2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全13件 (13件中 1-13件目)
1
最近相次いで起こっている(というか発覚している)食品の賞味期限の偽装ですが、本筋と違うところで反応してしまいました。(いつものことですが)謝罪会見をしていた、船場吉兆の取締役ですよ。いやあ、なんと見事な大阪弁をお話しになることか。聞いていて惚れ惚れしてしまいました。あれがほんまもんの船場言葉というやつでしょうか。お笑い芸人が口にする大阪弁とはちょっと違う、その微妙なイントネーションを文字で再現できないのが悔しい限り。話している内容は間違いなくお詫びの辞なんですが、流麗というか、梅田コマ劇場でかかる人情芝居のようなしゃべり口調は、どこか芝居がかったクサさを伴ってワタシの耳に入ってくるのでした。吉兆の経営者の家では、「はい」は「へえ」なんでしょう。「ごめんやす」とか「おおきに」とか「殺生だっせ」とかもはや大阪でもあまり聞かれない商人言葉が生きているに違いありません。ということは、経営者の娘さんは「いとさん」とか「こいさん」なのでしょう。うーん、花登筺の世界。なんだかアマゾンの奥地で千年前と同じ生活をしている原住民に出会ったような感動を覚えてしまいました。(怒られるぞ)
2007年10月31日
コメント(4)
もうずっと前、ワタシが20代の頃に勤めていた会社でのこと。その会社に帰国子女の女性が中途入社してきたのでした。帰国子女、というと「扱いにくい」というイメージを持つ人は多いと思いますが、彼女はその一般的なイメージを軽く凌駕してしまうほどの、すさまじく扱いにくいァメーリケンな女性でした。名前を仮に「N女史」としておきます。このN女史、どうもワタシの会社が自分の思っていたような会社でなかったようで、とにかく不満気なオーラを出しまくっていました。社長はわりと口のうまい人でしたから、面接でいいことばかりを強調したのかも知れません。それにしても、入社初日に社長から「外でもらった名刺がたまっているので整理してくれる?」と頼まれて「それをなぜ私がしなければならないのですか」と問い返したのには度肝を抜かれましたが。その会社は室内の掃除を社員が当番制でやっていたんですが、N女史は「意味が分からない」という理由で拒否。仕事にしても、資料を綴じるのに「ホッチキスで留めて」と先輩に言われると「ステイプラァのことですか?」と聞き返すなど、こんな馬鹿どもと一緒に働いていられるかという気持ちは十二分に伝わってきていました。そんなある日、外から電話がかかってきてN女史が出ました。そして思いきり慇懃に「お取次ぎいたします。少々お待ち下さいませ」と保留にして、本場仕込みの発音をまじえてこう言ったんです。「鈴木(仮名)さん、ハロウィンさんからお電話です」。オフィスにいた社員は「へ?」と顔を見合わせました。ハロウィンから電話って、鈴木さん何やってんの?と。鈴木さん自身もいぶかしげに受話器をとったのですが、出てみると知り合いからの電話だったらしく話は通じているようでした。そして話が終わり、受話器を置いて一言。「Nさん、今の『春野医院』さんから」オフィスは大爆笑。翌日、N女史は出社せず、そのまま退職してしまったのでした。
2007年10月30日
コメント(14)
今月の初め、ウチの会社の会員をあるイベントに招待するという仕事がありまして、大した問題も起こらず無事終了したんです。ネット上で完結する仕事とは違い、人間を動かす仕事は想像もつかないトラブルが起こったりするものですが、今回はそれもなくなんだか拍子抜けしちゃうなあなどと思っていたら、イベントが終わって2週間ほどして妙なメールが一件入りました。件名は「プレゼントはいつ届きますか?」差出人は・・・、MKさんとしておきましょう。あれっと思いました。今回はイベント招待がプレゼントなのでお持ち帰りのプレゼントは用意していないんですが・・・。メールを読み進むと、この人もプレゼントはないと了解していた様子。ところが、イベント会場にいたアルバイトの場内整理係に「プレゼントはないんですか?」とダメモトで聞いてみたのだそう(どういう性格や)。そしたらバイト君、とりあえずその場をやり過ごそうと思ったのか、「後日ご自宅にお送りします」と答えたというんです。って、MKさんのメールにそう書いてあるというだけですけどね。会場でそんな会話があったかどうかなんて、調べようがありません。メールはさらにこう続きます。「たしかにいただいたご案内には、プレゼントがあるとは書いていませんでした。しかし、私は会場でアルバイトの方から自宅にプレゼントを送ると言われ、今日まで楽しみにしていたのです。アルバイトを雇っているのは貴社ですから、貴社はその発言に責任を負うのではないですか」MKさん、きっと「その道のプロ」ですね。この程度のモメゴトで会社が裁判だ何だと動くはずがないと見切っているんです。その上で「誠意を見せてください」と。このメールもまたダメモトなんでしょうか。経験上、この手のヤカラは放っておくと何度でもメールを送ってくるのは見えていますので、精神的に消耗させられる前に「失礼しました」と返信。ご迷惑をおかけしたお詫びに図書カードをお送りしますと書きました。こういうヤカラは金でケリをつけるのが一番です。するとすぐに返信が来て、「図書カードよりQUOカードにしてください」と。へえへえ、そうやって小銭を稼いで暮らしているんだね。なんともやるせない、情けない気持ちでこういうとき用のQUOカードを封筒に入れて送って差し上げました。「ご笑納下さい」。
