＊クラりん・佐和くん日記＊

すべては1860年代初頭、薩摩藩士が英国人商人を斬り殺した生麦事件から始まった。事件をきっかけに、英国は自国民を保護するための軍隊を日本へ派遣したが、その中にたまたまラグビー好きが交じっていたのだ。

　日本ラグビーの黎明期を研究しているマイク・ガルブレイス（Mike Galbraith）さんによれば、記録に残っている日本初のラグビーの試合は1863年で、ラグビー発祥の瞬間として有名な、ラグビー校（Rugby School）の学生ウィリアム・ウェブ・エリス（William Webb Ellis）が「ボールをわきに抱えて走った」ときから40年の開きしかない。

ラグビーW杯日本大会では、7万人超のファンが決勝の舞台・横浜国際総合競技場に集結するだろう。しかし、その中にこの国のラグビーに150年を超す豊かな歴史があること、世界最古のラグビークラブの一つが日本にあることを知る人は多くないかもしれない。 #RWC横浜 #RWC2019 https://t.co/LKpMvedqxo

— AFPBB News (@afpbbcom) 2019年10月18日