(医療関係者)達のコネを使って集めたことを思い出しました。 勿論、医療関係の方や研究機関もこの議題に動いてはいます。 でも、本当に政府を動かすのは国民の皆さんだとも感じていました。 是非、一度ご覧になってください。
2005/04/11
ようやく桜が咲き始めましたこの頃。 まず一つ目。 やっと、やっと『鬼塊術局』の第三章と外伝の推敲が終わりました~(涙)。 ”同じ事件”、”同じ時系列”を二つの視点から描くというのは、ある意味『自滅行為』。時間経過や複線の処理がこんなに大変とは思わいませんでした。第三章を好き勝手に書き散らした分(ほぼ一ヶ月で書き上げる)、外伝でしわ寄せがやってきたんです。 第二章の連載が続いているので、UPするのはまだまだ先になります。 現在は『フードファイト倫敦死闘編』の二章を書き始めています。 二つ目。 『ピタゴラスイッチ』(NHK教育)の一コーナー、『ポキポキアニメ』で草なぎ君がナレーションをしているという情報をGETしました。 早速確認。 …声だけ、それもほとんど瞬殺。でも本人が楽しんでいるのが良く分かります。 それにしても、草なぎ君は色んな所で思わぬお仕事をしていますね。以前は『報道ステーション』で単発ナレーションもしてましたし。…気が抜けないです。 三つ目。 『トリニティ・ブラッド』(吉田直著 スニーカー文庫)が今月号の書籍案内雑誌『ダ・ヴィンチ』で2頁の記事になっています。 こうしていろんな場所で紹介してもらえるのは、ファンとして嬉しい限りです。 私が言葉を尽くすより、この記事を読んでもらったほうが、より理解してもらえるかと思います。 『トリブラ』に興味がある方は、是非。 四つ目。 NHK教育で『ツバサ』というアニメが始まるんですが、その中に『暗夜御吏(アメンオサ)』ネタがあります。 これはジニーの故郷、韓国の歴史ネタなんです。言わば韓国版『水戸黄門』と言うべき存在。私も興味津々です。 今はいろいろ問題が起こってる日韓ですが、それでも私はあの国の文化を知りたいです。良い所・悪い所を両方ひっくるめて、ですけどね。 いつかこのアニメの暗夜御吏の回が『日本人が描いた韓国の伝説』ということで、堂々と向こうで放送されるといいな、と思います。
2005/04/07
<カツケン> どこまでもシュールな世界が広がっていくところが最高です。 そして、『金スマ』でも紹介されていた真島先生の濃いキャラクターと掛け合わされたとき、化学反応のように”ディープ”になっていきます。 そのまま”ディープ”なまま本番へなだれ込み、暴走する姿は見事ですらありました。 シュールでありながらキャラクターそのものには毒が無いのが、好感をもてます。 カツケン、このまま突き走ってください。 <Bistro Smap> 稲垣君のミーハーっぷりに爆笑しました。当時、どれだけノリノリでホテルに泊まったかが容易に想像できますね(笑)。 木村君の映画の趣味にも、思わず納得してしまったり。 香取君は英語が要精進(微笑)。 ゲストがすごくノリが良くて、ラストはSMAPさえ引き摺られていたのが印象的です(笑)。 良い方です(…でも、判定前に”ばらす”なっ。突っ込み)。<ルーレット・ボウリング> …『スタア草なぎ』、何こそこそ試合展開の演出してるっ(突っ込み)。 そういうことすると、大概の場合において負ける気がするんですが(…そして、やっぱり負けた)。 稲垣君と草なぎ君が組むと、ゲーム全体がまったりするのは何故でしょうか(微笑)。 ボケ担当が固まっているので、中居君がしょっちゅういじっているのも印象的です。 今回は勝負の神様が香取君に降りましたね。…あのアニメのような自己暗示には笑いました。 木村君も、いきなり”本気全開”だったり、中島さんにちょっかい出してみたり、楽しそうでした。 しかし、『アンガールズ』の名前をここで聞くとは思いませんでした(前日の社交ダンスを思い出す)。 しかも中居君、木村君、香取君でネタ再現まで見れるとは。<Tribute Songs> …歌、映像、そしてトーク。 強烈なインパクトを残して、気志団(←漢字が違う)の皆さんは歌っていかれました。 SMAPの皆も楽しそうだったので、これはこれでOK(笑)。 ラストの『夢見る頃を過ぎても』は子供にもテーマが伝わりやすいよう、真っ直ぐに歌い上げるのが、いい意味でアニメらしいですよね。 私も好きなフレーズが散りばめられていて、木村君も好きだというのが良く分かります。 …木村君と同じ、”アニメソング好きの血”が私にも未だ脈々と流れているようです(遠い目)。 SMAPの低音ナレーションに聞き惚れ、自分の台詞に照れて笑うのを微笑ましく思い、『ワンピの主題歌だぜ~!』と燃えている姿に魅せられ…。 なかなか素敵でした。