2007年10月29日
コメント(4)
とくに見るつもりはないのに、なんとなく自宅にいたもんで2回続けて見てしまいましたよ『スワンの涙』、・・・じゃなかった『スワンの馬鹿』。『スワンの涙』ってドラマも昔ありましたよね。その昔は同じタイトルの歌をオックスが歌ってましたよね。若い人は知りませんか。で、この『馬鹿』のドラマ、ホームドラマなんですが主人公がオヤジ。ちょっと前まで『功名が辻』で殿様の役をやってた上川隆也が小遣い3万円亭主になるという、ある意味ラストエンペラー的味わいの波乱万丈のストーリー(ウソウソ)。しかし東京ってのはカネかかるんだな。月に3万円も小遣いがあったらワタシだったら楽勝ですけどもね(さりげなく独身女子にアピール)。このドラマの売りはリアルさの中のファンタジーだと思うんです。給料は上がらないのに子供には金がかかる、女房には叱られる、部下はたかってくる、上司は無責任というストレスかかりまくりの状況のもと、昔の彼女に再会したり同じビルに働く美人とお近づきになったり。とはいえ上川課長代理は決して家族を裏切らないだろうし、ワタシのような底意地の悪い視聴者がワクワクする要素は、さほど期待できないのですが。ただでもこの上川課長代理は、精神年齢が幼すぎですな。客の発注ミスを自分でかぶったり、そういう「正義感」って20代ビジネスマンのものじゃないかなあ。少なくとも部下を持つ40男の発想じゃない。なんて言うと「ドラマじゃん」と鼻白まれてしまいそうですが、そういう部分に限らず、なんかドラマを支えている価値観そのものが幼いようにも思えます。もっともオヤジのドラマをオヤジに作らせたら面白いかというと分かりませんけど。ルックスも全然「大人」に見えないんだもの、上川クン。ちょっと前は殿様だったのに(それはいいって)。昔のドラマの40代ってもっと大人だったよなあ。・・・って、常に10歳若く見られるワタシが言ってはいかんか。
2007年10月24日
コメント(0)
思い出してみれば、ここ数年、10月は毎年風邪をひいています。しかも、ブルース歌手に転身しようかと思うほどノドにくるやつ。でもって、半月から1ヶ月くらい治らないシリアスなやつ。3年前もワタシひどい声だったでしょ?って誰に言ってる。今年もまあお約束のようにやられてしまいました。全国的に流行しているようですね。職場でもワタシと同じ症状のスタッフが休んでいるし、東京の取引先に電話してもゲホゲホと辛そうに咳き込む声が聞こえてきました。この時期って気温が中途半端に暖かく、つい薄着で外へ出たり寝ている間に布団を蹴飛ばしてしまったりで、そういうのもよくないのでしょう。ワタシも今の風邪は今月の3連休の最終日の屋外イベントでもらったものが悪化した感じです(悠々先生宅のコンサートにいけなかったのはこのイベントの準備だったのです)。あの日はTシャツで行ったもんなあ・・・。病院には極力行かない主義のワタシですが、あまりに苦しいので先週から職場近くの内科医院に通院しています。医者嫌いではないのですがね。今や一回診てもらったら2000円近くかかりますし正直フトコロが痛い。でも気合で治せる段階は過ぎてしまったようで。薬はほどほどにしてねと言ったのに、診察してくれた先生は「咳が収まらん?ほなメジコンもちっと出しとこか。ノドは痛い?痛いか、ほなロキソニンやな。早く治したい?えーい、ほしたら抗生物質もいくか?いったれや!何?明日から出張?そしたらうがいはしにくいな。トローチを持ってきなはれ」っておい、あんたは居酒屋の大将か。だったらこっちも「予算700円くらいでみつくろってよ」とか言えば良かった。処方のパソコンソフトはネットショップに似たシステムを使っているようで、先生は薬の項目を呼び出して「買い物カゴ」みたいなのにひょいひょい放り込んでいきます。軽いなあ。でも薬の代金は1250円也。ビニール袋にずっしり。なんか親の田舎に帰省した子供が「これも持って帰りなさい」とジジババから山ほどおやつをもらったみたいな。職場に帰ったらいきなり「明日まで」の仕事のオーダーメール。これは新会社の仕事で(だからこっそりメールを読みます)、自社の企業広告を作ってくれと社長から。モノクロではありますが、1ページ全面広告!うっそー。掲載する媒体は、業界人なら良く知っている本。の、巻頭ですよ。それって普通、電通とか博報堂とかナントカ通信社みたいな大手が出すところじゃん。高いんじゃないですか?と社長に問うと、「新参だから慎ましく行こうとは考えてないのでね」。としびれるお答え。そうですか、だったらやったろうじゃん。でもなんで明日までなんだよ!
