航空用語集№1

ここでは飛行機の用語で分からないことがあればきっと役に立つと思う用語を表示しています。
ここに表示している用語だけで大体の事は分かると思いますが、他にまだ分からないことがあったら、掲示板にカキコしてくれたらなぁと思います。
そのつど、ここに追加表示していきますので。


INS
慣性航法装置(Inertial Navigation System)のこと。ジャイロを使って、自機の加速度を検出、それを時間で積分して距離を算出する。通常1機に、2~3台装備している。現在では、これにコンピューターを組み込んで、経済的な飛行ができるシステムとして利用されている。


IFR
計器飛行方式(Instrument Flyght Rules)のこと。管制官の指示に従って行う飛行で、計器飛行(計器に依存して行う飛行)とは区別して使われる。現在の旅客機は大半がIFRで飛行している。


アクセス
空港とダウンタウンを結ぶ交通網。バス、鉄道などの公共交通機関を指すことが多い。


アッパーデッキ/アッパーゾーン
2階のキャビンのこと。これがあるのはボーイング747のみ。


アナシエイターライト
航空機の作動状況を乗務員に知らせるライト。緑はシステムが作動中であることを、またオレンジは故障が発生している事を示す。正常な場合は緑のライトが点灯する。/font>


アフターバーナー
ジェットエンジンで、推力を1時的に増加させるために、排気管に燃料を噴射してガスを再度燃焼させる装置。これによって20~30%の推力増加が得られる。離陸時や高高度への上昇時などに用いられるが、燃料効率が悪いために軍用機、超音速機などに限られて装備されている。


アプローチ
航空機が着陸するための最終操作を開始して、滑走路末端部分(高度は50ft)に到達するまでの段階をいう。進入。進入方式には、進入径路と降下経路の情報をえる『精密進入(ILSなど)』を進入径路の情報のみを与える『非精密進入(VOR、ADFなど)』がある。


アメニティーキット
ファーストクラスやビジネスクラスの乗客に無料で配られる。くしや化粧品、歯ブラシなどが入ったトラベルキット。コスメティックキットなどともいう。


アライアンス
航空会社間の大規模な業務提携。提携内容はコードシェアリング、発着時間の調整、マーケティング協力、ラウンジなどの施設の供用、整備・グランドハンドリングの協力、CRSの提携、座席販売や、予約管理の協力、マイレージサービスなどがある。アライアンスで代表的なのはユナイデット航空とルフトハンザドイツ航空を中心としたスターアライアンス、アメリカン航空とブリティッシュエアウェイズを中心としたワン・ワールドなどがある。


アライバル
到着のこと。あるいは到着便。


アルティチュード
飛行高度のこと。厳密にいうと、高度とフライトレベルは異なる。フライトレベルは、1万4000m(平均海面気圧が一気圧未満では1万5000m)以上の高度を飛行している時に使用するもので、常に平均海面気圧を一気圧として高度計(気圧高度計)をセットした時のものである。したがって、相対的な高度であっても、絶対的な高度ではない。


アンチスキッド装置
航空機のブレーキの聞き具合を調節し、急ブレーキをかけたときでも効果的なブレーキ圧が加わり、自動的にブレーキの機器を調整して滑りを防止する装置。


アントレ
メインディッシュのこと。機内食では通常、機内のオーブンで温めてサービスされる。


IATA
1945年、キューバで結成された世界の民間航空事業に携わる定期航空会社の世界的な団体。1979年10月に大幅に組織改正され、手続き会議(サービスと代理店に関する事項を討議)と運賃調整会議(通貨規則、運賃および関係規則を討議)の2つが設けられている。日本では日本航空、全日空、日本エアシステムなどが加盟している。インターナショナル・エアトランスポート・アソシエーションの略。


以遠権
航空協定を結んでいる相手国内からある地点から、第三国のある地点へ貨客を輸送できる権利。


ICAO
1944年に成立したシカゴ条約によって、国際航空の安全性の確保と国際航空秩序の監視のための国際管理機構として設立されたもの。全加盟国が参加する総会と、総会で選出された33ヶ国により構成される理事会からなる。本部はカナダのモントリオールで現在185カ国が加盟している。


