世界の航空機『ジェット機』



☆ボーイング Boeing☆

ボーイング707

ダグラスDC8と共に、ジェット第1世代を支えた代表機種です。4つのエンジンと尾翼の型がトレードマークでした。最近では貨物機として細々と活躍しています。

ボーイング720

ボーイング707を短縮した近距離タイプ。就航機数の少ない希少な機体でもあります。

ボーイング717

元々はMD95として開発がスタートした小型機。ボーイングとの合併後717としてデビューしました。

ボーイング727-100

ユニークな機体のラインが特徴的な3発機、ボーイング727。そのベーシックタイプが-100型で、日本の空でも長い間活躍しました。

ボーイング727-200

ボーイング727-100のストレッチタイプ。ストレッチしたためか、ユニークな機体のラインもスリムに感じられます。-100型とは第2エンジンの型も微妙に違います。
最近は活躍の場も減少しましたが、アメリカ国内や中南米などで活躍しています。

ボーイング737-100/-200

ジェット機史上最大のベストセラーとなったB737。-300以降の発展型も登場し、A320やMD80シリーズなどのライバルとの戦いの中でも、順調に生産数を伸ばし続けています。
ボーイング737-100/200は737のベーシックタイプ。最近は引退が相次いでいますが、まだまだ現役で活躍しています。

ボーイング737-300

ポスト727を狙って在来型の737をストレッチした737シリーズの進化型。A320やMD80シリーズなどの真のライバルはこの-300以降のタイプと言えます。外観では単に胴体を伸ばしただけでなく、エンジンや尾翼も大幅に変更しています。

ボーイング737-400

737-300の胴体をさらに延長したモデル。737シリーズではキャパシティーの大きいモデルです。

ボーイング737-500

製造中の737シリーズでは最小キャパシティの同機。-400の胴体を短縮したモデルですが、運航系統の共通化はもちろん図られています。

ボーイング737-600

次世代シリーズでは最小の-600。-500とほぼ同サイズです。

ボーイング737-700

次世代シリーズでは中間サイズとなる-700です。

ボーイング737-800

次世代シリーズでは最大の-800。-400よりさらに大きくなり、757に迫る座席数を誇っています。

ボーイング737-900

737シリーズ最大級の-900。

ボーイング747-100/-200

「ジャンボ」の愛称で親しまれる飛行機の代名詞的な機種、747。米軍のC-5輸送機計画で開発が始まり、結果としてC-5計画においてはロッキードに破れたものの、超音速時代に突入すると思われた民間航空界もコンコルド計画の失敗で失速し、亜音速機による大量輸送時代となりました。
もともと貨物機となる運命だった747も、思わぬ展開で一躍航空輸送の主役となり、全世界で活躍しています。基本モデルのデビュー後も、機体を短縮して航続距離を伸ばしたSP、足まわりを強化して日本国内線の大量輸送に貢献したSR、2階席を延長した-300、さらに航続距離を伸ばし今や世界のスタンダードとなった-400などの新たなバージョンがデビューしています。

ボーイング747SP

在来型のボーイング747の胴体を短縮し、その代わりに航続距離を伸ばしたタイプで、機体を安定化させるために、主翼や尾翼を延長しています。747-300、-400などが登場するまでは、航続距離の長い機体として活躍していました。現在、活躍の場は少なくなりつつありますが、中東では政府専用機としても活躍しています。

ボーイング747-300

在来型のボーイング747の2階席を延長し、SUD(Streched Upper Deck)ともEUD(Extended Upper Deck)とも呼ばれたタイプです。航続距離も伸ばしましたが、その後続機である-400の生産が早々と発表され、ある意味で中途半端であった-300の活躍の場は、飛躍的に広がることはありませんでした。
(-300型以外にもアッパーデッキを延長した747在来型も含めてあります)

ボーイング747-400

世界の飛行機のスタンダードとなった747の発展型。今や従来型の747に代わり、国際線のスタンダードとなりました。747シリーズとしては初めてグラスコクピットを導入し、航空機関士(FE)を不要とした同機は、2マンクルーによる運航を可能にしました。
外見上は-300同様に延長された2階席と、主翼の両端についたウイングレットが特徴ですが、2階席の短い貨物専用機-400Fや、ウイングレットのない-400Dというタイプもあります。