2007年10月23日
コメント(2)
気になっている人はきっと多いと思うんですが、 インターネットに掲載されるニュースの日本語がどうもおかしい。 なんか、すべてのものごとがとんでもなくオーバーに表現されていないか。たとえば先日、ドラフト会議で指名された某高校生投手がインタビュー中に「号泣した」というネットニュースの見出しが目に入りました。何事かと思ってテレビのニュースを見たら、 両親のことを話そうとして、感極まって涙をはらはらとこぼしたという感じでした。 それ、号泣っすか・・・? 「激怒」というのもよく見ます。 やはり最近、見出しで「○○氏、記者の質問に激怒」とあったのでクリックしてみると「失礼なインタビューを受けて 思わず嫌な顔をした」程度のもの。ちょっと待ってくれよ。最近では「極貧」というのがありましたね。ある芸能人が子供の頃に苦労したという話で、事実かどうか知りませんが。もうこうなるとクリックする気も起こりません。いいかげん勘弁してほしいよなあと思っていたら、勘弁どころかそのテクニックに磨きをかけようとするヤカラも現れネット業界には「リンクベイティング」なる言葉が流通しています。ベイトは“bait”で、エサの意味。クリックを誘う撒餌ですな。「激」とか「極」みたいな極端ワード、「裸」「肉体」みたいなH系ワード、「今だけ」「限定」みたいな強迫的ワードにつられて見出しをクリックした覚えのある人って多いのでは?こういうのは亀田一家ふうに言うと「インターネット界のニュース用語や」ということでしょうか。文字でいいから目に入れろ!みたいな。今や新聞なんか読まないで、 情報収集はネットニュースだけという人も増えています。 もう少しその辺の状況を認識して、ネット屋さんは 日本語の勉強をして欲しいですね。そのうち「にわか雨」は「豪雨」に、「弱震」は「激震」になるかも。(なったら困る)
2007年10月22日
コメント(4)
仕事の話なんですが。去年から結構力を入れてプッシュしてきたタレントさんがいるんです。基本的にはワタシのとこの運営しているサイトでブログを書いたりしてもらったり、それ以外ではクライアントの会社の広告に出てもらったりとか。最初はタレント事務所の社長に押し付けられるような形で面倒を見ていたんですよ。いわゆるミスキャン、いわゆる読者モデルというやつで、現役女子大生なんですが、最近のケバケバゴージャス系のモデルに比べればすれていないというか、「おとなしめ」なのがなんともイイ。そう思うのはワタシだけでもなかったようで、春先からちょくちょく大きめの会社の仕事をもらうようになり、そして6月には朝の全国ネットのワイドショーでレポーターのレギュラーをもらったのでした。すごいもんですよテレビというやつは。テレビで顔と名前が出るようになると、ブログのアクセスもズキュンと上がります。もちろん彼女を「公式ブロガー」として抱えているウチは大喜び。ワタシは売上予測を大幅上方修正し、よっしゃ!これからは彼女を売りまくるぜ!と、営業先にプロフィールをばらまきまくっていたのでした。ところが、です。数日前に彼女から電話があったんです。ウチとの契約は10月末更新なんですが「更新しないでもいいですか?」と。話してみると、なんと誰でも知っている大手食品メーカーから年間のイメージキャラクター契約が入ったそうで、その条項の中には契約期間中他社の広告(及びそれに類するもの)には一切出ないというのが入っているのだそうで。もちろん、それだけのギャラは保証してくれるのでしょう。しかしウチ的にはメチャクチャに痛い・・・。でもまあ、契約というのはお互いの合意の上に成り立つもの、期間が満了して相手が更新したくないといえばそれまで。いや実際、ワタシだってそうやってこれまで何人かの個人やタレントを「切って」きたわけですから文句は言えません。今度はこっちが切られる番。受話器に入らないように、ワタシはこっそり大きなため息をつきました。「そうなんだ・・・(東京弁)。大きな仕事が決まったわけだ」「すみません・・・」「いいよ、チャンスだもんな。ウチらみたいな弱小がいつまでもキミを 抱えていられるわけはないんだよ」「いろいろ良くしていただいたのに・・・」「はっ、行っちまえよ。それとな、もしどこかでオレと会っても頭下げたり するんじゃねえぞ。大スターがしがねえオヤジに挨拶なんかしちゃ、 格が下がるってもんよ」「・・・・・」(電話の向こうに聞こえる空港の最終案内のアナウンス)「もういいさ、あばよ」ガチャンえー、後半はかなり作ってしまいました。実際はかなり見苦しく翻意を促したりしたんですが、そんなことはブログに書きません。次に会ったらサインちょうだいね!
2007年10月19日
コメント(4)
グラフィックデザイン会社の人が職場にアポなしで売り込みに来てまあ時間も空いていたので応対に出たわけです。ワタシは基本的に飛込みセールス歓迎、自分自身プレゼンテーションをすることが多いので、他人からプレゼンされるのはいろんな意味で勉強になりますからね。そのグラフィックデザイン会社の方、自社の紹介も仕事のレベルも可もなく不可もなくで「まあこんなもんか」な感じだったんですが、その後の会話が面白かったです。きっかけは、ワタシの「貴社の見積もりは、制作費以外に企画料やディレクション費を記載していますか?」という質問。大阪には「目に見えないものにお金を払わない」前世紀的な会社が多いですから(それを美徳と思っている会社すらあります)、企画量やディレクション費を「取れている」会社はまずまずの評価をもらっているといえます。弱い会社は制作費に「ぶっこみ」ですから。そのグラフィックデザイン会社は「取れてます」と胸を張っていました。それは素晴らしい。パチパチ。「でも提案ばかりさせられて、途中でポシャっても1円にもなりません」「ああ、大阪はプレゼン代も認めませんからね」「今日も実はクライアントの食品会社の企画会議に出てきたんです」「それは凄い。企画段階からかんでいると強いですね」「その食品会社のカタログはウチが作っているんですが、来年版で 新しくラインナップに入れる商品を紹介されて、それをどういう ふうに見せたらいいか、みたいなところでこちらも専門的な意見を 言ったりして・・・。商品のネーミングの提案までしましたよ」「なるほど」「でもそれに対する報酬なんてゼロですよ。半日拘束されて。ウチが 何年もかかって身に付けたノウハウをしゃべっているのに」「クライアントにすれば『営業に来てるんでしょ』なんですよね」「そうそう」そこでワタシは一つ無責任な入れ知恵をしました。「だったら、コンサルタントになればいいんです」「と言いますと?」「貴社は『ノウハウのあるデザイン会社』なわけですよ。じゃなくて 『デザインのできるコンサルタント会社』になればいいんです。 コンサルタントを会議に呼んだら、いくら大阪のドケチ会社でもタダで 帰らせるということはありません。時間いくらでお金が取れます。 実際にデザインを請け負うことになったら、そのときは窓口になって 制作費に『ディレクションフィー』を乗せればいいじゃないですか」いや実際、こういう形で発展したコンサルタント会社は結構あるんです。デザイン関係もそうですが、店舗プロデュースとか外食の接客指導とか。リフォーム会社のチラシ作りが得意な大阪の某コンサルタント会社もそんな感じです。お金が取れるほどのノウハウなら、タダで提供するのはむしろ「悪」。ってもんじゃないでしょうか。そういう話です。
2007年10月17日
コメント(7)
世の中には「大型陸送萌え」という人がいるそうです。そのニッチなマニアの間では、先週から大阪市内で何度か行われている「新幹線陸送」は、天文マニアならば惑星直列級の大イベントなのだそうで。「新幹線陸送」とは何か?それは山口県の工場で作られた新幹線の車両が大阪港に船で到着し、そこから新大阪の車両倉庫までトレーラーで運搬される、という文字でまとめてしまえばそれだけのこと。しかし、あの巨大なカモノハシのごとき先頭車両、カマボコのごとき中間車両が通常の国道を走る光景は、すさまじい迫力であることは明白。もしたまたま信号待ちしていてふと顔を上げたら新幹線の車両があった!というような状況に出くわしたら・・・。想像しただけで鳥肌ものです。そして「その道」の人たちはこういったイベントを逃しません。