カラスの涙

どうしたんだい?
つまらない話なんだけど
こんな僕の話でも聞いていかないかい?
昔々カラスが一羽飛んでたんだけど
そのカラスは誰も褒める事をしなかった
だからミンナに嫌われた
だからミンナに避けられた
ある日カラスは悲しくなった
木陰で涙をこぼし始めた
それは初めてのカラスの涙
クリアで純粋な大きな涙
「何で涙なんか!?」
当の本人も驚いて慌てて涙をふき取った
「悲しくなんかないんだ!!
ゴミが入っただけなんだ!!」
必死で自分を繕うカラス
そんな姿が可笑しくて
周りのミンナが精一杯にバカにした
負けるモンかこれでもか!
思いつく限りの言葉でカラスが言い放つ言葉は
やっぱり何だか可笑しくて
声をたてて笑いはじめた
カラスもつられて笑顔をみせた
宝石のような輝く笑顔
カラスは仲間が出来たんだ
ふとした事から仲間が出来た
だから君だって仲間は出来る
ホラ、周りをみてみな
こんなにいっぱいいるだろう
だから胸はっていきなよ
僕だって一人の仲間だから


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