ボーイング747F


コンコルドなど、超音速機時代を前にした時代背景の中、開発の始まったボーイング747。超音速機時代到来の後は、余命を貨物機として過ごす運命を背負っていた機種でもありますが、結局コンコルド計画は失敗に終わり、亜音速機による大量輸送時代となりました。そのため、ボーイング747は国際線の主役を演じるようになり、貨物機という面よりも旅客機のスタンダードという面が強く印象づけられました。
 ボーイング747Fは、数多くある747ファミリーの中において全貨物型のタイプ。ある意味で本来の姿の747と言えます。-400を貨物専用にした-400Fもデビューしています。

ボーイング747-400F

今や世界のスタンダードとなったボーイング747-400の貨物機版。2階席は延長されていませんが、トレードマークであるウイングレットは装備されています。

ボーイング757-200

ボーイング747に続くハイテク機の開発の目玉として登場した757と767。この2機種を同時に開発することで1機あたりの開発コストを大幅に削減しました。そういう理由で共通点の多い両機です。767がセミワイドボディの2-3-2アブレスト(座席配置)を採用しているのに対し、757はナローボディである3-3アブレストを基本としており、ポスト727の路線も踏んでいます。
日本ではあまりなじみのない機体ですが、世界各地で活躍している757をご紹介します。

ボーイング757-300

B757-200をストレッチして開発されたモデルです。

ボーイング767-200

ボーイング747に続くハイテク機の開発の目玉として登場した757と767。この2機種のうち、セミワイドボディと称される2-3-2の標準アブレスト(座席配置)を採用したのがこの767です。
767-200は767シリーズの標準タイプ。日本では就航当初から日本航空、全日本空輸が採用したため、非常になじみのある機体で、拠点空港はもちろん、ローカル空港でも数多く見かけることができます。また、世界各地でも航続距離を伸ばしたERタイプなどが活躍しています。

ボーイング767-300

767-300は767-200のストレッチタイプ。日本国内でも数多くの機体が活躍しています。

ボーイング767-400

B767-300をさらにストレッチして開発されたモデル。主翼の端が後ろに反っているのも特徴です。

ボーイング777-200

ボーイング747-400に続くハイテク大型機、ボーイング777。双発機では最大のキャパシティと、ETOPS180の足の長さを武器に、ライバルのエアバスA330、A340と差を付けています。

ボーイング777-300

777-200を延長し世界最長の民間航空機としてデビュー。もちろん777-200同様ETOPS180の足の長さは健在です。

☆マクドネルダグラス McDonell Douglas

マクドネルダグラスDC-8

ボーイング707と共に、ジェット機創世記を支えた機種。日本の空でも大活躍しました。最近では騒音規制や燃費の問題などで活躍の場は縮小していますが、貨物エアラインなどでまだまだ活躍中です。
また、このDC-8シリーズは、その後マクドネルダグラス社の得意技ともなる機体の伸縮を繰り返した最初の機体であり、亜系も非常に多く、私もすべては把握し切れていません(^_^;)。

マクドネルダグラスDC-9

ボーイング737、A320などに対抗する小型ジェット機の代表機種。胴体の延長を何度も繰り返した機体でもあります。DC-9-80シリーズはやがてMD80シリーズへと改名され、DC-9系列は終わりとなりました。

マクドネルダグラスDC-10

尾翼についた第2エンジンがトレードマークのダグラスDC-10。同じ3発のライバル機、ロッキードトライスターに比べると生産期間も長く、マクドネル社との合併後も生産が続きました。現在は生産されていませんが、軍用のKC-10や、発展型のMD11にもDC-10の基本理念が生かされています。
DC-10には主に3つのタイプがあり、ベーシックタイプの10型、航続距離の延長とセンターメインギアを追加した30型、40型に大きく分けられます。30型はジェネラルエレクトリック製エンジンを、また40型はプラット&ホイットニー製エンジンを装備しています。40型は、ノースウエスト航空と日本航空しか導入していません。

マクドネルダグラスMD-81

DC-9から胴体のストレッチなどを重ねた発展型。当初はDC-9-80と呼ばれていましたが、社名変更とともにMD80へ変化しています。MD80シリーズには基本型のMD81、エンジンを換装したMD82、さらに燃料タンクを造設したMD83の3タイプがありますが、外観上は区別できず、また運航系統も共通となっています。このMD80シリーズをもとに、運航系統をグラスコクピット化したMD87、MD88なども活躍しています。

