穏やかな爆弾

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ターコ@ Re:はまる男 はまりましたか…(笑)男の人は、たまにある…
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Oct 11, 2004
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カテゴリ: 声がなくなるまで
※ 連作です。前編を読んでない方は  こちら  からどうぞ。




「・・今、なんて?」

「痛風です。」

「つ・・痛風?
 痛風って・・あの
 おじさんとかが罹る病気ですよね。
 なんで三十路前の僕がそんな病気に・・。
 は!まさか!ウチの父が痛風を患っているのですが


「しますよ。」

「呪わしきは血か!?血なのか!?」

「いえいえ・・血液検査の結果を診るにそれだけではないようです。」

「は・・はい!?」

老医師曰く。
一昔前は、中年男性特有の病気のように思われていたようですが
最近では女性や、若い年齢の人たちにも
多くその症例が見られるようです。

痛風にかかる要因。

 ・遺伝的要因
 ・食物的要因(肥満・プリン体の大量摂取)

 ・ストレス
 ・激しい運動
 ・その他の要因。

なんてことでしょう。

確実に三つ以上は、当てはまっちゃってますね・・僕。


なんでも、一度発作が出てしまうと
完全に治すことが出来ない不治の病だそうで・・。
死ぬまで尿酸値を下げる薬を飲み続けないといけないそうです。

しかし、発症してもピンピンしている
うちのオヤジの姿を見てますから
取り敢えず、今日明日に死んでしまうような
怖い病気ではなかったので少し安心致しました。

未知の恐怖から開放され、安堵のため息を漏らす僕。

その落ち着いた表情を見て取ったのか
老医師は「安心するのはまだ早い」と
眼鏡の端をキラリと輝かせ、返す刀で撫で僕を斬りにします。

「まぐろさんはお酒好きでしょ?どのくらい飲まれますか?」

ちょうどこの時期。
仕事を辞める辞めないなど、色々考える事が多すぎて
お酒を飲まないと満足に眠れない日々が続いていました。
いつもなら、睡眠前に缶チューハイ2・3本を
寝酒にしていたのですが・・。
この数週間は、量・質ともに呆れるほど
摂取していたのは確かです。

「とにかく、飲み過ぎです。
 痛風の直接的な原因となる尿酸値の値が常人の3倍はありますね。」

「さ・・三倍・・。」

「その他にも、肝臓の数値もとんでもないことになってますよ。
 このまま、今の生活を続けるとどうなるか
 教えてあげましょうか?」

「・・は、はい。」


「肝炎」

「ぐふ!」



「肝硬変」

「げふ!」



「肝癌」

「ぐはっ!!」



「・・死にますね。このままだと。」

仮にも命を預かるお医者さんが「死ぬ」なんて
軽々しく口に出しても良いものなのでしょうか?
しかし、白衣という名の権威を羽織った死神に死の宣告をされるのは
想像を絶するほどの恐怖でした。

「せ・・先生!助かる手立てを~!!」



老医師のアドバイスは

 とにかく、お酒を断つこと・・。

 そして脂系の食べ物を極力減らすこと・・。

 大切なのはこの二点だそうです。

この瞬間から、僕の涙ぐましい努力の日々が始まりました。

お酒は好きですが、飲まないと耐えられないほど
溺れてはいないので、禁酒は全く問題なかったのですが
(と言ってもストレスは溜まる一方でしたけど)
困ったのは、食事制限です。
元来、肉食獣の様な生活を続けてきた僕にとっては
お肉を食べられない現実は、何にもまして苦痛であります。
焼肉屋の前なんて通る度に、厨房に闖入したい衝動に駆られました。

しかし、こと命に関わる事となれば
背に腹は帰られず
インパラのように草をもしゃもしゃ食べて
空腹を紛らわせる生活が一週間も続きました。

月日は流れ・・。

再検査の日がやって参りました。

げっそりとこけた頬を携え、血液検査の結果を待つ僕の目には
待合室の人の波が、肉屋さんに見えました。
ああ・・食べたい。
肉を食べたい。
もはや、カリバニストとなんら遜色がありません。

待つこと数分。

看護婦さんに呼ばれ、食欲魔人の妄想を切り離し
前回見てもらった老医師の待つ診察室へと向かいます。

結果・・。

数値は正常値に!!

