C・ジャック・スパロウの親バカ通信

C・ジャック・スパロウの親バカ通信

りーちゃんの場合



2003.05.07 検診:Dr.ウ「うぅ~ん、まだですねぇ~予定通りでしょう」
        ところがどっこい夕方出血!ギャオッ!おしるし?心臓バクバク!
        今晩陣痛きたらヤバいじゃん!無痛じゃなくなっちゃうよぉ~!痛いの嫌だよぉ~!
        アミ~ゴの時、破水が先だったので判断付かず病院へ電話する。
        「痛くなってきたらすぐ来て下さい。痛くなければ明日外来へ来て下さい。」
        心臓バクバクしながら、アミ~ゴの保育園&生活用品一式の荷造りをして実家に行く。
        実家に着いても「今晩陣痛=無痛分娩じゃない!=痛い!」の方程式が頭をグルグル~!眠れなかった。。。
        う~ん小心者。。。
2003.05.08 朝一で外来へ。Dr.ウ外来当番ではないので若い先生に診てもらう。
        「う~ん、検診の刺激でしょ。まだまだですよ。予定通りでしょう。」
        本当だろうなぁ~!?無痛じゃなきゃダメなんだよ!自然分娩の心の準備してないんだからっ!!!
        ひっひっふぅ~練習してないんだからっ!
2003.05.12 無事恐怖の週末を超え、午後入院。
        前回の教訓「きなこ餡だんご」を活かしてランチは近所のドイツ料理。お腹いっぱい食べる♪いざ、出陣!
        入院手続きをしている間、それまで考えていたベビちゃんの名前をお~ちょが突然変更!?
         理由:「i」の字が入ってないから。
            他の家族はみんな「i」が入ってるから。
        突然の名前変更宣言に驚きつつ病棟へ向かう。
        う~ん、建物の古さは変わってない!
        けど設備は良くなった!噂では聞いていたが、シャワートイレになってる!わぉっ!
        そして病室はアミ~ゴの時と同じでベッドは向かい側♪
        「なぁ~つかすい~♪ココはモモちゃんのベッドだったなぁ~」
        なんてお~ちょと話していたら産婦服に着替えて処置室へ。
        「まず体重計りましょう」
        いっけねぇ~!忘れてた!!!いま、たらふく食べてきたんだー! と言い訳しながら計測。
        そして診察。
        ここから私の入院生活が思いも寄らない方向へ。。。
        なんとまぁ!水イボのせいで
        「個室に移って下さい」
        へっ?そんなオーバーなぁ~、タダの水イボじゃんよー!
        って、子供がかかる病気だっちゅーのっ!
        妊娠超初期(気づいてない時)にアミ~ゴの小児科でついでに水イボか確認したら
        Dr.ポ「図体ばかり大きくなって、子供と同じだなぁ~っ」
        はい、その通り。。。
        妊娠中期にはオッパイの周りにできちゃってDr.ウに
        「皮膚科に行って取って下さい。ウチの皮膚科空いてるから~」
        と言われ、アミ~ゴを連れ超ビビリながら取りに行った。
        けどその時まだ小さくて取りきれない水イボベビーが繁殖してしまっていたのだった。。。
        だってさ、オッパイあげるとき赤ちゃんに感染しちゃうから取ってこいっちゅ~話しだったんとちゃうのぉ?
        いざ出産って時に
        「一応感染病だから個室に。。。今、院内感染うるさいのよぉ~」
        え~っ!? 楽しい大部屋生活は!?個室だったら友達できなくなっちゃうじゃん!
        っていうか、まさか個室料金取らないでしょうねぇ~???←セコイ???
        看護婦さんに確認すると最初は、
        「2人部屋を1人で使うので半額出せますぅ?」
        なんじゃそりゃ? 明日パパと相談しますというと、夜になって
        「病院の都合ですから結構ですぅ。」
        そうでしょ、そうでしょ、そうこなくっちゃ!
        で、妹曰く
        「払いなよ、実際個室なんだし!セコイなぁ~!」
        でもさ、そんなことに2万払うならベビちゃんに使ってあげたいじゃん!
        で、水イボのせい(おかげ)で個室。さみすぃ~!!!
        と思ったけど、他の人は共同冷蔵庫、共同洗面所なんだけど、
        私はmy冷蔵庫&洗面台&ポットが付いちゃって、なんかちょっぴりリッチな気分♪
        が、but、しかーっし!水イボはかなりの制約もあって

         ・ベビーの世話は、何をするにもまず手洗いすべし
         ・トイレの後は必ず便座を消毒すべし
         ・シャワーの順番は最後で、シャワー後はナースステーションへ報告すべし
         ・授乳室への立ち入り禁止
         ・新生児を一度抱いたら、夜間新生児室での預かり不可

        とまぁ色々・・・うへぇ~面倒くさーっ!
        色々あるけど、一番やっかいなのは「夜間新生児室預かり不可」だよ~~~
        せっかくの新生児、ホワホワほっぺを沢山ムッチュしたいけど、それやっちゃうと夜も同室・・・
        これから嫌と言うほど夜寝られない日が続くんだから最初くらいは寝たい!けどムッチュしたい!