E/Dカード
出入国カードのこと。機内ではキャビンアテンダントが配布する。E/Dはエンバケーション・ディセンバケーションの略。


E-GPWS(Enhanced GPWS)
GPWSの導入により地表や山に衝突する事故の発生件数は急速に減少したものの、機能上の限界から、現行GPWSでは防止しきれない衝突事故もある。これを改善するため、地表や山に異常接近したことを、従来のGPWSより早いタイミングで警報できるように改善したもの。


ETOPS(Extended Range Operation with Two-Engine Airplanes)
双発機で、緊急着陸が可能な飛行場から、エンジンが1基不作動になった状態でも巡航速度で60分~180分に相当する距離を超えた地域を飛行するために運航方式。


イノギュラルフライト
就航したばかりの新しい路線のフライトのこと。初便ばかりでなく、就航初期のフライトという意味でも使われる。


インターセクションテイクオフ
滑走路の端までタキシングせずに、滑走路途中から離陸すること。


ウィンシア
水平あるいは垂直方向に風向、風速の差がある現象。


ウェイクタービュランス
航空機の翼の上下面の圧力の差によって発生する気流も乱れ。大型機の後ろに顕著に発生し、場合によっては事故にもつながる。


ウエイト・アンド・バランス
実際に航空機に搭載する旅客、貨物、燃料等から重量と重心位置を求める。これが、ウエイト・アンド・バランス(ウエ・バラ)である。現在、この作業はコンピュータ化されているところが多く、正確な情報をスピーディーに算出できるようになっている。この情報により、使用燃料タンクや積載燃科量、貨物の積み方、飛行データ等が決められる。重要なデータの一つ。


ウェットリース
リース方式の一つで、機体、運航・客室乗務員ともリースする方式。日本航空の関西/ホノルル間などは、JALウェイズからのウェットリースで運行されているため、乗客はJALウェイズ機に搭乗する。


ウェルカムドリンク
飛行機が出発前、地上にいる間に乗客にサービスされるソフトドリンク、アルコール類などの飲み物。国際線のファーストクラス、ビジネスクラスでこのサービスが行われる。


上屋(うわや)
通関のため航空機から陸上へ、陸上から航空への貨物を一時的に置いておくところのこと。ランプ、外部の2面に面した位置に作られている。


エアボーン
離陸のこと。


ARINC
北米、欧州の主要航空会社と米国の自動車メーカーなどが株主となって設立された、軍事を含む航空通信分野で米国の国益を代表するふ営利団体。米国周辺のFIRの完成通信の中継などを行っている。


ASR
空港監視レーダーのことだが、エア・バンド・リスナー(ABL)の間ではアプローチコントロールやディパーチャーコントロールを総称してASRと呼ぶことが多い。


ACARS(エーカーズ)
空港デジタル・データ・リンク・システム(ACARS=Automatic Communications Addressing and System)として、必要な運航情報をARINCの通信網を介して航空機側から地上へ、または地上から航空機側へ自動的に提供するシステム。


ACL(Allowable Cabin Load=許容搭載量)
ぺイロード・リミット(許容有償重量)ともいう。安全確保のためには、飛行中の航空機が許容搭載重量内に収まっていなければならない。ACLは次のように求められる。
離陸許容重量 - 航空機重量と乗員重量 + 離陸時燃料重量



APU(補助動力装置)
航空機に空気圧、油圧、電力などを供給するため、推進用エンジンとは別に装備された動力装置。飛行中はあまり使用されないが、地上に置いては地上施設の援助なしに各系統の動力源とできるため、飛行機の地上停留時間を短縮させ、稼働率をあげることができる。大型旅客機は、ほとんどがAPUを搭載している。


ATK(ATM)
有効トンキロ(マイル)(Available ton-Kilometer(Mile)の略。航空運送の輸送力は輸送重量とその輸送距離をかけたもので表されるが、それぞれの航空機が供給できる輸送力、つまり積載能力は有効トンキロ(マイル)で表される。ACL(各区間の許容と搭載重量) × 大圏距離。


ATC
航空交通管制業務(Air Traffic Control Service)のことで、航空交通業務(ATS=Air Traffic Service)の一つ。フライトプランの承認(管制承認)。管制指示などを行うこと。ATCにはこの他に、飛行情報業務やけい警急業務などがある。


ABL
エア・バンド・リスナーの略。航空無線を受信して楽しむ人のこと。


SID
標準計器出発径路。離陸した航空機の上昇径路のことで、計器飛行する航空機は離陸後、管制から指定された径路で上昇する。空港ごとに目的地によっていくつかの径路が定められており。『…ディパーチャー』の名称で呼ばれている。