やった~~!!

我慢した甲斐がありました。

早速、老医師にこの1週間。
断食僧の様な生活を送ってきた事を報告します。

「先生!先生の仰った通り!
 あれ以来、肉も酒も、一切断ちました!!
 そのお陰ですね!!」

てっきり誉めてもらえると思っていた僕は
老医師が次に発した科白に愕然とするのでありました。

「君・・。

 やり過ぎ・・。」

「はっ!?」

「そこまでしなくても良いんだよ。
 数値も急を要するほどの値じゃないんだし・・。
 週に2度ほど休肝日を設けて
 肉類も少し減らす程度で充分だから・・。」

「さ、さ、先に言え~!!」

そんなこんなで・・。

痛風と言う、世間的にはとても不名誉な
不治の病を患ってしまった僕でした。
幸いにも、その日以来
顕著な発作は出ていません。
実家に帰って、食生活が安定したおかげでしょうか?
引っ越しのゴタゴタで、薬を飲まなくなってしまったのですが・・。

出来るなら、あの一日が間違いであってくれたらなぁと思う
今日この頃です。





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Last updated  Oct 13, 2004 11:19:15 PM
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Re:【声】 治らない病(後編)(10/11)  
サク♪ラ  さん
我が家ではビールか発泡酒がメインなので、プリン体カットの商品を選んで飲んでいます。

カツオのお刺身もプリン体が凄く多いみたいですね・・・カツオのお刺身が大好きで、毎日食べていた時に知ったのでショックでした。

気にすると食べる物がなくなってしまい、今度はストレスでという事になりそうですね。

私の母は糖尿病で心臓が悪くて2年前に大きな手術をしたんですが、その後の食事制限が大変でストレスが溜まると言っています。

最近では普通に食事をしていますが、病状も安定していて、やっぱり普通にしている方が体に良いと勝手に決め付けていますが、そのほうが良いのかもと思う今日この頃です!

休肝日って必要みたいですね。
お酒の量を減らすより週1回飲まない方が効果があるみたいですね。

我が家でも日曜日は休肝日と決めていたんですが、いつの間にか無くなっていました。

病院の先生って本当に大げさですよね。
患者を気遣ってなんでしょうが、私も何度も騙されて?います!

(Oct 14, 2004 09:08:12 AM)

TO サク♪ラさん   
まぐろ泥棒  さん
あれだけ毎日の様に飲んでたお酒が、実家に帰ると
全く飲まなくなってしまいました。
故に、只今、毎日が休肝日状態です。
それだけ当時のストレスは半端じゃなかったのかな~
実際、眠れなかったですもの・・。

食事制限。
確かに、結構ストレスになりますね。
食べれない!と思うと、余計に食べたい!という欲求が湧き出てきて
人間って面倒臭いように出来てるものだと実感します。
最近は、10キロダイエットのお陰か
僕の場合、あんまり食べなくても平気になったので、健康。健康です。

あのお医者さん流のショック療法だったのでしょうかね?
でも「死ぬ」って言われると、そのショックで死んでしまいそうでしたよ(笑)
ま・・本当に死に至る病の場合、軽々しく口にはしないんでしょうけど・・。 (Oct 14, 2004 09:16:17 AM)

おそろしかぁ  
うのん@  さん
やばい・・
やばいです。

それって足とかの場合もありますか?
昨日から原因不明の痛みに襲われてるんですが・・・

もしや私も・・・
怖いよぉ~

お酒・肉減らしてみます。 (Oct 14, 2004 12:50:32 PM)

TO うのん@さん  
まぐろ泥棒  さん
どどどど・・どうなんでしょうね。
痛風の発作は、足にも出るようです。(むしろ足が多い?)
でも、発作が始まると一日ぐらいで痛みのピークに達するそうなので
昨日からなら、大丈夫かな?
歩けなくなるほど痛くなったら、そうだと思いますので
病院へ行ったほうが良いです。 (Oct 14, 2004 08:33:04 PM)

Re:【声】 治らない病(後編)(10/11)  
★SAO★  さん
うわぁ、怖い。怖いぃ。
SAOには当てはまる項目が少ないので、少し安心。

でも、痛いんですよね。
風が吹いても痛むというから『痛風』だと、某まんがで読みましたが。

ウチの親は健康オタクなので、幼い頃から○○エキスなんぞを飲まされていました。
そんなん飲んでも、私の病気は治らないんだけどなぁ。
ついでに すぐ薬を飲まされて育ったので、薬物依存です(><)