        ま、寝とこ。

        単純な私は寝る方を選択。
        さぁ~って、どうなることやら~~~。 9時消灯。
2003.05.13   出産当日。
        05:30 目が覚める。とりあえず身だしなみ。
           アミ~ゴの時のように陣痛室でパパに「ハナゲ出てるよ」と言われないよう最終チェック。
        06:00 あれ?陣痛促進剤来ないなぁ?
        06:30 アミコ遠足のため、実家に電話。
            「ママ、がんばってね~」なんて言われて
            『う~んアミコぉ~っ!』と叫びたくなる、が我慢。
        07:00 1回目の陣痛促進剤を飲む。
            これ飲むとどうなるの?ちょっと緊張。
        07:30 朝食が来る。
            朝食無しだってばー!空腹感はない。
            アミ~ゴの時のように内臓が雄叫びをあげる気配なし。
        08:00 2回目の陣痛促進剤を飲む。
            なーんの変化も無し。緊張ゆるむ。
        09:00 Dr.ウ検診。
            「あ~開いてきてますねぇ~。いいですよぉ~。」
           『パチンッ!』
           『ジャァージャァージャァージャァー*100』
            「あ~、破水おこりましたね、これで強い陣痛来ますよぉ~!」
            ?んっ?『破水させちゃった』じゃないのかい?
            と思いつつ、これがじゃーじゃーの破水かぁ~!体験できてちょっとラッキ~♪
            なんて思ってたりして♪
        09:30 病室に戻るとパパがきょとんと座ってた。
            お~、来たのかい!今破水しちゃってさぁ~なんて言ってるうちにどんどん陣痛が来た!
            来た!来た!来た!なつかすぃ~♪
            でも無痛だもんね♪すぐ陣痛室で麻酔打つんだもんね~♪余裕余裕♪
        09:35 陣痛室にて。
            「麻酔科の○○です。」
            自己紹介はいいから、早く打ってくれー!!!
            これが一番痛いんだから!恐怖なんだから!!!
            11kg太ったあのお腹なのに、
            「膝を抱えるように背中を丸くして」
            ?はぁ~?陣痛の痛さの中、んなこと出来ね~っ!と叫びたかった。
            無理だよ、靴下履くのだって大変なのに!アンタ、本気で言ってんの?
            そして注射。いや~っ、本当に痛かった!!!
            けど、これで陣痛とはオサラバ♪
            隣のベッドの人も
            「あ~、私も無痛にすれば良かった!」
            とダンナさんに言いながら、ヒッヒッフゥ~。
            そうでしょ、そうでしょ、何故にみんな現代医学の力を借りないのだ!?痛くないんだよ!
            な~んて考えてても、まだ痛みが消えないよ!?ん?
            来てるよ来てるよ、4分間隔で!痛いよ!まだ効いてないよ~!
            先生!全然効いてないよ!!!
            「これ、冷たいの感じますか?」
            はい!冷たいのも痛いのも感度良好よー!ヴァカーっ!早くどうにかしろっ!
            Dr.ウ「あ~、足の方には効いてるけど肝心なところに効いてないなぁ~、ベッドの頭下げてみて!」
               『ウィ~~~~~~ンッ』
            Dr.ウ「違うよ、頭だけだよっ!」
               『ウィ~~~~~~ンッ』
            Dr.ウ「違うよ、頭だけだよっ!」
               『ウィ~~~~~~ンッ』
            Dr.ウ「違うよ、頭だけだよっ!」
               『ウィ~~~~~~ンッ』
            Dr.ウ「違うよ、頭だけだよっ!」
               『ウィ~~~~~~ンッ』
            Dr.ウ「さっきから何をやってるんだ?君は!」

            それは、こっちのセリフじゃーーーっ!!!

            ただベッドが水平のまま上下してるだけ・・・

            ドリフかーーーーーーーーーーーーっ!?!

            結局枕かなんかを腰から下に入れて高さ調節。
            しかもその時頭が下がりすぎてベッドに当たって首が曲がったまま・・・きつい!
            けど、陣痛でそんなこと言ってる場合じゃない。
            パパは人ごとだと思ってベッドサイドで大笑い!アホッ!
            そんなドリフを見ているうちにあっという間に全開大!急いで分娩室へ!けど、まだ

            麻酔効いてないよーーーーーーっ!!!

