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モノマネのコツをつかみました。忘年会などで使えますので、よろしかったらお試し下さい。まずイチロー。どうってことない内容のことを、さもスゴイことのように話す。これが基本的なスタンスです。口癖は、何か一つの話が終わりかけたところに現れます。「・・・・・である。し、また・・・・でもある」みたいな。要するに、あっさり話が終わらない。着地しかけたと思ったら、なぜかふわっと一瞬浮き上がる鳥人間コンテスト的な話しっぷりと言いますか。例文「メジャーには凄いピッチャーがこれでもかというくらいに たくさんいて、それは僕にとって克服すべき課題である・・・、 し、また非常に幸せなことでもある、という」繰り返しますが、内容は「別にどうってことないこと」、これがポイントです。もう一つは、政治評論家の三宅久之センセイ。この人はだいたい腕を組んでいます。で、バカな共演者のくだらない意見に怒ったとき、腕は組んだまま右手をひじから上げ、相手を指差し「あなたね、バカ言っちゃいけませんよ」。顔を真っ赤にできればなおよし。こんなことを会議中に考えているワタシって・・・。(だって退屈なんだもの)
2007年05月30日
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女子スタッフの一人が東京のウチの事務所に電話したところ、何の間違いか受話器が上がってすぐにプツッと切れたそうで。「あれ、切れちゃったよ」と言うと、先日の「マイセン」の女子スタッフが笑って一言。「あはは、チャッキョですか?」チャッキョ・・・。着信拒否だそうです。蟄居とかじゃなく。今、この「略語OL」にワタシの関心はクギ付けです。
2007年05月28日
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昨日は全日空のシステムトラブルで空港が大変だったようですが、ワタシの友人も巻き込まれたようで、対応がなっとらんと大怒りでした。「ちょっとは誠意見せんかい」と。誠意と書いて「カネ」と読ませる、大阪人ってほんと品がないなあ。ワタシのほうは最近はもっぱら新幹線のエコ出張(笑)。完全に飛行機から縁遠くなっている昨今ですが、友人の話を聞きながら空港で珍しい経験をしたことを思い出しました。まさに「誠意」関連の話。7~8年前になるかな。その日、ワタシは東京への出張を終え、羽田発関空行きのJALで大阪に帰る予定でした。ところが、その日最後の予定が長引いてしまい、モノレールで羽田に着いたのが予約した便の出発5分前。無理だろうと思いつつも、空港の係の女性に搭乗券を差し出し「予約してるんですけど間に合いませんか?」と聞いてみました。わざと息を切らせて、必死の形相を作って。すると係の女性は神妙な顔つきで「少々お待ち下さい」と言い残し上司らしき人と相談しているではないですか。もしかしてトラブルでもあって出発が遅くなったとか、ラッキーなアクシデントがあったのかと自分勝手な期待をするワタシ。それが、実にそうだったんです。ややあって戻ってきた係の女性は、ワタシをロビーの隅のほうに誘導しました。連れて行かれた場所には10人ほどの殺気だった客。なんとワタシの予約していた便はシステムの不具合でダブルブッキングが発生したそうで、予約を取っていたのにチェックインできない人が出てしまったのだと。それがそこにいた人たちでした。ワタシはその一団に放り込まれたのです。JALは救済策として、2つの案を提示しました。一つは、10分後出発の日本エアシステム(すでに懐かしい名前)伊丹行きにキャンセル席を5席確保したので、それに乗る。しかし全員は乗れないのでもう一つの策、残りは1時間半後のJAL便に席を確保するので待って欲しいと。いずれにしても大阪に帰れる。ワタシは心の中で快哉を叫びました。JALの制服を着た男性職員が出てきて、まずエアシステムに乗って少しでも早く帰りたい人を募りました。帰ることさえできれば別に何時でもいいワタシは後ろに下がっていました。エアシステム組が係員に誘導されて立ち去った後、ワタシを含む「待機組」にはJAL職員から薄茶の封筒が手渡されました。開けてみるとなんと1万円!すごいぞJAL!誠意大将軍!それだけではありません。待機組は出発まで特別にさくらラウンジを使わせてくれたのでした。そりゃもう飲むわ食うわ・・・。社長気分でウッハウハ(こういうところが大阪人)。しかしJALも上手いなと思いましたね。「後の便を待ったら1万円とさくらラウンジ」なんてエアシステム組を募ったときには言いませんでしたからね(言ったらみんな残るでしょう)。「被害者」を小分けして賠償コストを最小限に抑えるという、事故で学んだノウハウでしょうか?(コラ)まあとにかく、空港で同じようなケースに遭ったら「一見不利益なほう」を取りましょう。皆さん。
2007年05月28日
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Webデザイナーと打合せ。なかなかこちらの意図が伝わらず、デザインの基本的なことを説明する羽目に。相手の専門分野に口を出すことになるので「釈迦に説法ですが」と言おうとしたところ、なぜか「豚に真珠ですが」と言ってしまいました。相手、気がつかなかったようですが・・・。関係ないですが、「言い間違い」のことを「いいそこ間違い」っていう人います?