2005/04/04
2年ぶりの社交ダンス部の戦いが放送されました。 『ウリナリ』の名残を残すのは今はこれだけになってしまいましたが、そんな意味ですごく大事な番組です。 最近、『ようやく』若手の芸人さんにも関心を持つようになり、友人達のお笑いサイトで勉強する日々です。 (知人達は二丁拳銃や麒麟といったコンビの方々が好きみたいです) 関西在住なので、メッセンジャーの黒田さんや陣内智則さんはよく見かけるんですが、そのほかの芸人さんも覚えようと思っています。 そんな意味では、ロバートとアンガールズの五人を覚えるよいきっかけになりました。 五人ともすごくいい感じで、好感を持ちましたね。 魅力ある新人の皆さんの活躍も素敵でしたが、何より。 杉本姐さんと小池姐さんの2年ぶりのダンス、そして男意気(←待て)に惚れ直しました。 …やっぱりかっこいい…。 南原さんとゴルゴさんもすごくかっこよかった。 特に、南原さんは杉本姐さんのフォローのためにすっごく練習されたんですよね。それが画面から伝わるほど、すごい切れのあるダンスでした。オーラを感じましたよ。 次は秋ですね。ブラックプールが楽しみです。 そして、いつか内村さんが参戦してくれますように。 その時の相手役がジニーかケディなら、それほど喜ばしいことは無いのですが。追記: 昔、SMAPのライブ『VIVA AMIGOS』東京ドーム会場のとき、SMAPがBlack Biscuitsの『タイミング』を全員で熱唱する一幕があったそうです。 …スタッフの皆様、映像が残ってたら放出してください、お願いします(切実)。 観たかった、その回だけは観たかった(…無念)。
2005/04/03
桜の蕾が綻び始める頃、私の近所で桜祭りがありました。 …まだ一分とか、それくらいしか咲いてないんですけどね(苦笑)。一昨年の花見去年の花見 そして今年は今週からクレープが始まりました。 近所のケーキ屋さんは、毎年気合が入ってるんですが(…本店から援軍来ますし)、今年は特別すごい。 何しろ今年の具は8種類(いちご&タピオカ練乳、バナナ、マロン&カカオジュレ、ティラミス、チョコケーキ、かぼちゃスフレ、冷たいカルボナーラ、ハムサラダ)。 写真はチョコケーキです。 …年々グレードアップする様が、もう楽しみでしょうがないんですよね。 一個300円なのに、毎年まとめ買いしちゃいますし(…300円で納得するボリュームはある)。 来週は満開の花の中でクレープが食べられます(嬉)。
2005/04/03
『チェヨンアメリカ進出!』 そんなニュースがジニーの大手ファンサイトのBBSに載っていました。 詳しくは下のリンクをご参照ください。翻訳ページ 確かに日本より先にアメリカで活躍されれば、日本での活躍が遅くなるかも、という思いはあります。 でも、ジニーは日本のファンをすっごく思ってくれています。だから彼女の日本活動も、信じてまっていようと思っています。 韓国は日本と同じく、アメリカに対する強い憧れがあります。そんな韓国の人々にとって、全米デビューは大きな意味があるんでしょうね。 でも、がんばり過ぎないでもほしいかな。 この前も、頑張りすぎて足を怪我したとか(不安)。 私がジニーを好きなのは、そんな真面目で真っ直ぐなところなんですが、ちょっと(いやかなり)心配しちゃうところです。 とにかく体調を整えて、万全の状態で、ジニー自身がアメリカという舞台を感じてきてくれれば。 それをファンも楽しみにしています。
2005/04/02