現金輸送車の襲撃を計画するギャングのように走行経路をつきとめ、(とんでもない内輪差ですので相当広い道でないと曲がれない)カメラに収めるアングルを定めるためのロケハンにいそしみ、陸送は深夜であるにも関わらず、昼過ぎからベストアングルの場所を確保してその瞬間を待ったのでした。ワタシがこのことを知ったのは、すべてが終わってから。知っていれば行きたかったよ!花火大会なんかよりよっぽど見たい。親切な人が動画を上げてくれているので、ときどきこれを再生して見ています。信号が変わってこちらへ向かってくるトレーラー。なんだか分かりませんが、見るたび少し涙が出ます。ワタシも「大型陸送萌え」の素質はありそうです。動画そういえば、日通のテレビCMでもやってるんですね。
2007年10月16日
コメント(6)
東京出張中に時間を作って、新会社のオフィスに初めて入りました。渋谷の住宅街にあるビルの最上階。といっても高層じゃないのでそんなに高くはないんですけどね。今のところ、オフィスの中にあるのは近々合流予定の数人分のデスクと社長の関係先からのお祝いの花。最低限のものしかありませんから室内にはまだドッジボールができるほどの空間が残っています。これから少しずつ人や家具や事務機器が増えていくんだろうなあ。もしかすると、あっという間に人で息苦しくなるかも知れない。だったらまた事務所探さなきゃな、面倒くさいからイヤだよと社長。そんな超楽天的な会話をいつまで交わせるか。ふふん、いつまででもしてやろうじゃん。帰りの新幹線の時間があるので、ほどほどの時間で退散。玄関は西向きのようで、ドアを閉めると曇り空の向こうにうっすら夕日。この場所から、今後いったい何度の夕日をながめることになるのか。とにかく今日が「ここから」の初夕日。
2007年10月12日
コメント(4)
うーむ、人にものごとを教えるというのはつくづく難しい。部下というわけではないのですが、いちおう若手社員の作る企画書類はワタシが目を通すことになっているんです。4月に何名か入った新人が作る企画書は、半年たってそろそろそれなりに形になってきたんですが、うち1人だけがちょっと取り残され気味。彼の作る企画書は何か物足りないんですよ。その「何か」ははっきりしているんですが、なかなか説明しても分かってもらえない。要するに、彼の企画書で一番重視されているのは「正しくあること」なんです。たしかに書かれていることは間違っていません。だけど読む側には迫ってこない。デキる人の作る企画書は「伝えること」を大事にしているという、その違いです。ただそれを言うと「じゃあどこをどう直せばいいんですか?」とくる。「どこか間違っていますか?具体的に指摘してください」と。間違ってはいない、でもなんつうかこう、伝わってこないんだよなあ。それをうまく伝えられない自分がもどかしい。いや実際、ワタシが手を入れるとしたら、内容はそのままでも全体的にガラッと変わると思うんです。それこそ見出しも図表も引用もそれらのレイアウトも。「どこをどう」という問題ではないんです。そもそものベクトルが違う。コースを間違えているマラソンランナーに、走るフォームがどうという注意が意味をなさないようなもの。ただ企画というものは「コースをそれているかどうか」の見極めが難しかったりするんですが。彼にとって問題点が「具体的に指摘」されないということは、ワタシが単に難癖をつけているだけに見えるようです。でなければ、個人的な趣味につき合わされているというような。「正しいかどうか」よりも「伝わるかどうか」だ、なんて言っても精神論にしか聞こえないようで。まあ今のところ彼が作った企画書でクライアントからOKが出たものはゼロ。とりあえずは自分のがダメだということを徹底的に思い知ってもらうしか方法はないかも知れません。
2007年10月10日
コメント(6)
