Travel & Stationery

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バリ/4日目


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4日目【2005,1,9(日)】



トランバンの海とお別れ・クタへ



いよいよダイビングの最終日。
今日はハウスリーフに1本潜っておしまい。
バリバリのダイバーなら、1日3本ぐらい余裕で潜るのだろうけど、私達は3日で4本。
子連れの身なので贅沢はいえないね。
4本潜れるだけでも子ども達に感謝!です。
ハウスリーフの1画には飛行機の枠組みが沈んでおり、ハードコーラルがしっかりくっついてよい漁礁となっていた。
この飛行機もまた戦争の遺物かと思ったけど、そうではなく、魚の棲家を作るために沈められたものらしい。
透明度もなかなかよく、ハナヒゲウツボやコウイカも見ることができたし、満足満足。
ガイドのサチコさんは、まだこのダイビングショップに来て3ヶ月ということだったが、十分楽しませていただいた。
休憩時間にも子どもと一緒にプールで遊んでくださったりして、子ども達もすっかりなつき、「一番好きなのはサチコさん。お母さんとお父さんは二番」なんて言うほど。
いろいろお世話になりました。どうもありがとう!

別れを惜しみつつ、今度は一路クタへ。
今夜はレゴンダンスを観にいく予定で、あまりのんびりしていられない。(ダンスを観にいくというのは昨夜急に思いついて現地ツアーの予約を入れた)
ドライバーさんは行きとは別の人だった。名前はマディさん。
3歳の息子がいるという彼は話好きで、道々バリの暮らしについてや車窓から見える風景のことをいろいろ説明してくれた。
会話は英語だったので、英会話のお勉強も兼ねて私もいろいろ話しました。
言いたいことがなかなかスムーズに言えないのが悔しいけど、でもこの悔しさもまたバネになりますね。
私が英語を勉強したい最大の理由は、旅で出会った人たちと会話を楽しみたいからなのです。

彼が今日何か予定が入っているのかと聞くので、ダンスを見る予定であることを伝えると、「自分が連れて行ってやるからそっちをキャンセルすれば?」という。
「そうすれば途中で買い物したり、その辺を観光したりとドライブを楽しみながらのんびり行けるよ。」と。
すごく魅力的な申し出だったけど、ツアーをキャンセルするのも気が進まず、「Next timeね!」と残念ながらお断りする。
実際、クタまでの間、見事な棚田があったり、綺麗な湖や海岸があったりして立ち止まってみたかったのも事実なんだけど。
でも、途中にカゴを安く売っているお店があるというので、そこへは思わず立ち寄ってもらう。
あれもこれも欲しくて迷いつつ、自分用に一つ。
「お母さんだけずるい!」という子ども達に仕方ないので一つずつ選ばせ、細かいものもいくつか選んで購入。
もちろん値切ることを忘れずにね!
アタのバックなど、日本で買うと結構なお値段するからなあ。
このお店での買い物はちょうどよい休憩にもなり、ようやくクタのホテルに到着です。

ケチャックダンスにレゴンダンス

さて、ホテルに到着。
チェックインして一息入れるともうツアーにでかける時間。
普段の旅行ではこんなに予定を詰め込んだりしないけど、明日ゆっくりしたいので今日は特別。

ロビーに行ってみると、ガイドの女性がニコニコ待っていてくれた。
名前はニョマンさん。
日本語を話せるので、道々いろいろバリについて説明してくれる。
彼女は日本語の他、韓国語のガイドもできるのだとか。
加えてバリ語とインドネシア語も話せるし、英語もいける。
すごいね~。
彼女によると、バリではバリヒンズーが根付いており、今もカースト制度があるのだそう。
平民に属する人々が大半で、名前は出生順につけられる。
第一子がワヤンさん、第二子マディさん、第三子ニョマンさん、第四子クトゥさん、第五子はまたワヤンさんに戻り以下続く。
面白いね~。

そういえば、ここまで乗せてくれたドライバーはマディさん、シーッターをしてくれたお姉さんもマディさんという名前だったけど、そういうわけだったのね!
学校や職場に行くと、たくさんのワヤンさん、マディさんがいるらしい。

ニョマンさんと一緒に、まずはケチャックダンスを見に SAHADEWA という劇場へ。
車で1時間ぐらいだったのだが、野外の劇場とは知らずびっくり。
6時半開演だったのだけど、劇を演じている間にどんどん日が暮れてきてそれが雰囲気作りに一役かっていた。

次は、レゴンダンスを見ながらのディナー。
また車で移動し、サヌールにある ABIAN BOGA というレストランで。 こちらのレストランはなんだか不思議だった。
なぜかというと、お客はみんな日本人。
ウエイトレスもウエイターも日本語が話せるのだが、料理を置くにもお皿をさげるにも「すみません。」と言う。
礼儀正しいのはいいんだけど、「すみません」の大連発でなんだか妙な心地でした。
そういう場合は、どっちかといえば「失礼いたします。」なのでは?
日本人がご指導なさったのかしら?

このツアーは、SAHADEWAでの1時間のケチャックダンス鑑賞・ABIAN BOGAでのディナーつきレゴンダンス鑑賞・ホテルまでの送迎・ガイド料込みで一人$22(2300円程度)という安さだった。
(通常料金$30だが、今回はディスカウント料金となっていた。雨期だからかな?ちなみに子どもは半額)

ダンス&食事が終わり、ニョマンさんとドライバーさんの待つ車へ。
「欧米人の観光客も多いバリで、なぜあのレストランは日本人ばかりなの?」と聞いてみると、「欧米人はインドネシア料理にもバリ舞踊にもあまり興味がないからでは?欧米人は長い間滞在するし、バリ舞踊と食事を一緒に短時間で味わう必要もないのだろう。」ということだった。
なるほどね。
時間のない日本人にはぴったりニーズに合うレストランというわけか。

ふぅ、今日も盛りだくさんの1日だった。
明日はのんびり過ごそう。

明日の日記に続く・・。
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