空港施設&滑走路

滑走路1

滑走路2

誘導路



 滑走路、エプロン、整備地区を結ぶ飛行機の通り道が誘導路。離着陸の少ない空港では滑走路とエプロンを結ぶ1本の誘導路があれば十分だが、離着陸回数が増えると飛行機の行き来も多くなるので、次のような誘導路が必要となる。

平行誘導路
滑走路上で飛行機が誘導あるいは旋回することによる時間の無駄を少なくするための誘導路で、滑走路と平行して設置されている。

脱出誘導路
滑走路に着陸した飛行機を速やかに滑走路から脱出させ、滑走路を次の飛行機の離着陸のためにあけるためのもの。普通は滑走路と平行誘導路の間を結んで設置される。とくに飛行機を高速のまま(時速60マイル)で脱出させるために設けられたものを高速脱出誘導路という。

旋回遊道路
平行滑走路のない空港で、離着陸回数が多くなって何らかの対策を必要とするときに、設けることがある。飛行機の迂回路あるいは待機場所として使用される。

ホールディング・ベイ
滑走路の入り口に設けられ、平行誘導路から離陸出発点に向かう飛行機が、離陸の許可を待ったり、エンジンのウォームアップを行う場所。また、平行誘導路が設置されていない滑走路では、原則として飛行機が方向を変えるための、180度回転部を設けることになっている。

滑走路3

滑走路



滑走路末端標識
飛行機は正常な状態の着陸であれば滑走との長さの60%の距離で停止できるように規定されている。ところが何らかのトラブルが発生した場合や、パイロットが設置点を誤って着陸した場合の安全を確保するため、滑走路の末端に飛行機のウエイトに耐えられる強度を持ったエリアを想定している。これがオーバーランエリアで、横断歩道のような白い平行線もしくはくさび状の平行線で示されている。
 オーバーランエリアの長さは空港によって異なるが、一般に60~100m前後。

指示標識
滑走路の両端、滑走路末端標識の内側に書かれている2ケタの数字のこと。滑走路の方位を示す。
 この数字は飛行機の進入方向から見て、磁北から時計回りに測った角度の10分の1の整数(小数点以下を切り捨て)としたもの。1ケタの場合は最初に0をつける。例えば240度なら24.61度なら1が切り捨てられて06となる。滑走路の両端の方位は180度異なるから、一つの方位が分かればもう一つの方位は18を足して簡単に割り出せる。飛行機が離陸や着陸の為に滑走路に入る時、機首の向いている方位と滑走路の数字が示す方位は一致していることになる。
 平行滑走路の場合は2本の滑走路の方位は全く同じで、指示標識の数字も同じになってしまうから、進入方向から見て左側から『L』(左)『C』(中央)『R』(右)問いうじが加えられる。4本、5本と数が多くなるとLCとRCが追加され、それぞれL・LC・RC・R・L・LC・C・RC・Rとなる。

滑走路中心線標識
滑走路の中心線を示す標識。破線で書かれている。

停止位置標識
離陸機が滑走路手前で待機しなければならない場合の停止位置。ILSが設置されている空港では大型機がグライドスロープの電波をみださないようにグライドパスアンテナの前にも停止位置標識がある。



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