しかしあんまりじゃないの?昨夜の『世にも不思議な物語』。素人対象のシナリオコンテストでももちっとましなのがあるでしょう。最後の、天使が出てきてどうのこうのする話なんて、少女マンガでも今どきないような超アナクロストーリー。そればっかじゃないですけどね。どれをとっても意外性もなければほっとするところもなく、考えさせられるところなどあるはずもなく、何なんだこれは。オムニバスだから「次は面白いかも」と期待してしまうのが腹立たしい。昨夜のはトータルしても、これまででもっともレベルが低いんじゃないかな。テレビ局に「こんなもんでいいっしょ」とか思われているのか。視聴者はもっとなめられている自覚を持とうよ。なんて言ってたらタイトルと何の関係があるんだと言われそうですね。今日も新会社の話。メンバーは今のところそれぞれに会社勤めをしているわけですがそのうちの一人が「困ったことになった」と。その彼は今勤めている会社というか上司に大きな不満を持っており、新会社で声をかけられなかったとしても遅かれ早かれ、今の会社は辞めるつもりだったそうです。何でも上司は高慢な上に「箸の上げ下ろしまで報告を求める」細かいタイプなんだそうで、自分で考えて動きたい彼にとっては恐ろしくストレスのたまる環境なのだと。新会社に参加することが決まり、彼はその嫌な上司に退職届を提出。ついでにその上司に対して持っている不満をすべてぶちまけたのだそうです。するとその上司、最初は「勝手にしろ」という態度だったそうですが、彼が本気と分かると、変わってしまったというんです。できる部下を手放したら自分の評価が下がるということでしょうが、何でもかんでも報告を求めていたのが、「じゃあキミに任せるよ」などというセリフが出てくるばかりか、それまで挨拶しても返事すらなかったのに、朝オフィスに入ると上司から「おはよう」などと声をかけられるので、彼いわく「心臓に悪い」。もちろん彼も「どうせ一時期のものだろう」とたかをくくっていたのですが、退職の意思を表明して一ヶ月近くたつのにリバウンドはなし。むしろ「最近、部下を信頼して任せられるようになった」ということでその上司、社内で評判が良くなっているのだそうです。彼の同僚も仕事がやりやすくなったとかで、職場の雰囲気も明るくなり、同僚からも「辞めるの辞めたら?」と薦められているのだとか。「そこまでされて辞めたら、オレすっごい悪い人間みたいじゃん」というのが彼の心境。それは辛いなあ。もし彼がそれでも辞めて、がっかりした上司が元に戻って、職場の空気も以前に戻ってしまったら、それもなんだか申し訳ない気がすると。イヤな奴には徹頭徹尾イヤな奴であって欲しいものです。
2007年10月03日
コメント(2)
バンババンバンと、仕掛けた本人が忘れていたのも含めて一時期にはじけてしまったようなこの一週間。いえ、いわゆる「爆弾」ではありません。いろんなところに提案していた企画が時を同じくして動き始めたという、めでたい話でございます。また特許屋さんに「何屋ですか」といわれそうですがこのところはもっぱらWebプロモーションの企画屋ですね。とりあえず次の連休の外車ディーラーのイベントは仕込み完了。プロのレーシングドライバーやレースクイーンも呼んでめったに見られないものをお見せしますからね。あとは当日のお天気。でもこれは祈るしかないし。それと某広告代理店とのタッグで某餃子屋チェーンの宣伝。これはワタシの「手持ちの駒」である大学生の皆さんに動いてもらおうかと思います。テレビCMなんか打たなくてもバイラルではやらせてやるけんね。任せなよ××餃子さん。2~3ヶ月先に小さくとも実がなればいいなと思っていたちょっとしたSEOサービスの企画は、なぜかリリースした翌日に一件受注でびっくり。まだ社内の事務スタッフにも説明してないのに。とはいえありがたい話です。商売の歯車というやつは、回り始めるとさほど力を入れなくても動くものだなあと実感。これが「仕事をしている」快感なんだろうなあと思います。新会社はワタシ以外のメンバーがじわじわと始動。くーっ、本当なら今頃はワタシも東京にいるはずだったのに。これもすべて売りに出しているマンションが売れないのが悪い。おっかしいなあ。ちょい築年数はたってますけど駅から近いわショッピングセンターは目と鼻の先だわ、来年には近くにシネコンまでできる一等地だってのに。となると諸悪の根源は不動産屋。ってワシはエリカ様か。専任契約も今月末で切れるし、新しい「売りのプロ」を探して頼んでみますか。あるいは自分でチラシ作って自分で売るか。時間さえあれば売ってみせますけどねえ。
2007年10月02日
コメント(4)
全13件 (13件中 1-13件目)
1