2007年05月25日
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自宅の最寄駅は、その駅から始発の快速があるので毎朝座って出勤しています。それで、最近ずっと気になっているんですよ。前に立つサラリーマンのおじさんたちが、なんかみすぼらしいなあと。座っていると、だいたい目の高さは前に立った人のベルトあたり。そうなるとネクタイの下のほうがイヤでも目に入るわけですが、カドのあたりがほつれている人をよく目にするんです。ひどい人になると、下のほうはこすれてしまったのかネクタイの模様が薄くなってしまっている。一体何年使っているの?みたいなネクタイです。ジーパンの破れはオシャレかも知れませんが、ネクタイの擦り切れはわざとじゃないでしょう。よれよれのズボン、前にいつ磨いたのか分からない靴。端っこにしょうゆ染みがついたジャケット、生活、苦しいのかなあ。そういう格好の人って、小さな子供のいそうな年代(と見受けられる)の男性が多いんですが、やっぱ自分にかけるお金はないんでしょうか。女房もダンナのことなんて視界にないのか。こういう格好を見ると情けないというよりショックです。(しかも一人や二人じゃない)ワタシが新入社員だった頃、管理職レベルの人はピカピカの皮靴を履いていました。課長から「舎路人クン、靴は毎日磨けよ」と注意されたくらいなので、よく覚えています。昔は会社勤めをする人の服装って、みんなきちんとしていたと思うんです。今はもう大人がだらしない。というかみすぼらしい。安っぽいとかそういうのではない、はっきり貧しさを感じるんです。ワタシだけ?ならいいんですけどむしろ。今年の夏のボーナスは「過去最高」だとか。一体だれがもらっているんですか?
2007年05月25日
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Web広告代理店の部長と打合せ。実はこの代理店、ワタシが去年の春までいた会社。部長とは名古屋での業界イベントに一緒に参加したとき以来の仲。あのときは肩書きなんかなかったのに出世したのう。ワタシが代理店を去った後も部長はずっとネットビジネスの最前線にいるわけで、そういう人物との会話はものすごく刺激になります。ワタシなんか企画屋とはいえ今は基本的に社内でPCの前に座ってうだうだやる仕事なので、知らないうちにちょっとずつ世界からずれていっていることをイヤというほど実感しました。いくらネットで情報収集できるっていっても限界がありますね。やっぱ人に会わなきゃダメです。1時間ほど話して「それじゃ」と席を立とうとしたところで部長、「あ、もしあればなんですけど」「何?」「もうすぐ死にそうな人の名簿ってある?」「???あるかそんなの!」たしかにウチの会社はかなり充実した会員名簿を持っていますが「もうすぐ死にそう」かどうか分かったらすごい、つうかヤバイ。「ですよね。いいっすいいっす」「どこの仕事だ?墓石屋か?まさかブラック方面じゃないだろうな」「いや、全然。オケっす」もしそんな名簿があるとしたら、一人あたり数万円で売れるでしょう。って、馬鹿馬鹿!そんなこと考えちゃいかーん!まあでも、ウチがやらなければどこかがやるんだろうな。ネット業界というのはそういうところなんですよ。ウチは絶対やりませんけどね。ですが、こういう危険な誘惑に乗って後で痛い目を見る奴がたまにいるんです。部長、客は選べよ。
2007年05月24日
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明日は東京。たぶんネットは携帯で閲覧するだけですので今日もひとつ。さきほど、感動的なスパムメールを受信しました。なんといっても件名が「天皇の座に即位しませんか?」です。どうやらワタシはさる機関が極秘に調査したところ「本当の」天皇家の遠戚にあたるのだそうです。いや、自分でもそうじゃないかと薄々思っていたんですが(ウソ)。メールはこう締めくくられています。・・・もしOKという事であれば、ホームページにある「立太子ボタン」を押してください。 貴方様に断られてしまいますと、神武以来120代に渡って続いてきた天照の血が途絶えてしまうのです。 良いお返事をお待ちしております・・・ 「立太子ボタン」・・・(笑)これまで1位にあった「あなたの精子を欲しがっている人がいます」を抜き、堂々これがワタシ的スパムメールの王座につきました。おめでとう!今後これを越える名作は生まれるでしょうか。スパムはこれくらいやってくれなくちゃ。
2007年05月22日
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ワタシもやってみようかなと。50,000アクセスが近づいてきたときからこっそり企んでいたわけですよ。で、さきほどめでたく50,000を越えました。皆さん、ありがとうございます。ブログのアクセスなんて、その半数以上はスパムと自分ですが(携帯からの閲覧が多いとそうなってしまいます)そうと分かっていても数字が大台に乗ると、それなりの達成感みたいなものが湧いてきます。残念ながら50,000ジャストはログオフされてのアクセス。だったので、49,999番目の方に何かさしあげたいと思います。のちほど個人的にメールを差し上げますのでよろしくお願いします。
2007年05月22日