お待たせしました。 GOlaW、完全復帰致しました。 残るBBSも新調しました。 もちろん、こちらのBlogにもコメント&トラックバックできるので、お気軽にどうぞ。 ただし、小説のネタバレはBlogに書き込まないで下さいね(願)。 去年は2月頃に身内が倒れるというハプニングがあり、4月からお休みを戴いていました。(原因:煙草の飲みすぎによる喘息と、ビールの飲みすぎによる糖尿。←待てやこら) 病院に行かないとぐずる元病院関係者をなだめすかし説教しつつ、無理矢理自宅で採血して病院持ってけば、煙草で上がった腫瘍マーカー…(腫瘍が無くても、喫煙で上昇します)。 結局、原因が判明したときは、どれだけホッとしましたか。 薬と安静がちゃんと功を奏して、回復に向かいました。 今は身内もしっかり復活しましたのでご安心ください(…でも煙草は一日一箱に戻った。怒)。 お休みを戴いたのは、それだけじゃなく。 それまで、かなり無茶なペースで更新していたという理由も有ります。 一旦力を抜いて、気力を蓄えようという考えもありました。 そして、今。私の気力もたっぷり回復しました。 猪突猛進する管理人を、『あーまた暴走してるわ』とでも観察してくださると幸いです(笑)。 皆様、これからもよろしくお願いいたします。
2005/03/31
遠い、あるいは近い将来。 ”豊かになった”チェンマイの村を、草なぎ君が訪れることがあるかもしれない。 そんな希望を、知人から聞くことができました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ テレビに映るスラムの映像に、私は絶句しました。 河川の上に家があるのは、地代が掛からないから。 ペットボトルで作られた簡易水パイプで煙草を吸うのは、そうしなければ吸えないほど粗悪な代物だから。 異臭がするのは、生活廃水を地面や河川に垂れ流しにしているから。 言葉よりも数分の映像が、現実を明確に説明していました。 そして、語られる麻薬やHIVの恐怖…。 その悲惨さを尻目にして。 スラムと隣接するショッピングモールや平然と食事をする若者達。 あるいは、草なぎ君帰国後のポスター撮影(飾り立て、酒と女をはべらす姿)。 それらのあまりに対称的な姿が、よりくっきりとスラムの悲惨さを浮かび上がらせていました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ビデオを観終わって興奮冷めやらぬまま、私は知人と会話をしましたた。そこでタイのチェンマイを知っているかと質問したんです。 すると、思わぬことを話してくれました。『近畿大学農学部は現在、チェンマイの山岳部での援助に力を入れている。 高価な薬草の栽培方法を指導し、その生産を地場産業にするのが目標だ。 これが軌道に乗れば、山岳民族全体が豊かになり、麻薬に依存しなくても生活できるようになる』 そんな内容でした。 知人の話の壮大さに、私は興奮と喜びを覚えました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 草なぎ君は異文化に溶け込むのがすごく早いですね。 それは韓国での経験や、『十三番目の客』などの芝居の命題が、彼の中にしっかり蓄積されていたからだと感じました。 それだけでなく、これは本人も言ってることですが。 芝居の仕事の合間で、どんな役にも染まっていないのも、良かったんでしょうね。 役作りに傾ける集中力を、周りに溶け込むこと全てにぶつけられたんですから。 『F2』(ネットでレポを読みました)やTV雑誌各誌の記述を合わせて読むと、草なぎ君の『とにかく視野を広げるチャンスが欲しかった』という気持ちが、伝わってきます。 その姿勢と、素の笑顔に改めて惚れ直したり。 今はまだ、今回の旅では『感じる』だけだけど、それらが積み重なったとき、彼にどんな成長が現れるのかが楽しみです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 草なぎ君の特別編『草なぎ剛 パパになる』と『草なぎ剛 初めての旅』は覚えて(あるいは知って)いますか?。 あのとき草なぎ君は”子供はあまり好きじゃない”、”一人では旅行できない”という課題を突きつけられていました。 今回の旅は、この二つの宿題に対する答えにもなったんじゃないかな。そうも感じました。 だから、今回の企画は草なぎ君ファンとして、本当に嬉しかったです。 数年前よりも、たくましく、そして大人になったと、今回の旅で感じました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いつか二十、三十年後に、笑顔の元子供達と草なぎ君が再会できたら。 そう願わずにいられません。