マクドネルダグラスMD-82

MD80シリーズの基本型であるMD81のエンジンを換装したタイプ。外観上は区別できず、また運航系統も共通となっています。

マクドネルダグラスMD-83

MD80シリーズの基本型であるMD81のエンジンを換装し、燃料タンクを造設したタイプです。

マクドネルダグラスMD-87

130人クラス機として開発されたMD87。DC-9/MD80シリーズで初のグラスコクピット機でもあります。

マクドネルダグラスMD-88
MD80シリーズの運航系統をグラスコクピット化したシリーズです。

マクドネルダグラスMD-90

DC-9からスタートしたMD80シリーズの最新モデル。運航系統をグラスコクピット化し、低騒音という特徴も備えました。

マクドネルダグラスMD-11

ポストDC10のハイテク機として開発されたMD11。ボーイングのB747-400のデビューから数年遅れはしたものの、その長距離性能を生かし、世界の多くのエアラインで活躍しています。
外観はDC10の基本スタイルを守りつつ、翼端にウイングレットを装備。機体長もDC10より長くなっています。

☆エアバスインダストリー Airbus Industrie☆

エアバスA300B2/B4

ヨーロッパ各国の共同製作で支えられているエアバスインダストリー。最初に開発されたこのA300も販売面では非常に苦戦していましたが、現在ではヨーロッパ、アジアをはじめ世界各地で活躍しています。A300-B2/B4はA300シリーズのオリジナルタイプで、後続機であるA300-600/600Rに引き継がれています。

エアバスA300-600/-600R

A300-B2/B4の後続機であるA300-600/600R。運航系統をグラスコクピットに変更し、エアバスインダストリー躍進の原動力となった機種でもあります。来日し話題を振りまいたベルーガもこのタイプの改造型になります。

エアバスA300F4/A310F

エアバス機の代表格、A300とA310の貨物専用型。貨物機としてはやや小振りなサイズですが、世界各地で活躍中です。

エアバスA310-200/-300

A300を短縮したタイプのA310。長距離飛行も可能で、多くのエアラインで使用され、スリーテンの愛称で親しまれています。

エアバスA319

エアバスインダストリーのナローボディー機種の代表であるA320、その胴体短縮タイプがA319です。運航体系などはA320と共通で、サイドスティックによるフライバイワイヤを導入しています。

エアバスA320

エアバスインダストリーのナローボディー機種。機体の長さに応じてA319、A320、A321などのバリエーションがあります。旅客機で初のサイドスティックによるフライバイワイヤを導入、その技術は大型機A330、A340にも引き継がれています。
エアバスインダストリーのナローボディー機種の代表であるA320、そのストレッチタイプがA321です。運航体系などはA320と共通で、サイドスティックによるフライバイワイヤを導入しています。

エアバスA321

エアバスインダストリーのナローボディー機種の代表であるA320、そのストレッチタイプがA321です。運航体系などはA320と共通で、サイドスティックによるフライバイワイヤを導入しています。

エアバスA330

A300を越える大型機の開発に出遅れたエアバスインダストリー。そのエアバスインダストリーから登場した大型機がA330、A340です。基本設計を共通にし、開発費を節約したため、エンジン数以外はほぼ同様のデザインとなっています。
A330は双発の中距離大型機で、B777同様、双発ながら洋上飛行も可能で、すでに多くのエアラインで導入されています

エアバスA340

A300を越える大型機の開発に出遅れたエアバスインダストリー。そのエアバスインダストリーから登場した大型機がA330、A340です。A340は長距離路線用機材として開発されたタイプですが、基本設計を共通にするなど開発費を節約したため、エンジン数以外はほぼ同様のデザインとなっています。

☆旧ソ連機☆

イリューシン18

かつての共産諸国のVIP機のスタンダード。現在でもわずかながら現役で活躍しています。

イリューシン62

イリューシン62は、東西冷戦時代の東側機のスタンダードとして広く使用された機体で、その後に開発されたワイドボディ機であるIL86の航続距離が短かったこともあり、IL86登場後も旧ソ連製長距離機として活躍していました。冷戦集結後は、東側エアラインも積極的に西側機を導入し、その活躍の場も少なくなりましたが、まだいくつかのエアラインでは現役として活躍しています。
外観上はイギリスのVC10と酷似した4発リアジェットタイプとなっています。