            車椅子で、ふぅ~ふぅ~言いながら分娩台へ。。。
            「あ~、私も無痛にすれば良かった!」
            と言っていた人が一足お先に、ヒッヒッフゥ~ッの真っ最中!
            ぎょえーっ!このままでは私までヒッヒッフゥ~ッだ!早く麻酔効いてくれぇ~~~~~~っ!?
            「まだ効いてませんかぁ~?」
            効いてないよぉーーーっ!!!痛がってるのわかるでしょぉ~~~!?
            あっ、アミ~ゴの時の助産婦さんだ♪
            なんてこんなところは冷静だったりして。。。その助産婦さんが
            「もぉ~っ!先生これしか麻酔してないのぉ?もっと打ってよ~これじゃ効かないよ~!
             先生!○○cc?ml?打ってあげて下さいよ~!」
            なんだか知らないが、その倍打ってくれっ!
            そんなやりとりの間も意に反しての「ヒッヒッフゥ~ッ」はツヅクのであった・・・
            「はい、やめてぇ~、のがして~のがしてぇ~」
            だからっ!痛みを「のがして~」はこっちのセリフ!麻酔しろっ!!!
            「はい深呼吸~待ってねぇ~~~イキみたいのわかるけど、我慢してねぇ~!」
            ---モォ~ワケワカンナイ---
            お隣では、
            「はいっ、頭出てますよ~!もう少し!頑張って!はい!はい!はい!」
            「おぎゃぁ~~~~~~っ♪」
            「はい生まれましたよ~男の子ですよ~大きいですよ~」
            「ありがとうございましたぁ~」
            あ、お隣生まれた!いいな~!陣痛からの解放!!!
            「はい、息が続く限りイキんでねぇ~!」
            おりょ、今度は私の番だ!ん???もしかしてお隣さんが生まれるのを私は待ってたのきゃ???
            何で隣を待たなきゃいけないんだーーー!!!痛いのにぃ~~~!!!
            陣痛の間にDr.ウ
            「何gだと思う? 私は3200!」
            何を考えているんだ?こんな時に勝負師魂に火がついた!
            うぅ~~~ん、3~ 3400!(これでどうだっ!てやんでぇいっ!)
            Dr.ウ「3400はいらないよ~!3000あれば十分だよ~!」
            助産婦イ「先生っ!400gだけ置いてこれませんよっ!」
            陣痛の合間の余裕のある私は調子こいて助産婦さんに
            イさんですよね?アミ~ゴの時もお世話になったんですよ~しかも駅で良く見かけますよ~
            一同「はははぁ~~~っん♪」
            なんてバカなこと言ってるうちに陣痛が現実へと引き戻す・・・
            「はい、頭出ましたよ~!見えるでしょ~!」
            はへっ?見れるわけ無いじゃん!どうやってよ?
            ところが次の陣痛の波が来る直前見えたノダ!
            ん~~~???確かに見えた!で、ベビちゃんの体は今どういう状態よ???
            やっぱりわけわからーーーん!!!
            「はい!あと一息っ!!!」
            『おんぎゃぁ~~~~~~~~~~~~っ♪』
            「はい!生まれました!女の子ですよ!色白ですよ!二人目なのに~!」
            ん?二人目は色黒が定番なのかい?
            「じゃぁパパに抱っこしてもらいましょうねぇ~」
            えっ?私が先じゃないんかいっ!?
            助産婦イに連れられていきなり廊下に行ったベビちゃん!いいのか?アミ~ゴの時と違うなぁ~
            その後、私のところに来てずぅ~~~っと抱っこ♪
            『アミ~ゴそっくりじゃん!これじゃぁ双子を5年の時差出産だよっ!』
            でも赤ちゃんってすごいね、生まれてすぐ抱っこされてて泣かないんだよ。じーっと見てる。
            何考えてるんだろう?3才頃になったら聞きたいな。この瞬間を覚えていてね♪
            それにしても新生児ってなんて『ほわほわ』なのぉ~っ♪ほっぺ、さわりまくりよ~~~♪♪♪
            しあわせ~な世界に完全にどっぷりと浸っていると助産婦イさん現れて
            「何か飲みますか?パパさんに頼んできますよ。」
            おぉ~そりゃサンキュ♪昨日のレモンのやつって言って下さい。
            「昨日のレモンのやつ っていえばわかるのね?」
            そして昨日レモンのやつが登場!それをみた助産婦イさん、
            「これが、昨日のレモンのやつなのね~」
            そうなんですよ、メッチャ美味しいですよ~下の売店で売ってますよ~
            「うっそ!? 見たこと無い! 買ってこよう!!!」
            なんて和やかなんでしょう。陣痛はどこいっちゃったんでしょう?
            ん?本当だ!会陰縫合も全然痛くなかった!ってことは、ホントの最後の最後だけ麻酔効いたのか?
            まじかよ~!これで+3万円かよ~!
            そしてベビちゃんを連れて行かれちゃうと陣痛室は暇すぎ。。。
            そして恐怖の「後陣痛の夜」に突入するのであった・・・





  ツヅク・・・

2003.05.14   出産翌日。
        新生児室のガラスにへばりついて写真撮ったりムービー撮りまくってたら
        「ぐるーちょさん、二人目だし同室しちゃいましょうよ!」
        と声をかけられ、だって夜間がぁ~寝たいしぃ~とダダこねる。。。アホアホママ・・・
        「夜間大変なときは預かりますよ、『ナースステーションで』」
        あ、やっぱ新生児室じゃないのね。。。でも預かってくれるなら、なら、なら、なら、、、
        あのほっぺに一刻も早くムッチュしたい!!!
        ということで、いきなり翌日から24H同室になったのでした。



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