中級 : 太い・細い・さぶ~



シーン1.

女子社員 : 「~さん、極太商店から注文のFAXが着ました。」

営業マン : 「どれ?見せて。 うわぁ~ふっとー、めちゃ太いわ」
        「粗利が10万も出てる。」

シーン2.

女子社員 : 「~さん、極細商店から注文のFAXが着ました。」

営業マン : 「ええっ、どうせまた細いんでしょ?見せて。」
        「なにこれ、送料もでないやん!!」


はいはい、もうお分かりですか?ここで太いと言うのは「大きな注文」とか「よく儲かった」という意味なんよ。
太い注文なら喜んで営業マンはお礼の電話して、大きな声で「ありがとうございました」というよね。
逆に細いというのは「細かい注文」「儲からない」って意味なんよね。他に「こしゃ」とも言うんよ。
1本・2本の注文で、送料も出ないような小さい注文なんで、「送料つけていいですか?」といちいち
聞かなあかんのよね。だから、新人に担当を振ったりするんよね。
でも、こんなご時世、こしゃな先でも大事にせんと会社はもたんのよ。キビシー!!


シーン3.

経理 : 「~さん、潰れ商事から入金がないんですけど・・・」

営業マン : 「ええ~っ、ちょっと待って、電話するわ。」
        「誰も出えへん! さっぶ~!!」


ここで言うさぶいは寒いんじゃなくて、「怖い」とか「危険」という意味なんよ。
得意先から決められた期日に入金がないのはこのご時世、凄いさぶいんよ。まして電話がつながらない
となると、オーナーが支払いする金がなくて逃げた可能性がある。そんときは真っ先に相手の会社や店に
行ってお金を回収せなあかん。営業は売るだけではなく、回収してなんぼ。お金の回収できない先には
物は売っちゃいかんのよ。

他にも関西人的にはギャグ言ったあとに全くウケないときにも「さぶ~」って言うね。
背筋が凍るようなことは「さぶ~」でOK!?


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