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帰国子女、というと「扱いにくい」というイメージを持つ人は
多いと思いますが、彼女はその一般的なイメージを軽く凌駕して
しまうほどの、すさまじく扱いにくいァメーリケンな女性でした。
名前を仮に「N女史」としておきます。

このN女史、どうもワタシの会社が自分の思っていたような会社で
なかったようで、とにかく不満気なオーラを出しまくっていました。
社長はわりと口のうまい人でしたから、面接でいいことばかりを
強調したのかも知れません。それにしても、入社初日に社長から
「外でもらった名刺がたまっているので整理してくれる?」と
頼まれて「それをなぜ私がしなければならないのですか」と
問い返したのには度肝を抜かれましたが。

その会社は室内の掃除を社員が当番制でやっていたんですが、
N女史は「意味が分からない」という理由で拒否。
仕事にしても、資料を綴じるのに「ホッチキスで留めて」と先輩に
言われると「ステイプラァのことですか?」と聞き返すなど、
こんな馬鹿どもと一緒に働いていられるかという気持ちは十二分に
伝わってきていました。

そんなある日、外から電話がかかってきてN女史が出ました。
そして思いきり慇懃に「お取次ぎいたします。少々お待ち下さいませ」
と保留にして、本場仕込みの発音をまじえてこう言ったんです。

「鈴木(仮名)さん、ハロウィンさんからお電話です」。

オフィスにいた社員は「へ?」と顔を見合わせました。
ハロウィンから電話って、鈴木さん何やってんの?と。
鈴木さん自身もいぶかしげに受話器をとったのですが、出てみると
知り合いからの電話だったらしく話は通じているようでした。
そして話が終わり、受話器を置いて一言。

「Nさん、今の『春野医院』さんから」

オフィスは大爆笑。
翌日、N女史は出社せず、そのまま退職してしまったのでした。





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最終更新日  2007年10月31日 14時32分28秒
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