二万マイルの自遊時間♪

二万マイルの自遊時間♪

花粉関連


[兜町ウォッチャー]花粉症関連の上昇目立つ、今春の大量飛散予想で



GLADEE トーストベアお手玉

日本バイリーン<3514>やニチバン<4218>など、花粉症関連株の上昇が目立っている。この春予想されているスギ花粉の大量飛散に向けて、花粉症向けマスクや薬品の需要拡大が見込まれるため。

尾辻厚生労働相は、21日の閣議後記者会見で、緊急の花粉症対策を実施することを発表している。緊急対策では、保健所などに住民向けの相談窓口を設置し、ポスターなどを使って発症時には早めの受診を呼びかける。

花粉症に毎年苦しむ株式市場関係者の1人は、「まだ1月なのに、すでに病院は花粉症患者でいっぱい」と驚く。

前出の2銘柄以外に、マスク関連としてはユニ・チャーム<8113>が注目されているほか、アレルギー用目薬や鼻炎内服液を手掛けるロート製薬<4527>もしっかり。花粉症抑制効果が期待できる機能性食品「インターバランスL─92」シリーズを手掛けるカルピス<2591>も堅調に推移している。

国内株式市場はこのところ調整含みの米国株に振られやすく、主力株の値動きが鈍くなる中で、花粉症関連株は、「内需株という側面からも、個人投資家の間で人気化している」(みずほインベスターズ証券投資情報部部長・石川照久氏)という。

こうした中で、一部では、林野庁と独立行政法人の林木育種センター(茨城県日立市)が、花粉症対策として、花粉が全く出ないスギの新品種の普及に乗り出すと報じられるなど、花粉症を取り巻く環境に変化の兆しもでてきた。

一部銘柄の値動きにも過熱感が出てきているが、「春までまだ時間ある上、材料性が高いので、調整を交えながらの循環物色は持続しそうだ」(準大手証券エクイティ部)との見方が示されている。

(東京 24日 ロイター)


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: