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実は今東京におりまして、何をしているのかといいますと「これから」のための用事もろもろ。新しい会社を始めますので、事務所の物件を探したりあとはワタシ自身の住むところも早いうちに「あたり」をつけておきたいところ。事務所はほぼ決まりなんですが、住むところは難しいなあ・・・。そうだkanさん、中目黒も三茶も高いよ!東京の人ってのはほんと「名前」にお金を使うんだなあ。見るからに住み心地の悪そうな物件で家賃も高いのにちゃんと全戸埋まってるんだもんなあ。信じられん。まあ事務所は住所も看板ですからちょっとくらいの背伸びはいいんですけど、住むところはなあ・・・。まあ2日いっぱい予定もないし、うろうろと漂いましょう。それにしても、最近は東京の地図や本を読みまくっているのでかなり東京の「通」ですよワタシは。地下鉄の路線から道路網、風水的には龍脈まで把握してますからね(ウソ)。よそ者のほうがその土地のことを詳しく知っているなんてことはよくあることですけども。しかし東京の地図を見ていて思うのは、「市」が小さいなあと。小金井とか国分寺とか、車で走っていてふと気がつくと通り過ぎて隣の市に入ってしまているじゃないですか。これまで何十回と東京に来ていますが、ビジネス街以外はほとんど足を踏み入れたことがないもので、スケール感の違いに戸惑っています。住んでいる人には分からないでしょうけど、適応するまでは結構しんどいもんです。と、嘆いていても仕方ありません。これからちょっとずつ「ならし」をしていかねば。東京出張は地図とストップウォッチ(駅からの時間を計る)と「帝都物語」が必需品です。
2007年04月30日
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昨日出してもらった郵便物が、料金不足で返ってきました。定形外の封筒だったんですが、重さだけ測って料金表の通常料金のところを参照していた模様。FAXを送ってもらったら、取引先から「真っ白ですよ」の電話。表裏のセットを間違えたらしい。資料をパワーポイントで作ってもらい、それをメールに添付して送ってくれるように指示。届いたメールを開けたら、添付されていたのはなぜかショートカットボタンのアイコン。まあ仕方ないさ。ワタシも20年ちょっと前は似たようなものでした。郵便料金もOA機器(死語?)の使い方も知りませんでしたから。今でも覚えているのは、縮小コピーのやり方がわからず、ボタンをピコピコ押しているうちに設定をもとに戻せなくなり、こっそり逃げてOLのお姉さんに怒られたこと。(人に聞くのが苦手なワタシは、何かあるとすぐ逃げました)その点、逃げないキミはえらい。
2007年04月27日
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まずフォトショップをマスターしたいです。いちおう自分的に肩書きは「Web系アートディレクター」なんですが、だったら「写真屋さん」くらい触れるようになれよ、と。でも一週間でマスターまでは無理かな。日常会話程度は(何のこっちゃ)。本も読みたいなあ。図書館でこれまで読んだことのない作家の本を借りてこよう。仕事に関係のない本をじっくりと読む。(例年、連休明けに手付かずの本をどっさり返すことが多いのも事実ですが)それと、この秋に引っ越す東京の賃貸住宅事情のリサーチをぼちぼち。どこに住もうかなー、と地図を見ながら思いをめぐらすのって楽しい。関東在住の方でオススメがあれば教えてください。といっても、お金がないので選択の範囲は狭いですけどもね。まあ最初はハングリーなくらいがいいでしょう。ワンルーム上等!毎年ちょっとずついいところに引越してやるぜ。そうなると、今住んでいるところの写真も撮っておかねば。最初から長く住むつもりはなかったけど、一年で去ることになろうとは。それなりに気に入ってたんですが、まあ仕方ないや。どこへ行っても間借り人。どこにいてもよそ者。選んだつもりはないですが、そういう生き方しかできないようです。きっとこれからも。
2007年04月27日
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簿記はBookkeepingの音に漢字を当てたものだとか、大学の簿記論の授業(商学部だもんね)で教授が言ってたんですが、そうではないという説もあるようですね。というようなことが言いたいわけではなくて、簿記の学習ソフトというものを人からもらったんですよ。「もう捨てるけど使う?」と。ありがとう。コンサル会社を出てからほとんど使っていない知識を活性化させておくにはちょうどいいし、使わせてもらうよ。というのは表向きの理由で、タダと言われたらたいていのものをもらってしまうプアなワタシです。で、そのパッケージを見て仰天。なんかすごいことが書いてあります。<三大特長 収入アップ!頭を良くする!運が良くなる!>ちょっとそりゃ言いすぎでしょう・・・。医薬品関係の広告は薬事法なんかでかなり表現が制限されていて「○○に効く」みたいなことも満足に書けないのに、このあまりに奔放なタタキ文句は一体何なのか。とりあえず書いとけ!みたいな感じ?この国は食べ物でなければここまでの不当表示もへっちゃらなのか。アメリカだったら裁判だぞ(知らないけど)。「収入アップ!」の下に小さく「かもね」とか書いてあるわけでないし。どうもシャレではないようなんです。とはいえ簿記ができたら収入アップなんて飛躍もいいとこ。簿記ができて、経理関係の仕事が人並み以上にできるようになって初めてお金が伴うわけでしょう。このソフトにそこまでのメソッドが詰まっているのか?「頭が良くなる」っていうのもなあ。このソフトは視聴覚を使うので脳が刺激されるから、らしいんですが、そんなことを言ったらゲームセンターは天才養成所ですよ。「運が良くなる」は笑った。何と思います?風水の占いがついているんです。そうか、なるほど!簿記と風水を組み合わせて経営に助言するコンサルタントになれば収入も良くなるかも知れません。さらには「息抜きのため」にゲームまでついているという親切設計。逆に勉強に集中できないような気もしますが・・・。いずれにせよこのボリューム感には参りました。というわけでただいま2級にチャレンジ中!結果はWebで(最近の口癖)。
2007年04月26日
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大阪の某駅のプラットフォームで電車を待っていたんです。各駅停車の電車が入ってきたんですが、ワタシは次の快速に乗りたかったので、その電車は見送ろうと後ろに下がっていました。並んでいた客が乗り込み、笛が鳴って各駅停車が発車しようとしたそのとき、ワタシはとんでもない光景を見てしまいました。一人のワカモノが、電車に乗ろうとホームへの階段を駆け上がってきたんです。ドアは閉まりかけているし、ワタシは「間に合わないな」と思いました。するとこのワカモノ何をしたか。思い切り手を伸ばし、持っていた傘をわざとドアに挟み込んだんです。電車のドアはエレベータではありませんから、異物を感知しても開いたりしません。ただドアに何ミリか以上の隙間があったら電車は発車できないので、車掌は仕方なく一旦ドアを開けます。そのスキにこのバカモノはひょいと電車に飛び乗ったのでした。なんちゅう危ないことをするのかこのアホ!話はこれで終わりではありません。「挟み込み」のバカモノはとりあえず目的を達して電車に乗れたのですが、その瞬間、電車のドアは片側が全部開いたわけで、そのとき別のドアからも乗り込もうとした者がいたんです。おそらくドアが閉まるとき間一髪間に合わず、一旦は乗るのを諦めようと思ったのに、目の前でドアが再び開いたので「チャーンス!」と思ったのでしょう。ただしそいつは動きが機敏でなかったのか、躊躇して飛び込むタイミングを見誤ったか、ダンッという鈍い物音に気づいてそちら方向に視線を移すと、一人のオヤジが漫画のように見事に、頭を両側からドアに挟まれていました。アタマから先に飛び込んだんでしょうか。無茶すぎです。オヤジの足元には砕けたメガネの破片がちらばっていました。幸い近くに人がたくさんおり、大声をあげたせいで駅員が飛んできました。オヤジはメガネが砕けてしまったものの、ケガはなかったようでした。しかし、車掌に「大丈夫ですか」と声をかけられた後の反応には絶句。「このアホが!ちゃんと確認をしてからドアしめさらせ! メガネ壊れてしもうたやないか!」アホはどっちだ? なんともはや、怒鳴られながらオヤジを介抱していた駅員さんが不憫でなりません。飛行機だと、たしか危険な行為をするヤツを締め出す判例があったように思います。こういうバカどものブラックリストを作って、改札を通過できないようなシステムを作れないものでしょうか。公共交通機関にも客を選ぶ権利があるんじゃないか。ほんとそう思います。
2007年04月25日
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おお、管理画面に今日がブログ開設777日目という表示。一旦全削除してからなので正味の日数ではないですが、スリーセブンとは縁起のいいこって。で、書くのは昨日のさかのぼり日記。日帰りの東京出張でした。広告代理店と共同で提案する飲料メーカーのタイアップ企画の打合せ。中堅とはいえテレビCMも扱っている代理店は雰囲気が華やかです。「仕事」の中でタレントの名前がポンポン出てきますし、新人クンをOJTで連れて行ったんですが、ポーッとしてました(笑)。やりたかったらどんどんこんな仕事を取っていいんだよ。ネット広告は単価が安いですから、グロスで稼げるタイアップ企画は会社的にも助かります。CPC(1クリックいくら)みたいな話ばかりしていると人間が小さくなってしまいますからね。その打合せなんですが、実は代理店が飲料メーカーと守秘契約を結んでいるようで、飲料メーカーの名前を言ってくれないんです。とはいえ、それが分からなければワタシらも提案などできないわけで代理店は「○○模様のパッケージの会社」とか「昔タレントの△△がCMに出てた会社」(今のイメージキャラクターはさすがに言えない)とか回りくどい呼び方をするんですよ。そのうち「ああ××社ね」と分かるんですが、それを口にするわけにはいきません。打合せの場には代理店の人とワタシと新人クンしかいないのに。そんな倒錯した会話にも新人クンは目を輝かせていました(笑)。20年前の自分を見ているみたいです。昨日の予定は代理店との2時間足らずの打合せだけ。そのために往復5時間かけて東京に行くなんてとても効率的とは言えませんが、まあ長時間いたら元が取れるというものでもありませんし。いいでしょ、「コミックガンボ」ももらったし。(「ガンボ」をもらうために出張を火曜か水曜に組むことが多いワタシ)。
2007年04月24日
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アメリカで史上最悪の乱射事件があったと思ったら、日本では選挙活動中の候補者が射殺され、ほかでも警察と立てこもり犯の銃撃戦があったなどと、物騒な事件が立て続けに起こりました。アメリカの件は別として、日本の事件はいずれもヤクザがらみ。最近は一般ピープルがヤクザ顔負けの凶悪な事件を起こすのでなんとなくヤクザがおとなしくなったようなイメージを無根拠に持っていたんですが、現実はまったく逆であったようです。いろんな人が言っていることですが、今やヤクザのシノギも相当にきつくなってきているのだとか。市長射殺も零細暴力団の幹部であった犯人が経済的に追い詰められていたからだと(本当のところは本人が自白しない限り分かりませんが)報じているマスコミもあるようです。これまでヤクザの資金源であったところが次々と規制を受け、昔のようにおいしい思いをできなくなってきたという。だったらヤクザなんかやめてカタギになればいいんですがそうはならないのが世の常。連中はますます新たな方向に活路を見出そうとし、そしてまたその実態も見えにくくなってきています。というわけで、今日書きたい本題はここからです。ヤクザどもの新しいシノギのネタとして有力なのは間違いなくインターネットです。ワタシはネット業界人のはしくれですので自然に情報は入ってくるのですが、実に悪質というか何というか。ワンクリック詐欺とか、エロ画像を見たら100万円の請求書が来るとか、そういうのはもはや古典的な手口。最近は許せないことに、子供がターゲットになっているものがものすごく増えているんです。「無料でゲーム(とか着メロとか)がダウンロードできる」と誘いをかけるなど、いろいろなやり方があるようですが、共通しているのは個人情報を登録させるところ。携帯だと空で送信するだけでいいものもあるでしょう。そうして送信されるメールアドレスは集積され、たとえば「高給アルバイト紹介」といったおいしい文句で子供を誘い出す「見込み客名簿」として活用されるというわけです。もちろんそんな連中にとって個人情報は保護する対象でなくメシのタネですので、バンバン転売されるでしょう。さらにもっと怖い話。ヤクザが運営しているSNSというのもあるそうです。たとえば女子高生だけの限定SNSみたいな体裁をとっているのもあるそうです(もちろんモバイル対応)。ヤクザはクラスのリーダー格の女子高生を使ってクラスメートに登録を勧誘させることもあるそうで、やはり目的は個人情報収集。こちらは携帯のアドレスと違って「だれがどこに住んでいる」ということまできっちり把握できますので(ウソの登録なんかしたら友達じゃないよ?と脅されたら従うしかないでしょう)どう悪用されるのかと想像しただけで怖くなります。もしかして顔写真付だったりとか・・・。それにしても女の子の「仲間はずれにされたくない」心理を利用しているのがなんとも腹立たしい限り。もはや「シロウトさんには手を出さない」というヤクザの不文律はカケラもないというのが実態です。mixiなどの大手SNSだって安心はできません。そういうところにも犯罪組織は巧妙にもぐりこんでいます。1億人以上ものユーザーを抱える最大のSNS「MySpace」は、アメリカでは小児性愛者による犯罪の温床になっているとして、保護者などから激しく非難され対応を余儀なくされています。お子さんをお持ちの方は、無料だからといって簡単にメール送信で申込みをしたり、個人情報の登録をしないように教えるべきでしょう。ちなみにネット業界人たるワタシは、本名で登録しているインターネットサービスなど一つもありません。怖いですから。インターネットの個人向けサービスは無料が基本ですが、同時に、ますます「タダより高いものはない」時代になると思います。
2007年04月23日
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さっきアクセスログを見たら***.nhk.or.jpと!うそ!受信料払うとか書いたからか?それはアレや、言葉のアヤやがな。おそらく昨日の番組の関係者がブログ検索してるのでしょう。放送や広告に対する「定性的」な評価は、視聴率よりもブログのほうが正確にキャッチできますから、ワタシも最近はブログ検索をよく使います。しかし、アクセスされる側としてはびっくりしますね。
2007年04月19日
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見ました。NHKの『SONGS』一青窈。良かった。タイトルはアーチストよりも「歌」よりの番組ということなのかな。だとしたらインタビュー部分があざといし、少々中途半端な作りでもあったんですが、「大人のための」という看板には偽りナシ。『HEY!HEY!HEY!』以来続いている「歌番組のお笑い化」にブレーキをかける、渋い目の演出が心地よかったです。一曲目は『もらい泣き』をラテン調アレンジで。フラメンコギターにヴァイオリン、ドラムはなんと言うのか、上に腰掛けて叩く木箱のようなもの。(以前クロード・チアリの息子のライブのときに見たことがあって そのとき名前も教えてもらったんですが、・・・忘れました)思い切りシンプルな伴奏に負けない、凄みのあるボーカル。楽器がもらい泣きしてました。あとは『大家』『江戸ポルカ~昭和歌謡メドレー』とあって締めは名曲『ハナミズキ』。こういう番組をもっと作ってほしいんですけどね、テレビ屋さん。わざわざお金と手間ヒマかけて「捏造」番組を作らなくたってありのままを映すだけで楽しめるコンテンツは山ほどあるはず。まあ民放さんはスポンサーの関係もあるんでしょうが。次回はチューリップだそうですよ。くーっ、待ち遠しい!思わず受信料を払ってしまいそうだ!
2007年04月19日
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化粧品の動画広告を先日制作しまして、といってもワタシは直接の担当ではないので見ていただけなんですが。まずまず良い出来だなと思っていたんですよ。すごくキレイに、上品にできたなあと。こりゃきっと反応も良いだろうなあと。ところがフタを開けてみると見事にスカ。こういうとき、広告を見た人の反応がリアルタイムで把握できるネット広告というのは残酷なものです。配信している間、ほとんどユーザーが動いていないことが「手に取るように」分かってしまいました。言い訳できない・・・。この動画の何がいけなかったんだろうということで、知人の紹介で「化粧品のプロ」のクリエイターに見せてみました。結果が良かったかどうかは伏せて、ただ「どうですか?」と。すると、見事に看破されましたね。見終わって迷うこともなく「ああ、これはダメだったでしょう」。ええっ!何で分かるの?もしかして商品の値段を間違えて0を一つ多く表示しているとかの致命的な間違いがあったか・・・。「ははは、そんなんじゃないですよ。このクリエイティブ(作品のこと)は 男性が作ったでしょ?」いかにも。「キレイですけど感性が男性なんですよ。だから女性が食いつかない」はあー。とワタシは口をあんぐり。そうなのか。そのクリエイター氏によると、見せた作品のどこがどうというのではなく「全体から漂う印象」が男性なのだそうで。だから、その動画を作ったクリエイターに今回まずかった点を説明して次回は「女性的なテイストで」作ってもらおうったって無理だと。化粧品の広告は「女性的なテイストが分かる男性クリエイター」か「女性クリエイター」に依頼しなさいというのがその道のプロのご託宣でした。なるほどねえ。誰でも手を出せる世界じゃないんだなあ。実はワタシ、化粧品の広告なんて作ったことも担当したこともないんです。だいたいいつも男っぽい商材が多いもので。勉強になりました。そっち方面は手、出さないでおこうっと。
2007年04月18日
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職場の新人のキャラクターもだいたい分かってきました。といってもワタシは人事部門の人間ではないので、分かったからってどうだということはありません。まあ個人的な興味として「今の若者」の実像が見られるというのがオヤジ的に楽しいという、そういうことです。ただ、一人気になる新人がいまして。K君という男子なんですが、常に斜に構えているというか、何かを指示しても全力でコトにあたらないというか。別にこちらの言うことに逆らうとか無視するとかはないんですが態度から漂ってくるイメージが、どうもネガティブなんです。要するに「可愛くない」。K君を見ていると思い出します。ワタシも新人のときってこんな感じだったなあと。可愛くない自分が分かっていて、そのことを指摘されても口笛で答えていたあの頃(元春入ってます)。たぶん、自分で自分がネガティブな雰囲気を作っているとは思ってないんです。なのに、ほうぼうからそれを直せといわれる。知るかそんなもんとすねる。で、もっとイメージが悪くなる。みたいな循環がありましたねワタシの場合。でも態度というのは本人が気づいていなくても、絶対に価値観やものの見方(同じか)が出るものです。本人が気づいていないだけで。見た目で損をするだけじゃないんです。K君のようなタイプの「可愛くない」やつは、仕事でも伸びにくい。小手先が起用だからなんとなくキレイにまとめてしまえる。でも深く突っ込むことをしないから何をやっても深みがない。ワタシがそうでしたから、よおおおおく分かっています。ただワタシの場合はそれを指摘してくれる人々に恵まれたわけですが。うん、だから今度はワタシが彼にとっての「そういう人」にならねばならないということなんですよ。分かってますって。「人を変える」というのは大変です。いや「変える」ことなんておそらくできないでしょう。いかに本人に気づかせるか、それによって本人が「変わる」しかないように思います。どこかで一皮剥けるような体験をさせてやれればいいんですが・・・。やっぱ大変だなあと思うと同時に、20年ちょっと前、こんなヒネた小僧にそれでも仕事を教えてくれた人たちに感謝です。先輩、社長、その節はご迷惑をおかけしました。ほんとすみませんでした。
2007年04月18日
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せっかく早く仕事が終わったのに、クライアントの電話待ち。その電話が入らないと帰れない。まったく。FMからは印象的なイントロが聞こえてきました。サザンの「希望の轍」。いい曲はすぐ分かります。ヒマなので最近読んだ本のことを覚書ていどに。「真夜中のマーチ」奥田英朗ドラマ化されるらしいですが、キャストがワタシの好みとまったく違っていたので面白くない。クロチェが香椎由宇かあ?小説のほうは奥田氏らしいドタバタと、「やっぱり」なラストに物足りなさと安心感を同時に感じました。いや、でも、一言で言うと「面白い」ですけど。「サウスバウンド」奥田英朗同じ作家ばかり続けて読むのって実は好きではないんですが奥田作品は図書館で見つけたらすぐ借りておかないと次にいつ本棚に戻っているか分からないので、仕方なく。内容は、最高。ここ最近読んだ中ではベスト。「作り話」はこうでなきゃあ、みたいな。過激派の父親とその家族が巻き起こす波風の物語。視点は長男の少年なんですが、物語の中で成長していく様がきっちり描かれていて、なんとなく甘酸っぱい気持ちになります。小説家ってやっぱすごい。父親が最後はランボー(アルチュールじゃなくてスタローンのほうね)みたくなっていくんですが、しらけずに読んでしまえました。きっとこれも映画化されるだろうなあ。ちくしょー、石垣島行きてえなあ。「All Small Things」角田光代女性雑誌の連載をまとめたみたいで、オヤジが読むのは赤面もの。テーマは「あなたの思い出に残るデートは?」ですから。でも面白かった。ショートショートみたいなのが連なって、輪になる。スタートがゴールで、実はまたスタート。何でもないようなことが幸せだったと思うんですねえ、やっぱり。ワタシの一番思い出に残るデートは、たぶん一番最近のです。って、何年前だよ!「ライダー定食」東直己短編集。図書館で、何の前知識もなく手にとって読み始めたんですが一本目で放棄。なんじゃこりゃあ。「意外な結末」?とんでもない、悪趣味の一言。「みんな誰かを殺したい」射逆裕二なんちゅう物騒なタイトル。でも横溝正史ミステリ大賞優秀賞だそうでなるほど面白く読めました。が、後半恐ろしく失速する展開に失笑。やっぱセミプロの作品だなあ。というか、やっぱプロはすごい。ということか。FMからはコブクロの「エール」が。はやく電話こーい。
2007年04月17日
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連絡のつきにくいデザイナーがいまして、携帯電話にかけてもすぐにつながった試しがありません。そんなわけで、連絡手段はもっぱらメール。それにしたって、返事が来るのは早くて当日夜。数日間ほったらかしということもザラ。まあそれは忙しくて飛び回っているからだろうと好意的に解釈していたわけですが。先日そのデザイナーに仕事を頼んだんですが、振込み先のメモをなくしてしまいまして、メールを入れたんです。「すみません、先日のギャラですが振込み先をもう一度 メールでお知らせ願えませんか?」すると、なんと3分後くらいに返事が来ました。「○○銀行××支店 普******によろしくお願いします」。いいけど、いっつもすぐに連絡つかないのは何なんだよ!