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日本人メジャーリーガーの注目度は、一人でパ・リーグ分くらいあるんじゃないですか。松坂の登板など、衛星からの中継は相当な数の日本人が見ているわけで、そのフィルムはさらにニュース向けに編集され何万人もの人がテレビで見ます。松坂と、同時にキャッチャーの後ろにある広告を。 米国のボールパークはよくできたもので、テレビに一番よく映るキャッチャーの右手後ろのサインボードは回転式でイニングごとにクルクル変わります。その中に、最近は日本企業の看板が増えてきました。先日の松坂の登板のときも目立っていましたよ。 「男のエステ ダン○ィハウス」 アメリカの球場で、男のエステ・・・(笑)。ああいうの、地元アメリカの人が見たらどう思うのか?って、読めないだろうから分からないか。実はちょっと前、まだ米国で活躍する日本人選手がわずかだったときからメジャー球場に日本企業の看板はありました。でもそれはTOYOTAとか、向こうでも事業をやっている会社が米国民に見せるために作った看板で、違和感はなかったんです。それが今は日本でしか事業をしていない企業も広告を出しているわけで。衛星放送を見ている日本人向けに日本語の看板を。お得意の「経済効果」もばっちりなようで(記事)・・・。しかし、いくらお金で広告スペースが買えるからって、やっていいことと悪いことがあるだろう。などと書いて、でも実はこの件でブリブリ怒ってるのって日本人だろうなあと苦笑。よその国の文化に土足で上がり込んで、みたいな感覚を日本人のワタシが言うとしたらおかしいですね。要するに「本場で活躍する松坂」は英語の看板や白人や黒人といった「向こうの文化」に囲まれていてほしいという、そういうイメージを崩さないで欲しいということなんですよね。まあ勝手な話です。でもちょっと想像してみました。もしも東京ドームのキャッチャーの後ろに韓国企業のハングルだけの広告がドーンと出ていたらどうか。うーん・・・、イヤだな。欧米系企業の英語の看板だったら抵抗ないのに。この話題はこれ以上突っ込むとドツボなのでこの辺で。
2007年05月22日
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朝、女子スタッフが出勤するなり一言。「あれ?あたしの机の上にマイセン置いてある。だれの?」手に持っているのはマイルドセブンの紙箱。あの・・・、マイルドセブンのことをマイセンっつーんですか?陶磁器とかそういうのでなくて・・・。ま、いいんですけど、軽いショック。
2007年05月22日
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だから言わんこっちゃない。三菱東京UFJ銀行の行員が就職活動中の女子大生を呼び出して「自分がプッシュすれば内定が取れる」などと言って女子大生の体に触ったという、とんでもない事件。普段だったら不祥事を起こした企業であっても、個人的に恨みでもないかぎりは社名を伏せるところですが今回はあえて書きます。三菱東京UFJ銀行!HPはどうかと見てみたら、探さないと分からないような奥のほうにわずか数行のお詫び。(5月21日12時50分現在)バカモン!TOPページの一番上で、頭取名義で詫びんかい!とりあえずお詫びはしてますよ、でもみんなできるだけ見ないでね、という誠意のカケラもない文章にまた激怒。で、なぜ「言わんこっちゃない」かと言うと、ワタシは前からこういうことが起こりそうな気がしていたんです。昨今、企業が入社1~2年目のガキに採用活動にあたらせる風潮を見て。まあ若いかどうかという問題ではないかも知れませんが、応募者の個人情報に触れる社員は、きちんと人事担当者としてトレーニングを受けた者でなければいけないということが、今回よく分かりました。プライバシーマークの認証機関は、若手社員がリクルーターをやっている会社からはマークを没収すべきでしょう。会社のほうも、素人みたいな社員に採用を任せるなんて、それほど人事部門の人たちが信用ないのでしょうか。就職希望者は、大事に扱ってもらえると信じて自分の個人情報を企業にさらしているわけで、それが強姦野郎のデータベースになっているとしたら就職活動そのものができなくなります。この銀行の頭取はすぐに被害者の家に謝罪に行くべきです。もし来なかったら(来てもですが)女子大生およびご両親はこの銀行を裁判で訴えるべきでしょう。今回の事件ともし同じことを欧米でやったらどうなるか?国際感覚あふれるメガバンクのトップなら分かるでしょう。まったく、女性が食事をしていたら眠り薬を飲まされて拉致された外食店舗と同レベルですよこの銀行は(しかも近い難波と心斎橋)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・頭取さん、あなたには娘さんはいますか?娘さんが就職希望先の会社で同じ目に遭ったらあなたはどうしますか?その答えを今後の対応で見せてください。株式会社三菱東京UFJ銀行頭取 畔柳 信雄様
2007年05月20日
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新卒で入ってきた営業クンたちも、最近は先輩の同行なしの単独で動けるようになってきたようです。ええこっちゃええこっちゃ。ただ、どこでだれに教わったのか「?」な行動をとることもあるのでまだまだ目が離せませんが。今日も一件。新人クンが外回りから帰ってきて、商談内容を議事録にまとめていたんです。ワタシが教えたとおり。面倒ですがこういうのが信頼の獲得には大事ですからね。ところが、議事録は作ったものの送った形跡がない。(ワタシにCCつけるように言ってありますので、対応しないと分かります)「どした?議事録送るの忘れてるんじゃない?」すると、新人クンが言うには「帰ってすぐメールしたらヒマだと思われるから、半日は時間をあけて送れって、○○さん(先輩の名)に言われました」「???」何言ってんだよもう。先輩がアホなことを教えるんじゃない。対応メールは早すぎて困ることなんて全然ない。相手もメールがすぐに来たから「こいつヒマだな」なんて思わない。ダメ営業ほどそういうしょうもないことを気にするんだよな。と、最後の一行を口にするのはぐっとおさえて、かまわないから早くメールするように指示しました。すぐできることはすぐに済ませる。おかしくないですよね?
2007年05月18日
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打ち合わせで梅田に出た後、何気なく書店に足を向けたところ、平積みされているビジネス書に見覚えのある顔を発見。いいっ!なんと数年前、ワタシが短期間務めたコンサルタント会社の社長ではないですか。本なんか出してるとは。自費出版じゃなくて、ちゃんとPHPから。手にとってパラパラめくってみると、部下指導がどうたらというビジネス書の普遍的テーマ。セミナーの講演録みたいなもので、ワタシ的には聞き覚えのあるものばかり。変わらないなあとひとりごちながら文字を目で追っていてはたと気がつきました。この原稿まとめたのワタシじゃん。そうなんです、その会社に在籍していたとき、ワタシは社長から自分のセミナーでの講義をまとめてほしいと言われ、その作業を行ったのでした。いくつかのセミナーのテープを起こしエピソードをピックアップしてそれぞれA4で1ページ程度にまとめたんです。文体は基本的に話し口調そのまま、熱っぽいしゃべりが売り物のコンサルタントでしたので。そのときは単純にワープロ打ちしただけの原稿をサービスの一環としてクライアントに渡していたのですが、出版するとはなあ。たしかにそのまま本にできるような内容ではあったけれども、構成までまったくワタシの作ったまんまじゃん。ちくしょうラクしやがってPHPの編集者。いいけどさ。そういえば昨夜、ネットを見ているとワタシの高校の美術部の後輩で、今はイラストレーターをしている女性も本を出版し、昨日記念のトークショーまで開いたとありました。くううう、みんながんばってるなあ。あせるな自分。
2007年05月18日
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なんとなくテレビをつけていたらそれが始まってぼーっと見ていたら結構面白くて、最後まで見てしまいました。『セクシーボイスアンドロボ』いやあ、これは掘り出し物でした。タイトルだけ聞いたらSFかと思われるかも知れませんが(ワタシはそう思った)実はスパイもの(笑)。セクシーボイスというコードネームの女子中学生ニコとロボという名のオタク大学生がコンビになって活躍するという。謎めいているようで、分かってしまうとどうということはないタイトル。「スパイもの」といってもゴルゴみたいに緻密な設定があるわけでなく街中で黒スーツの男女が大勢で機関銃をぶっぱなしたりというあっけらかんとしたリアリティのなさ。どこかフランス映画に通じるところがあるかも知れません。どこまでリアルにやったってしょせん「作り物」、だったら設定そのものを楽しんでしまえ、みたいな。絶対死にそうにないオモチャ丸出しの銃撃戦の中で命がけの顔をする役者の滑稽さ。花屋のお父さんが命を狙われる理由も良く分からない。しかも「お父さんは宇宙人だ」などと真顔で言う。そこに突っ込む気にさせないのは、ドラマの世界に引きずりこまれているからなのか。主人公のキャラクターがイイ。妙に達観しているようでやっぱり子供っぽくて、理解したと思ったらするっと逃げてしまうような。演じているのか地のままなのか。確かめなければならないことをたくさん見つけてしまいました。これは来週も見なければなりません。
2007年05月17日
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「買った手帳がなくなった」というDr.悠々先生の日記を読んでそういうことあるある!と思わず膝をてのひらで連打。いてて。ワタシも、他人に持っていかれる可能性がかなり低い状況で自分の持ち物が忽然と消えてしまったことが何度かあります。中でもナゾなのがguessの腕時計。20代前半のころに買ったもので、月齢表示が面白かったのと(実用性ゼロ)、夜でも読めるようにスイッチを押すと文字盤が妖しくブルーに光るのが気に入っていました。当時はスウォッチとか、高くないカジュアル腕時計をぎょうさん持ってたんですよねえ。多分実家の押入れの奥に突っ込んであるモロゾフの缶を開ければごそっと入っているはず。そのguessの時計は買って一ヶ月くらいで消えてしまったのでした。普通モノを紛失するときというのは「最後に使った場面」の記憶が曖昧なものですが、これに関してははっきり覚えているんです。だいたいワタシは自分が粗忽な性格だという自覚があるので腕時計などは部屋の中で置く場所を決めており、その時計も金曜の夜に仕事から帰って「いつもの場所」に置いていたんです。その記憶ははっきりあります。そして土日は腕時計をつけず月曜の朝、つけようとしたら見当たらなかったという・・・。当時はワンルームマンションに一人で住んでいて、まあその後最初の女房になる女性が出入りはしていたのですが、その土日は来なかったのを覚えています。他になくなったものはないので、ドロボーが入ったとも考えにくい。部屋の中には財布だってあったわけで、まさかguessの腕時計をピンポイントで狙うマニアが来たなんてことはないでしょう。それとも小人のいたずら?だったら時計を持ってったりしないで皮靴でも作ってください。その後、別の場所に引っ越すときにワタシはこの腕時計のことを覚えていて、荷物を運び出しつつ部屋の隅に落ちていないかと注意していたのですが、結局見つからず今に至ります。もしかしてあの部屋には異次元への扉があったのかも知れません。あと、よくなくなるものといえば名刺入れですね。ただこれはスーツのポケットに入れたままになっていることが多く、季節が変わってスーツを入れ替えるときに半年ぶりに再会することがままあります。今は3つ名刺入れを持っているんですが(なくすたび買ったので)、そのひとつは10年近く行方不明になっていて、ワタシはすっかり忘れていたんですが、あるとき旅行鞄の内ポケットの中に眠っていたのを発見!出張に持っていってそのままになっていたんですね。そういえば独身男性用のビデオとか写真雑誌の類もたまになくなっていましたが、あれはその後女房になる女性が処分していたことを後になって苦痛とともに知りました。