今の健康の秘訣は、やはり飴くんですか?
(Oct 16, 2004 09:51:47 PM)

TO ★SAO★さん   
まぐろ泥棒  さん
女性は尿酸値が男性に比べてかなり低いので
よほどのことがないと発病しないと聞きました。
多分、普通に生活してると一生無縁の病気だと思いますよ。

風が吹いても・・確かにそうかも・・。
箪笥の角に足の小指をぶつけると、かなり痛いですが
同時に笑いもこみ上げてきますよね。
しかし、この痛みは何処をとっても笑える要素はありませんでしたね。
唯一、この歳で痛風と診断されたときに笑えたぐらいですか・・。(泣)

○○エキス・・。
なんか色々、○○の部分に当てはめてみると
物凄く怖いことになってしまいました・・。
僕の頭が歪んでます。

飴・・どうなんでしょうね。
早寝早起きは板についてしまいましたけど・・。
個人的にはもう少し寝て痛いかな?(笑) (Oct 17, 2004 07:25:47 AM)

痛い風。  
ていさつ機  さん
痛風・・・じつは、私と距離の近いところに居ます。
その患者さんもまだ30代なのですが、杖をついて歩いてます。
美味しいもの大好きな人には、辛い病気ですよね。
特に症状が出ていないまぐろさんは、「一病息災」で過ごして行けそうですね。
まるっきりの健康体な人よりも、症状の穏やかな病気を一つ抱えているほうが、健康には気を使います。
(Oct 17, 2004 09:42:37 PM)

TO ていさつ機さん   
まぐろ泥棒  さん
杖を突いて・・ってかなり重症な方ですよね。
まぐろは発作もなく、のほほんの毎日を送っていますが
同じ病気でも、そんなに症状って違うんですね。
僕も、もう少し節制しなければ・・。

この病、発作の出ないときは全く普通の状態と変わらないので
結構、性質が悪いです。
こうやって「平気平気」と思っている間にも
合併症の進行が音もなく近寄ってきて・・。
気付いた頃には・・ってことも多々あるそうです。

「一病息災」肝に銘じておかないといけませんね。 (Oct 17, 2004 10:17:20 PM)

Re:【声】 治らない病(後編)(10/11)  
ウチのご近所でも痛風の方が何人かいる、と母が言っておりました。
先日、実際に痛風にかかっている方とお会いしましたが
とってもお元気そうでした。
やはり、プリン体の多く含まれる物はとらないなど
食事には気を使っているそうです。

まぐろさんはお酒もお肉も断って頑張ったんですね。(涙)
そのかいあって数値が正常値!
バンザ~イ・バンザ~イ♪
で・も、油断は禁物ですよ~。
発作がでていないときこそ、気をつけないと!

私は、大丈夫だろうと思っていた部分が
長い時間かけて、じわりじわりと症状が進行していたようです。
特に痛みもなかったので、そのままにしておいたので…。

気になる持病などあったら、特に症状がなくても定期的に
診てもらうことをオススメしますよ~!

でもお医者さんよりも何よりも
いまの、いちばんの薬はあめくんですね♪
これからもあめくんと一緒に元気でいてください。(^^) (Oct 22, 2004 06:11:15 PM)

TO  ピロッキーさん  
まぐろ泥棒  さん
そうなんですよね。
数値が戻って痛くも痒くもなくなると
結構暴飲暴食してしまいそうになります。
実家に帰ってストレスをあまり感じない生活をしているので
お酒は全く飲まなくなりましたけど・・。
ああ・・なんで近くに焼肉屋さんがあるのでしょう。
今日もお肉が僕を呼んでいます・・。

勿論、控えていますけどね(笑)

自覚症状があまりないと放置してしまう事って
多々ありますね。
気が付くと何かとんでもない事になって後悔ってのが
一番怖いことかも・・。
僕も掛かりつけのお医者さんを作っといたほうがいいのかもしれません(汗)

飴のお陰で、原因となるストレスはかなり緩和されております。
そういう意味では、飴は薬ですね~♪ (Oct 23, 2004 03:39:51 PM)

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