2007年04月17日
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新入社員の話。というか、新入社員をめぐる先輩社員の話。もう何度も書いているのでご存知の方も多いと思いますがWeb業界というのは平均年齢が非常に若く、会社の中心は20代半ば。そういうわけで、新入社員にいろいろと教える先輩社員も2~3年前の新入社員。まあそういう業界です。ウチはチューターになる先輩社員がマンツーマンで新入社員の面倒を見るんですが、みんな新人クンたちに早く仕事を覚えてもらおうとそれぞれに一生懸命です。いいことです。ウチのように人事部が「採用部」と化していて、入社後の教育はほぼ100%現場に任される会社にあって、すごく良い社風です。だけども「人の育て方」についてきちんとしたノウハウを持っている者は少ない、というか、いるはずないといえばないんですが。だから、見ていて「ちょっと待て」と思うことも少なくなくてそれはたとえば「失敗する前に助けてしまう」という点。新人に電話番をさせて、ややこしい電話がかかってくるとすぐに代わる。作業をさせて、「分からないところはない?」と間違う前に手を貸す。昨日なんか、営業先で待ち合わせをするというので先輩は新人に地図を出力し電車の乗り換えまでメモに書いて「ここに11時」などと言っていました。ちょっとやさしすぎるぞ。とにかく「何も分かっていない新人」が「辛い思いをしないように」転ばぬ先から何本も杖を差し出すような、そんな感じ。そういうの、「指導」じゃなくて「サービス」じゃないか?失敗させて、「あちゃー」とか「しまった」とか思わせていいのに。自分で考えて行動するように仕向けて、当然うまくいかないこともあってなぜそうなったかをきちんと覚えさせる。それが成長のいちばんの近道なんですが。先輩は、深く落ち込むような「大失敗」だけはさせないように、影からサポートしてやればいいんです。といっても新人が困っているとき「手を出せばいいのにぐっとこらえる」のって結構大変ですけれども。冷たい先輩と思われるかも知れないし、何より自分が手を出したほうが間違いなく問題は早く解決するし。そこのところ、唇を噛んでぐっとガマン。教育は辛抱なり。とか、すいませんエラソーなこと言って。ちなみに、ワタシも一人の新人(女性内勤スタッフ)の面倒を見ているんですが、電話での問合せ対応なんかはもうほぼOKです。一週間前、電話のベルが鳴るたびに顔をひきつらせていたのがウソのよう。しんどいですが楽しいもんです。人を育てるのって。
2007年04月17日
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一本の電話で朝から職場が殺気だちました。先週末、某大手広告代理店の扱いで配信した広告の報告書を提出したんですが、表紙に記された広告主の社名が間違っていたと代理店から指摘されたんです。具体的に言うと、本来「後株」のはずが「前株」になっていたそうで。ワタシが電話を受けたわけではないですが、代理店の営業パースン(女性らしいので)はウチの女子スタッフにまくしたてたそうです。「株式会社が前か後かで別の会社になるんですよ!? こんなビズィネス(帰国子女らしい)の基本が分からないなんて どうかしてるんじゃないですか? ウチに恥をかかせるつもり? すぐに修正してバイク便で送るように! それと、なぜこのような間違いが起こったのか、 今後どのような対応をとるのかを書面で提出しなさい」とかなんとか。そこまで言うかとも思いましたが、たしかに「前株」か「後株」かは大きな問題ではあります。報告書を作成したウチの女性スタッフはとりあえず平謝りに謝ったそうです。しかしなぜそんな間違いが起こったのか?ウチの女性スタッフはやりとりしたメールをさかのぼってチェックし、突然「あーっ」と声を上げたのでした。彼女が震える指で示したPC画面には、怒りの帰国子女代理店営業パースンからの発注メールが。そしてそこにははっきりと「株式会社○○」とあったのでした。アンタが間違うとるやんけーっ!思い切り立場が優位になったウチの女性スタッフは、ふふふふと不適な笑いを浮かべ、「なぜこのような間違いが起こったのか、今後どのような対応をとるのか、 きっちり書面で提出させていただきましょうかねえ・・・」その目の輝きは、逃げ場を失った小動物を前に舌なめずりする蛇そっくりでした。で、えー、その後どうなったのかは知りません。
2007年04月16日
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と、いうわけでなぎなぎさんお待たせ。歌声列車に揺られて終着駅「貴志駅」に到着。(コーラスグループの男性が「そろそろ終点のタカシ駅です」とMCして乗客大ヒンシュク)で、降りたらいきなり改札にいましたよ!日本鉄道史上(もしかしたら人類史上)初の猫の駅長「たま」が。 寝てましたけど・・・。しかしベッドもいちご柄。とことんいちごにこだわる鉄道です。よく見ると駅長は寝ながらもオーダーメードの駅長帽をかぶったまま。さすが、職業意識の高さを感じますね。それにしても子供がさわりたおし。「顔あげてー」と、つついたり尻尾を引っ張ったり。ええかげんにせえよ、クソガキどもが。でも全然動じずに寝ている駅長は立派です。格が違います。 実は駅長は駅の隣の売店のおばさんの飼い猫。そういうわけで、駅長とはいえおばさんには逆らえません。「ほらほら、お勤めの時間やで」と起こされてしまいました。今来た電車が単線を帰っていきます。そして、電車が出る際のお見送りは駅長の公務なのです。おっ、鉄っちゃんが写真撮ってますな。ここには写っていませんが、美少女フィギュアを持参してベンチの上に座らせて写真を撮っているすさまじいオタクもいて周囲のお客を引かせていたのでした。 一仕事終えて充実感にひたる駅長。傾けた帽子が往年の沢田研二を思わせます。ジュリー! 「こいつ、こんなんで仕事やいうんやから楽なこっちゃ」と、おばさんは綾戸千恵ばりのしゃがれ声でキツイことを言います。しかも駅長を「こいつ」呼ばわり。失礼だぞ! この駅には助役もいまして、もちろん猫。名前は「ミーコ」。こちらはケージの中でずっと寝たまんま。うーん、この駅は駅長より助役のほうが偉そう。たまとミーコがそれぞれ駅長と助役に就任してから、関西のマスコミはこぞってそのニュースを取り上げ、貴志川線の知名度はぐんと上がったそうです。当然ワタシも含め訪れる人が増えて、収益もぐんとアップ。人間でもそれほど短期間に成果を出せる駅長なんていませんよ!しかも給料はエサ一年分だというし(一年契約か!)ほんと、いちご電車もそうですが、猫を駅長にするなんてこの会社はめちゃくちゃセンスあります。ローカル線にしておくのは惜しい、でもローカルであって欲しい。で、ひとつ新ビジネスを考えました。「猫の派遣会社」。あなたの会社も使えない管理職をクビにして猫を雇いませんか?ニャンテリジェンスとか、ダメですかね・・・。求む出資者。和歌山電鐵株式会社HP