2007年05月16日
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母の日の市場規模はすでにクリスマスを越えているんだそうです。そうなんだよなあ、今年はとくに『東京タワー』効果もあるし。企業もテレビで熱心にキャンペーンCMを流していました。もう放送は終わってしまいましたが、今年は各社ともかなり気合が入っていたと思います。キャンペーンテーマが「真っ赤なガーナを贈ろう」のロッテ。母の日を第二のバレンタインデーにする勢いで旬の女の子タレントをこれでもかと動員していました。香取慎吾のしんみりしたCMが印象的だった明治。これはかなり「東京タワー」の影響を感じる映像でしたね。おなじみ黒木・山寺「夫婦」のハウスこくまろカレーは相変わらず生活感のないオシャレ夫婦を演じていました。ワタシ的にはロッテが一番良かったかな。「お母さんは、私の憧れです」(上戸彩)とか、女の子たちの言葉が圧倒的に「届いて」いました。母親のことを語るときって、女の子は素直になるんでしょうか。おそらく与えられたセリフなのに、自分の言葉になってました。バックで控えめにかかっていたチャットモンチーの音楽もGood。母親向けのメッセージなのに、なぜか少し胸が苦しくなるCMでした。知らず知らずのうちにアイドルを「娘」のように見ている自分。
2007年05月15日
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会社内で将来に向けてやっておかなばならない課題がいくつか。それを先週こっそり社長に伝えたところ、「だったらお前がチームを作って解決にあたれ」と。待ってました。そう言ってもらうために伝えたのですよ。ワタシ的には年末までに形にしておきたいテーマなんですが一人ではちょっと心細いので使える若手メンバーが欲しかったんです。社長の詔をもらったので堂々とプロジェクト発足。ついでに名刺の肩書きもちょいといじらせていただきました。このあたり中小企業は柔軟でいいです(笑)。しかしプロジェクトマネジャーなんて久しぶり。でも大丈夫。思い起こせば、ワタシのプロジェクト管理能力は、以前の職場で鍛えられたのでした。以前いたコンサルタント会社は、すべての仕事がプロジェクトチームによって進められていたんです。クライアントの新規契約が決まったら社内でメールが回されます。「○○会社を担当したい者、いたら手を上げろ」と。リーダー(責任者)は会社から任命されるんですが、他のスタッフは公募され、リーダーが最終的に指名するんです。参加プロジェクトでの役割ごとに給料が加算されますので、かなり積極的に手は上がります。そこで認められれば他のプロジェクトからもお呼びがかかりますし、ダメならそのうちいられなくなる。まあ厳しい世界ではありました。リーダーはそういうメンバーをうまく動かして、場合によっては使えない奴をクビにしたり、他のプロジェクトから一時的に有力なメンバーを借りたりして、クライアントの満足を最大化するというわけです。今回、ワタシがリーダーを拝命したのはそんなに厳しいものではなく全員が普段の仕事を持ちながら、それプラスで担当するというもの。やってくれそうな若手(ってワタシ以外全員若いんですが)はもちろん前から目をつけていましたので、電話して「頼むで」の一言で決定。それぞれの役割はキックオフの場で説明することに。ワタシがいなくなった後は、今回の経験がきっと役に立つはず。とはまだ言えないんですけどね。
2007年05月14日
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コンサルタントというのはだいたい似たようなことを言っていると思うんですが、要するに目標とか計画を立てなさいと。どのくらい先にどうなりたいのかという姿を明確にして、そのために今日何をしなければならないかを考えよと。それが会社単位であれば経営計画であるし、個人単位では行動計画ということになるわけで、そうすることによってブレのない効率的な活動ができると。ワタシももちろんそんな内容をいろんなところで言いました。この辺のくだりは今突然だれかに振られてもスラスラ説明できるほど、何百回(はオーバーか)としゃべった内容です。なんですが、実は苦手なんですよ、自分。目標とか計画とか。もちろん短期間で結果が出るものなら成功イメージと「なすべきこと」は考えますが、何ヶ月、何年という長い単位でそういうことを考えるのは苦痛です。いや痛くはないですけどね、ちょっとつらい。「計画なんか意味ないね」などというつもりは全然ありません。性格です。そんな奴が壇上で事業計画云々を語っていたとはびっくりです(笑)。だいたい論理的な性格じゃないもんで。ハンッ!(開き直り)登山にたとえるなら、数メートル前の地面だけを見て黙々と歩き続け、あるとき景色の良い峠のようなところに出たら下界を見下ろし、「ここまで来たか」と実感するような、そういうタイプ。そういえば、小学校のときにマラソン大会で町中を走らされたときもワタシはゴールでなく「次の電柱」を強く意識していたのでした。だからペース配分って苦手です(笑)。こういうのって生来の性格なのでしょうねえ。達成感をゴールで一度にまとめて味わいたいんですよ。毎日少しずつ自分の歩みを確認するようなのは好きじゃない。そっちのほうが「科学的」で「軌道修正しやすい」とコンサルタントは言うんでしょうが、いいじゃん、ワタシの人生だもの。もっとも最初に「どの山を登るか」を間違えないようにはしますよ。計画性は甘いですが、方向性は間違えないつもりです。今回はまったくの独り言でした。
2007年05月13日
