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2008.12.09
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カテゴリ: 株式memo
 東京株式市場では日経平均が続伸。米国株高を受けて一時は上値トライの展開となった。しかし、テクニカルな節目にあたる8500円水準では戻り売りに跳ね返されて上げ一服となり、その後は方向感を失った。後場は上下100円に満たない狭いレンジ取引に終始。米政策期待の強さから、7─9月期GDP2次速報などが示した足元の実態悪は下値を売り込む材料にはならなかったものの、テクニカルポイントを攻める勢いをそいだという。

 東証1部の騰落は値上がり823銘柄に対し値下がり763銘柄、変わらずが125銘
柄となった。

 8日の米ダウ工業株30種は298.76ドルの大幅上昇。一時は9000ドル台を回復する場面もあった。オバマ次期米大統領による景気対策や米政府の自動車業界救済策など、米国の政策に対する期待が株価の水準訂正につながった。

 これを受けて、東京市場でもいったんは上値を試す展開となった。日経平均は、このと
ころ上値のカベになっている25日移動平均線(9日終値ベースで8415円91銭)を
上抜き、次のターゲットである11月28日の直近高値(8518円13銭)をトライ。
しかし、ここで上値を阻まれた。

 寄り付き前に発表された7─9月期GDPの2次速報値は、前期比マイナス0.5%。

待が強いため、GDPは下値を売り込む材料にはならなかったが、日経平均がテクニカル
な節目にさしかかっていたことから参加者は上値には慎重になった。「これまでは米国な
どの政策に対する期待が先行して足元の実態悪を素通りしてきたが、テクニカルな節目に
さしかかっただけにGDP2次速報も無視しきれないようだ」(インベストラスト代表取
締役、福永博之氏)という。8日に日経平均が400円以上上昇していることもあり、戻
り売りのほか短期筋の利食い売りも出て日経平均は伸び悩んだ。

 市場では「リーマン・ブラザーズの破たんを受けた10─12月期はもっと厳しくなる。
銀行が融資の回収圧力を強めているだけでなく、監査法人のスタンスも厳格になってい
る。今後は破たん企業も増えそうだ」(外資系証券)との声も上がっている。

 前場に8500円付近の上値の重さを確認したことで先物も上値を攻めにくくなり、そ
の後の日経平均は動意を失った。後場の上下レンジは100円に満たず、8300円台を

となった香港株もきょうはさえず、後場に発表された10月の景気動向指数CIは一致指
数が過去2番目の下げ幅と、上値をブレークする材料は見当たらない。

 市場では「米国の政策期待から上値志向は出てきていると思うが、一気に上値を取りに
いくほどの確信もない。商いの薄さもあってテクニカルな節目が抵抗ラインになっている。
先物も、8500円を抜けたらあらためて買えばいいというムードだ」(準大手証券)



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最終更新日  2008.12.09 17:59:22
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