2007年04月13日
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実はちょっと前の話になるんですが、和歌山県の「貴志川線」というローカル鉄道に乗りに行ってきました。と、聞いてピンとくるのはだれだ?なぎなぎさんかな?貴志川線といえば「いちご電車」と「猫の駅長」。目的地はいちおう「猫の駅長」がいる終着駅なんですが電車に乗ることもひとつの目的でなくもない。いちおうペット商品関係のネットショップを運営している立場ですから「猫の駅長の取材」ということで行ってまいりました(承認印自分)。気持ち的には思いっきり「日帰り小旅行」ですけども。知らない方のために説明すると、貴志川線というのは「和歌山電鉄」という鉄道会社が運営するローカル線。この会社のキャッチフレーズがふるってるんだ。「日本一心豊かなローカル線になりたい」ですからね。貴志川沿いを走る2両編成の車両はいちご電車と名づけられ、まるでミルクにいちごがつかっているような、かわいらしいデザインになっているんです。いちごって和歌山の名産品なんですよ。知ってました? しかしこの車両デザイン、これ完全にプロの仕事ですよ!とてもイナカの会社とは思えません。見事なブランディングです。ああワシこんな仕事がしたいねん!広告など一切ナシ!なんと思い切った、というかどうせこんなローカル線に広告なんか誰も出さないだろうとか、そういう発想もあったかも知れませんが、知名度が上がった今も広告ゼロ。ザマーミロ腐れ広告屋。キサマらの手がかかったら「心豊か」じゃなくなるのだ。 デザインだけじゃなくて、素材もイイんです。吊り輪は木だし ブラインドはすだれ状。 しかも、しかもです。ワタシが乗車したこの日はなんと「歌声列車」。コーラスグループが車両に乗ってくれまして、ワタシは知らなかったんですが、始発駅で座っていたら彼らがセルフで配線なんか始めまして、なんだなんだと思ったら発車とともに歌い始めたのでした。オープニングはスピッツの「空も飛べるはず」。追加料金はもちろんナシ、こりゃ安いぞ和歌山電鉄! 左のグリーンの服を着た女の子なんかハスキーボイスで声の出し方なんか、音大でジャズやってたんじゃないかというそんな感じ。結構パワフル。でももし車両が揺れたら全員でマイク持って「ギャー」とか叫ぶんじゃないかとか、ヘンな心配をしてしまいました。続きはWebで、じゃなかった。後でまた書きます。猫の駅長も。和歌山電鐵株式会社HP
2007年04月12日
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実は昨日まで東京にいました。いろいろと予定をこなして、最後は六本木ヒルズで業界のセミナー。これは「受講者」として座っているだけでしたから気楽なもの。いやしかしすごい人でした。500人はいたかな。やっぱ東京だなー。同じテーマで大阪でセミナーを開いたってたぶん30名集めるのにも苦労するでしょう。基本的には講演会なんですが、オーディオビジュアルの演出は大したものでした。やっぱ東京です。講師として登場したのはWeb系マーケティング関連企業のトップが4人。途中、主催企業とゲスト講師の会社の事業提携の記者発表まで行われたり。やるなあ、インパクト強いよまったく。何度もすみません、やっぱ東京です。4人のパネルディスカッションも面白かったですね。Web3.0はどうなるのか?という、先鋭的企業のトップなら正直に答えたくない質問にも、全員ほぼ本音で語っていました。そのうちの一人の意見がワタシとほぼ同じだったので、ちょっとうれしかったです。で、壇上に上がった4人のWeb企業トップを見てあることを発見しました。全員背が低い!まあ一人は女性なので当然といえば当然なんですが、あと3人の男性も女性社長とほぼ同じ身長なんですから。170cmないだろうな靴脱いだら。その場にはいない他のWeb系、IT系の企業の社長を思い出してみても身長は普通か低いかって感じです。ホリエモンだってアレですし。伸びる会社の共通点、トップは背が低い。なんて言うの危険ですかね。
2007年04月11日
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新人クンたちがやってきて10日。ワタシから教える企業とビジネスの基本知識講座は一通り修了しましてこれからはそれぞれの現場でOJT。各新人はそれぞれのチューター役の先輩に同行して仕事を覚えることになります。の、はずなんですが、いきなり営業の新人2人が事務所でヒマそうにしているじゃないですか。「どしたん?担当の営業は?」「今日は難しいお客だから一人で行くって」・・・これだ。ウチのOJTは「お前が自分でトレーニングしろ」の略か。しゃあないなあ、だったらビジネスマナーの授業でもするかと2人を別室に連れ出しました。ワタシはマナー教室の先生ではありませんがまあ遊ばせておくよりはいいだろうと。「じゃあ2人向かい合わせになって名刺交換してみて」新人2人が互いに名刺を差し出します。と、その格好がヘン!「ちょっと待った!」なんと、彼らは片手でつまみ上げるようにして名刺を相手に出すんです。「君ら、その出し方はだれかに習ったの?」「入社前の研修で、人事コンサルタントの会社の人に・・・」なんだそれ?普通は両手で出すぞ。もしワタシが取引先の新人と名刺交換するとして、向こうから片手で名刺を差し出されたらギョッとするよ。もしかしてマナー上は片手が「正解」なのかも知れませんが(違うと思うけど)「現場の常識」っつうもんがあるでしょうに。一体何を教えているんだコンサルよ。実はこの「通称」人事コンサル、実体は求人広告会社なんですよ。この業種に最近多いんですが、採用後のサービスも商売にすることを覚えたようで、それはいいとしても出てくる講師の質の悪いこと。去年だったか研修前の打合せにワタシも引っ張り出されたことがあって、行ってみたら20代前半くらいの髪の毛ボサボサ(無造作ヘアというのか)、ネクタイゆるゆるの男が人事コンサルタントでした。最初はそいつが新入社員で、教育する対象だと思いましたよ(マジ)。で、そのコンサル君、人事のことなんて何も知らない。ちょっと意地悪してサブロク協定とか話題に出してやったんですが全然ついて来れない。もちろん経営数字なんてまったく知らないし、個人情報保護にいたっては「担当が違いますから」と胸を張って回答。じゃあ何が専門なの?と聞いたら「人づくり」「組織づくり」「モチベーション」だそうで。数字がいらないからってなめてるのか。まあ今回その兄ちゃんがマナーを教えてくれたのかどうか知りませんが、いい加減にこういう「自称」コンサル会社とは手を切ったらどうなのか。・・・でも切れないんですよね。その会社、実はウチの会社の得意先でもあるんです。年間結構多額な広告出稿をしてくれるので、そのお返しという。いやはや。発展しませんよお互いに。
2007年04月10日