SR(ショートレンジ)
ボーイング747型機のバージョンの一つで、短距離用機体のこと。設計ペースは。-100型でこれを短距離用に改修している。改修点は、騒音低下のためのエンジンを回収、着たい構造の強化などで、特に脚回りは-200型に採用されているものと同じものを装備して、数多くの離着陸に耐えられるようにしている。なお、この機体を発注しているのは、日本航空と全日空だけで、日本の国内線用に開発されたといっても過言ではない。


SCD
サイド・カーゴ・ドアの略。貨物を搭載する場合に、簡単ですばやく行うために設けられたもの。ボーイング747Fでは、ノーズ・カーゴ・ドアと2種類のカーゴ用ドアの設置が可能になっている。


SUD
ストレッチド・アッパーデッキの略で、ボーイング747のアッパーデッキを延長したもの。現在は747-300と呼ばれることが多いが、日本の国内線で使用されている短距離用は-100B/SUD、また-200Bから改修したものを-200B/SUDと区別することができる。


FE
航空機関士。座席の前にある計器・スイッチ類でエンジンをはじめ、燃料、油圧、電気等の各システムが正常に働いているかどうかを監視している。客室の空調、機内圧、機内温度の点検もFEの役目。小型機には乗務していないが、ハイテク機であるボーイング747-400ではFEの役割をコンピュータ
が行うため、乗務しない。日本で就航している機種でFEが乗務しているのはボーイング747在来型、DC-10、A300B2/B4の3機種のみ。



FAA
米国連邦航空局。米国の航空行政を管理する政府機関で、日本の国土交通省航空局のようなもの。


エプロン
空港内において、航空機を駐機させ、旅客の乗降、貨物・荷物の積み降し等の出発準備を行うエリア。この中で、航空機一機ずつを駐機させる場所をスポットと呼ぶ。エプロンとランプは同意語として使われている。


FMS(フライト・マネジメント・システム)
フライト・マネジメント・システム(FMS=Flight Managemet System)は、PMSの機能をさらに充実・拡大させ、離陸から着陸までの全飛行領域に渡って飛行管理(航法、操縦、推力調整、誘導など)を自動的に行うシステム。FMSはボーイング767、エアバスA310以降に開発された航空機では標準装備となっている。


エマージェンシーデモ
フライトにおける緊急時のために、脱出の方法を乗客に説明すること。出発前の機内や離陸後巡航に入ってから行われる。従来はキャビンアテンダントがライフベストの着用法を実演することが多かったが、最近ではビデオによる説名が多い。


MCT(Minimum Connecting Time)
最低乗り継ぎ所要時間。空港ごとに定められている。


LR(ロングレンジ)
SRの登場によって、ボーイング747型機を短距離用と長距離用に区別するために使われているもので、長距離用を意味する。したがって、SRに対する他型式の総称と言える。ただし、SPは分けて言われることが多い。


LDコンテナ
Lower Deck Comtainerの略。下部貨物用コンテナ。


エルロン
機体の左右の傾きを制御するために取り付けられた補助翼をいう。現代の大型機では、主翼内側に高速エルロン、外側に低速エルロンと2種類のエルロンを装備するようになってきた。


OJT
On the Jeb Trainingの略で、職場内訓練のことをいう。訓練の最終段階で行われるもので、実際には職場の編成外ではあるが、仕事としては指導者のもとで、実務に近い仕事をいう。OJTを終了(合格)すると一人前として、編成内として仕事に就く。


オーバーホール
整備はいくつかの段階に分けて行われるが、その最終段階であるD整備のこと。飛行機を2~3週間ドックに入れて、分解して念入りに内部構造などを点検する。ただし、ボーイング747などの最近の機材ではオーバーホールを行わず、D整備の作業の大部分をC整備までに分散してサンプリング検査を行い、代わりにM整備、HMVという段階を設けている会社もある。


オーバーラン
滑走路の端に設定されている『過走帯』のこと。白いクザビ系の線が何本も引いてある場所。飛行機はこのエリアに進入しないように着陸する。


オブザベーションデッキ
空港に設けられている送迎デッキのこと。空港見学者のために開放(有料の場合もある)されているところが多い。


オープン
臨時便。一般にオープンというと、旅客の臨時便を示す。貨物臨時便はカーゴオープン。チャーター便とは異なるので注意。チャーター便との区別は一般にはできないことが多い。


オープン・エプロン方式
ターミナルビルから離れたところに航空機を駐機させて旅客の乗降を行う方式。


オープン・チケット
予約のされていない航空券のこと。


オープンスカイ
自由に路線や便数を設定できる航空自由化のこと。


オルタネート
代替飛行場を意味する。気象の変化、滑走路の閉鎖により目的空港に着陸できない場合を想定して、フライトプラン作成時に、代わりに着陸する空港が決められる。日本の国内線のように短距離の場合、オルタネートが出発空港ということもある。


カーゴ(Cargo)
貨物のこと。郵便物及び手荷物を除き、航空機で運送され、また運送されたあらゆる物品をいう。例外として、空港輸送状のもとに輸送される別送手荷物も貨物である。


カーゴ・アテンダント
航空機で動物やきわめて高価な貴重品。美術品等を空輸する場合、世話人として乗務する荷主または他の添乗員。


カーゴ・マニフェスト
貨物搭載目録。マニフェストは運送状番号、個数、重量、品目等が記入されており、入港の際、入港届とともに関税に提出しなければならない。


カスタマーコード
航空機メーカーが顧客を区別するために付けた符号。ボーイング社、ロッキード社(L-1011トライスターのみ)が用いられている。


貨物室
航空機の貨物を搭載するスペースのことで、その位置により上部貨物室と下部貨物室に分類することができる。


幹線
文字通り主要となる路線。国内幹線と言う場合には、札幌、東京、大阪、福岡、沖縄を結ぶ路線を指す。これ以外の路線でも最近では、地方空港の整備も進んで、ボーイング747クラスの大型機が一日に何便も飛行する路線もあるが、幹線とは呼ばない(準幹線と呼ぶことはある)


気圧高度計
高度が高くなるにつれて気圧が低下する現象を利用した高度計。標準大気状態における高度を示すように計器が目盛られているが、測定場所や時間によって指示高度に誤差が発生する恐れがあるので地上からその時の海面気圧の通報を受け、それによって補正するシステムが設置されている。この補正を行った高度のことを真高度と呼ぶ。


キックオフ・カスタマー
メーカーが新しい飛行機を発表した時、その機材を最初に発注した会社のこと。


ギブアウェイ
機内で乗客のためにいくつか用意されているお土産。国内線では子供用のもの。国際線ではファーストクラスやビジネスクラスで用意されている。


キャビン
航空機の客室のこと。キャビン・クルー(客室乗務員)など合成語としても利用されている。なお、コクピットとはよく対応する言葉として使われる。


キャビンアテンダント
客室乗務員のこと。かつではスチュワーデスとも呼んだが、スチュワーデスは女性にしか使えないのに対して、キャビンアテンダントは女性、男性どちらにも使えるので現在では一般的な名称になっている。


キャプテン
機長のこと。飛行機を操縦する人であり、機内では最高責任者でもある。


ギャレー
飛行機内に設けられた台所のこと。食事を温めたり、飲み物を作ったりする。国際線用機材と国内線用機材では、ギャレーの装備や大きさ、数などが異なり、それぞれのニーズにあったものとなっている。


QC型機(Quick Changeの略)
旅客座席を簡単に短時間で取り外し、貨物機に早替わりさせることができるタイプの航空機。航空会社ではこのQC型機を夜間及び早朝の旅客の少ない時間帯には貨物機に、昼間には旅客機として運航する。ただし、日本には現在、このタイプの航空機はない。


共同運航
2社以上の航空会社が航空協定により、経済効率を高めるために共同で運行を行うこと。機材、乗員はどちらか1社が担当(乗員については、パートナーの会社から何名か乗務することもある)し、営業活動等で協力する場合が多い。なお、運航は各社がそれぞれ行い、営業活動等で協力する『提携連航(プール・オペレーティング)』とは異なる。


クライム
上昇のことをいう。管制用語でよく使われるが、一般の会話の中で使われることもある。


グランド・ハンドリング
飛行機の地上支援業務のこと。飛行機の運航に必要な地上で行われるさまざまな業務をさす。現在では専門の会社が運航会社から仕事を受注して行うことが多い。日本最大のグランド・ハンドリング会社は日本航空系列のAGS。