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いやいやびっくりしましたよ!タモリでぶっ続け4時間!ですからね。土曜日夜9時から『ジャポニカロゴス』の特番2時間、その後に『トリビアの泉』の特番2時間。ですからね。すごいねフジTV、いまタモリってブームなんですか?よく分かりませんが、あの「ゆるさ」が今の時代に合っているといえばそうなのかも。自分から時代や世間に食らいついていこうとはしない、好きなことをやっていたらみんながついてきた、という。で、土曜日のタモリですが「トリビア」はよかったんですが「ジャポニカ」はちょっとなあ。クイズの問題が易しすぎやしませんか。いや別に自分の知識が豊富だとか自慢しているつもりはないですよ。人名、地名を答えよというので、「岩倉具視」とか「指宿」とか。動物の名前を当てよというので、「大熊猫」とか「猩々」とか。外国の都市名を当てよというので、「紐育」とか「巴里」とか。子供向けの番組?と思うようなレベル。でしょ?タモリや出演していた爆笑問題の太田は、おそらくほぼ全問分かったんじゃないかな。結構わざとボケていました。引っ掛け問題みたいなのもあって、略語の正式な名称を答えよと。「英検」に出演者が「英語検定」と答えると、正解は「実用英語技能検定」。「免停」に「免許停止」と答えると、正解は「運転免許停止」。そうなんだろうけど、全然どうでもいいじゃん。なるほどそうなのか!というクイズのスッキリ感が皆無。仕事をしながら片手間に見ていたのでよかったですが、それだけを見てたらちょっと耐えられない内容でした。がんばれよなテレビ屋さん。「トリビア」は後半1時間だけ見ました。9時からドラマ『めぞん一刻』を見ていたんですが、つまらなかったので1時間でチャンネルを戻したんです。「種」のネタが多かったようですが、こちらはまずまずでした。どうでもいいことに専門家が真剣になる様は最初滑稽なんですがだんだんとカッコ良く見えたりすることもあって、良かったです。
2007年05月12日
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ウチの職場の給湯室にはコーヒーサーバーがありましてどうということはない、普通のオフィスコーヒーです。とりたてて美味しいということはないんですが特別不味いということもない、まあそういうものです。の、はずなのに、先日メチャクチャに不味いコーヒーが入っていたんです。ほとんど湯というか、デガラシというか香りもへったくれもない。どうやったらこんなクソ不味いのをいれられるのか不思議になるくらいの味でした。「コーヒー、だれがいれたの?」と職場にいた女子に聞くと、新卒で今年入った女性営業スタッフのYさんが「私です」と。コーヒーは総務がいれてくれるので、女性とはいえ営業社員は普段コーヒーには触らないんです。そんなわけで、Yさんはその日初めて会社のコーヒーをいれたのでした。ワタシが「どういう入れ方をしたの?」と尋ねると、Yさんは「普通ですよ。あ、でも2回目だからちょっと薄かったかも」。と、けろっと。2回目、そう、つまり同じ豆で2回コーヒーをいれたというんです。普通1回でしょう!?フィルターに豆を適量入れて、水をサーバーに目盛りまでいれて、電気のスイッチをいれて、湯を全部おとしたら、捨てるでしょう豆を!フィルターごと!!なんとYさんの家庭では、1回いれきった後にフィルターを捨てずあとでまたコーヒーが飲みたくなったときに今度は水だけ補給するのだとか。「だってもったいないでしょう?」とYさん。信じられん!どう見ても普通のお嬢さんなのに!常識とは家庭によって違うのだなあと、つくづく思いました。で、全然関係ないんですがUNITAさん、Mr.IZUSHIいただきました。正しいいれ方で美味しくいただいています。ありがとうございました!
2007年05月11日
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私が最初の会社に就職したときにいたんですよ。そういう人が。デザイン室みたいな、出世の本筋からちょい離れたセクションにいて決してエリートではないし、大した肩書きも持っていない。仕事も何をしているのかイマイチ分からないんですが、何となく大きな仕事をしているふうでもある。若手社員は「あのヒト一体何なんだろう」なんて思っている。OLとアイドル歌手の話をしていたかと思ったら取引先の社長と外国企業のM&Aの話をしていることもある。オヤジ社員とプロ野球の話をしていることもあり連休明けにはビル掃除のおばちゃんから旅行のおみやげをもらっていたりもする。大声で怒鳴ることはないし、うまくいかないことがあってもたいしてこたえているようでない。ときどきふらっと職場からいなくなる。年齢不詳で、女子社員の間では「あの人いったいいくつ?」と賭けの対象になったりしている。ナゾの男。そういう人に積極的になりたいとは思いませんが、でもまあ、あんな生き方も悪くないかなみたいな。当時ワタシはその人のことをそんなふうに思っていました。で、今ワタシに対する同僚(とくに若い女子社員)からのイメージは、まさにそういう感じなのだそうです。そうか、ナゾなのか(笑)。
2007年05月10日
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普通の会社で勤務時間中にmixiなんかやっていたら、上司の人に「何やっとんじゃコラ!」と叱られるでしょうが、ワタシとこの職場でそういうことはありません。だってインターネット会社ですから。「ライバル社サイトのユーザビリティチェックです」と言えばOK。だいたいGREEにアクセスすると、リンクしているBOSS(社長)が「ONLINE」表示になってたりしますからねえ。仕事しろよ。仕事でブログやmixiをやりたい人、よかったらウチの会社に来ない?というようなことが言いたいわけではなくて、やっぱみんなブログよりSNS(mixiとかGREE)のほうがいい?ワタシの周りでもブログから足を洗ってSNSに行ってしまった人が何人かいて(なぎなぎさ~ん)、2005年の流行語大賞で上位にランクインした「ブログ」もそろそろ下火なのかと。