イリューシン76

旧ソ連製貨物機のスタンダード。BAe146を巨大化させたような特徴的なデザインが魅力的です。最初のモデルは4発機でしたが、その後双発機も登場しました。

イリューシン86

旧ソ連製のワイドボディ機。IL62の後継を狙った機体でしたが、同クラスの西側機と比べるとエンジン出力も航続距離も大きく劣り、活躍の場は広がりませんでした。

イリューシン96

IL86の欠点であった航続距離の短さをカバーした機種でもあります。外見上は傾斜のゆるい尾翼と、翼端のウイングレットが特徴です。

アントノフ124

IL76に引き続く旧ソ連製の大型貨物専用機。開発当初はシベリア開発用として活躍しましたが、今や世界中で活躍中です。

アントノフ24

旧ソ連製コミューター機の代表格です。

ツポレフ154

東西冷戦時代、西側機に対抗して旧ソ連製の旅客機が開発され、共産諸国のエアラインで活躍しました。冷戦集結後はその活躍の場も少なくなりましたが、まだいくつかのエアラインでは現役として活躍し、わずかながらも新造機も登場しています。
その中で、中・短距離機の代表格がツポレフで、Tu154、Tu134などが開発されました。ボーイング727に酷似した機体デザインが特徴であり、旧ソ連-ヨーロッパ間だけでなく、極東路線にも投入されました。冷戦後は、東側諸国にもボーイング737などの短距離機が導入され、活躍の場は減少しつつありますが、まだまだ現役です。

ツポレフ134

旧ソ連製小型短距離旅客機の代表格。就航当初は機首部分にナビゲーター席を備え、4マンクルー運航となっていました。冷戦終結後は西側機に活躍の場を奪われ、姿を消しつつあります。

ヤコブレフ40

東西冷戦時代に西側機に対抗して製作開発されたコミュータージェットの代表機種。条件の悪い空港での離発着に備え、足まわりの強い機種でもあります。

ヤコブレフ42

ヤコブレフ40に引き続き開発された120席クラスのジェット機。旧ソ連諸国などで地味に活躍しています。

☆その他ジェット機☆

コンコルド

 航空ファンのみならず、全世界のあこがれでもあるコンコルド。フランスのアエロスパシアルとイギリスのBAeにより共同開発され、数多くの受注を受けながらも、その経済性の悪さなどからキャンセルが相次ぎ、生産機数はほんの10数機に終わり、事実上の失敗に終わりました。しかし、現在民間機唯一の超音速機であり、その注目度はいまだに高いものとなっています。
定期便ではロンドン-ニューヨーク線などの限られた路線で活躍するに留まっていますが、チャーター便などの人気も高くなっています。

BAe146

イギリスの航空機製造メーカー、ブリティッシュアエロスペースの近距離用ジェット機。小型機としては異例の4発機であり、高翼機でもあります。高翼だけに景色も抜群です。日本でも地方都市で見かけることのできる機種です。最近はRJシリーズへ発展しています。

BAe111

ワンイレブンの愛称で親しまれた機体。晩年はルーマニアでライセンス生産され、ロムバック111と呼ばれています。

トライデント

B727とよく似た外観のトライデント。販売面ではB727と大きく差を付けられたものの性能面では決して劣っていませんでした。

VC-10

英国のVIP機としておなじみのVC10。イギリス製としては数少ない長距離機でもあります。

フォッカー28

先日会社そのものが倒産に追い込まれてしまったオランダの航空機製造会社、フォッカー。そのフォッカーの代表的なジェット機がフェローシップの愛称で親しまれるF28です。リアエンジンの双発ジェット機。でB737よりも1回り小さいクラスのジェット機として多くのエアラインで使用されていましたが、最近は後続機種であるF100にその座を譲りつつあります。

フォッカー70

フォッカー28とフォッカー100の中間クラスに当たるこの機体。ヨーロッパのローカル線を中心に活躍中です。

フォッカー100

フォッカーの代表的なジェット機がF28を発展させたF100。F28に代わり、多くのエアラインで活躍しています。

ロッキードL1011トライスター

現在は生産終了となった名機トライスター。同じ3発エンジンのライバル機、マクドネルダグラスDC10とはひと味違った魅力を感じます。エンジンもロールスロイスを採用し、DC10とは一線を画していました。近年は現役引退が相次いでいますが、まだまだがんばってほしいものです。

ロッキードL1011-500トライスター

通常型トライスターをドア1つ分短縮し、航続距離を稼いだタイプ。最近の長距離機登場の波に押され、引退が進んでいます。

カラベル

シュド社などフランスのメーカーが合併して設立されたアエロスパシアル製のジェット機。リアエンジンとおにぎり型の窓が特徴です。

メルキュール

ほんの数機しか売れなかった不運のジェット機。エールアンテールで数機活躍後、現在は博物館に数機展示されています。

カナダCRJ200

ヨーロッパを中心に活躍するコミュータージェット機。DC-9シリーズの代替機としても導入されています。

EMB-145

ブラジルの航空機メーカーエンブラエルのリアジェット機。

ドルニエ328JET

プロペラ機であるドルニエ328をジェット化したコミューター機。

その他ジェット機『コンベア880』

スピードの速かったコンベア

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YS-11
航空自衛隊






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