グランドホステス
空港カウンターに置いて搭乗手続きを行ったり、登場案内等の接客を行ったりする航空会社の女性職員。ただし、空港によっては、航空会社のユニフォームを着ていても、航空会社が他の会社(関連会社を含む)に受託している場合がある。


クリアランス
飛行開始前や飛行中における次の段階への移行・変更等に際して、航空交通管制部により出される承認のこと。航空機は、このクリアランスを得ないことには次の段階へは移れない。


クーリエ・サービス
クーリエの語源は、もとはフランス語のCourrierから出たもので、日本語に直すと早飛脚、急便といった意味。書類や小型軽量貨物を飛脚のようにデスクからデスクへ、または手から手へ緊急に航空輸送するサービスのこと。料金はIATAの運賃体系と異なり、20kgぐらいまでの小型貨物を0.5kg刻みに細分化し、しかも発地から着地までの一切の費用はパック料金という形で含まれている。別にスモールパッケージ・サービス、パーセル・サービス、エクスプレス・パック・サービスなど呼称は会社によってまちまちなので、国土交通省ではこれらを『国際宅配便』という呼称に統一した。


クルー
乗員、乗務員。一便のクルーはコクピットクルー、キャビン・クルーで構成される。


クルージング
上昇と降下の一部を除いた定常的な飛行状態をいう。巡航。


形式証明
新開発の航空機やエンジンを実用化するためには、審査を受けて合格しなくてはならない。この審査を形式承認(米国では形式証明)といい、日本では国土交通省、米国ではFAA(米連邦航空局)が審査する。証明を得るためにはさまざまな試験が行われる。


ケータリング
航空機の機内食を供給する業務のこと。ほとんどの航空会社がケータリング専門会社に受託しているが、中には自社で行っている航空会社もある。


ゲート
空港の搭乗口のことで、番号(アルファベットとの併用もあり)が付けられている。搭乗券にゲート・ナンバーが書かれていることもあるが、乗客は指示された(またはは表示された)ゲートに、所定の時間前に行かなければならない。空港によっては、アルファベットも用いて、3A、3Bのように定めているところもある。(大型機で2か所の入り口を使用するときは、○Aが前方、○Bが後方座席の乗客用ということが普通だが、外国などでは、全く違う航空機に使用していることもあるので注意が必要。)


コア・エンジン
エンジンの中心部分。コンプレッサー、燃焼室、タービンの三つから成り立っており、ターボファンエンジンではさらにファンと駆動タービンが、ターボプロップエンジンではプロペラと駆動タービン、減速装置が加わる。ガス・ジェネレーターと呼ばれる。


ゴーアラウンド
着陸進入態勢の飛行機が、滑走路障害等の理由で着陸を断念し、再び上昇すること。この場合、滑走路には接地はしない。


航空運送状
荷送人により、または荷送人の代理によって作られる書類で、荷送人と航空会社が貨物の運送に当たって契約を結んだことを証明する書類。Air Waybill またはAir Consignmentという。


後退翼
翼の基準線(25%翼弦線)と機軸から直角に出した線とのなす角で、翼端は翼付け根より後方にある場合をいう。後退角は、空気力学上、高速性能を重視するジェット機では大きくつけれれている。しかし、最近の旅客機ではスピード性より経済効率を巡視するため、一時的に比べるとと小さな後退角となっている。


コードシェアリング
他社の運航する便に自社の便名もつけること。


コ・パイ、コ・パイロット
副操縦士のこと。コクピットではキャプテンが左の席、コ・パイは右の席に座る。コ・パイに前にはキャプテンと同じ計器が装備されている。


コミューター
100席以下の小型機による輸送。定期便と異なり、地上交通の不便な所や地形の関係で鉄道や道路の建設費が巨額になるところ、あるいは海上交通に頼らざるを得ないところ、大型機では輸送力が大きすぎる路線に、少ない投資で高速交通の恩恵をもたらすことができる。


コールドミール
機内食のうちで、温めてサービスしないものをいう。例えば、国際線でサービスされる軽食(パン、サラダ、フルーツ、飲み物etc・・・)などをいう。これと反対の意味で用いられるのは、ホットミール。


コンソール
気象レーダー、ゲッドセット、酸素マスクなどが収納されたキャビネット。機長席、副操縦士席の外側に設けられている。計器盤と混同されるが、基本的には異なる。