2005/03/30
管理人の置く小説の傾向が分かりやすいよう、管理人が読む本の簡易レビューのページを作りました。こちら その半数がTRPGリプレイ本だというのが痛いですが(リプレイが分からない人は、実際に一冊手にとって読んでみてください)、私の趣味の半分はこれらから出来ているのは事実。 興味のある方は、ぜひ手にとってみてください。
2005/03/28
借金苦で首を括る行為が、逃げであると同時に、”責任転嫁”であるという事実を再確認しました。 ラスト三話は黒”明”出現で、一気に飲まれちゃいました。 これが単なる根暗だったら、「予想範囲内じゃん」の一言で済んでしまうところ。しかし実際は”負の感情”炸裂・暴走する明の姿に、完全に圧倒され、最後まで引き摺られてしまいました。 この辺り、脚本と明役の俳優さんががっちりはまってくれました。 最初の頃の「視てるの辛い…(涙)」という自分の気持ちはどこへやら。 その一方で、衛もラストへ向けてかなり愛着を持てる青年へ成長しました。 昔の衛(特に最終回、明の回想シーン)は本当に『こいつ、いっぺん締めていいですか(怒)?』というぐらい嫌な奴でした(笑)。…稲垣君、この辺りの演じ分けはさすがです。 でも、彼はいろんなことをこの出来事から学びました。 最終話で部長に「辞めるのではなく、このプロジェクトを最後まで成功させるのが”本当の責任”」と諭す姿に、発言のもう一つの意味を感じたんです。 衛の父親は”生きること”を辞めることで、借金の責任を取ったように見えます。しかし、それは”借金の責任”を他人に押し付けるだけのことでした。 そして、上司も”仕事”を辞めることで、プロジェクトに関する不祥事の責任を取ろうとした。 だからこそ、父親の二の轍を踏もうとする部長を止めたのだと、そう思うんです。 苦しさから手放すこと、逃げ出すことが決して”責任”の取り方じゃない。 その意味を衛は、ちゃんと分かったんだと思います。 ツッコミを入れたのは明に対する美沙の説得の言葉ですね。『これは絶対、説得失敗するだろ。おい』と思いました(ほんとに失敗したけれど)。『「復讐を止めて、私には今、安らぎがある」「あなたは昔の私と同じ目をしている。そんな苦しみだけの暗闇の中に、戻りたくは無い」 とか、その観点で説得しなきゃだめでしょうがっ!』と、全力で突っ込みましたよ(←どこで夢中になってんだ、自分)。 ドラマを最後まで視て感じたのは、”復讐と不幸の輪廻を止めるのは、責任の取り方であり、それに対する自覚なのだ”ということでした。 ”赦し”もまた、人としての”責任”の一つなのかなと感じました。 主人公親子に関しても『責任放棄』で巡り巡って不幸を生む辺り、因果な方々だと思います(おいっ)。 …自分も子供の頃、『被害者の振りして、しっかりあんたも人を傷つけてる』と言われました(…自分はそれから、少しは自覚するようになった)から、他人事では無いんですが(滝汗)。 でも最後に、衛はそれらの因果の糸を集め、多少なりとも受け止めることで、その輪廻を止めました。 衛や彼の行動に影響を受けた人々(美沙や部長、母親…etc.etc.)のように、一人一人が責任を持って、『悲劇』のきっかけを止めていくことこそ、重要なのだと思いました。 タイトルの『悲劇』は物語の分類ではなく、”人が自身の責任を手放すこと”で起こる出来事全てをさしていると今は思います。 私もまた、自らの『悲劇』を生み出さぬよう、このドラマのメッセージを心に刻んで生きていきたいと思います。追記: 『ノベライズ読破推奨』 ドラマの感動冷めやらぬまま覗いた常連掲示板で、思いっきり釘を刺された自分。 ただ今、本屋を回ってノベライズを探している最中です。 (…ドラマを補完するだけの展開や複線がすごく楽しみ。) 手に入ったら、また『コメント』という形で追記しますね。
2005/03/25
コンサート・マナーサイトに三組リンクさせていただきました。 二つは後輩グループのファンによる、ジャニーズ所属のグループに対して、ファンとして守ろうという活動のサイトです。 そしてもう一つは公的な肖像権サイトです。