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Hさんはワタシより一つ年上で、以前在籍した会社で3年ほど一緒に働いた仲。縁あって、ともに別の会社に移った今では良き取引先です。そのHさんと先日話をする機会があって「ブログとかやってますか?」みたいな。「全然ですわ。インターネットはほんま読むだけ」と笑うHさん。よく聞いてみるとブログやSNSにアカウントなど持っていなければ、他人にコメントしたこともないとのこと。ちなみにネット通販も未経験、ネットオークションなんて別世界のボキャブラリーといった感じです。要するに、インターネットにおいて「送信ボタン」を一度も押したことがないというのです。たしかにHさんの仕事は直接インターネットを触ることのない業種ですがこのWeb2.0の時代にそんな人もいるもんだと、逆に感心した次第。「Hさん、ものは試しですからブログでもやってみましょうよ」「いや、いいですよ。書くことないし」「でも部下の人と話とかしても分からないでしょう」「まあ、たしかにこの時代にブログも知らんというのは恥ずかしい限りですが」「でしょう? そうだ、HさんにはSNSのほうが向いてるかも知れない。 じゃmixiの招待状を送りますよ。とりあえずアカウントを開いて、 面白くなければ退会しちゃえばいいんです」「はあ」「操作の仕方は教えますから、じゃそういうことで」で、その日のうちにmixiの招待状を送ったんですが一週間たっても音沙汰なし。今日電話する用事があったのでちょっと聞いてみました。「そういえばHさん、mixiのアカウント開いてないでしょ」「はあ、すんませんねえ」「難しいですか?やってみました?」「いや、まだ決心がつかなくて」「そんな」「なんか怖いというか、すんませんねえ、せっかくのご好意を。 でもねえ、自分から何かを発信するというのは、私なんかにとっては ものすごく大層なことなんですよ。笑われるかも知れませんが」「・・・・・・」なんというか、すごく無神経なことをしてしまったようでした。野球が嫌いな人を「行けば分かりますよ」と強引に球場に連れていったような。それでもって、「ね、面白いでしょう」と同意を強制したような。いくらブログやSNSが普及したといっても、まだまだ世の中にはネットに対して距離を置いている人がいるということです。そういう人がいてもおかしくないし、そういうことをワタシは知らねばならない。ということに気づかせていただきました。ごめんよHさん。
2007年04月09日
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離婚して新聞の号外が出るくらいですからもはや「国民的」アーチストと言っても違和感のない人物なのでしょう、宇多田ヒカルという女性は。その彼女もデビューした当初は無名だったそうです。ていうか、まあ普通そうでしょう。CDを作ったって、知らない歌手の歌にお金なんてだれも出しません。だから、まずは人に知ってもらわなければならないわけで、そのために父親の照實氏にはFM局をまわり、ディレクターにCDを手渡す日々があったということです。宇多田ヒカルという無名の歌手の歌声に惚れ込み、最初にCDをかけたのは、福岡のFM局のディレクターでした。照實氏はその人に「アーリービリーバーズカード」のNo.001を手渡したのだそうです。(カードは全部で100枚用意していたのだそうです)Early believers、早くから信じた人たち。意訳すれば「慧眼の持主」でしょうか。いますからね。新しいアーチストが出てきたときに「昔から支持していた」とか言うヤカラが。そういう連中にしたり顔で「育ての親」ヅラをされたくないとかそんなみみっちい発想ではないでしょうけど。やはり感謝の印だったんでしょうねえ。とにかくまあそういうことがあったんだそうです。というわけで、これからいろいろと世の中に対してコトを起こそうとしているワタシにとって、宇多田パパの話は琴線に響いたのでありました。カードを作るなんてのはちょっと照れくさいですし配当みたいなものはなかなか難しいでしょうから、まあ「あの野郎を支持して良かった」と思っていただける自慢の種を提供できればと。そういう自分であろうと。まあそんなことを思ったわけです。まずはアーリービリーバー探しから始めなければなりませんが。業を起こすためには。さて、と。
2007年04月07日
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六本木の某社にマイボスである社長と訪問することになったのですが、社長は直前まで別の場所でミーティングとのこと。「じゃあビルの前で17時ということで」。ワタシにとってはそれは好都合。早めに行って、噂の東京ミッドタウンを見物してやろうじゃんという。待ち合わせの40分ほど前に大江戸線で六本木に到着。大江戸線のこの駅は初めて降りたんですが、びっくりしました。プラットホームの柱が黒で、六本木の駅名表示が金色。うーん、なんか駅らしくない。ワタシがその色からまず連想したのは回転寿司の300円の皿。で、まあ地下から上がっていって敷地内をぐるっと一周したんですが、「だから何?」でしたねワタシには。なんかダイヤモンドシティがゴージャスになっただけ、みたいな。それと案内の人と青服の警備員がやたら多いのが気になりました。安心・安全をモットーにしているつもりでしょうが、ビンボー客からすれば「人を見れば泥棒と思えってか?」な印象。テロの予告があったわけでもないでしょうに。息苦しくなり、なんとなく人の少ないスペースがあったのでそちらに足を向けると青服がタタッと駆け寄ってきて「どのようなご用向きでしょうか?」「い、いえ、ただぶらっと・・・」「申し訳ありませんが、こちらから先はマンションになっておりまして、 居住者か訪問客の方以外はご遠慮いただいております」「そ、そっすか」(なぜかなぎなぎ口調)急いでその場を離れ、相手が見えなくなったところで思っきりメンチ切り。ケッ馬鹿にしやがって。今に見てろよ大東京(長淵剛ふう)。現代彫刻がいくつかあるんですが、それもなんだか。いまいちサマにならないというか。やっぱ付近のワイザツさが視界に入ってしまうからですかねえ。それと敷地内で犬を散歩させている人が多いのにも驚きました。(だいたいレトリーバー)要するに、ワタシは物見遊山のイナカ者ではないですよ、ここに住んでいるんですからね。と言いたいわけでしょう。しかし、たとえば大阪の都心、本町や淀屋橋で犬の散歩なんてだれもさせませんし、やっぱ東京の人の発想はわかりません。そんなことを考えつつ、17時にマイボスとの待ち合わせ場所に行くと、ちょうどボスも向こうからやって来るところでした。「おう、舎路人クン。早くついたんでミッドタウンに行ってたよ」「なんだ、社長も行ってたんですか」「キミもか。いやあ、マンションの前をうろついたら警備員に止められて 恥ずかしかったよ」社長、あなたもですか!