コンテナ
貨物輸送用に使われる箱型の容器。材質はアルミ合金、木材、化学材料、ダンボール、ファイバーボードなどいろいろあり、用途におおじ反復使用されるものと使い捨てのものがある。


コンパーチブル機
床の強度を増して、貨物便、旅客便のどちらにも使える機材。


コンビタイプ
貨客混載型のこと。メインデッキの一部を客室一部を貨物室として使用する機体。ボーイング747のような大型機では、満席にするほど需要がないという路線で、このコンビ方がよる利用されている。ヨーロッパ系の航空会社でも日本線に使用しているところがある。なお、これと紛らわしいものに、コンバーチブル機(貨客転換型)がある。


コンフィギュレーション
キャビンの座席は位置のこと。航空会社は、使用路線のニーズに合わせてクラス数や座席ピッチを決めている。したがって、同一機材でもいくつものコンフィギュレーションが存在することになる。このコンフィギュレーションは、一晩で改修できる機種もあり、同じ機体での翌日になると異なったコンフィギュレーションで飛行するということもある。


最大離陸重量
航空機が離陸する時、これ以下の重量でなければならないということで設定された重量。これは、機体の強度、離陸・上昇性能、安定性及び操縦性などあらゆる観点から検討されたもの。なお、スポットから滑走路までタキシングする間にも燃料は消費され、実際に離陸する時には最初に重量よりも軽くなる。したがって、スポットを離れる時には最大離陸重量より重い場合がある。


サイドスティック
操縦桿がパイロットの前ではなく、棒状で横についているもの。戦闘機にはこのタイプのものが従来からあったが、民間旅客機ではエアバス社のA320ではじめて採用された。。コクピットの空間が広くなるのが特徴。


CIQ
国際線が離発着する空港には必ず置かれている、税関(カスタム)・出入国審査(イミグレーション)・検疫(クアンティティー)の略。


CRS
コンピュータ・リザベーション・システムの略。コンピュータによる座席予約システムの略。


CRT
ブラウン管。新世代機はコクピットに数個のCRTを装備し、コンピュータの指示を映し出すことができる。これによってコクピット内の計器の数が大幅に減少した。


CAB
国土交通省航空局。日本の航空行政を管理している政府機関。


GAS
総販売代理店。海外で自社の販売活動を充実させるため、他のエアラインあるいは旅行代理店と総代理店契約を結び、窓口として行う場合が多い。


ジェットストリーム
中緯度(30~50度)付近、対流圏上部あるいは成層圏下部(約3万フィートくらい)に見られる。強い西風、特に冬場は、低い緯度まで現われ、しかも風速が早いため、航空機に運航に影響を及ぼす。このため、日本と北米間のフライトでは、日本発便のほうが短時間で運航できる。


CFMインターナショナル
アメリカのジェネラル・エレクトリック社とフランスのスネクマ社が共同で設立した航空機エンジン開発の国際共同企業。A320、B737などの装備エンジンであるCFM56を開発している。


ジェネラルアビエーション
民間航空会社の航空機、軍用機以外の航空機の総称。ビジネスジェットだけでなく個人所有の航空機も含まれる場合が多い。


GCA
空港監視レーダーと精測進入レーダーを使って、航空機を誘導する着陸方式。航空機の進入径路や高度は捜索誘導管制官の無線による。PARアプローチと呼ばれる。


SITA(シッタ)
1949年、ベルギーのブリュッセルに設立された民間航空の協同組合的組織。航空輸送に関する情報の伝達、、処理についての研究、運用を行うことを目的にしている。ARINCとともに航空通信業務の世界二大勢力。


シップ
期待のこと。シップナンバー(機体の登録番号、例えばJA9071)、シップチェンジ(なんらかの影響で、予定していた機体と同じ機種の、違う気体を使用すること)などの合成語もかなり使われる。


シートベルト
座席ベルトのこと。機内に表示されるシートベルト着用サインが点灯している時(上昇時、下降時、気流変化が激しいときなど)は、必ずシートベルトを腰の低い位置で、しっかりと締めなければならない。また、サイン点灯時以外でも、着席の時はシートベルトを締めておくべきである。


Cb
航空気象通報式において、積乱雲を表す。他にCu=積雲、St=層雲、As=高層雲など。


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