同じような記事をワタシも何度も書いてますけど。ここ数日、ワタシもちょっと熱心にmixiを動かしてみたんですよ。あくまで仕事で。ですよハイ。ブログよりもSNSのほうが面白いと思えるのって、やっぱコミュニティでしょうかね。興味の対象ごとに人の集まりがあって、かなり活発に発言があります。ブログみたいにしっかりした文章を書かなくても思いついたことを1~2行でもいいわけですからね。それと、人数の多いコミュニティは何千人とメンバーがいて、そこに参加すればその人たちといわばリンクしている形になるわけですから、ブログみたいに自分で趣味の合う人を探す面倒もない。(それを面倒と思わない人がブログ派なんだろうなあ)あと、ブログと違ってスパムとかアフィリのけったくそ悪い足跡がないのも気持ちいい。これはワタシもたしかにそう思います。まあそんなものが発生したのもブログのシステム上の特性であり運営会社は自分で体内にがん細胞を育てているようなものですけど。ワタシ的にはブログかSNSかどちらがいいとも言えないのですが、おそらく世の中の流れとしてブログは利用者が減って衰退していくのが止まらないだろうと。利用者が減ったら企業は投資しなくなるし小さなところからバタバタ閉鎖していくでしょう。じゃあSNSは安泰なのかというと、必ずしもそうではないと思います。広告とか商用利用の度が過ぎたらブログと同じ末路をたどるでしょうね。(最近はmixiやGREEも広告が増えましたし、イヤな兆候です)「読み逃げ」がどうのこうの言うヤカラは少数派でしょうし(この記事には笑えます)人が人と接する楽しさは普遍的ですから、飽きられるということはなかなかないんじゃないか。だとすると、SNSがその座を奪われるとすれば、コミュニケーションの楽しさを提供する「新しいサービス」が登場するときなのかも知れません。それが何かはまだ見えませんが・・・。(ワタシが作るかも知れない)
2007年05月09日
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高島屋立川店が始めたという「声をかけませんよカード」って、時効警察の「誰にも言いませんよカード」をヒントにしたんじゃないかと思っているのってワタシだけ?とかそういうことが言いたいのではなくて、このカードって、店員さんからしたらなかなか便利なカードだと思ったんですよ。少なくともカードを下げたお客にはエネルギーをさく必要がないという。その分、他のお客の応対をすればいいわけですから。それとこれはワタシの勝手な考えですけど、このカードを下げる人って、商品を買う可能性が高いんじゃないかと。「声かけないで」の意思表示をして、手ぶらで帰るのって申し訳ない(というかケチくさい)ような気がするんじゃないかな。だとしたら「見込客のしるし」をお客が自分からつけてくれているわけで、こんなにありがたいことはない。また、このカードを下げる人は万引きもおそらくしないでしょう。カードをもらうときにお店のだれかと接するし、万引き犯というのは印象に残るようなことはしないと思うんですよ。いずれにしても、このカードはお客に「しるし」をつけるという意味で、あくまでお店のためのものだよなあと感じた次第です。よろしくお願いします(時効警察ふう)。
2007年05月08日
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東京でいえば「六本木ヒルズ」みたいな、名前を口にしただけで「ほ~っ」と感心されるような有名かつグレード感あるビルは大阪には数少ないですが、その数少ない有名ビルのひとつにワタシの知人が事務所を構えています。「知人」と言いましたが、彼はまだ大学生。学生企業なんですよ。ビルの家賃は、言うまでもなくメチャ高いです。他の入居者を見ても、上場企業、外資系企業、法律事務所、ナントカ財団・・・。実は知人はそのビルのオーナーの息子・・・、ということでは全然なくて、(もちろん有力な保証人はいるんでしょうけど)一企業として普通に家賃を払って入居しているんです。知人の会社にとって、そのビルに入っているというのは広告なんですね。初対面の人と名刺交換するとき、人は名刺のどこから会社の信用度を判断しようとするか?まず社名、知らない会社なら次に住所でしょう。「株式会社ワールドフェイマスカンパニー(適当に考ました)の山田です」と言われてもピンと来ませんが、名刺の住所に「六本木ヒルズ25F」とあったら、「知らないけどきっと立派な(儲かっている)会社だろう」と思いません?大枚はたいてだれが見てくれるか分からない広告を出すよりも、間違いなく見てもらえる名刺(の表記内容)にお金をかけたほうがよほど広告効果があるという。そういう考え。聞いてみればなるほどと思いますが、しかしなかなか真似できませんよ。なんだかんだ言ってもまだまだ規模の小さい学生企業。収益の何十%かが家賃(広告費)に使われているはずで、相当思い切った判断だと思います。「最初は安い雑居ビルで、儲かったら大きなビルに移ろう」というのがおそらく普通の思考。それには「分相応」という「常識」も味方します。知人はそれでは一流になれないと考えたそうで、デキる人間は違います。今ワタシは東京の事務所を物色中ですが、やはり凡人の思考から抜け出せそうにありません・・・。まああっちは家賃高いし(言い訳)。とはいえいくら安くても、胡散臭い会社が多い「やばい住所」だけは避けようと思っていますが(大阪でいえば東○○区西××とか)。その程度です。はい。
2007年05月07日