2007年04月06日
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ここのところの東京はやたらに寒く昨日(4日)は雪が降ったそうです。ということをテレビのニュースでは言っていたんですがBGMにプリンスの“Sometimes it snows in April”を使うようなセンスの良い局は皆無でした。音楽つながりで、というかプリンスとは何の関係もないですがYUIの『CHE.R.Y』めちゃくちゃイイですね。久しぶりに出てきた「詩を書ける」アーチストだと思います。歌も上手い。自分の言葉でしっかりと立ってる。そいでもって、絢香と同じ音楽学校だとか。すごいな。二人とも苗字がない。冗談はさておき、音楽学校の広告のお手伝いをしたことのあるワタシは学校からスターが出たらどれほど広告になるか(経営が助かるか)痛いほど分かります。応募者数が全然違うんですから。成果こそ最大の広告。ちなみに、二人が出たのは福岡のヴォイスという学校。歌手、芸能人を多数輩出している福岡が、ふたたび音楽業界の台風の目になるに違いありません。でもって、沖縄ブームはおしまい。か?こ~い~しちゃったんだ♪
2007年04月05日
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ペーパーボーイという会社名は知らなくてもブログのJUGEMなら知っている人も多いでしょう。そこの社長が3日前に自分のブログで辞任を表明したんです。昨年発売したナントカという商品の売れ行きが悪いので責任をとって辞任します、今後ともペーパーボーイをどうぞよろしくと。某渋谷系社長がブログで離婚発表したのは有名ですが、またしてもIT社長の「ブログ広報」かと。ワタシはそのことを身の回りの人たちにも話しました。いちおう同業ですからね。その日記が書き込まれてかなり早い段階で発見したので結構得意顔で。「よう、お前知ってる?」みたいに。「やっぱりGMOグループの水に合わなかったのかもね」などとしたり顔で評論したりしていたのでした。その社長ブログを今日何気なく見てみると、相変わらず社長をやっているようなことを書いているじゃないですか。えっ?と思って3日前のブログを見ると、その日の日記タイトルの横に(しがつばか)と。おいおいおい!社長がその手のウソはシャレになんねーんじゃねーの?口が虚しいって書いてウソと読むんだぞ。真剣に、取引先とかで混乱なかったのかね?いちおう上場企業グループのメンバーでしょ。(そんなことを考えるワタシがオヤジなのか)
2007年04月04日
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そもそも企業というものはね、というより以前に、なぜ人は企業というものを作ったと思う?という感じで始めました。新人研修会。営業の連中が同席していたら「そんなことはいいから商品知識を教えろ」と言われること必至。うまい具合に営業が出払っている中での研修になりましたので、思いっきりワタシ流にやらせてもらいました。企業の存在意義、なんて営業現場の人間にとっては「建前」もしくは「精神論」ですからね。それで飯が食えるのかと。食うんだよ、このやろ。仕事を覚える前に、絶対に考えて欲しいことがあるんです。とくに、インターネットという放送や出版なみの力を持つ媒体を扱う人間は、「利益追求」を目的にしてはイカンのです。ただでさえインターネットでビジネスをやっていて我々メディアを使おうとしている人々には、イカガワシイ連中が山ほどいるんです。原点をしっかり持っていないと、ついつい美味しい話に乗せられて犯罪の片棒を担ぐことだってあるんです。ときどき思い返してください。あなたはなぜ生きているのか?と聞かれたら「生まれたから」としか答えようがありません。でも企業は、集団は、人が作ったものです。ということは、作った目的があるわけです。それが何なのか。これは精神論ではありません。本質論です。そういうことを分かって欲しかったんですけど、どうなんだろうか。女の子の一人は見事に寝てたな。舟漕いじゃってまあ。ワタシのこういう話、外のセミナーで聞いたらお金がかかるんだよ。(社長には内緒だけどね)
2007年04月03日
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って、歌いだしたんですよ。ワタシが今いちばんカッコイイと思う男、トータス松本が。日曜日の『情熱大陸』で。番組の企画で、彼が専門学校時代に住んだという三国付近をぶらぶらと歩いていたんです。コンクリで固められた神崎川の堤防の下。辺りはマンションと金網と雑草と、頭の上には冬の空。鉄橋の下、「こんなとこで歌うの何年ぶりかなあ」とギターのストラップを肩にかけて。そうなのか、松本君もこの歌が好きなんだ。RCサクセションの『多摩蘭坂』。♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・夜に腰掛けてた中途半端な夢は電話のベルで醒まされた無口になった僕はふさわしく暮らしてる言い忘れたことあるけれど多摩蘭坂を上りきる手前の坂の途中の家を借りて住んでるだけどどうも苦手さ、こんな夜はお月様覗いてる。君の口に似てる。キスしておくれよ窓から・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪憧れの人物と偶然同じ曲が好きだったなんて、これはもう逆立ちしたくなるほどのヨロコビ。
2007年04月03日
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ようこそ!こんなところへ(byなぎなぎさん)今日はワタシの職場にも新人クンたちがやってきました。ワタシ含め、迎える先輩社員は気持ちテンションが上がってます。普段よりキビキビしてるし、声も大きいし、昼間からmixiやってないし。いいもんですね。ほんと、気持ちに張りが出るし、そういう意味では四半期に一度くらい入社式をして新人を迎えてもいいかもしれません。面白かったのは先輩女子社員。スタッフの大半が昨日美容院に行ったようで、朝、お互いに妙にキメキメな髪型を見て笑いあっていました。それなりに気合が入ってるんでしょうみんな。いいもんです。新人たちが入社式を終えて職場に入ってくるとPCのセッティングを手伝ったり、社内に自己紹介メールを打たせたり日報の書き方を教えたり。定時で上がらせましたが、ほっと一息ついてはっと気づきます。「全然自分の仕事が進んでないじゃん!」毎年のことですけどもね。あ~あ、明日から「はかどらない」日々の始まり。でもいいもんです。
2007年04月02日
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