2005/03/20
『Feather Folk's Story』第五章OutsidersをUPしました。 脇役キャラが某メンバーより目立ち始めているのはお許しを(脇役好きなので、つい…)。 次章には彼にちゃんと見せ場があるので、お許しくださいませ。
2005/03/18
ふと思いついて、ネットサーフィンに出かけました。 最近知ったサイトのリンクから、思い切って飛び立つと…。 意外とSMAPのパラレル設定小説サイト、あるんですね。 「少ないなぁ…」とちょっと寂しく思っていたのですが、探せばまだまだあるんだな…と実感しました。 創作サイトを応援している立場としては嬉しい限り。 最近彷徨ったのは、かなりの『危険水域』(私自身も未知の領域)。 「…うどぅわぁ嫌ぁぁーーーっ!」(←どーゆー叫びじゃっ)と悲鳴上げて全力Uターンしたりしつつ、でもノーマルな小説もいっぱい見つけました。 面白いと思うところは、また改めて紹介させていただきますね。 お気に入りの老舗サイトで復活されたところもあり、そちらもいつか紹介させていただきます。 まだまだいっぱい、ネットには楽しいことが詰まっている気がします。
2005/03/16
『怖い話? 現代奇譚』のセカンドシーズン最終話&後書きをUPしました。最終話・後書きからどうぞ。 次の回は『ほんとにあった怖い話』のSP、もしくはサードシーズンが始まってからです。お楽しみに。
2005/03/15
人権擁護法案は、本当に名前通りの目的に作られたのか? そんな問いかけを知人サイトで見つけました。 詳しくは下記のBlog、人権擁護法廃案支援サイト 簡単な概要は下記のFlash(2000kb)で解説されています。人権擁護法案について 小さな問題としては「このサイトの経営にも関わってくるかも…」「『未成年』などの一部SMAPドラマのビデオ販売停止ありうる…」「…少年漫画やアニメやライトノベルやTRPG撲滅に繋がる…」ということがありますが、取り合えずこれらは置いておいて。(TRPGなら『ゲヘナ』がもっとも潰されそうだ…) この法案の問題点は数十年、数百年後に「『差別問題』の解決を行うのに、その存在すら口にすることができなくなる」という本末転倒な状況を作りかねないか、ということなんですよね。 それに、「違反者の氏名などを晒す」という処罰方法もどうでしょうか? 取り締まろうとするネット住人と同じ人権侵害手段をとるのは、『ミイラ取りがミイラになる』ってことのような気もします。 『同和教育・道徳教育の徹底化』という内容だけなら諸手挙げて賛同しますが、どうも目的と手段の食い違いが気になります。 また、上記サイトの指摘する問題点も、良く分かります。 私は小説を書くために、一応簡単には現実の日本の公安関係の歴史背景や問題を勉強しました。 その知識を照らし合わせたとき、笑い飛ばせなかった…(汗)。 皆さん、この問題点の存在だけでも知っておいてください。
2005/03/11
完全再開に向けて、最後の関門、小説ページを整理しました。 まず、毎回恒例の『怖い話? 現代奇譚』は二十六章『借り部屋』をUP。 (こちら) 今回はギャグに走ってみました。 『Feather Folk's Story』は第四章HunterをUPしました。 『LOST HEART』はSMAPメインのTrust in Undergroundを3章までUPしました。 『フードファイト』は短編『太陽と星と予兆』、長編『覚醒編 -Lion in the wind- 』(完結)と『倫敦死闘編- BRIND DOLL -』(二章分)をUPしました。 『鬼塊術局』は新しい更新はありません。ただ今、第三章と番外編の辻褄合わせ中です(同時進行の話は想像以上に大変です…)。 再開後は『鬼塊術局』と『FFS』の更新が中心になりそうですが、これからもお付き合いお願いします。 …『キューティー・ツニー』のギャグ小説も書いてみたいという衝動に駆られつつ。(←『ばいおれんす・まじかる!』(林トモアキ著 角川スニーカー文庫)が好きな管理人)
2005/03/09
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