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連休中に「大人のための音楽番組」の第三回。の再放送を見ました。一曲目は、彼らの歌の中でいちばん好きな『虹とスニーカーの頃』。ということはコレを聴き終わったらもうチャンネルを変えてもいいかとちょっとだけ思ったりしたんですが、それもあんまりだと考え直して最後まで見ました。メンバーはもう50代後半で、知らない人が見たら定年退職したお父さんたちが趣味で組んでいるバンドと思うかも知れません。財津和夫だけはたとえ白髪が増えようとまだまだ「現役」のイイ声、イイ顔をしていたんですが、他のメンバーはちょっとなあ。プレイに冴えがないというか、腕が衰えたのではないでしょうが、なんかリラックスしすぎなんですよ。俗な言い方をすると「オーラがない」というのか。同窓会みたいだなと思いつつ見ていると、インタビューで財津氏本人が(今度こそ)解散すると語っていました。「キビシーッ!」ってそれは財津一郎。一度は解散し、そして再結成していたチューリップ。そうだった、忘れていました(笑)。「チューリップは青春のバンド、この年になって自分たちのピークのときの歌を歌うのはかなりキツイ」と財津氏。これはワタシの勝手な憶測ですが、財津氏は別にキツイとは思っていないんじゃないか、キツイのは他のメンバーだろうと。年をとってしまったから青春の歌が歌えないなんて、いまだにゲットノーサティスファクションと叫ぶミック・ジャガーを見ろ!ってそれは極端か。ただ、表現者としてエネルギーがあるなら若い頃の歌を「今の自分」なりに歌うことだってできると思うんです。自分が自分の作品についていけないような感覚があるなら、表現者生命は終わりなのかも知れません。実際、同窓会みたいな演奏を聴かせるのなら、昔のリミックスの再発売のほうがずっとマシですしね。ライブってもっとヒリヒリするようなエクスペリエンスだろうと。ワタシの場合は、ですけど。(まあでも人間関係のややこしいバンドではありますけどね)最後の曲は姫野達也がボーカルをとる『心の旅』。出にくくなった高音を搾り出すような、青春の後悔や焦燥を今でも歌い上げる財津ボーカルの『虹とスニーカーの頃』と、カラオケのようにのどかにほんわか歌う姫野ボーカルの『心の旅』。聴き比べれば、バンドとしての彼らに贈る言葉は「アンコール」ではなく「お疲れ様でした」が適切だろうと、そんなことを考えました。
2007年05月06日
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帰ってきました東京から。あー、疲れた。今日は井の頭線という電車に乗りました。なかなかいいですね。乗っているのは若者が多いし、民家の合間を縫ってガタゴト走るのものどかな感じが心地いい。この電車は通勤に使うよりも休日に各駅停車でのんびり乗りたいですね。今日はまず渋谷から調布方面に行って、帰りは明大前から吉祥寺方面に回りました。明大前から吉祥寺に向かう窓外の風景は阪急神戸線に似ていてこちらも悪くありません。ここ数日で「ビジネス街以外の東京」をたくさん見て歩きましたが、不思議なもので、ただそれだけで自分の「よそ者」感が若干薄らいだような気がしてきました。でもやっぱ・・・、高いです家賃が。指定を取った時間よりも早く東京駅についてしまったので、一本早い新幹線の自由席で帰ってきました。これが失敗のもと。東京から乗ったので当然座れたんですが、周囲はこれから連休を使って旅行に行くであろう家族連れがわんさか。前に子供、後ろに子供、横には幼児。社内は幼稚園状態。通路を走り回る、後ろから座席をドンドン蹴る、こけて泣く。狼藉の数々に親もなすすべなしというか。そのたびお父さんが子供を抱いてデッキにあやしに行くんですが、そのたびに席を立って通路を開けなければならないので眠れません。そのうちに有機的な臭いが漂ってきたりして・・・。JRは女性車両だけじゃなくて新幹線に子供連れ車両を作ってくれ!そこまで迷惑をかけられても、周囲の大人たちはみな寛容でした。おそらく「勘弁しろよ」という言葉が何度ものどまで出掛かったでしょうに、ご両親がむずがる子供をあやしているのを見て文句のひとつも言わずに辛抱していました。えらいよ日本人。それにしても、子供に手を焼きながらもどこかうれしそうなお父さん。幸せなんだろうなあ。だけども今日アンタが感じた幸せは周囲の何人もの人々のガマンの上にあることを忘れたらあかんよ。せめて降りるときにお辞儀くらいして行け。まったく。
2007年05月02日
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敬愛するスポーツライター梅田香子さんのブログを読んでいたらおそらくご自身が考案して出版社に提案していたのであろう企画にゴーサインが出たとのこと。おめでとうございます!その箇所を勝手に抜粋させていただくと・・・。「うれしい、うれしい、うれしい・・・。 何度書いても書きつくせない。 同時にプレッシャー。私に書けるだろうか。 (中略) 私の心の引き出しにしまってあるものを総動員させ、 昇華させてしまうつもり。 準備期間はたくさんあるから、決して書き流さないように。 これが人生最後のチャンスになるかも知れない」「人生最後の」というところで文字を追う視線が2秒ほど止まりました。梅田さんはワタシと同世代。まだまだ社会的なポジションはワカゾーかも知れませんが、この年になると大掛かりなチャレンジを企てるときにどうしても「最後」を意識してしまうのって・・・、分かります。もちろん人生は長いですし、それに失敗したからといって命を失うとか、そういうことはないでしょうけれど、大きなチャレンジに費やすおカネや手間や情熱など様々なものごとを考えれば、その先同じようなことはもう二度と出来ないかも知れないと。実はワタシも東京(近県かも分かりませんが)移住を決めてから何度も「人生最後」という言葉を思い浮かべています。勝つか負けるかそれは分からない、でもとにかく戦いの出場通知は手に入れたという、そういう段階。まだまだ気力も体力も衰えた実感はありませんが、「持ち時間」に限りがあるということを嫌でも意識してしまいます。そのあたりが20代の頃とのいちばん大きな違いですね。
2007年05月01日
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